ラベル 505.補助具 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 505.補助具 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2023年5月18日木曜日

視覚技塾 for Medical worker~ロービジョン者とルーペ~開催のご案内

 皆さま

viwa事務局です。
7月は視覚技塾 for Medical workerを開催します。

視覚技塾 for Medical workerでは
・ロービジョン児・者のリアルを患者の立場から医療従事者に伝えること
・日常生活上の「見えない」を「見える」に変える工夫の共有
・かゆいところに手が届くロービジョンケアの探求
を患者の立場であるロービジョン者と医療従事者が垣根を越えてざっくばらんに情報交換、ディスカッションをすることを目的に実施します。

なかなか病院の診察室で対面する患者さんには聞けないこと、
今更聞けないあれこれを少人数でがっつり語り合い、学びあう時間をご提供します。

今回のテーマはロービジョン者とルーペ(拡大鏡)です。
先日、viwaスタッフの村上がルーペについて話をしてくれたのですが、なかなか奥深い!
ご興味のある方はこちらを聞いてみてください。

気ままにviwa talk vol.19 ルーペ・拡大鏡




下記、セミナーの詳細です。情報の転送・転載は大歓迎です。

- 記 -

開催日:2023年7月8日(土)20:00~21:30
場所:オンライン(zoom)
主催:視覚障がい者ライフサポート機構 "viwa"
テーマ:ロービジョン者とルーペ
【対象】視能訓練士で現在、ロービジョン者のケアを担当している方
【定員】10名
【会費】1,000円

※参加費は事務手数料、講師謝礼 等
※お支払い方法:ゆうちょ口座への振込
※会費は受付完了メール内にあります振込先へ期日までにお支払いをお願いいたします。
 なお、無断で支払い期日を過ぎた方については今後当団体が開催するイベントへの参加をお断りすることがございます。
※お支払いいただいた参加費については、急きょイベント開催が中止になるなどこちらの事情以外での返金はいたしかねますのであらかじめご了承ください。

【お申込み方法】
下記のURLよりお申込みください。
https://kokc.jp/e/25f04946f848d715715ca3a5e9d8f1d1/

※お申し込みはこくちーずよりお願いいたします。
※お申し込み直後、自動返信にてイベントの詳細をご案内しております。
 お申込みされる前にこくちーずからの自動返信メール( noreply@kokuchpro.com )が受け取れるよう準備をお願いします。
 万が一、申し込み後、受付メールの受信ができない場合には事務局(info@viwa.jp)までお知らせください。
 (メールは迷惑メールフォルダなど別のフォルダに振り分けられてしまう事がありますので受信が確認できない場合は一度、他のフォルダに振り分けられていないかをご確認願います。)
※こくちーずによる申し込みが難しい場合には事務局(info@viwa.jp)までお知らせください。
 その際、連絡先メールアドレスと電話番号を記載ください。
 ドメイン設定等により、事務局からご案内しているメールが届かないことが頻発しております。@viwa.jpからのメールが受信できること、迷惑メールフォルダにメールが入っていないかご確認をお願いします。
※こくちーずよりお申込みが難しい場合、件名に「7月8日視覚技塾参加申込」と記載の上、
・氏名(漢字・ふりがな)
・所属
・患者さんのニーズとして近方を見たいというリクエストはありましたか?
・ルーペ(拡大鏡)を合わせたことがありますか?
・ルーペ以外の方法で近方を見る道具としてどのようなものを提供していますか?
を添えて事務局(info@viwa.jp)までメールにてお申込みください。

送信後、3日以内に事務局から返信がない場合には再送をお願いします。
 なお、イベント直前のメールでのお申込みの場合、お返事が間に合わない可能性もございますのでその場合は極力こくちーずよりお申込みくださいますようお願い申し上げます。

【申し込み締め切り】2023年7月7日(金)

【ご質問・お問い合わせ】
視覚障がい者ライフサポート機構 "viwa"
奈良・山本
Mail: info@viwa.jp
URL:  http://www.viwa.jp/

viwa 事務局


2023年4月7日金曜日

気ままにviwa talk vol.19-③ ルーペ・拡大鏡

 皆さま

こんにちは。viwaスタッフの奈良里紗です。

毎月第1・第3金曜日に定期配信しておりますviwa talk。

今回のトークテーマは「ルーペ・拡大鏡」についてです。

iPhoneやiPadなど、ICT技術の登場により、光学的な補助具を使う人は減っているのかもしれません。

こうしたICT技術がなかったころ、きちんとルーペの指導を受けることができた弱視(ロービジョン)者は大人になって何をみて、どう感じているのか語ってもらいました。

「私にとってルーペは眼鏡と一緒」
と語るviwaのメルマガの編集後記「村上氏のつぶやき」でおなじみの村上氏。
ルーペで見る世界と、iPhoneなどを通じてみる世界の肌感覚での違いについて、
自分にとっての光学的補助具の意義について熱く語っています。

ぜひ、3本立てのこのシリーズ、楽しんで聞いてください★
チャンネル登録もよろしくお願いしまーす。



URLをクリックして動画をご覧になる場合はコチラ


前回のviwa talkはコチラ



過去のviwa talk一覧はコチラ

key words ルーペ 拡大鏡 ロービジョン 弱視 視覚障害 ラジオ風番組

viwa 奈良里紗

気ままにviwa talk vol.19-② ルーペ・拡大鏡

 皆さま

こんにちは。viwaスタッフの奈良里紗です。

毎月第1・第3金曜日に定期配信しておりますviwa talk。

今回のトークテーマは「ルーペ・拡大鏡」についてです。

iPhoneやiPadなど、ICT技術の登場により、光学的な補助具を使う人は減っているのかもしれません。

こうしたICT技術がなかったころ、きちんとルーペの指導を受けることができた弱視(ロービジョン)者は大人になって何をみて、どう感じているのか語ってもらいました。

なかでも、今回はルーペを活用できるまで、小学校のときのルーペにまつわる思い出エピソードとともにお送りしています。

ぜひお聞きください。
チャンネル登録もよろしくお願いしまーす。




URLをクリックして動画をご覧になる場合はコチラ


前回のトークはコチラ

過去のviwa talkの一覧はコチラ


key words ルーペ 拡大鏡 ロービジョン 弱視 視覚障害 ラジオ風番組


viwa 奈良里紗

気ままにviwa talk vol.19-① ルーペ・拡大鏡

 皆さま

こんにちは。viwaスタッフの奈良里紗です。

毎月第1・第3金曜日に定期配信しておりますviwa talk。

今回のトークテーマは「ルーペ・拡大鏡」についてです。

iPhoneやiPadなど、ICT技術の登場により、光学的な補助具を使う人は減っているのかもしれません。

こうしたICT技術がなかった頃、きちんとルーペの指導を受けることができた弱視(ロービジョン)者は大人になって何をみて、どう感じているのか語ってもらいました。

なかでも、今回は二刀流ルーペ術の話題が!

ぜひお聞きください。
チャンネル登録もよろしくお願いしまーす。



URLをクリックして動画をご覧になる場合はコチラ


過去のviwa talkはこちらからご確認いただけます。

key words ルーペ 拡大鏡 ロービジョン 弱視 視覚障害 ラジオ風番組

viwa 奈良里紗

2014年2月26日水曜日

電化製品の不良品にまつわるお話


皆様

 

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

 

本日は、電化製品を購入したときにだれもが経験するだろう

「不良品」のお話です。

 

みなさんはこれまで電化製品を購入して「不良品」だった経験はありますか?

 

販売の方にお話しを伺ったところ、ものにもよるそうなのですが

「100台に1台程度の割合で不良品がある」

と聞いております。

 

これって実際には結構な確率ですよね。

 

私がこれまでに経験した不良品は、

ノートパソコンの画面のドット抜け、

ノートパソコンのハードウェアの初期不良、

コーヒーメーカーの初期不良

IHの初期不良

 

・・・と記憶に残っているだけでもこれだけあります。

 

なんでこんな不良品のお話を書いているかというと、

視覚障がいがあると、「不良品に気づかない」ことがあるんです。

 

例えば、ノートパソコンの液晶画面のドット抜けについては、

私の視力では確認することができない程度のものでしたが、晴眼者がみるとかなりは

っきりわかる程度のものだったんだそうです。

 

私のように画面を拡大してみる場合には、ドット抜けがかなり見えにくさに影響して

しまうんですね。

 

でも、購入してそういうもんだと思って使っていると気づかないんです。

 

IH(電磁調理器)のときなんかおそろしかったですよ。

操作パネルの不具合で、勝手に温度があがったり、さがったり、勝手に揚げ物モード

にかわったりしているのですが、当然、操作パネルを遠くから確認することができな

いので私はこの不調に気づきませんでした。

 

IHの不調に気づいたのは、我が家に入ってくれているヘルパーさんに調理をお願い

していたときに、

[「これ、なんかおかしいんですけど」

「コントロールがちゃんとできないんですけど・・・」

と複数人のヘルパーさんから指摘されたことがきっかけでした。

 

ヘルパーさんもIHを使いなれていないこともあり、すぐに「不良品」とは思わなか

ったんですね。

 

ところが、ある日、電源を切ったのに、勝手に電源がついたときがあり、それをみた

ヘルパーさんが

「これ、やっぱり、おかしいですよねー」

と教えてくれました。

 

そのときに、説明書に書いてあるカスタマーセンターに電話して事情を説明すると、

すぐに新品と交換してもらえました。

 

不良品には、晴眼者であれば、すぐに気づくものとそうでないものの2つがあるんだ

なぁと思いました。

 

特に、一人暮らしをしている視覚障がい者は気づかぬうちに不良品を使っているこ

とがあり得ますので、ヘルパーさんや友達等がきたときにみてもらうことも大事かも

しれません。

 

それと同時に、先日、視覚技塾できていただいたナイツ、日本テレソフト、インサイ

トの3社では、拡大読書器の設置サービスを行っていると聞いております。

 

ただ、設置をしてくれるだけではなく、初期不良がないかの確認もしてくれるそうな

んですね。

 

拡大読書器もカメラ部分とかに不良があることはそんなにないらしいのですが、液晶

モニターにドット抜け等があることがあるそうです。

 

もともと視力が低い私たちがこれらの初期不良にすぐに気づくことはできない可能性

がありますので、ぜひ、設置サービスは活用することをおすすめします。

 

といっても、次に私が拡大読書器を購入できるのは約7年後なので・・・苦笑

 

ちなみに、上記にあげた不良品については全て新品との交換をしてもらいました。

コーヒーメーカーにいたっては、使用して1年がたとうとしようとしているときだっ

たので、かなり遅かったですね。

ずーっと、なんか調子悪い・・・と思いながら使っていました。涙

 

使い方が悪いのか、

本体に問題があるのか、

見極めが難しいですね。

 

みなさんも身の回りの電化製品、大丈夫か確認してみてくださいね。

 

viwa 奈良里紗

2013年8月4日日曜日

携帯型読書機アクディブビュー基本操作がわかる動画サイトの紹介

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

先日、viwaのブログの中でもタイムズコーポレーションが販売する視覚補助具のミニ体験会の報告をさせてもらいました。
http://www.viwa.jp/2013/06/blog-post_8.html

その中で携帯型読書機アクティブビューについて紹介をしてもらいました。
この携帯型読書記の基本的な使い方を動画で説明してくれています。

下記のURLをクリックすると見ることができますのでご紹介したいと思います。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=41ButrniTIg

読書機って簡単に使えそうで意外と何をどう使えばわからなかったりするので、こういう操作方法の解説があると便利ですよね。

この読書記は、小学校や中学校等の学習場面に使えるようにと開発の方々が試行錯誤をこらした機能が搭載されています。

私が使ってみて一番いいなと思った機能は、
行頭(行の最初)を記録して、ワンタッチで行頭に移動することができる機能です。

私たち弱視の人は、改行というのが非常に大変で、改行を間違えて、同じ行を読んでしまったり、2~3行読み飛ばしてしまったり・・・なんていうことがしょうっちゅうおきて、それが読書スピードをさらに遅くするんです。

なので、行頭にワンタッチで移動できるというのは、あってもよかったのに今までなかった機能を搭載したこの読書機に興奮しました!!

ぜひ、みなさんも体験会やタイムズコーレポレーションさんに直接問い合わせたりして、この読書機を体験してみてくださいね。

key word アクディブビュー 拡大読書器 弱視 学習 

viwa 奈良里紗

2013年5月19日日曜日

ipadと拡大読書器、どっちを買うべき?

皆様
こんにちは。viwaの奈良里紗です。
急に初夏らしい陽気になってきましたね。
皆様、おかわりなくおすごしでしょうか。

さて、本日は最近よく聞かれるこの質問に私なりにお答えしたいと思います。
「ipadと拡大読書機、どっちを購入したらよいでしょうか?」
viwaのブログでも紹介しているように、ipadやiphone等のタブレット端末は弱視の人にとってもとても便利なものです。
拡大読書機と大きく違う点としては、使用するために練習を積まなくても直感的に使えるということです。
一方、拡大読書機は練習をする必要はありますが、長時間の独伊書、特に学習面においては必要不可欠なものかと思います。
弱視の人は見え方も人それぞれですので、一概にipadがいいよ!とも拡大読書機がいいよ!ともいえませんが、、、
拡大読書機は19万8000円
ipadは5万円以下で購入できる
ということを考えると、拡大読書機は日常生活用具として申請をして、
ipadは自費で購入するというのがぶなんかと思います。
先日、相談にいらっしゃった方も、学校がipadか拡大読書機いずれかを購入してくれるのだが、どちらを購入してもらったほうがよいかというものでしたが、
拡大読書機を一切使うことがないのであれば、ipadを購入してもらえばよいのですが、もし、拡大読書機があったほうが便利なのであれば、拡大読書機を学校に購入してもらい、ipadは自費で購入することをすすめました。
ipadは有料のアプリを入れる場合には、クレジットカードかプリペイドカードでの支払いになったりして、カスタマイズするとなると、学校に購入してもらったものだと自由に自分が使用できないことも考えられます。
ですので、ipadは可能なのであれば、自費購入があとあと便利ですよ。
とアドバイスしている私が実は大学でipadを購入してもらったのですが、
大学の物品になるので、個人的な使用は控える必要があり、
ipadでメールをみたり、
インターネットに常に接続できる状態にしたり、
色々と制約がかかり、便利な使い方ができなくなってしまうのです。
ipad等はパソコンと同じで回転も早いですが、拡大読書機は1台購入すれば、5~10年ぐらいは使い続けることができるものなので、そういった意味でも購入してもらえる機会があるのであれば、購入してもらったほうがよいかもしれません。
補助具を購入するときって、どっちを購入したらよいのか、そもそもどれを購入したらよいのかと悩みますよね。
そういうときこそ、近隣の視覚特別支援学校やロービジョンクリニック等の専門機関の門をたたいて助言をもらうとよいと思いますよ。

key word 拡大読書機 ipad 購入
viwa 奈良里紗

ipadと補助具の使い分け

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

最近は、各地でipadの講習会があったり、教育現場でipadを単眼鏡の代わりに使用している実践報告がなされたり、何かとipadを補助具のかわりとして活用する方法が紹介されるようになってきました。

皆様はこの状況をどのようにとらえているでしょうか。

特に、小学生~中学生ぐらいのお子様をお持ちの保護者の方々は、補助具を使わせたほうがよいのか、ipadを使わせたほうがよいのか、悩んでいる方も多いようです。

ipadのよいところは、とにかく簡単に使えるということです。
そして、子供たちは補助具よりも簡単に使えるipadにくいついてきます。

従来、補助具は使いたくないものという認識が子供たちの中にもありましたが、ipadはこの気持ちを逆転させ、学校でも使ってみたい!と子供たちのほうからいうようになってきました。

それでは、ipadだけを使えるようにすればよいのか?  
それもそうではないと思うのですよね。
大人になってしまえば、あまり関係ないのですが、子供のうちというのは、できるだけはっきりとしたきれいな像を子供たちに見せることによって、子供たちの“見る力”がぐんぐん育っていきます。

ipadはとても便利なのですが、拡大をするためにできているものではありませんので、拡大をすればするだけピンボケ状態が強くなったり、そもそも、自分でとった写真を拡大することでノイズが大きくなってしまっていることもあります。

単眼鏡やルーペを使いこなす力、きれいなものをじっくり見る時間というのも小学生から中学生にかけての時期は本当に大切です。
ですので、補助具とipadは上手に使い分けて、どちらも使えるという状況を作ることが大切かなと思います。

例えば、動物園にいってキリンの写真をipadで撮影したとします。
子供は簡単なipadのほうで拡大をしてみようとすると思います。
そのとき、「じゃあ、単眼鏡でも見てみようか。」等と声をかけて、ipadだけではなくて、単眼鏡でも同じものを見る機会を作りましょう。

そのとき、ipadで拡大してみたキリンの耳等を単眼鏡で探して、「どう?動いてる?」等と単眼鏡だとipadでは見ることができなかったこういう部分が見える!ということを学習してもらえるとよいですね。

ipadも補助具も、私たちにとってはとても大切な見えづらさをサポートしてくれる機器ですので、上手に使い分け、活用をしていけるように周囲の人が少し気にかけてもらえるとありがたいなと思います。

key word ipad 補助具 単眼鏡 使い分け

viwa 奈良 里紗

2012年7月21日土曜日

ipad活用法:そらまち水族館編

皆様

こんにちは。奈良里紗です。

夏休みを間近に控えてそろそろ、夏休みの計画をたてはじめたことではないでしょうか。
私は一足先にそらまち水族館にいってきました。
スミダ水族館の詳細はコチラから→http://www.sumida-aquarium.com/

水族館って視覚障がいのある人でも楽しいの?とよく聞かれます。

正直なところ、私は魚やイルカ等に対する興味・関心は一般の人と同じくらいなものなので、そこに、見えにくい状況が加わるとそんなに楽しくありません。
基本的に、水槽の中にいる魚やペンギンをみて、楽しむものなので、それをいくら言葉で説明されても、私はあまり楽しいとは感じません。
そんな私えも、iPadがあると、結構、楽しめたので、私自身、驚きました。
今回は、写真をおりまぜながら、どういうふうに楽しめたのか、iPadをどんなふうに使えばよいのかを紹介したいと思います。
まず、前提です。
今回は、特別に何かのアプリをダウンロードしたかいうことはなく、iPadを買ったときからついていたカメラ機能のみを使いました。
では、早速、以下にクラゲの写真を掲載しました。

いきなり、強烈なクラゲ!!
こんなに足が長いクラゲ見たことない!
気持ち悪いけど・・・でも、もっと、どうなっているか見てみたいという興味がそそられ・・・・


さらに、iPadを水槽から30cmくらいのところまで近づけて写真とってみると、
上記のような写真がとれました。
これをさらに、2本の指を使って画像を拡大すると、
さらに、細かいところまで大きくしてみることができました。

水族館ってこんなに楽しいところだったっけ?と
まだ、入口付近だというのに大興奮!!

次のクラゲはどんなクラゲかなぁ??


ん~このクラゲは幻想的というか、癒し系なクラゲ。
見ていて心がおちつきます。
さっきのクラゲとはギャップがありすぎ!!
一言にクラゲといってもこんなに色々な種類があるのだなぁとこの年になって学習しました。

さぁ、次は何かな??


次は東京湾に生息している?というサメ!!
自分の目で見たら黒い魚がいるように見えたのですが、
友達に「これ、サメだよ!」といわれて、慌ててiPadで写真をとって
拡大してみると・・・・
「ん~普通の魚じゃないの?!これ、サメなの?」
と聞くと、友達が口の部分やサメの特徴となる部分をipad上で拡大してもらうと、
サメであることが認識できました!!

つまり、iPadを持っているだけでは、わからないこともあるので、
やっぱり、誰かと一緒にいって、説明をしてもらえると、より楽しめるということです!!



視覚障がい者はシマシマをみると、なぜか目がいってしまいます。笑
小さな熱帯魚だって、このとおり。
フラッシュ機能を使わずに、シャッターをタッチうるだけでこんなにきれいに撮影できます。

ちなみに、シャッターはボタンではなく、液晶画面をタッチする必要があります。
私の視力では、どこをタッチすればよいかほとんど見えません。
でも、だいたいの場所を教えておいてもらって、なんとなくそこらへんを何度もタッチしていれば、
何枚かはとれているというかんじです。
触ってわかるシャッターがあったら一番よいですけどね。


ipadのよいところは、表示も撮影してみることができるところです。
例えば、次の写真。


スミダ水族館は、表示が白黒反転になっているので、みやすいです。
こうやって、撮影した写真を画面上で拡大したり、ルーペでみたりすれば、表示を自分で確認することができるんです。

また、全体像を把握したいときも、少し離れたところから写真をとれば、全体がみえて、そこから画面上で拡大をして細かいところをみることもできるので、単眼鏡にはない便利さです。


ただ、ipadは液晶画面なので、屋外ではほとんど画面がみえないのがデメリット。
水族館は館内がそもそもくらいのでipadを使用する環境としてはよいです。

あとは、もう少し軽くなるとより使いやすいです。
ずっと、持っていると重たいなって思いました。

最後に、ipadでは写真と動画をワンタッチで切り替えることができます。
上記に掲載した写真は、どれもじっとしていてくれるから撮影できましたが、
じっとしていない魚もたくさんいますよね。
そういうときは、動画モードに切り替えるとよいなって思いました。


まぁ、この動画だと、どんな魚がいるかはあまりわからないのですが・・・・。
でも、自宅に帰って、パソコン上でみるとけっこうきれいにみえました。

ここにも使いにくい点がありました。
先ほど、説明したとおり、動画と写真はワンタッチで切り替えることができます。
タッチするだけなので、今、動画なのか、写真なのかがわからないのです。
動画と写真をとるときでは、シャッター音が違うのですが、水族館のように外出先では、
周囲の音にかきけされてしまい、何度も、間違えて動画をとってしまったり、
写真をとってしまったりしました。
また、写真モードのときしか、拡大機能が使えないのも難点です。

とはいえ、けっこうipadをもっていけば、弱視の人でも楽しめるのではないかと思いました。
ぜひ、試してみてくださいね!

key word スミダ水族館 ipad 写真 動画

viwa 奈良里紗







2012年4月28日土曜日

日常生活用具の申請方法

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

今回は、日常生活用具の申請方法についてご紹介します。

まず、日常生活用具について少し説明をしておきますね。

例えば、視覚障がい者が歩くときに使う白杖(はくじょう)は、
視覚障がい者にとって必需品となりうるものですので、
誰でも購入できるように、国の助成制度が利用でき、
ほとんど、自己負担なしで購入することができます。

※所得の状態によっては、一部、自己負担が発生する場合があります。

簡単にいうと、日常生活で必要と考えられる
視覚障がい者用品は、国の助成対象になっているものであれば、
安く購入することができるというこです。

じゃあ、実際に購入したいときはどうしたらよいのか?

お住まいのある知事対の障害者福祉課に行けば、
どういったものが助成対象になっているのか、どうしたら、購入することができるかが書いてある本をくれたり、電話番号を教えてくれたりします。

私は、あらかじめ、購入したいものを
日本点字図書館のホームページ(http://yougu.nittento.or.jp/)でチェックしておいて、
日本点字図書館に電話します。

名前と住所を伝えれば、該当の市区町村に日本点字図書館から
見積書を送ってもらえます。

そうすると、見積書を確認した自治体から書類が郵送されてくるので、
内容を確認し、署名・捺印した書類を返送します。

あとは、商品が自宅に届くのを待つだけです。

一般に、市販されているものでも十分代替がきくものもありますが、
視覚障がい者のために開発された用具のほうが使いやすいこともあります。

日常生活用具と市販製品の両方を上手に組み合わせて、
快適に日々を過ごせたらよいですよね!

皆さんもぜひ一度、日常生活用具にはどんなものがあるのかみてみてくださいね☆

key words 日本点字図書館 日常生活用具 申請方法

viwa 奈良里紗

2011年6月12日日曜日

プレクストークとは?

みなさん、こんにちは。
ゆうきです。

今回は次回の視覚技塾のテーマであるサピエに関連してプレクストークの紹介をさせていただきます。


プレクストークとは簡単に言うと、録音CDの専用再生機です。

このプレクストークで再生できる録音CDのことをデイジーと呼びます。
デイジーは音楽CDと同じ形状をしており、中には音訳ボランティアさんが録音された音声が入っています。

このデイジー図書はサピエで無料で借りたり、ダウンロードしたりできます。
また、プレクストークは録音機能もあります。

CD型のデイジー図書を再生するプレクストークは弁当箱くらいの大きさになりますが、ポケットに入るくらいの小型のものもあります。
フレクストーク.jpg

プレクストークは私が最も愛用している視覚障害者向けの補助具のひとつです。

利点としては目を全く使わずに、本を読めることや、ラジオのようにただ聞くだけなので、点字のように特別な訓練をしなくても、すぐに使えるようになる点です。

ちなみに僕は墨字も点字も読めますが、趣味で読む小説などはプレクストークで読むことが最も多いです。
なぜなら、デイジー図書であれば目を使わないですし、どんな姿勢でも読めてしまうからです。

もはやプレクストークは僕にとって生活必需品です!

プレクストークに関する詳しい情報は下記のページを参照してください。

http://www.plextalk.com/jp/index.html


市町村にもよるかもしれませんが、障害者手帳の等級によっては、プレクストークは補助具扱いとなるので役所に申請すればわずかな負担額で購入することも可能となります。購入を考えておられる方はぜひ役所の福祉課に相談を。

まだプレクストークを持っていない方や興味のある方は上記のHPを参照の上、検討してみてはいかがでしょうか。


<6/18>視覚技塾 Vol.2「サピエを知って、快適、読書ライフをあなたに」
http://www.viwa.jp/

Key words
プレクストーク, デイジー, ダウンロード, 読書

2011年3月10日木曜日

視覚技塾番外編で紹介した私のルーペはコチラ↓↓↓

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

さて、先日の視覚技塾番外編の
カジュアルシーンでの障がいの伝え方で
少しだけ登場した私のルーペについて
ちょっとだけ紹介したいと思います。

私が使っているのは
エッシェンバッハポケットルーペ10倍です。
http://www.amazon.co.jp/エッシェンバッハ-ポケットルーペ10倍-ホワイト-1710910/dp/B001156OGM/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1299640392&sr=8-2

このルーペのメリットは、
ズバリ、以下の3点です。

・壊れにくい
・持ち運びしやすい
・リーズナブルな価格(4000円程度)

壊れにくいので、
私のようにしょっちゅうルーペを落としてしまったり、
ふんずけてしまったりする人にとってはオススメです!
��なぜ、ふんずけてしまうかというと、床とかにおいておいて、
見えていなくてふんじゃうんです・・・涙)

また、ひもが通せるようになっているので、
首からかけておけば、なくしにくいですし、
ストラップなんかをつけておくこともできます。

持ち運びのしやすさは、ルーペにとっては一番大事なところです。
私が高校生のときに使っていたルーペは重たくて幅も取るので
持ち運ぶだけで一苦労でした。

最後のお求めやすい価格帯!というのも
私が気に入っている理由です。

なぜか。

実は、大事な大事なルーペなのに、
紛失してしまうこと、壊してしまうことが、
1年に1回くらいの頻度であります。

ルーペって、けっこう値がはる商品で、
だいたい1万円以上します。

でも、このエッシェンバッハのポケットルーペは
最高倍率の10倍でも4000円程度なのです。

お財布にも、目にも、私にも優しい、このルーペは私の愛用品です。

ちなみに、倍率によって外のカバーの色がかわります。
私はこのホワイトのカバーもかわいくて気に入っています。

ちなみに、あえてデメリットをあげるとすれば、
��EDライト等がついていないことでしょうか。

私はあまり明るさに左右されない見え方なので不自由は感じませんが、
��EDライトつきのルーペを愛用されている方にはちょっと物足りないかもしれません。

ルーペも色々な種類がありますから、ぜひ、最新情報を入手して
専門家と相談の上、よき相棒をみつけてくださいね。

key words ルーペ 拡大鏡 ロービジョン エッシェンバッハ リーズナブル

viwa 奈良里紗

2010年12月1日水曜日

私の補助具ーその他ー(yuji)

こんばんは。yujiです。
以前拡大読書器を紹介した記事で、他の補助具も紹介します。と書いていたので書いてみます。
と、言っても今回は補助具と言うより便利な小物になります。

まずは拡大読書器を使っている上で便利だと思ったことを紹介します。
拡大読書器を使っていると普通の消しゴムがすごく遣いにくいんですよ。
マスの中を消すとか、この一文字を消したい。という時慣れないうちは周りの文字も消してしまいます。
慣れないと周りの文字を消しても気づきません。
テストでは書いた文字を消しててペケをもらうことも何度かありました。

そんな悩みを解消してくれたのは「ペン型消しゴム」です。
狭い範囲だけ消せるのでかなり重宝しました。
今は広範囲を消す時は普通の消しゴム、一文字消す時はペン型と区別しています。

次に困ったことはページの行き来です。
何ページの問題の答えは何ページにある時、何回もページを探し直す羽目になってしまい時間がもったいないですよね。
最初はしおりなどを使っていたのですが、しおりは脱落してしまうことが結構多くて不便でした。
そこでしおりの代わりにクリップを使っていました。
例えば大学受験用の赤本の場合、
今やっている問題とその解答のページまでを一気に挟みます。
そうすると、問題と答えの行き来がしやすく、勉強がやりやすくなりました。

また、いつも白黒モードを使っているため赤も黒く見えます。
そんなわけで赤ペンは滅多に使いません。
丸つけの仕方はできなかった問題の番号に×をつけていました。後から見直した時、できなかった問題が分かりやすいと思います。


今回はこれぐらいで失礼します。
また何か思いついたら紹介しますね!


参考:私の補助具ー拡大読書器等ー (yuji)

http://www.viwa.jp/article/167326692.html

2010年10月12日火曜日

サイトワールド2010のご案内

皆様

こんにちは。奈良里紗です。

今日は、今年で5回目となる視覚障がい者向け総合イベント
「サイトワールド」のご案内です。

★イベントの詳細は以下をご覧ください★
http://www.sight-world.com/

このイベントは、2006年からはじまったイベントで
毎年、11月1日~3日の三日間開催されています。

視覚障がいのある当事者はもちろん、
視覚障がい関係者の皆様や
視覚障がいに全く関係のない方でも
参加してみると、面白いものと出会えるイベントですよ!

様々な企業が出展して、
日常生活の便利グッズから最先端テクノロジーを駆使した優れ物まで
多彩な展示品があることも魅力の一つ。

年齢や性別も関係なく、自分のニーズにあったピッタリの情報や出会いがあると思います。

「文化の日」の予定がまだ決まっていない方はぜひ一度足を運んでみてください♪