2016年11月1日火曜日

「ブラインドサッカー北日本リーグ2016 第2節in仙台」のご案内


こんにちは。
viwaの岩池です。

今回は11月13日(日)に仙台で開催されるブラインドサッカー北日本リーグ2016のご案内です。
以下案内文です↓

===ここから===

ブラインドサッカー北日本リーグ2016 第2節 の試合が仙台で行なわれます
入場・観戦 無料

ブラインドサッカー北日本リーグ2016は、新潟フェニックスファイアーズ、F.C.長野RAINBOW、コルジャ仙台FCの3チームが参加し、北日本チャンピオンを目指して熱戦が繰り広げられます。優勝チームには、2017年春に開催予定のクラブチャンピオンシップへの出場権が付与される予定です。


1.開催日およびスケジュール
11月13日(日)
第1試合 10時00分~
第2試合 11時30分~
第3試合 14時00分~
※詳細は、協会ホームページ、Facebookページでご確認ください。

2.会場
FUT MESSE 仙台長町(フットメッセ せんだい ながまち)

Web
http://www.b-soccer.jp/

Facebook
https://www.facebook.com/Blind.Football

お問い合わせ
特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会

〒169-0073
東京都新宿区百人町1-23-7 新宿酒販会館2階
電話:03-6908-8907
FAX:03-6908-8908

===ここまで===

2016年10月22日土曜日

第15回パパママ会実施報告

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。
名古屋では、気持ちの良い秋晴れと思いきや、気温も湿度もぐんぐんあがり蒸し暑い一日となった10月8日(土)に第15回パパママ会を実施しました。

3連休の初日にも関わらず、9家族の皆様にご参加いただきました。
今回もパパママ&兄弟も一緒にご家族そろってのご参加が多かったです。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。


また、名古屋盲学校の先生方、愛知教育大学の学生の皆さん、地域のボランティアの皆さんに運営のご協力をいただきました。
いつもありがとうございます。


さて、今回は「保護者がこどもの障がいを周囲にどのように伝えればよいか」をテーマに、愛知教育大学の相羽大輔さんに話題提供をいただきました。

まず、相羽さんご自身の見え方をアルビノという生理学的な状態からわかりやすく解説をいただきました。

また、ご自身の見え方の特徴であるまぶしさとはどういう状態なのかもご紹介いただきました。
今回のパパママ会で印象的だったことを2つご紹介します。

【言葉を大切に:「目が悪い」ではなく「目が見えにくい、見えない」という表現を使う】
「うちの子は目が悪いんで」
「あなたは目が悪いのよ」

こういった言葉を何気なく日常的に用いてしまうこと、よくあるのではないでしょうか?
しかし、「悪い」という言葉は「頭が悪い」「言葉づかいが悪い」「態度が悪い」等、ネガティブなことを指摘するときに用いる言葉であることは言うまでもありません。
このような言葉を日常的にあび続けるこどもの気持ちを考えてほしい、そんなメセージがありました。

すると、保護者の方からも
確かにうちの子は最近、「目も頭も悪い」と自暴自棄になって言うことがあるなどの意見がありました。

目が悪いと言うのではなく、目が見えにくい、目が見えないとその状態をニュートラルに表現して伝えてあげることの大切さを改めて教えていただきました。

【家遊びを取り入れる】
こどもが見えない、見えにくいことをハンディに感じないでお友達と遊べる環境、それは、ずばり自宅なのです。

毎日毎日、外遊びばかりでは、ついていけないことが多くて大変ですが、1週間に1日でも2日でも、家遊びの日を作ってもらい自宅に友達がきて遊ぶという環境があるだけで同年代の友達と、のびのび遊ぶことができるんだという相羽さんからのメッセージ。
このお話を伺ったとき、こどもだけではなく、大人になった私も友達と遊ぶのに1番安心できるのは自宅であり、自宅に人を呼ぶことが多いなと感じました。
こどもが安心して遊べる環境を作って、初めて遊びがはじまるのだと思いました。

次回パパママ会の開催は、11月12日(土)です。
秋が深まり過ごしやすい陽気になっているとよいなと感じる今日この頃でした。


viwa 奈良里紗

2016年10月20日木曜日

「教科用特定図書等の普及促進に関する講習会」のご案内


こんにちは。
viwaの岩池です。

11月11日(金)に仙台で開催される講習会のご案内です。
以下案内文です↓


**ここから


1.講習会名称:「教科用特定図書等の普及促進に関する講習会」


2.開催日時:2016年11月11日(金) 14時~16時40分


3.会場:富士ゼロックス宮城ショールーム
 *JR仙台駅から徒歩10分、仙台市営地下鉄「五橋」駅より徒歩3分


4.プログラム(概要)
(1)教科書バリアフリー法の制度運用状況や障害者差別解消法を踏まえた取り組み(文部科学省初等中等教育局教科書課)
(2)高等学校への教科書デジタルデータの提供について(データ管理機関運営事業者 富士ゼロックス)
(3)ICTと教科書デジタルデータの活用に関する研究報告(慶應義塾大学 中野泰志
 *最新のUDブラウザの体験会も行います。
(4)盲学校高等部におけるICTと教科書デジタルデータ実践活用事例の紹介(東北地域の盲学校による実践報告)


5.その他
 お申し込み方法等の詳細は以下のホームページをご覧ください。
http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy/info/20161111.html


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「伝える・感じるテクノロジー2016 (サイトワールド2016同時開催)」のご案内


こんにちは。
viwaの岩池です。

今回は11月1日(火)~2日(水)に都内で開催されるイベントのご案内です。
以下案内文です↓

ーーここからーー
伝える・感じるテクノロジー2016
(サイトワールド2016同時開催)
主催:社会福祉法人桜雲会
日時:2016年11月1日(火)~2日(水)10:00~17:00
於:すみだ産業会館9階 会議室4
〒130‐0022
東京都墨田区江東橋3丁目9番10号(丸井錦糸町店内)
JR / 東京メトロ 錦糸町駅南口より徒歩1分
http://sumidasangyokaikan.jp/access/
★入場無料!

最近、スマホ・スマートウォッチ、3Dプリンター、バーチャルリアリティなど、新しい技術を応用した製品が続々と開発されるようになり、聴覚・触覚・仮想現実を活用したコミュニケーションや体感が実現しています。また、視覚障害当事者による商品開発や商品評価についても身近なものになりつつあります。

「伝える・感じるテクノロジー2016」では、視覚障害者の日常生活をサポートするさまざまな技術や製品を紹介します。(一部の商品は販売しています)入場無料、何度でも入出場自由です。この機会にぜひご参加ください。

【デモンストレーション・タイム】
※当日の事情により、講演内容・プレゼンターが変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
●11月1日(火)
11:00~12:00 バーチャルリアリティ(VR)で三次元を体感する 長谷川貞夫(桜雲会ヘレンケラーシステムプロジェクト)

13:00~14:00 画像聴覚化装置で地図や美術品を感じる体験 黒田昌弘(画像聴覚化研究所)

15:00~15:30 みんなで楽しむ動画コンテンツ 安藤将大・浅野絵菜(アーチャレジー)
15:30~16:00 離れた場所から盲ろう者へ“手書き文字”で伝える 三好孝典(豊橋技術科学大学)

●11月2日(水)
11:00~11:30 電子書籍化支援システム「ブックターナー」の紹介 大野拓哉(カシオ計算機)
11:30~12:00 視覚障害者自身が「使い勝手」を評価するウェブサイトA-appsの紹介 松井 進(千葉県立西部図書館)
         https://www.j-archives.net/aapps/

13:00~14:00 体表点字でコミュニケーション―Apple Watchやスマートフォンでらくらく入力 長谷川貞夫・高岡健吾(桜雲会ヘレンケラーシステムプロジェクト)

15:00~16:00 3Dプリンターで漢字をつくる 馬場景子(日本福祉大学)

【体験&展示販売コーナー】
■桜雲会
*さわって楽しい絵本が大集合。音の出る絵本やバリアフリー絵本の展示・販売
■桜雲会ヘレンケラーシステムプロジェクト
*ロボットによる三次元仮想現実(ロボットアームを使い、立方体や富士山を触知)
*ボッツニュー(没入)(ヘッドマウントディスプレイをかぶり、ジェットコースターやシューティングゲームなど動く三次元映像を視覚と音で体感)
*体表点字と盲ろう者用電話「ヘレンケラーホン」(2個の振動体で6点式点字
が読める体表点字体験と、盲ろう者用電話体験)
*Apple Watchでイッピツによる入力(Apple Watchの画面上で、指を滑らせながら点字の位置を順番に一筆書きしてから、指を離すと文字が入力できる)
■画像聴覚化研究所
*画像聴覚化装置(音の連鎖で形をイメージし、音声を併用して画像を創出する装置)
■アーチャレジー
*白黒反転手帳(1月・4月はじまり)を販売。その他、便利な文具のご紹介
■読書工房
*『大きな文字の青い鳥文庫』をはじめ、視覚障害者をサポートするための書籍販売
■豊橋技術科学大学・三好孝典研究室
*遠隔手書き文字システムの展示(離れた場所でもあたかも一本の鉛筆を握っているかのように手書き文字をやり取りできるシステム)
■カシオ計算機
*電子書籍化支援システム「ブックターナー」(裁断不要。ページめくり機能を使い、ご自身のタブレットやスマートフォンで撮影し、電子書籍化)
以上です。
ーーここまでーー

2016年10月19日水曜日

インタビュー:教育実習報告

皆様

こんにちは。viwaの村上です。
本日のブログ記事は教育実習での体験記です。


先日新しくスタッフに加わった二宮さんが教育実習を経験されたので、早速インタビューさせていただきました。
教育実習がどのようなものか、少しでも雰囲気が伝われば幸いです。


村上(以下、Q):二宮さん、こんにちは。先日、教育実習に参加されたと伺いました。どのような内容だったのか、お話しを聞かせてください。
二宮(以下、A):はい、よろしくお願いいたします。


Q1:まず教育実習の全体像を教えてください。実習期間やスケジュール、実習内容の概要をご紹介ください。
A1:
実習期間は9月5日~27日の3週間でした。
1週目は自立活動や各学年の様子についての講義を受けたり、授業見学していました。
2週目以降は、授業見学や授業を行っていました。
見学する授業は、自立活動を中心に自分の興味のある授業を選択し見学しました。
私が行った授業は、ADL(調理・ハンドライティング)・歩行・弱視の当事者として生徒に今までの経験を話すことを行いました。



Q2:3週間も実習期間があたのですね。教育実習に参加する前に、何か注意したことや工夫したことはありますか?
A2:
実習前は、特に対策していったわけでなかったので、自立活動について勉強していけばよかったと思っています。
実習中は、単眼鏡を使用して生徒の様子を見学しました。
また、実習生の控え室の机が白く飛蚊症が目立ち気になるため、黒い板を学校で借り、机に敷いて作業を行っていました。



Q3:実習といっても、控室での準備の時間なども大切ですよね。教育実習中、特に大変だったことは何ですか?
A3:
生徒の名前と顔を一致させることが大変でした。
HRの生徒に加え、他学年の生徒も関わりがあり、様々な所で会ったときに名前を呼んで、声をかけることができませんでした。



Q4:確かに。私も実習という短い期間の中で、生徒の顔と名前、そして声を一致させるのは大変でした。教育実習で、印象に残ったエピソードなどはありますか?
A4:
教育実習の初日に、自分も視覚障害のある当事者だと伝えると、生徒はとても驚いていたことです。その後、実習中に「先生は視力どれくらいですか?」など質問し興味をもってくれる生徒がいました。



Q5:自分から障がいについて話をすると、なんだか相手との距離が近くなるようなきがしますね。教育実習を通して学んだことはありますか?教育実習を通しての感想をお聞かせください。
A5:
学んだこととして2つあります。
1つ目は、生徒との関わり方です。
ただ生徒と話すだけでなく、どんな生徒か興味をもつこと・日々成長する所を見ること・今回話したことを元に次は何を話すか考えることなどを大切にすることです。
2つ目は、授業についてです。
指導計画通りに授業を進めるのではなく、生徒の実態や様子に合わせて授業を展開させていくことを大切にすることです。
実習を通して、生徒達の色んな面を知ることができ、とても興味深かったです。
また、指導教員の先生に毎日ご指導して頂きながら、様々なことを学び、自分の改善すべき点も知ることができた実習でした。



Q6:実習を通してたくさんの貴重な経験ができたようですね。これから教育実習を予定している学生に、先輩からのアドバイスをお願いします。
A6:
初めての経験で不安も沢山あると思いますが、指導して下さる先生方や色んな人の意見を受け止め、一生懸命取り組むことを大切にしてほしいと思います!



二宮さん、本日はお忙しい中ありがとうございました。
引き続き、応援しています!


今回は教育実習について取り上げましたが、実習は他にもいろいろとあります。
ほかのスタッフの体験談もぜひ聞いてみたいですね。


2016年10月15日土曜日

【研究レポート】アルビノの子どもを持つ保護者の教育的ニーズに関する研究

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。
今回は研究レポートということで、愛知教育大学の卒業研究としてまとめられた内容をご紹介したいと思います。

アルビノ当事者の方はもちろんですが、弱視教育に関わる教員や医療関係者の方々にもご覧いただき、視力的には軽度の弱視といわれる子ども達が、どのような教育的ニーズを有するのか一緒に考える機会になれば幸いです。

今回は以下の2つの動画で研究の内容を紹介しています。
最初の動画は、研究の内容を10分程度でまとめた動画です。
2つ目の動画は、卒業研究を行った愛知教育大学の大池さんとviwaの奈良の対談形式の動画です。(約60分)


興味・関心のある方はぜひご覧いただき、ご意見・ご感想・ご質問等がありましたらお寄せください。

【研究レポートvol.1-1 研究概要】


https://www.youtube.com/watch?v=SoLYdAO8AC8&feature=youtu.be

【研究レポートvol.1-2 対談形式の動画】


https://youtu.be/IZwsG-QIHLQ





「放送アクセシビリティ・シンポジウム ~アメリカ盲人協議会 ジョエル・スナイダー博士を迎えて~」のご案内


こんにちは。
viwaの岩池です。

今回は10月28日(金)に都内で開催される放送アクセシビリティ・シンポジウムのご案内です。
以下案内文です↓

**ここから**
放送アクセシビリティ・シンポジウム
~アメリカ盲人協議会 ジョエル・スナイダー博士を迎えて~
日時 2016年10月28日(金)午後1時~5時
会場 弘済会館 4階 蘭 (東京都千代田区麹町5-1)
手話通訳、要約筆記、磁気ループ、点字資料あり
開催趣旨
障害者権利条約が2014年に批准され、また障害者差別解消法が2016年4月に施行されました。

私たちの生活において欠かすことができない放送の分野においても、情報アクセシビリティや合理的配慮を踏まえたあり方や実践について、共に考えていくことが求められます。
このような中、アメリカ盲人協議会(ACB)等で活躍するジョエル・スナイダー博士が来日される機会をとらえ、本シンポジウムを開催いたします。
スナイダーさんは音声解説の専門家であり、その知見や取り組みの実情とともに、今回は字幕放送や手話放送を含めた米国の制度や実情などについてもお話しいただきます
これを受け、日本の行政や放送事業者、そして障害者関係団体等による取り組みの報告とディスカッションを行います。
このテーマについて関心のある幅広い方の参加を募り、誰もが利用できる放送に向けて共に話し合う機会とします。
プログラム
開会 13:00

講演 「米国における放送アクセシビリティの取り組みの現状と今後の課題
   ジョエル・スナイダー博士/アメリカ盲人協議会(ACB)音声解説プロジェクト部長

報告 「日本における放送アクセシビリティの取り組みの現状」
   藤田清太郎 総務省情報流通行政局地上放送課長

パネルディスカッション 「誰もが利用できる放送に向けて -日本における課題解決のために-」

藤澤和子 大和大学教授
坪倉善彦 NHK編成局計画管理部(計画) 副部長
三宅隆 日本盲人会連合 情報部長
石橋大吾 全日本ろうあ連盟 理事

佐藤至 CS障害者放送統一機構
コーディネータ: 寺島彰 日本障害者リハビリテーション協会参与/浦和大学総合福祉学部教授

閉会 17:00
◆主催 障害者放送協議会、日本盲人福祉委員会  

◆協力 日本盲人会連合
プロフィール
ジョエル・スナイダー博士(Dr. Joel Snyder)
  オーディオ・ディスクリプション・アソシーエーツ社社長
  アメリカ盲人協議会(ACB)音声解説プロジェクト部長(www.acb.org/adp

  全米映像字幕協会音声解説メディア部長

1981年より劇場イベントやメディアにおける音声解説を開始。

米国俳優協会、米国テレビ・ラジオ芸能人組合及び映画俳優組合の会員として、また国立芸術基金の専門家として20年以上のキャリアを持つ。
音声解説の先駆けとして国際的にも知られており、欧州、北米、南米、日本を含むアジア諸国など35か国を訪問し、講演やワークショップを実施している。
2014年にバーノン・ヘンリー・メディア賞を受賞。

お申込み
FAX、メールまたはお電話等で10月26日までに、下記必要事項とともに事務局へお申込み下さい。

締切日前に定員数に達した場合は、早めに締め切らせて頂く場合がございます。

お申込み書 FAX: 03-5292-7630  E-mail: housou.info@gmail.com
電話03-5292-7628

お名前(ふりがな)

所属
連絡先 〒
 電話(    )     -

FAX(    )      -
E-Mail
必要事項 □手話通訳  □要約筆記  □磁気ループ  □点字資料  □車いす利用
□その他(                            
介助者     名
※頂いた個人情報は、本シンポジウム以外の目的には使用しません。

会場 弘済会館 (東京都千代田区麹町5-1)

JR中央線・総武線 「四ッ谷駅」 麹町出口 徒歩5分
地下鉄丸の内線・南北線「四ッ谷駅」 1番出口 徒歩5分


シンポジウムの問合せ・お申込み先

障害者放送協議会 事務局
〒162-0052 東京都新宿区戸山1-22-1
 (公財)日本障害者リハビリテーション協会内
TEL:03-5292-7628  FAX:03-5292-7630
E-mail:housou.info@gmail.com


**ここまで**