2012年7月21日土曜日

ipad活用法:そらまち水族館編

皆様

こんにちは。奈良里紗です。

夏休みを間近に控えてそろそろ、夏休みの計画をたてはじめたことではないでしょうか。
私は一足先にそらまち水族館にいってきました。
スミダ水族館の詳細はコチラから→http://www.sumida-aquarium.com/

水族館って視覚障がいのある人でも楽しいの?とよく聞かれます。

正直なところ、私は魚やイルカ等に対する興味・関心は一般の人と同じくらいなものなので、そこに、見えにくい状況が加わるとそんなに楽しくありません。
基本的に、水槽の中にいる魚やペンギンをみて、楽しむものなので、それをいくら言葉で説明されても、私はあまり楽しいとは感じません。
そんな私えも、iPadがあると、結構、楽しめたので、私自身、驚きました。
今回は、写真をおりまぜながら、どういうふうに楽しめたのか、iPadをどんなふうに使えばよいのかを紹介したいと思います。
まず、前提です。
今回は、特別に何かのアプリをダウンロードしたかいうことはなく、iPadを買ったときからついていたカメラ機能のみを使いました。
では、早速、以下にクラゲの写真を掲載しました。

いきなり、強烈なクラゲ!!
こんなに足が長いクラゲ見たことない!
気持ち悪いけど・・・でも、もっと、どうなっているか見てみたいという興味がそそられ・・・・


さらに、iPadを水槽から30cmくらいのところまで近づけて写真とってみると、
上記のような写真がとれました。
これをさらに、2本の指を使って画像を拡大すると、
さらに、細かいところまで大きくしてみることができました。

水族館ってこんなに楽しいところだったっけ?と
まだ、入口付近だというのに大興奮!!

次のクラゲはどんなクラゲかなぁ??


ん~このクラゲは幻想的というか、癒し系なクラゲ。
見ていて心がおちつきます。
さっきのクラゲとはギャップがありすぎ!!
一言にクラゲといってもこんなに色々な種類があるのだなぁとこの年になって学習しました。

さぁ、次は何かな??


次は東京湾に生息している?というサメ!!
自分の目で見たら黒い魚がいるように見えたのですが、
友達に「これ、サメだよ!」といわれて、慌ててiPadで写真をとって
拡大してみると・・・・
「ん~普通の魚じゃないの?!これ、サメなの?」
と聞くと、友達が口の部分やサメの特徴となる部分をipad上で拡大してもらうと、
サメであることが認識できました!!

つまり、iPadを持っているだけでは、わからないこともあるので、
やっぱり、誰かと一緒にいって、説明をしてもらえると、より楽しめるということです!!



視覚障がい者はシマシマをみると、なぜか目がいってしまいます。笑
小さな熱帯魚だって、このとおり。
フラッシュ機能を使わずに、シャッターをタッチうるだけでこんなにきれいに撮影できます。

ちなみに、シャッターはボタンではなく、液晶画面をタッチする必要があります。
私の視力では、どこをタッチすればよいかほとんど見えません。
でも、だいたいの場所を教えておいてもらって、なんとなくそこらへんを何度もタッチしていれば、
何枚かはとれているというかんじです。
触ってわかるシャッターがあったら一番よいですけどね。


ipadのよいところは、表示も撮影してみることができるところです。
例えば、次の写真。


スミダ水族館は、表示が白黒反転になっているので、みやすいです。
こうやって、撮影した写真を画面上で拡大したり、ルーペでみたりすれば、表示を自分で確認することができるんです。

また、全体像を把握したいときも、少し離れたところから写真をとれば、全体がみえて、そこから画面上で拡大をして細かいところをみることもできるので、単眼鏡にはない便利さです。


ただ、ipadは液晶画面なので、屋外ではほとんど画面がみえないのがデメリット。
水族館は館内がそもそもくらいのでipadを使用する環境としてはよいです。

あとは、もう少し軽くなるとより使いやすいです。
ずっと、持っていると重たいなって思いました。

最後に、ipadでは写真と動画をワンタッチで切り替えることができます。
上記に掲載した写真は、どれもじっとしていてくれるから撮影できましたが、
じっとしていない魚もたくさんいますよね。
そういうときは、動画モードに切り替えるとよいなって思いました。


まぁ、この動画だと、どんな魚がいるかはあまりわからないのですが・・・・。
でも、自宅に帰って、パソコン上でみるとけっこうきれいにみえました。

ここにも使いにくい点がありました。
先ほど、説明したとおり、動画と写真はワンタッチで切り替えることができます。
タッチするだけなので、今、動画なのか、写真なのかがわからないのです。
動画と写真をとるときでは、シャッター音が違うのですが、水族館のように外出先では、
周囲の音にかきけされてしまい、何度も、間違えて動画をとってしまったり、
写真をとってしまったりしました。
また、写真モードのときしか、拡大機能が使えないのも難点です。

とはいえ、けっこうipadをもっていけば、弱視の人でも楽しめるのではないかと思いました。
ぜひ、試してみてくださいね!

key word スミダ水族館 ipad 写真 動画

viwa 奈良里紗







1 件のコメント:

  1. カメラのシャッターは音量プラスのボタンが使えます。

    また、ホームボタンのトリプルクリックにボイスオーバーの音声読み上げを指定していればビデオとカメラのモード切り替えを音声とフリック操作で変更できます。
    ああ、でも、白黒反転に割り当ててらっしゃるでしょうね。

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