2011年1月31日月曜日

私のPC環境(2)ディスプレイアームの利用

こんにちは。渡邊です。

前回の続編として、今回は私の会社でのPC環境をご紹介します。

会社では、長いときは一日10時間以上PCに向かうこともありますので、
自宅以上に、目や体に負担をかけないように工夫しています。

【メーカー・型番】
パナソニック Let`s note CF-Y7
EIZO L997(液晶ディスプレイ)
ディスプレイアーム

【OS】
WindowsXP

【特徴】
私の使い方の特徴は、ノートPCに外付けの液晶ディスプレイをつなぎ、
その液晶ディスプレイを「ディスプレイアーム」という製品で支えていることです。

ディスプレイアームを使うと、液晶ディスプレイにもともと付いているスタンドを使うより、
はるかに自由に位置調整ができます。
ディスプレイの位置を顔の正面くらいまで高くすることもできますので、
視距離が短く、ディスプレイに目を近づける必要のある私でも、楽な姿勢でPCを使うことができます。
また、ディスプレイを高くすることで、
ディスプレイの真下に手やキーボードを置くスペースができます。
私は、キーボードがディスプレイの真下よりやや後ろにくるように設置して、
ディスプレイの下に手を入れるような格好でタイプしています。
普通は、一番手前にキーボードがあって、その後ろにディスプレイを置くと思います。
これだと、ディスプレイに目を近づけようとするとどうしても前屈みの姿勢になってしまい、
長時間PCを使っていると背中が痛くなるなど負担が大きいのです。
でも、ディスプレイアームを使って、
一番手前にディスプレイ、その後ろにキーボードという順にすれば、
とても楽な姿勢でPCを使うことができます。
写真を添付しますので、実際にどんな感じになっているのかご覧ください。
その気になれば、椅子にふんぞり返るような姿勢も可能です(笑)。

なお、私の会社では、帰宅時にPCを施錠できるロッカーに保管するルールになっており、
社員に配布されるPCは全てノートPCになっています。

IMG_9006.JPG IMG_9004.JPG

ディスプレイアームは、私が使っているEIZO以外にも、
いろいろなメーカーから発売されています。
液晶ディスプレイとディスプレイアームをつなぐ部分は“VESA”という規格があり、
この規格に適合した商品であれば、どのメーカーのものでも付けることができます。


【液晶ディスプレイの選択基準】
液晶ディスプレイの選択でも、見やすさや目の負担が大きく変わってきます。
これも個々人の見え方・障がいの状況によって違うと思いますが、
一般的には、明るく、コントラストの高い液晶を見やすい、と感じる方が多いと思います。
ただ、長時間使う場合、明るくコントラストが高ければ良いというわけでもありません。
私の場合、明るくてもギラギラした感じだと、長時間見ているとかなり目が疲れます。
また、液晶には表面がツルツルのグレア液晶と、光沢を抑えたノングレア液晶があります。
これも私の場合ですが、ぱっと見の美しさや短時間PCを使う場合の見やすさはグレア液晶が、
長時間使ったときの目の負担の少なさはノングレアが優れていると感じます。
というわけで、会社では、ノングレアでギラつきも非常に少ない、EIZOのL997という製品を使っています。
この製品は目の負担が少なく、大変満足しているのですが・・・・
個人で買うにはお値段が・・・・かなり高い!

自宅のPCはディスプレイ一体型なので、あまり選択の余地は無かったのですが、
自宅では長時間続けてPCを使うことが無いので、
ぱっと見たときの視認性の高さを重視して、
明るくコントラストの高い液晶が付いた製品を選びました。
光沢のあるグレア液晶です。

【画面拡大ソフト・音声読み上げソフトについて】
会社では、画面拡大は「ZoomText」、音声読み上げは「JAWS」を使っています。
会社のPCはWindowsXPなので、
標準添付の「拡大鏡」アプリは、
全画面の拡大ができないなど使い勝手が悪いため、
別途「ZoomText」という市販のソフトを購入して使っています。
前回ご紹介したWindows7の拡大鏡と比較すると、
「ZoomText」で拡大したときの方が、倍率を上げたときの文字のにじみが少ないように思います。
また、「ZoomText」は、画面拡大だけでなく、
マウスカーソルを蛍光色にしたり巨大にしたり、
画面を白黒反転させるなど、さまざまな機能を持っています。

音声読み上げの「JAWS」は常用はしていませんが、
長い文章を読む際に目の負担を軽くするために使っています。

皆さんはどのような環境でPCをお使いでしょうか?


記事中で紹介した商品は以下(Amazon.co.jp)にてご購入いただけます。
こちらでご購入いただくとご購入金額の一部が“viwa”の活動費になります!
なお、当記事はあくまでも筆者の見え方に適した製品を紹介したものです。
見え方は個々人で異なりますので、どなたにでもお勧めできるというものではありません。
 


参考:私のPC環境(1)23インチ液晶一体型デスクトップ
http://www.viwa.jp/article/182633041.html

2011年1月28日金曜日

<2/5視覚技塾情報>Co-Co Life編集部より、 協賛いただきました☆

皆様

viwaの奈良里紗です。

��月5日(土)の視覚技塾に
Co-Co Life編集部(http://www.co-co.ne.jp/)
から協賛をいただきました。

なっ、なんと!!

当日、先着20名様にCo-Co Life編集部より、
Co-Co Lifeを無料でプレゼント!

しかも、視覚障がいのある方には、
テキストデータ版もあります☆

障がいのある人のファッション特集や
アウトドア特集が掲載されていて
読みどころ満載!!

当日は13時より開場いたします♪

そしてこれを機会にぜひご購読ください。
季刊誌なので年間購読料は2000円!!

・・・じ、実は私もちょくちょく出現しています。
ウォーリーを探せ!感覚で奈良里紗を探してみてください。笑

以上、視覚技塾に関する嬉しいお知らせでした!

2/5(土)開催!!視覚技塾についてはコチラ↓↓
http://www.viwa.jp/article/178907358.html


viwa 奈良里紗


2011年1月26日水曜日

受験にむけて~まずは自分の得意なことを見極めよう!~

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。
1月といえば、センター試験!!

皆さんはセンター試験を受験された経験はありますか?
実は私はありません!

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
すでに大学全入時代に突入しています。

そう、全国の大学が募集する学生数より
実際に存在する受験生の数のほうが少ないのです。

理論的に考えれば、
誰でも大学に入れる時代なのです。
ただし、選ばなければ・・・。

当然、いきたい大学になんとか合格したいですよね!

そこで、これから大学受験を考える皆さんに一度考えてみてほしいことがあります。

あなたの得意なことは何ですか?

・コツコツ毎日地道に勉強するのが得意
・暗記が得意
・長文読解が得意
・自分で考えたことを伝えるのが得意
・ボランティアでもなんでもとにかく積極的に何でも挑戦するのが好き
・漠然とした夢がある

最初の3つのほうが得意という人は
センター試験向き、
後半の3つのほうが得意という人は
推薦やAO入試向き
かもしれません。(私の勝手な判定なので確実ではありませんが…)

私は、コツコツ毎日地道に勉強ができず、
暗記は得意でしたが、長文読解はまったくダメ。

でも、漠然と大学にいきたかった私は、
低い偏差値の高校を選び、そこで学年トップクラスの成績をとり、
推薦で楽々大学受験をしちゃおう!という計画をたてました。笑

中学生の私は必死で
国公立大学の指定校推薦
というのがある高校を探しました。
もちろん、偏差値45くらいの高校で
探しに探しました。笑

そこで見つけた高校に入り、
高校3年間、学校の勉強だけがんばりました。

なので、代ゼミの模擬試験なんて、
おしりから数えたほうが早いくらいの順位で
常にE判定!!笑
ときには、偏差値判定不能なんてこともあり、
親には見せられないような悲惨な状況。

でも、学校の成績はほぼオール5。
学年では常にトップ3に入る成績をキープ。

大学受験対策のため、
生徒会副会長もやりました。
今の推薦には、受験資格に
「生徒会会長あるいは副会長をしたもの」
なんて条件もあるんです。
残念ながら、会計や書記は生徒会であっても意味がないようです。

あとは、ボランティア活動など、できる課外活動には参加。
そのつど、参加したことを証明できるものをとっておき、記録しておきました。

もともと、聞かれたことについて意見を述べることはできたので、
面接はわりと問題がなかったのですが、問題は小論文!!

小論文は、テクニックなので、書いて書いて書いて練習するしかありません。
いわゆる、天声人語などを毎日親に読んでもらったり、ときには拡大してもらったりして、
意見を書く小論文の練習を受験前は練習しました。

つまり、受験を考えるときには、
まず、自分がどういうことが得意なのかを考えましょう。
その次に、その得意なことを最大限生かせるような
受験の方法を調べてみましょう。
そして、その受験方法に特化した練習や内申作りを心がけましょう。

苦手なことを克服していく道のりは長く険しいです。
でも、自分の得意なことを伸ばしていくなら、楽しく比較的簡単にできると思うのです。

私は性格的にも推薦入試があっていると感じましたが、
人によってはまた異なると思います。

確かに、視覚障がい者にとってセンター試験の分量をこなすのは大変ですが、
それをこなしてきた先輩たちがいます。

ですので、一概にセンターはやめておいたほうがよいとも言えません。

皆さんの目指す道、
得意なこと、性格、色々なことを総合的に考えてみてはいかがでしょうか。

viwa 奈良里紗

参考:試験における特別措置
http://www.viwa.jp/article/171058719.html
http://www.viwa.jp/article/171227880.html

2011年1月25日火曜日

私のPC環境(1)23インチ液晶一体型デスクトップ

こんにちは。渡邊です。

以前、奈良が「見やすい環境づくり パソコン編」という記事を書いていますが、
今回は私、渡邊のPC環境をご紹介します。
見え方によって、適切な環境は違ってきますので、
参考にしていただく場合は、私の視覚障がいの状況(こちら)も合わせてご参照ください。

まずは自宅で使用しているPC環境からご紹介します。

【用途】
自宅での用途としては主に、
Webの閲覧、ブログ作成、メール送受信、写真の加工、
そして、iTunesによる音楽の管理などが挙げられます。
一日あたりの使用時間は、平日で1~3時間程度、休日はもう少し長いと思います。

【メーカー・型番】
NEC VALUESTAR-W VW770/WG

【OS】
Windows7

NEC-PC.jpg

【特徴】
液晶ディスプレイ一体型デスクトップで、液晶ディスプレイのサイズは23インチです。

【選択理由1 画面サイズ】
私の見え方では、やはり画面が大きい方が読みやすいので、
まずは23インチ程度のディスプレイの機種を候補としました。
私の場合、実際には拡大鏡ソフトを使うので小さいディスプレイでも使うことはできるのですが、
大きいディスプレイの方が同じ倍率で拡大したときに同時に表示できる範囲や文字数が多いので、
やはり大きいほうが便利、ということになります。

【選択理由2 ディスプレイの位置(高さ)】
また、ディスプレイの位置が高いことも選択基準になりました。
私は視距離が短く、顔を画面に近づける必要があるため、
ディスプレイが低い位置にあると、大きく背中を丸めるような姿勢になり、
一定時間使っていると疲れてしまいます。
少しでも姿勢を楽にするため、ディスプレイの位置が高めの機種を選びました。
なお、ディスプレイの位置をより自由に調整するには、
「ディスプレイアーム」という製品を使用する方法があります。
私はこれを会社で使っています。会社でPCを使う時間が大変長いためです。
この「ディスプレイアーム」を使った、会社でのPC環境については次回紹介したいと思います。

【選択理由 その他】
もちろんその他にも、マニュアルの解りやすさや、デザインの好み、
Blu-rayドライブが欲しいなど、健常者と同じような選択基準もありました。
マニュアルの解りやすさは、個人によって感じ方は異なると思いますが、
私の感覚では今まで使ったことがあるPCのメーカーの中では、
NECが一番解りやすいと感じました。
��使用経験のあるメーカー:NEC、富士通、シャープ、DELL、IBM)

【画面拡大ソフト、音声読み上げソフト等】
画面拡大は、Windows7標準の「拡大鏡」アプリを使っています。
Windows7に標準で付いているものなので無料で使えます。
WindowsVistaやXPにも「拡大鏡」アプリが付属していましたが、
・画面全体を拡大できない
・拡大鏡の表示位置が固定される
など、あまり使い勝手が良いものではありませんでした。
しかし、Windows7では画面全体の拡大ができるようになり、かなり使えるものになっています。
拡大率は2倍~16倍ですが、あまり拡大率を上げると文字などがにじんで見えます。私は普段は3倍で使っています。
音声読み上げソフトについては、自宅では使っていません。
��会社では「JAWS」を使っています。)
また、会社のPCはWindowsXPのため、Windows標準の拡大鏡ではなく、
ZoomTextという製品を購入して(会社に買ってもらって)使っています。

以上、自宅のPC環境をご紹介しました。
次回は、会社のPC環境をご紹介する予定です。

2011年1月24日月曜日

お掃除の工夫

皆様、こんにちは。
viwaスタッフの奈良里紗です。

今回はお掃除の工夫を紹介します!

よく親に言われたことが、
「髪の毛が落ちてて汚い」
ということです。

私は髪の毛が長くて量が多いというものもあるのかもしれませんが、
髪の毛って知らないうちに落ちてて、それが床や洗面所とかにあると、
見える人にはけっこう不潔に見えるものですよね。

弱視になった私には、髪の毛なんてそんな細いものが
落ちていても気づきません。

そこで、大活躍なのが「コロコロローラー」。
クイックルワイパーよりコロコロのほうが粘着力もあり、
確実に髪の毛をとってくれます。

カーペットの上は極力毎日かけるようにしておけば、
だいたいきれいな状態が保てます。

洗面所はコロコロは使えないので、
髪の毛をとかしたあとは、ドライヤーをかけたあとには、
ティッシュで洗面台をひと拭きしています。

見えにくい、見えないから気づかないことも多々あります。
でも、なかなか親しい間柄でないと指摘してもらえず、
「この人は見えないんだからしょうがないかー」と
思われてしまうこともあります。

だから、家族や何でもはっきり物事を言い合える友達は
とても貴重です。
言いづらいことであっても、それをいわなければ、私たちは
ずっとそれに気づかないで生きていくことになります。
家族や友達には、遠慮なく気づいたことをいってもらいたいものです。

また、当事者としては、いやなことを指摘されたとき、
ムッとすることもあるかもしれませんが、ちゃんといってくれた人に
八つ当たりしてはいけませんよ。笑
いってくれたことに感謝することも大事です。
そしてそんな関係を自ら作っていくことも必要ですね。

私も高校生のときは、いや、今でも親に「ここ汚い」といわれると
ムッときてしまいますが・・・。苦笑

viwa 奈良里紗


参考:大掃除のお手伝い方法
http://www.viwa.jp/article/171687192.html

2011年1月23日日曜日

「読書のコツ(拡大読書器編)」

こんにちは。viwaスタッフのゆうきです。

最近ますます寒くなってきましたね。
こんな時は暖房の効いた部屋でのんびり読書もいいですよね。

僕は高校時代に拡大読書器を用いて読書をしていたのですが、今回はその時やっていた工夫について書きたいと思います。

拡大読書器での難点のひとつとして、立体的なものを写す時にピントが合わなくなるということがあります。
読み物であれば薄い冊子ならまだよいのですが、分厚い冊子になると始めの方のページや終わりの方のページでは、ページの端と中央の方で高さの違いが出てしまい、ピントが合わなくなってしまいます。

ではどうしたらよいでしょうか?
このように分厚い本を読むときはまずもう一冊読みたい本とは別に、それよりも少し薄い冊子、それよりもさらに薄い冊子…といった感じに何冊か用意します。

そして読みたい本のページをめくり、その本のページの下に先ほど用意した本をおき、高さが水平になるように調節し、ページを上から軽く押さえつつ拡大読書器の板を動かせばページの端と中央のピントのずれは解消できます。

ページをめくっていくとページを重ねていく側が厚くなって、ピントが合わなくなっていくので、そうしたら先ほど使用していた本より薄い本を土台にすればピントが合います。

板ではなく本を動かして読みたい場合は、大きめのクリップで読みたいページと、土台として使用している本とを挟めば、安定させることができます。
それと拡大読書器を使用する際は、なんといっても姿勢に注意しましょう。
見え方によっては仕方ない場合がありますが、首や肩の力を抜いてリラックスした姿勢で読書をすることがのぞましいです。
たとえば、少し離れても大きな文字が見える方であれば、ディスプレイに写る文字サイズを大きくして、椅子にもたれかかる感じで読めば体の緊張を和らげることができます。

そしてこまめに休憩を入れつつ、充実した読書タイムを過ごしましょう!


参考:読書ってどうしていますか?
http://www.viwa.jp/article/181612767.html

2011年1月22日土曜日

勉強のコツ ~『中学英語は何度も音読』

こんにちは。渡辺です。

先日に引き続き、私が実際にやっていたことの中から、
他の方にも役に立ちそうなことを書いてみたいと思います。

今回も、弱視の子どもにとっての予習の大切さについてです。

前回は小学校の国語の予習について『3回音読』というやり方を書きましたが、
今回は中学校の英語について書いてみます。

私は中学生になってから、音読の予習を英語でもやるようになりました。
さすがに、母親に聞いてもらうことはしなくなりましたが・・・(笑)。

英語は、予習で音読しておく効果が特に大きかったように思います。
国語同様、英語の授業も、必ず先生が生徒を指名して音読させます。
そのとき、初めて読むのと予習で慣れているのでは大違いなのは国語同様かそれ以上で、
初めてでうまく読めなければ自信をなくし、
慣れていてスラスラ読めれば自信の積み重ねになります。
見え方は一人ひとり違いますので一概には言えませんが、
アルファベットで書かれた英語の教科書は国語の教科書より読みにくい、
と感じる子どもは少なくないようです。私もその一人でした。
そういう意味でも、予習で慣れておくことの効果は大きいと思います。

それから、予習のとき、何回か音読するだけでもいいのですが、
出来れば教科書を全文暗記するとより良いと思います。
中学校1年生が1回の授業で進むのは、せいぜい教科書1ページで、
多くても10行くらいですよね。
��時間くらい、何度も音読したり、書き写したりしていると、
無理なく暗記できると思います。
この暗記は、授業中についていきやすくなるだけでなく、
定期テストでも効果絶大です。
学校のテストって、かなりの部分が教科書の本文から出ますよね。
暗記しているとぜんぜん違います。

さらに言えば、私は中学英語の教科書の暗記は「一生モノ」だと思います。
中学3年間の教科書を暗記していると、かなりの英会話力になります。
もちろんビジネスで英語をバリバリ、とまでは行きませんが、
日常会話はほとんどクリアできます。
私は高校2年の夏、友達と香港に出かけ、
現地で知り合いになった香港人の高校生と3日間一緒に過ごしたことがあります。
その間、コミュニケーションは英語オンリー!
香港の町を案内してもらったり、日常生活の話をしたり。
「マックでポテトのSだけ頼んで何時間も友達とおしゃべりして粘ったりするよー」
「へー、日本でも同じなんだー!」
とか、高校生同士、そんなことを話したのを覚えています。
よく通じたな、と今でもちょっと不思議ですが、
あれは暗記していた中学英語が口をついて出てきていたのだと思います。
もちろん、わたしはそれまで海外生活の経験はありませんでした。
今でも私は海外旅行や出張に行くと、中学英語を駆使(!)して会話しています。

また、英語という教科は、中学になって始まるケースが多いと思います。
小学生の時に他の教科が苦手でも、中学でゼロからスタートできますので、
ぜひがんばってみることをお勧めします。

2011年1月21日金曜日

<お知らせ>らくらくホンに関する情報意見交換会

みなさま


こんにちは。viwaスタッフの村上です。

今日は、らくらくホンに関する体験会のご案内です。


2010年度 らくらくホンに関する情報意見交換会


私達View-Net神奈川は、視覚障害者を含めて誰もが使える携帯電話にするため、2001年より本情報意見交換会を毎年実施してきました。

 携帯電話は、技術の発展と共にますます進化しています。
 私達、視覚障害ユーザーにとって大切なことは、初心者からパワーユーザーそして、全盲者や弱視者などが互いに相手の違いを理解し合い、共に使いやすくするための知恵を出し合い、有効に操作するためのノウハウや経験を関係企業に提供することです。また、それらを更なる携帯電話の開発に生かすことで、「誰にでも使い易い携帯電話」にしていくことが重要だと考えています。

 このことは、私達視覚障害者に高い技術を備えた製品を安価で使えるようにし、社会の持つバリアを取り除き、視覚障害者の社会参加をあらゆる面で進めることになります。

 そして、社会全体としてのユニバーサルデザイン化を推進し、ひいては、すべての人が安心して暮らすことができ、その持てる能力を最大限に発揮できる社会、すなわちユニバーサル社会の形成に少なからず貢献できるものと確信しているところです。

 こうした背景・目的のもと、今年度は、第1部では、さらに新たな段階に入ったらくらくホン7の電話教室を実施することです。更に、第2部では、アンケート調査結果の報告の後、今年は今後の携帯電話の可能性や課題などについてメーカーの担当者を含めて会場の皆様でより深い意見交換を実施できるよう考えてみました。

 以上のような経緯と趣旨をご理解いただき、一人でも多くの方々のご参加をいただきたくお願いし、ご案内申し上げます。

 なお、上記の趣旨に賛同される方であれば誰でも自由に参加できますし、事前の申し込みも特に必要ありません。参加費も無料です。

 もちろん、通して全てご参加いただけることが望ましいですが、第1部・第2部のいずれかだけでのご参加でもかまいません。

 また、本情報意見交換会後エヌ・ティ・ティ・ドコモさんの開発者・ユニバーサルデザイン担当者を交えて懇親会(飲み会)も実施いたします。
 こちらへの参加につきましてもどなたでも参加できますが、予約の都合から事前申し込みが必要となります。

 ぜひこの機会にこの懇親会につきましてもご参加いただければ幸いです。

 懇親会への事前申し込みは2月5日(土)までに sinjou@view-net.org までにメールにてお願いいたします(費用は4千円以内で収められるようがんばります)。
※「@」を半角に直して送信してください。

    記

主催:View-Net神奈川
日時:2011年2月12日(土) 
  午後0時30分~4時45分
会場:横浜市西区保健福祉活動拠点 多目的研修室
��JR横浜駅東口より徒歩6分)
横浜市西区高島2-7-1
ファーストプレイス横浜3階
��EL:450-5001

この日は、2階の入口がセキュリティの関係から閉鎖されています。
��階スーパー文化堂横の入口よりお入りください。

第1部 電話教室(らくらくホン7の使い方)
時間: 午後0時30分~2時30分 
講師:エヌ・ティ・ティ・ドコモ

※ 待ち合わせをご希望の方は、午前12時までにJR横浜駅中央南改札口(中央通路の戸塚より)にお集まりください。

第2部 らくらくホン 情報意見交換会
受付:午後2時30分~2時45分

※ 待ち合わせをご希望の方は、午後2時15分までにJR横浜駅中央南改札
口(中央通路の戸塚より)にお集まりください。

    プログラム
司会: 
��.開会に当たって
��.理事長挨拶
��.来賓のご紹介ならびにご挨拶
��NTTドコモ様・富士通様)
��.らくらくホンのアンケート調査結果報告

��.休憩

��.今後の携帯電話に対する要望
��1)視覚障害者におけるおさいふケータイの利用法の可能性と課題
��2)GPS・地図ナビソフトの視覚障害者への応用の可能性と課題
��3)QRコードの視覚障害者への応用の可能性と課題
��4)視覚障害者が利用できるバリアフリーマップの望ましい機能と可能性
��5)スマートホンの視覚障害者への応用の可能性と課題
��6)その他

��.閉会に当たって(まとめ)



よく街中で携帯電話を操作しながら歩いている人をみかけます。

私は、携帯電話の画面をルーペでみて操作をしているため、視界がふさがってしまいます。
そのため、歩きながら携帯電話お操作することができません。

そんな時、らくらくホンのように耳に当てて片手で操作できる携帯電話がうらましく感じてしまいます(笑)


なお、View-Net神奈川の新城直理事長は、以前掲載した「目に感謝チャリティーフォーラム」のパネリストとして出席されます。
こちらもご確認ください。

参考:目に感謝チャリティーフォーラム
http://www.viwa.jp/article/173372716.html


2011年1月20日木曜日

読書ってどうしていますか?

皆様、こんにちは。viwaスタッフの奈良里紗です。

今日は大寒!!
本当に寒い毎日が続きます。風邪等ひかないよう暖かくしてお出かけくださいね。

さて、本日は「読書」に関する質問です。
おそらく、読書の仕方は人によって色々なスタイルがあると思います。

考えられるだけで、
・普通の文字の本を補助具を使って読む方法
・拡大文字になっている拡大図書で読む方法
・点字になっている点字図書で読む方法
・音訳された録音図書で読む方法
・パソコンの音声ソフトで読む方法
・対面朗読を利用して直接人に読み上げてもらう方法


私は上記6つの方法をときと場合にわけて使っています。
ほかにも、こんな方法で読めるよ!という方法をご存知の方は
ぜひ、教えてくださいね。

さて、今回は点字図書を読む方法について詳しく紹介していきたいと思います。

まず、点字図書ってどこで借りることができるの?という疑問をお持ちの方は多いと思います。
私が点字図書館を探すときには、
日本点字図書館に問い合わせをします。
http://www.nittento.or.jp/

「点字図書を借りたいのですが、どうしたらよいですか?」

すると、図書を借りるための手続き方法を丁寧に紹介してくださいます。

一般の図書館同様、図書館を利用するためには、利用者IDが必要になりますので、
そちらを発行してもらえば、すぐに点字図書を借りることができます。

登録をすると、サピエというウェブサイトから
・図書検索
・図書の貸し出し予約
・図書のダウンロード
等が可能になり、いつでも、どこでも点字図書を読むことができます。
https://www.sapie.or.jp/

蔵書数も充実していますし、新刊も比較的早く点訳されます。
紙で読みたい人は本を借りることができますし、
点字ディスプレイ(点字で使えるパソコンみたいなもの)をもっていれば、
ウェブ上でデータをダウンロードして、すぐにディスプレイ上で読むことができます。

私は点字データをダウンロードして、これをテキストファイルで開いて音声で読んでいます。
ただし、開いたテキストファイルは、全てひらがなで、しかも、わかちがき(点字の表記法に則った書き方)になっているので、それを眼で読むのは難しいです。

読みたいときに読みたい本が手に入る
これは本当にありがたいことです。

健常者だった頃の私は当たり前に文字が読めるので
そんなこと感じたこともありませんでしたが、
今は本が読めるのが嬉しいです。

皆様の読書の仕方もぜひ教えてくださいね☆

2011年1月19日水曜日

勉強のコツ ~『国語の教科書は3回読んでおく』

こんにちは。渡辺です。

自己紹介にも書かせていただきましたが、
私は先天性の弱視で、視力は右0.1、左0.03程度、
小中高・予備校・大学と普通校で学び、現在は会社員です。
小学校1・2年生のときだけ、普通学級で学んだ後にプラス1時間、
弱視学級で読み書きの練習や単眼鏡・ルーペの訓練を受けていました。

そんな私が、小学校~予備校生時代に勉強に関してやっていたことの中から、
他の方にも役に立ちそうなことをいくつか書いてみたいと思います。

今回は、弱視の子どもにとっての予習の大切さについてです。

予習と言っても何か特別なことをやっていたわけではなく、
私が小学校一年生のときからやっていたのは「教科書は3回音読しでおく」です。
特に国語の教科書についてやっていました。
これは、小学校の国語の授業が新しい章(単元)に進むたびに、
その前日に母親の前でその章を声に出して3回読む、というものです。
読み終えたら教科書に『3回読みました』と母に書いてもらっていました。

たったこれだけのことですが、今思えばこれをやっていたことが、
弱視の私にとっては勉強に対する自信につながったと思います。
国語の授業って、必ず先生が生徒を指名して音読させますよね。
そのとき、初めて読むのと予習で慣れているのでは大違いです。
初めて見る文章を目で追って読むというのは、
弱視の子どもにとってはハンデがある場合がありますよね。
他の生徒の前で上手に読めないと恥ずかしいものですし、
それだけで自信を失い、国語は苦手だと思い込んでしまいかねません。
もしかしたら勉強そのものが苦手だと思い込んでしまうかもしれません。
それが予習で慣れておいてスラスラ読めるだけで
ちょっとした自信を持つことが出来るはずです。
毎回の授業でそうそう指名されるわけではないけれど、
読めたときの、ちょっとした自信の積み重ねはとても大切です。

この「教科書は3回読んでおく」ですが、
小学校1年生ですから、もちろん自発的に始めたわけではなく、
おそらく、担任の先生が国語の時間に出した最初の宿題だったように思います。

このときの担任の先生には今でも感謝していますし、
毎回音読に付き合ってくれた母にもとても感謝しています。

私の場合、『3回音読』を国語だけやっていましたが、
社会科など、読む量の多い他の教科でも有効だと思います。

2011年1月18日火曜日

読む権利に関する国際会議

こんばんは。村上です。
記録的な寒波に見舞われておりますが、皆様風邪などはひかれてませんか?

このように寒い日が続くと外に出るのを躊躇してしまいます。
芥川賞や直木賞も発表されたので、ここはゆっくり自宅で読書などはいかがでしょう?

さて、今回は「読む権利」に関するご案内です。


◆「読む権利に関する国際会議」のご案内

■趣旨
「読む権利」が新しい角度から議論されている。21世紀最初の国際人権条約である
国連障害者権利条約は、障害のある人も共に生きる社会における基本的人権の一つ
として「読む権利」を保障している。

世界中の四分の三の国々が署名し、EU、中国、インド、韓国、タイなど半数の国が
既に批准を済ませた。

日本政府は、批准に向けて国内法の整備をすすめ、2010年1月に施行した著作権法の
改正により、最も進んだ電子出版技術を国際規格化したDAISY
��Digital Accessible Information System)を活用して、様々な読みの障害がある
人々の「読む権利」を図書館等の団体による無償貸出によって保障する方向で一歩を
踏み出した。

そこで、世界の国々の図書館はDAISYをどのように活用して障害のある人々の
「読む権利」を保障しているのか、それに対して政府や出版界はどのように
協力しているのか、利用者の声はどうか等、海外のDAISY活用の先進的な
事例を学び、意見交換を行なって、日本における「読む権利」の保障を具体化する。

■日時:2011年2月10日(木)10:00-16:30
■会場:玉水記念館 大ホール (〒550-0002 大阪市西区江戸堀1-10-31)
■主催:財団法人 日本障害者リハビリテーション協会
■協力:IFLA/LPD(国際図書館連盟・印刷物を読むことに障害がある人々への図書館
サービス分科会)
    社会福祉法人 日本ライトハウス・日本デイジーコンソーシアム
■協賛(予定):日本デイジーコンソーシアムメンバー企業、国際デイジーコンソー
シアムメンバー企業
■定員:200名(定員になり次第締切)
■情報保障:パソコン要約筆記あり。手話通訳・点字資料・磁気ループが必要な方は
申込みの際にご記入ください。
■参加対象者:障害者福祉・高齢者福祉関係者、当事者、図書館関係者、教育関係者
、一般の方々
■参加費:無料
■申込締め切り:2011年2月5日
■申込先・問合せ:(財)日本障害者リハビリテーション協会 情報センター担当:
長田・野村
TEL:03-5273-0796 / FAX:03-5273-0615 /e-mail: ic@dinf.ne.jp

■プログラム(予定) *変更の可能性があります。

10:00:10:10:開会挨拶

10:10-10:40:基調講演
      「DAISYとEPUBを活用した障害者・高齢者の読む権利の保障―
      図書館と出版のユニバーサルデザインー」 
      河村 宏 (DAISYコンソーシアム会長、IFLA/LPD常任委員会委員)

10:40-11:40:記念講演 1.アメリカにおける合理的配慮と読書支援(40分)
      Sue Swensen (連邦政府教育省、特別支援教育・リハビリテーションサ
ービス局副次官)
      記念講演 2.ノルウェーのディスレクシア団体の活動と読書に関わる
要求(20分)
      Mai-Linn (ノルウェー・ディスレクシア青年協議会会長)

11:40-12:40:セッション1:なぜ新著作権条約が必要か
      (1) WIPOの活動:Julie Rae (IFLA/LPD常任委員会委員長 )
      (2) TIGARプロジェクト:Margaret McGrory(グローバルライブラリー
常任委員会委員長)

12:40-13:40:昼食

13:40-14:20:セッション2
      「DAISY オンライン配信-フィンランドの試み」
      Minna von Zansen (IFLA/LPD常任委員会委員)

14:20-16:30:セッション3(途中10分休憩)
      「DAISYを活用した学習支援」(パネルディスカッション)
      モデレータ:河村 宏(DAISYコンソーシアム会長)
      パネリスト:
      日本‐野村美佐子(IFLA /LPD 常任委員会委員)
      英国、スウェーデン、オランダ、ノルウェー(各国のIFLA/LPD常任委員
会委員を予定)

16:30:閉会の辞

詳細リンク先:http://www.normanet.ne.jp/info/seminar110210.html


ご案内は以上です。
以上、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

■お問合せ■
財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 情報センター
郵便番号162-0052 東京都新宿区戸山1丁目22番1号
電話:03-5273-0796 FAX:03-5273-0615
http://www.jsrpd.jp/

2011年1月11日火曜日

<スポーツ情報>ブラインドサッカー、日本代表が語る

こんにちは。奈良里紗です。

本日は、ブラインドサッカー日本代表も務める加藤健人さんから
ブラインドサッカーの紹介をいただきました。

加藤さんは、高校3年生の春、
急激な視力低下をし、レーベル病と診断されました。

高校までサッカーが大好きでサッカー部に所属していた加藤さん。
もう一度、サッカーがやりたい!と思っていたところ、
たまたま、ブラインドサッカーというスポーツの存在を知ります。

どこでできるのか?
を調べたところ、当時の筑波技術短期大学(現在、筑波技術大学)に
ブラインドサッカーチームがあることを発見!

鍼灸にはあまり興味ないけど、サッカーがやりたい!
という気持ちで入学。

鍼灸の勉強をする傍ら、サッカーの練習に励み、
ブラインドサッカー日本代表へと上り詰めました。

現在は、ヘルスキーパーとして仕事をする傍ら、
サッカーの練習、そして、ブラインドサッカーの普及活動にも
力を入れて活動されています。

それでは、さっそく、加藤さんからのブラインドサッカーの紹介をご覧ください!!


ブラインドサッカーとは、視覚に障がいがある人でもサッカーが楽しめるように考えられたスポーツです。
ルールはフットサルとほとんど一緒で、5人対5人で試合を行い、フィールド選手はアイマスクとヘッドギアを装着しプレーします。ボールには鉛が入っていて、転がるとシャカシャカと音が鳴ります。キーパー・監督・コーラー(相手のゴールの後ろで指示を出す人)この3人が視覚の情報を選手に声を出して伝えます。

このブラインドサッカーは人と人とのコミニケーションが大切で、そして視覚情報以外の感覚を使ってサッカーをするのです。 このブラインドサッカーは視覚に障がいがなくても参加することができます。先程紹介したキーパー・監督・コーラーの他に、アイマスクをすれば誰でもブラインドサッカーの選手としてプレーすることができます。
そしてブラインドサッカーは選手だけではできないのです。練習や試合をサポートしてくれるサポーター の方々の存在が重要なのです。

ブラインドサッカーを通じて学んだことがたくさんありますし、人としても成長できたのではないかと思っています。自分は視覚に障がいをもってから、何もかもができないと思いましたが、それは自分がやっていなかっただけだったのです。夢や目標を持ち、それに向かって1歩踏み出し挑戦すること。それを継続し楽 しむこと。そして結果につなげ自信を持つこと・・・。

一番はたくさんの素晴らしい仲間に出会うことができたことです。ブラインドサッカーは、文字では言い表すことができないくらい魅力的なスポーツです。それは見て体験し感じてみてください。 ブラインドサッカーのチームは日本にはまだ少ないですが、どのチームもサッカーが好きで、ブラインドサッカーを盛り上げようと楽しく良いチームばかりです。

日本ブラインドサッカー協会
http://www.b-soccer.jp/
自分のチームは月に何回か(土日・祝日)埼玉県所沢市・国立障害者リハビリテーションセンターのグランドで練習しています。
T.wings http://ameblo.jp/twings/

2011年1月10日月曜日

【情報提供】2011年度発行予定の拡大教科書

皆様

こんにちは。奈良里紗です。

寒さが体にこたえる今日この頃、
元気にすごされていますか?

さて、本日は2011年度に発行が予定されている
高校段階の拡大教科書に関する情報が届きましたので
お知らせ致します。

全て盲学校採択の教科書で、38タイトル、46種類となります。発行者番号、原本教科書、拡大教科書(発行予定)の内容について一覧があるのですが、非常に長文になりますので、本サイトでは割愛致しますが、必要な方は、viwa事務局(info@viwa.jp)までご一報くださいませ。

余談ではありますが、ちょうど、私が弱視になったときに、
いわゆる教科書バリアフリー法というものが国会にて成立しました。

ですので、私は高3年生からは教科書にほとんど不自由なく学習をすることができました。

もともと勉強嫌いだった私は、
教科書なんてあってもなくてもどっちでもよい~
と思っていましたが、弱視になって初めて、
「教科書が普通に読めるってありがたい」と
感じました。

拡大教科書の出版も、まだ十分とはいえませんが、
関係者の尽力により、かなり改善してきています。

見やすい拡大教科書を作ろうとしてくださっている
出版社の方々に感謝しつつ、私たちもできることがあれば、
協力して、次世代の子どもたちが、よりよい学習環境で
学習できるようになってほしいなと思います。




2011年1月9日日曜日

アメリカでの生活で一番楽しいこと“あゆみ”

こんにちは。あゆみです。
私は視覚障害児教育を専攻する大学4年生で、現在アメリカボストンにあるパーキンス盲学校でインターンとして勉強をしています。

今日は、「アメリカでの生活で一番楽しいこと」というテーマで、私の体験談をご紹介したいと思います。

 私にとってアメリカ生活で一番楽しいことは…、
一番を決められないくらい楽しいことがたくさんあるのですが、
アメリカのさまざまな文化にふれられることかと思います。


《なんでも大きい!》 
アメリカでは、人、食べ物、服、家、家具、…、なにもかもが本当に大きいです。例えば、マクドナルドのハンバーガーは日本のハンバーガーの3倍の大きさはあると思います。中のお肉も分厚くて、それでいて値段は日本と同じくらいなので、とても得をした気分になります。
飲み物も負けておらず、日本のスモールサイズの大きさはなく、こちらでスモールを頼んでも、日本でいうラージサイズくらいの大きさのものが出てきます。たいていの場合私はいつも飲みきれず、断念してしまうのですが…。

 ベッドやソファーも体の小さい日本人にとっては自分が子どもになったかのように大きく、ゆったりできるのでいつもちょっとリッチな気分になれます。


《意見ははっきり》 
日本だと、もし何か話し合いをしていたとして、自分と反対の意見が出た場合、それに反論するのはなんとなく言いづらかったり遠慮がちになったりするのではないかなと思います。

しかしアメリカでは、「私はあなたの意見には反対です」「私はこのような意見を持っています」ということを何の躊躇もなくきっぱりと言うのが普通のようです。そして、多くの議論はとても活発に行われ、日本のように一時しんと静まり返る場面にはまだ出会ったことがありません。

私はこのような場面を初めて見かけたときはかなり驚きました。他の場面においても、アメリカの文化の中では意見をどんどん主張するのが普通で、他の人が買ってくれたあるいは作ってくれた料理であってもこれは食べたくない、おいしくないと皆はっきり言っています。

日本人の感覚では失礼にあたるのではないかと心配してしまいますが、言われた相手も全く気を悪くすることなく、これがアメリカでは普通のようです。

自分の意見に反論されるとちょっとどきっとしますが、私はこのような意見をはっきり言うアメリカの文化が好きです。


《ブラインドに慣れている》 
白杖を持って道を歩いていても、日本のようにじろじろ見られたりびっくりされたりすることは全くといっていいほどありません。

皆が視覚障がい者に慣れていて、歩いていると「何かお手伝いできることはないですか?」といろんな人が気軽に声をかけてくれます。
これは私の意見ですが、アメリカでは障がいのある子どものほとんどが通常学校に通っていて、多くの人が小さい頃から見慣れているのと、さまざまな人種、言葉、文化が入り混じっている国でいろんな人がいることが普通になっているのとで、特別な目で見られることがないのではないかと思います。

点字ブロックや音声信号、電車やバスのアナウンスといったものがほとんどないという点では不便ですが、視覚障がい者として出かけやすい国だなと感じています。


これらの他にも、アメリカンな謎の日本食を味わうことができたり、日本にはないアメリカ独特の習慣やマナーにふれることができたりして、毎日アメリカの文化にふれながら楽しく過ごしています。

2011年1月8日土曜日

読書サポート入門講座のご案内

皆様、こんにちは。奈良里紗です。

今回は神戸で開始の読書サポート入門講座のご案内です。
興味のある方、ぜひ、参加してみてください。

��以下、転載を歓迎いたします>

読書サポート入門講座
―障害のある人の読書を支える技術やリソース(情報資源)を知ろう!―

視覚に障害がある人、読みに困難がある人など、さまざまな立場から本が読めな
い・読みにくい人の読書を、無理なく身近な手段を使ってサポートするために役
立つ情報を知るための入門講座です。
日頃、障害のある読者と接する機会や可能性のある、学校司書・司書教諭・教員、
特別支援教育コーディネーター、公共図書館の司書・職員をはじめ、障害のある
人のご家族や友人・知人などにもおすすめします。

2011年1月15日(土)13:15~16:45(受付開始13:00)
会場:神戸国際会館セミナーハウス7階701会議室
〒651-0087 兵庫県神戸市中央区御幸通8丁目1番6号
��R線「三ノ宮」駅、阪急・阪神「三宮」駅より徒歩3分。神戸市営地下鉄海岸
線「三宮・花時計」駅より直結。
http://www.kih.co.jp/access/index.html

主催:特定非営利活動法人バリアフリー資料リソースセンター(BRC)
http://www.dokusho.org/

共催:財団法人車両競技公益資金記念財団
後援:社団法人全国学校図書館協議会、社団法人日本図書館協会(予定)

定員:40名(事前申込制・先着順) 参加費:無料

◆申し込み先◆
バリアフリー資料リソースセンター(BRC)事務局

※お申し込みは、お名前(所属先)・ご連絡先(メールアドレスまたはファック
ス番号)を明記のうえ、下記宛にメールかファックスでお願い申し上げます。
メール:info@dokusho.org
ファックス:03-5988-9161

※先着順に受け付けます。受け付けた方には、連絡先へご連絡いたします。定員
になり次第、〆切とさせていただきますので、ご了承ください。



内容:※内容や講師は変更する場合があります。

Ⅰ 見えにくい人への読書サポート  森田茂樹(患者ボランティア)

ロービジョン(弱視)の人は、一人ひとり見え方が違います。そこでまず、その
読者と一緒に、見え方を確認していく作業が必要です。ここでは「見え方」につ
いての簡単な説明を行います。つづけて補助具としてよく使われている「ルーペ」
や「拡大読書器」の選び方・使い方についてお話します。

Ⅱ パソコンを使って耳で読む  服部敦司(枚方市立中央図書館)

 パソコンに画面読み上げソフト(スクリーンリーダー)を組み込むことで、声
のでる機械に変わります。最初に合成音声を活用した読書の実際をご紹介すると
ともに、音訳図書の活用や、インターネット図書館の活用を含めて、耳で聴く読
書の広がりや可能性についてお話します。

Ⅲ 読みやすさ・わかりやすさを届ける  成松一郎・武藤歌織(読書工房)

 最近話題の電子書籍には、アクセシビリティの機能が搭載されるようになって
きました。その人にあわせて表示をカスタマイズする方法を紹介します。また、
手話による読み聞かせDVDや、映画の音声ガイド(場面解説)などが作られる
ようになってきましたので、デモンストレーション上映をいたします。


Ⅳ 多様なメディアやリソースを活用する 松井 進(千葉県立中央図書館)

 BRCでは、これまで視覚障害のある人、読みに困難のある人への読書ニーズ
調査を実施してきました。その結果から見えてくる現状と課題を考察するととも
に、多様なメディアについて、実物をさわってもらいながら、ご紹介します。最
後にまとめとして、一人ひとりの読者にあった読書環境をどのように整備してい
けばよいのかについて、参加者のみなさんと考えてみたいと思います。

なお、同様の講座を下記の会場で開催いたします。
��地域によって、地元の方にお話いただくコーナーが加わります)
また、参加費はいずれも無料です。
※定員はそれぞれの会場で異なります。
詳細につきましては
info@dokusho.org
までお問い合わせください。

��月12日(土)午後1時~5時(受付開始12時30分~) 鳥取県立図書館
��月27日(日)午後1時~5時(受付開始12時30分~) 神奈川近代文学館中会
議室
��月13日(日)午後1時~5時(受付開始12時30分~) 岡山県立図書館2階多
目的ホール

案内は以上です。


2011年1月7日金曜日

★自己紹介★(ゆうき)

viwaのブログをご覧のみなさま

はじめまして!
去年の11月からviwaの活動に参加している優希(ゆうき)と申します。

僕は現在、筑波技術大学で鍼灸学を専攻している大学2年生です。
目の症状は視神経萎縮で、視野の中心に暗点があります。
僕は後天性の弱視で症状は高校1年の末頃に発症し、視力は両眼とも0,02くらいになりました。そして普通高校から盲学校(現在は視覚特別支援学校)に編入することになりました。
しかし、原因はわからないのですが、半月くらい前から矯正が効くようになり、左目のみ矯正で0,3前後見えるようになりました。

現在は主に普通文字を使用していて、文庫本に書かれているような小さな文字は頑張れば読むこともできますが、点字を読んだり音声図書を利用したりと、その時の目の状況や気分に応じて使い分けています。
ちなみに視力が回復するまでは拡大読書器も使用していました。

趣味は音楽鑑賞、読書、アニメ、スポーツ(特にマラソン)などです!
僕自身、viwaのブログや仲間から様々な情報を得ることで、それらを生活に役立てています。
自分も少しでもみなさまの役に立てる情報を発信していきたいと思いますので、これからよろしくお願いします!!



2011年1月6日木曜日

“viwa”セミナー『視覚技塾Vol.1』開催決定!

お陰さまで多数の方にご参加いただき無事終了いたしました!
ありがとうございました!
開催報告はこちら

テーマ:「障がいの伝え方~就職・就労場面を通じて~」

日時:2011年2月5日(土)13:30~
場所:筑波大学附属視覚特別支援学校 420大会議室
主催:視覚障がい者ライフサポート機構 “viwa”
協賛:Co-Co life 編集部

 私ども視覚障がい者ライフサポート機構 “viwa”(以下、viwa)では、視覚障がいに関する「情報や技術の蓄積」・「情報発信」・「人や情報をつなぐ」ことを目的に活動しております。当事者や家族、教育、医療・福祉関係者など様々な方々とつながり、皆様から“困ったときの、viwa”と頼りにされるような事業を展開していきたいと考えております。
 昨今、インターネットなどの情報通信技術の発達により、以前に比べれば必要な情報にたどり着きやすい環境が整ってきております。しかし、具体的でかつ実践的な情報や技術は、直接触れることでより効果的に習得することができます。
 私たちが企画する「視覚技塾」では、より多くの方々に具体的で実践的な情報や
技術等を、定期的に伝える場所を提供していきたいと考えております。

 視覚技塾Vol.1では、周囲の人にどのように障がいを伝えていたのかをご紹介いたします。特に、今回は就職・就労場面を事例として取り上げ、2名の当事者の実体験と障がいをもつ学生のキャリアカウンセリングに携わるアドバイザーにご講演頂きます。
 ちょっとした自己紹介や進路相談、面接会など様々な場面で障がいを伝えることがあると思います。障がいを伝えることで相手にマイナスの印象を与えないか。またどのような伝え方をすることで、プラスの印象を与えてきたのか。その工夫をご紹介していきます。
お誘いあわせの上、ご来場ください。
【タイムテーブル】
13:00 受付開始
13:30 開会・挨拶
13:45 講演会
15:15 ~休憩~
15:25 パネルディスカッション(質疑応答含む)
16:10 まとめ ・ 諸連絡
16:30 閉会

★特典★
ご来場いただいた方のうち、先着20名様に、
雑誌「Co-Co life」をプレゼント!!

【対象】どなたでもご出席頂けます(定員80名)
【会費】500円(資料代等)

【講師紹介】
○山川 佳孝(やまかわ よしたか) 全盲
2005年3月、盲学校(視覚特別支援学校)を卒業。その後、東洋大学社会学部社会学科へ進学。2009年4月、株式会社東京海上日動キャリアサービスに総合職として入社。入社後(6、7月)障害者職業訓練校で学びながら人事業務に携わる。現在、東京海上ビジネスサポート株式会社勤務。

○小澤 広志(おざわ ひろし) 弱視
大学卒業時期に「視覚障害」をもたらす「黄斑ジストロフィー」が悪化。約1年間、進路変更の検討期間となる。その後、障害者職業訓練校において1年間、PCスキルや一般ビジネススキルの講座を受講し、就職へ。ファイザー('99~'06)及びジョンソン・エンド・ジョンソン('06~現在)の在籍は、基本「人材/組織開発」業務に従事。

○山形 久(やまがた ひさし) 健常者
1982年 中央大学経済学部国際経済学科卒業。
1982年~株式会社三陽商会に在籍。主に婦人服の企画、営業を担当。
1996年~社団法人落語協会に在籍。マネジメント全般を担当。
2006年~若年者、障がい者支援を中心としたキャリアカウンセラーとして活動。株式会社イフや株式会社NTTデータ、その他各大学を主な指導先としている。

【ご質問・お問い合わせ】
視覚障がい者ライフサポート機構 “viwa”
事務局 村上 卓也(むらかみ たくや)
携帯:090-6499-7954
Mail: info@viwa.jp
【参加お申込み方法】
��メールに以下をご記入の上、件名に「視覚技塾申込」と記載し、viwa事務局(info@viwa.jp)までお送りください。
・「お名前」
・「ご所属」
・「連絡先(電話・メールアドレス)」
・「資料の種類(普通文字、拡大文字、点字、テキストデータ)」

��皆様にお会いできることを楽しみにしております。~


2011年1月5日水曜日

いろはカルタで弱視を語る

こんばんは。村上です。
お正月、皆様いかがお過ごしでしたか?

最近では、正月の遊びとして家族や親戚とWiiを楽しむところもあるようですが・・・
今日は、お馴染みの日本の遊びの一つ、カルタをご紹介いたします。
もちろん、ただのカルタではなく、
「弱視者いろはカルタ」です。

これは一般のいろはカルタ同様に、五十音の頭文字から始まる川柳が書かれたカードと、
それに対となる絵が描かれているカードから構成されております。
弱視当事者が、川柳で日常風景や本音を語っているため、当事者には共感を感じさせます。
また一般の方には、ちょっとした発見があったり、弱視者への親しみがわいてくる内容となっております。

例えば・・・
<え>
えーていしょく たべてみないと わからない
カルタ<え>.jpg

<け>
げんきよく こえをかけたら ひとちがい
カルタ<け>.jpg

<そ>
そーすかと まちがえかけた しょうゆあじ
カルタ<そ>.jpg


などユーモアあふれる内容となっております。

私にとっても、どれも共感できる内容ばかりです。
��え>は、よく食堂や定食屋さんでAランチなどと書かれてサンプルが並べられております。ですが、実際にそのプレートの上に何がのっているのか見えないため、食べてみないとわからないんです。
��け>は、座っている位置や服装、おおよその体格や雰囲気で人を判別している時があり、目的とは違う人に声をかけてしまうことがあります。
��そ>は、お弁当の脇にある透明な入れ物や定食屋さんなどにある醤油類を入れるビン。醤油もソースも黒いため中々見分けがつきませんし、書いてある文字が小さいとわかりません。たまに間違えてしまう時があるんですね。

弱視者いろはカルタは、ただ遊びとして使うだけではなく、
弱視者の見え方を紹介するものとしても、活用できるかもしれませんね。

参考:<Q&A>私の見え方紹介カード
http://www.viwa.jp/article/173064173.html

2011年1月4日火曜日

★自己紹介“あゆみ”★

こんにちは。
今回は、現在アメリカに留学中のあゆみさんより、ブログへの記事投稿がありました。
アメリカ生活での体験談など楽しみですね!!



初めまして。あゆみと申します。

私は後天性の視覚障害があり、強度の弱視で、両眼ともに視力は0.01、視野は中心暗点といって視野の真ん中が見えない状態です。
簡単にいうとドーナッツのような感じで、ドーナッツの穴の部分が見えず、周りの部分だけがなんとなく見えます。周囲の状況を掴むのは比較的得意な目ですが、細かいものを見るのは苦手です。

勉強には主に点字を使っていて、ものに合わせて点字、通常の文字を使い分けています。通常の文字を読み書きするときには、ルーペや拡大読書器を使っています。特にルーペは私のお気に入りで、7倍のレンズが3枚重なっている型のものを14年近く使っています。

小学校2年生のときに黄斑部変性症という病気で急激に視力が低下し、小学校3年生から補助具を使うようになりました。小・中学校は通常学校、高校は盲学校へ通い、現在は視覚障害児教育を専攻する大学生です。

2010年5月からアメリカボストンへ留学をしていて、ボストン近郊にある視覚障害児・者のためのリハビリテーションセンターや盲学校でインターンとして勉強をしています。
アメリカ生活はもちろん大変なこともありますが、新たな発見の連続で毎日楽しく過ごしています。

好きなことは音楽、買い物、料理、旅行などなどです。小学校から現在までどこかしらの吹奏楽部や楽団に所属していて、トランペットやユーフォニアムを吹いています。自分が音楽の一部になって演奏できるというのがたまらなく楽しくて、ずっと続けています。

viwaへ投稿させていただく情報が少しでも皆さまのお役に立てるのならうれしいです。どうぞよろしくお願いいたします。

2011年1月3日月曜日

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。渡辺です。

三箇日、皆様いかがお過ごしでしょうか?

昭和45年生まれの私は、今年が厄年。
というわけで、先ほど地元の神社で厄除けのお祓いを受けて参りました。
“はじめてのお祓い”で勝手がわからず、
地元の神社とは言え社務所・社殿に入るのは初めてで、
ちょっと緊張しました。

社殿に入り、神主さんに「おかけください」と言われたのですが、
椅子があるのが見えず(気付かず)、
「どちらに座ればよいでしょうか」
「あっ、後ろに椅子がありますので、そちらに」
などと、視覚障がい者らしい(笑)やり取りをしてみたり、
「では、そちらにお進みになってご祈願なさってください」と言われて、
「そちら」ってどこだろう、と心の中で思いながら、
恐る恐る「この辺かな」とあたりを付けて進んでみたり・・・。

新年から、見えにくいが故の“小さな気苦労”に、
早速遭遇してまいりました。

もちろん、このようなことは頻繁に起こりますので、
いちいち気にとめたり凹んだりすることはないのですが、
新年ということで、改めて、
視覚障がいをお持ちの方には
「こんなことありますよね~。今年も頑張りましょうね~。」という気持ちの共有に、
そして、障がいをお持ちでない方には
「こんなちょっとしたことで困ったりするんですよ~。」という情報共有になればいいな、
と思い、書かせていただきました。

そんなちょっとした“気苦労”はありつつも、
厳かな雰囲気の神社でお祓いを受け、とても清々しい気持ちになることができました。

そんな私の今年の抱負は「勉強すること」「勉強したことを活かすこと」です。

去年は「電子ブック元年」と言われます。
文字の大きさを自由に変えられたり、白黒反転が簡単にできるなど、
電子ブックは視覚障がい者にとっても期待のデバイスと言えます。
私自身も去年iPhoneを購入し、iPhoneで一冊本をを読みました。
それが私にとっての初めての電子ブックでの読書だったのですが、
これが感動するほど快適で、これならどんどん本を読みたい!という気持ちになりました。
どんどん本を読んで勉強し、仕事や“viwa”の活動に活かしたいと思っています。

iPhoneについては別途記事を書こうと思いますのでご期待ください。

私にとって“viwa”は、初めて関わる会社・学校以外の団体での活動であり、
また、初めて関わる視覚障がい当事者の活動でもあります。
ですので、“viwa”の活動自体が私にとっての勉強でもあります。

今年も、学びつつ、それを公開・共有しつつ、
少しでも皆様のお役にたてるよう、活動を継続していきたいと思っております。

今年も“viwa”をどうぞよろしくお願いいたします。

2011年1月2日日曜日

★ご挨拶★

こんにちは★
山本です!

新年明けましておめでとうございます!
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

まず昨年を振り返ってみると、私にとって
『変化』
の年でした。

一番大きかった事は
viwaの発足に携わる事ができた事です。
viwaを通じて新たな人達と出会い刺激を受け、
最近忘れがちになっていましたが、
自身を振り返り見つめ直す事ができました。

2011年は
『チャレンジ』
の年にしたいと思っています。

時間は止まる事なく過ぎていきます。

何となく日々を過ごすのではなく、
仕事やviwaの活動、プライベートも
現状に満足する事なく、進化していきたいと思っています。

私自身、そしてviwaという団体は
まだまだ未熟ではありますが、
2011年、新たな事にチャレンジし
力をつけ、成長していきます。

皆さま
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
山本 紗未

2011年1月1日土曜日

☆Happy New Year★

皆様、あけましておめでとうございます。
奈良里紗です。

元旦、いかがおすごしでしょうか。

まず最初に昨年度“viwa”の活動にご協力いただいた全ての方に感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

そしてこれからも視覚障がい者当事者や家族、視覚障がい者に関わる全ての方々に、よりよいサポートを提供できるよう全力で活動していきたいと思います。

今後も引き続き、皆様の暖かいサポートをお願い致します。

また、“viwa”を支えてくださる皆様に一つお願いをさせてください。
どんな形でもかまいませんので、“viwa”に関わりをもっていただきたいと思っています。

“viwa”は、「あなたの困ったな」を解決していくことを目標に活動しています。
ということは、皆様に「○○で困っている!」という声をよせていただくことにより、私たちのやるべきこともおのずと決まってきます。

私は“viwa”を自分たちの自己満足のための活動にしたくないのです。

これから、セミナー(視覚技塾)でお会いしたり、メールでやりとりをしたり、ときにはアンケートのお願いをすることもあるかもしれません。

本当に些細なことでかまわないので、皆様の生の声をお聞かせください。
「あなたの困ったな」が「実は私も困ってるの」とつながり、実は、「みんなの困ったな」だったということもあると思います。

“viwa”を作っていくのは、私たちスタッフだけではありません。“viwa”にかかわってくださった方々一人ひとりの声によって作られていくものだと思います。

遠慮なく、どうぞ、何でも“viwa”に話してくださいませ!!



ここからは、私個人の振り返りと今年の決意です。
私事で恐縮ではありますが、奈良里紗の今の状況をお伝えしたいと想い、書かせていただきます。
興味のある方は、読んでみてくださいませ。

★2010年振り返って
2010年を漢字一文字で表すならば「」です。

“viwa”を立ち上げたのが2010年7月10日、納豆の日でした。笑
ほかにもNPO活動をしておりましたが、理事長という立場は初めてで本当に色々なことを考えさせられました。

また、本業の大学院の研究では初めての全国調査。
今年初めて訪れた県も数知れず。一人でどこにでもいけるもんだなと実感。

私の人生にとって、大事なことを「初体験」できる一年でした。

○2011年の決意
実は今、辛く苦しい状況にあります。
何かというと、大学院の研究が思うように進まないからです。
「見えないからできない」なんて理由は通用しません。

一生懸命、努力をし、がんばろうがんばりたいと思っても、
長時間の作業は眼精疲労を生むだけです。

パッと見えれば、こんなのすぐに終わるのにと思うこと、
目が見えたら本をすぐ読めるのになんて考えてしまいます。

一方でこうも思います。
そもそも、人より時間がかかること、人より疲れやすいこと、
これらはわかっていて、その上で今の道を選んでいる。

だから、ここで諦めてはいけない。
なぜ、諦めてはいけないか。

それは私には志があるから。

自分が生きている中で感じる「生きづらさ」や「困難さ」、
しかし、これは何も自分だけが感じているわけではなく、視覚障がいが主たる原因となって生じている場合も少なくない。

だとしたら、世界のどこかで私と同じような困難さや生きづらさを感じている視覚障がい者がいる。

視覚障がい自体が消滅することは現実的に考えづらいけど、視覚障がいがありながらでも、もっと生きやすく、少しでも困難を軽くする方法はあるのではないか。

ひとつひとつの問題の原因を解明し、その問題をどうしたら解決できるのか。それを客観的に明らかにすることが必要。

でも、こういった問題を解決するために日々奔走する個人はいても、それが一般化(誰もが使えるような方法として確立されていない)ために、同じ問題があちこちでおきている。

私はこの氷山のような問題のひとつでもよいから自分の人生をかけて解決したいという志がある。

だから、今はできないことだらけで体も心も辛いけど、10年後、20年後にこの努力が実を結ぶことを信じて、日々、前進していきたいと思うのです。

本当に心底悔しい気持ちがいっぱいですが、きっと場面は違えど、同じような状況にある人はいるのだと思います。

「大変」「辛い」と嘆くことは誰にでもできます。
でも、私はただ文句を社会にいうだけではなく、自分たちが望むような社会に変えていく力がほしいのです。

携帯電話のように、放っておいても勝手に進化してくれるものならよいのですが、このマイナーな分野、待っていても誰も解決してくれそうにありません。苦笑

なので、私はこの壁に押しつぶされず、逃げずに、どんな形になってもやり続けることを決意しました。

5年後になるか、10年後になるか、いつになるかはわかりませんが、
私がこの志を忘れない限り、必ず、自分を含めた視覚障がい者がいきやすい社会を実現してみせます。

2011年は「前」に少しでもよいから進めるようにがんばります。
こんな私ですが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

2011年 元旦 
奈良 里紗