2021年7月30日金曜日
実施報告 第61回パパママ会
2021年5月17日月曜日
viwa talk vol.14 自動販売機
皆さま
viwaの竹内です!viwa talkの更新のお知らせです。
viwa talkは、viwaスタッフが、日常で思ったことや
今回のトークテーマは「自動販売機」についてです。
弱視の竹内がメインパーソナリティーとなり、「自動販売機」につ
今回のviwa talkで、初めての一人話に挑戦しています。
弱視である竹内がどのように自動販売機を利用しているのかをお話ししまし
番組内で紹介したコークオン
https://c.cocacola.co.jp/app/
Be My Eyes
https://www.bemyeyes.com/langu
viwatalkでは、皆さまからのご意見、ご感想、今後話してほしいテーマな
宛先は info@viwa.jpとなっています。
メールお待ちしています。
2021年4月1日木曜日
気ままにviwa talk vol.13 株
10分くらいで短く、あまり固くならず聴いている方も気ままに聴
今回のトークテーマは「株」についてです。
最近はポイントでも株が買えたりしたので、まずはDポイントで始
今後、僕も知識を付けて、もう少し中級編のような質問をぶつけて
URLをクリックして動画をご覧になる場合はコチラ
メールの宛先は info@viwa.jpです。
2021年3月2日火曜日
中途視覚障がい者が大学で働く上での工夫
2021年1月30日土曜日
弱視大学生のアルバイト体験談
大学生になると、「サークルは何にした?」「車の免許取った?」「アルバイト始めた?」というような会話が増えますよね。みんなは簡単に挑戦できることでも弱視の私たちにとってはとても大きな挑戦であったり、車の免許に関しては残念ながら視力的に不可能であったりします。これらが弱視故に難しいということは、個人的にはできるだけ言いたくないので、特に車の免許を取らない理由には今でも悩まされます…。そんな中でも、私は大学生からは交通費や娯楽などはすべて自己負担になったため、アルバイトに挑戦しました。今回はそのアルバイトについて記事にしていこうと思います。
まず、アルバイトを始めるにあたってとても参考になったことは、弱視の先輩の経験談です。幸いにも私には相談できる弱視の先輩がたくさんいて、スーパーの品出しを経験されてきた方が多くいたので、それに挑戦することに決めました。さらに、面接に行ったスーパーの店長が障がいに対してとてもご理解のある方で、一発で採用させていただけました。面接時には自分の見え方、できそうなこと、難しそうなこと、想定される問題など細かく伝えて、次のような配慮もお願いしました。
・商品名や産地、日付など、小さな文字が見づらい→ルーペの持ち込み可
・時計が見づらい→スマホの持ち込み可
・お金が見づらい→レジの業務は外れる(普通アルバイトは品出し+レジというお話でした)
これらのお願いも快く受け入れてくださり、青果部で働くことになりました。以下、主な仕事内容です。
・品出し
・1/2キャベツ、1/2大根などの野菜のカット
・ラップor袋詰め
・商品名、産地、値段のシール作成&貼付
レジの業務を外れること、そして都合の合う時間帯の関係により、カットという包丁を使う業務がプラスされましたが、挑戦させていただきました。目が悪いことに加えて、今まであまり包丁を使ってこなかったこと、驚くほど手先が不器用であることで最初はとても難しかったのですが、7か月ほど経った今では慣れと成長を実感しています。また、私の視力では比較的小さな文字も近づければ見えるので、ルーペを備え、品が出ている場所をなんとなく覚えておきながら、品出し、シールの業務もこなすことができています。青果部の環境もチーフを始め、4人の社員さんやパートさんが丁寧に教えてくださり、目のことも理解していただいているので本当に恵まれていると感じます。
スーパーでのアルバイトで自信をつけた私は、スーパーでやっている内容に近い短期アルバイトにも2回挑戦しました。どちらも目が悪くなかったら簡単な作業だと思いましたが、弱視の私にとってはとても過酷な時間でした。そう感じた要因は環境にあると思います。どちらも広い工場のような場所での作業で、細かく丁寧に教えてもらえるわけではなかったからです。さらに目が悪いことをわかってもらえず隠しながらやっていたことも要因の一つです。面接で目が悪いことを伝えても、工場など広い場所であると、一緒に作業する人には伝わっていないことが多く、短期であるため、より良い関係を築くことも難しいので、短期アルバイトや派遣アルバイトは弱視の私たちには厳しい環境だと思いました。
以上が、私が経験してきたアルバイトの内容や感想です。アルバイトを始める上でまず大切なことは、面接に挑戦すること。大きな不安はあると思いますが、勇気をもって新たな一歩を踏み出すことが大切です。また、私は運よく一発ですばらしい環境に恵まれましたが、そこに出会える運も必要かもしれませんね。出会えなかったとしても“当たって挫けろ”の精神で切り替え、何度も挑戦しましょう!そして最後に、短期アルバイトをやってみてわかったことが!それはこのご時世なので、かごやカート、手すりなどを消毒するアルバイトがあるということです。これなら目を使うことも少ないので、弱視の方でもとてもやりやすいと思います。私の経験が少しでも役に立てばと思います。まずは勇気をもって挑戦してみましょう!
viwa
羽生
2020年12月31日木曜日
体験記:私がルーペを使えるようになるまで
皆さま
こんにちは。Viwaの村上です。
私は弱視者となったころから、ルーペと単眼鏡を使用して、近くのものや遠くのものを見ています。
今でこそスマホのカメラ機能を使うことが多くなったので、単眼鏡を使う場面は少なくなりましたが、ルーペについては生活必需品です。
電車に揺られて本を読むとき、スマホの画面をみるとき、書類に目を通す8時、
様々な場面でルーペを使用しています。
先日、ある方から「どうすればルーペを上手に使えるようになりますか?」と相談を受けました。
そこで、ルーペを使用している当事者の立場とこれまでの経験として、どのようにルーペを使えるようになったのかとうことについて、、書き留めてみようと思います。
※あくまで私の思い出話となりますので、予めご容赦ください。
1. ルーペを使うための訓練
私が弱視となったのは小学校2年生の頃です。
その時の私の課題は、学校生活をどのように過ごすのかということでした。
いわゆる普通鋼でしたので、先生が黒板に書いた内容をどのように見るのか、教科書をどのようにして読むのかが主な課題でした。
主治医の勧めがあったことと、比較的近くにロービジョンケアをしているリハビリテーション施設があったため、週に1回程度の訓練を受けることになりました。
学校が終わってから、母の車で定期的に通うことになりましたが、私自身はお出かけ気分だったのかもしれません。
このように、定期的に訓練を受けることができたのは、とても良いことだったと思います。
理由は、ルーペや補助具にはたくさんの種類があり、自分に合ったルーペはすぐには決められないからです。
もちろん、視力や見え方によって、どの程度の倍率が良いかは検討をつけることができます。
ですが、どのような場面でルーペをつかうのか、そのルーペを使う場所の環境(例:明るさなど)、ルーペへの心理的な受容状態によって、同じ倍率のルーペでも使い勝手が異なり、同じ倍率でも違う倍率のように映ることがあるからです。
定期的に訓練を受けることができるメリットは、あるルーペを借りてから次の訓練までの間に、実際に使い勝手を試すことができることにあります。
訓練を受けているときには、「このルーペが良い」と思っても、実際に地上生活を送る中で試してもいると、思ったよりも合わなかったということが良くありました。
例えば、手持ち型のルーペでライト(明かり)がつくものがありました。学校ではデスクライトもなかったので、手元が明るくなるルーペが良いと訓練の時は思っていました。ですが、実際に学校場面で使う時には、そのルーペで教科書を読むときには、読むもの(例:教科書)にルーペを水平に置く必要があったため、ページの境目の文字などが読みにくかったのです。ライトがなくても、読むものとルーペの距離を調整しながら自分でピントを合わせるルーペの方が、私には使い勝手が良かったのです。
環境だけではなく、本人の心理的な受容もポイントになるかもしれません。
私の場合は、小学2年生から学齢が上がることで、周囲からの目が気になるようになりあmした。中学校の時の私は、病院の先生に勧められたとしても、ちょっと目立つような大きいルーペは使いたくなかったです。本人が使いたくないというから使わなくても良いということではありませんんが、ルーペや補助具に対して本人がどのような受け止め方をしているのかは大切なポイントであり、そのような状態を相談する意味でも、定期的に訓練に通えていたことはとても良かったと思います。
2. 訓練のポイント
訓練の様子ややり方は、子どものころだったこともあり残念ながら正確には覚えて入ません。
その中でも記憶にあるのは、訓練の辛さよりも楽しさがあったことです。
ルーペはすぐに使えるようになるわけでもありませんし、自分の見え方に合うまでは疲れてしまい、頭痛や気分が悪くなることもありました。
ある時、単眼鏡を借りてから家のテレビを単眼鏡で見るようにしていました。テレビ画面とピントを合わせるのが大変で、さすがのテレビ好きな私も単眼鏡を使ってテレビを見るのが嫌になりました。
慣れないルーペを使うというんもは、本当に疲れるものです。
話を戻しますが、担当してくださった視能訓練士の方が良くほめてくれた記憶があります。
「〇〇くんは、頑張り屋さんだね」「すごいねー!」「さすがだね」「賢いね!」と訓練中によく声をかけてくれました。
私が単純なのかもしれませんが、そんな声かけを聞いていると、自分は当たり前のことではなく、特別なすごいことをしているんだという気持ちになり、(訓練中の)今は頑張ろうと思えたのだと思います。
声かけではなく、訓練後は好きなシールを選んで連絡用のノートに貼っていました。
シールが何個もらえるのかというのも、子どもながら楽しみの一つでした。
3.ピント調整
さて、訓練の内容に関しては小さいころだったこともあり記憶があいまいなため、詳細を書き留めることができません。
ただ、ルーペであれ、単眼鏡であれ、私が苦労したのはピント合わせです。
モノを見ようとしてもピントがあわずにぼやけてみえてしまったり、ぼやけた状態からピントを合わせようとするだけで、気持ち悪くなり疲れて嫌になってしまうことがあります。
ピントを合わせるための工夫として、私はピント合わせの目印を作るようにしました。
例えば、ルーペの場合はモノとルーペまでの距離によってピントが合わせることができます。そのため、私はルーペを使って見やすい(ピントが合っている)位置を見つけたら、そこに指をそえて、指の腹のどの位置にルーペの下の部分があたるのかを確かめました。私の場合は、中指分くらいの距離があるとルーペがピンがあっている状態であることがわかりました。単眼鏡の場合は、普段よく使う場面での、ピントの距離を目安にしていました。例えば、学校の机の位置から黒板の距離でピントが合う状態で、その時の単眼鏡の筒の長さを指の本数で測っていました。自分の教室の机から黒板を見るときに、ちょうどよいピントが指3本分。理科室に異動した場合は、自分のクラスの教室よりも机から黒板までの距離が遠いので、3本よりも少し筒の長さを狭くするとちょうどよい。kのようにして、基本となる目安から対象物の距離に応じて調整していました。
このようにルーペであれ単眼鏡であれ、ピントを合わせるときの目安となる状態を指の本数などで測ることにより、自分なりにピントを合わせやすくしていました。
もちろん成長とともに指の大きさも変わりますので、最初に決めた目安を微調整することで対応していました。
ルーペであれ単眼鏡であれ、一度「使いやすさ」を味わうと、
新しい補助具を使い始めるときにも、うまく適応することができきます。
なんでもそうですが、慣れるまでは辛いこともあります。
それを、「慣れるまでの辛抱」と捉えて、実際に試してみようという気持ちになります。
実際に試してみて、相性が悪いこともあります。勧められた補助具を使いこなせないこともたくさんあると思います。
いろいろな試行錯誤を通して、自分に合った補助具が見つかると良いですね。
Viwa
村上
2020年12月14日月曜日
弟4回コロナお困りごと座談会
皆さま
viwa事務局です。
viwaでは、2020年4月17日より「新型コロナウィルスによる視覚障害児・者のお困りごとアンケート」を実施しています。
アンケートについては、以下をご参照ください。
http://www.viwa.jp/2020/04/blog-post_78.html
アンケートに寄せられた「お困りごと」は、viwaのfacebookファンページ上で紹介するとともに、定期的に報告記事をブログ記事上で公開しています。
【第一報】新型コロナウィルスによる視覚障害児・者のお困りごとアンケート
http://www.viwa.jp/2020/05/blog-post_17.html
【第二報】新型コロナウィルスによる視覚障害児・者のお困りごとアンケート
http://www.viwa.jp/2020/06/blog-post_20.html
【第三報】新型コロナウィルスによる視覚障害児・者のお困りごとアンケート
http://www.viwa.jp/2020/07/blog-post_31.html
【第四報】新型コロナウィルスによる視覚障害児・者のお困りごとアンケート
https://www.viwa.jp/2020/09/blog-post_35.html
【第五報】新型コロナウィルスによる視覚障害児・者のお困りごとアンケート
https://www.viwa.jp/2020/11/blog-post_28.html?m=0
本座談会では、アンケートに寄せられたお困りごとをテーマにスタッフが対話を進め、お困りごとへのアドバイスや悩みの共有(共感)、社会への発信を実施していきます。
弟4回目となる座談会では、以下の4テーマを取り上げました。
テーマ①:医療・福祉<第一報より>
東京都在住の30代全盲女性
一人で外出することが難しくなりました。
ガイドヘルパーに同行援護を依頼しようとしても、受け付けてくれる事業者が少なかったり、受け付けてくださる事業所があったとしても、ヘルパーの方々の心境を思うとお願いすることが申し訳なく思ってしまいます。
慣れたお店へ一人で買い物に出かけても、外出している人が少ないため、街頭でのサポートが得られにくい状況です。
生活に必要な外出をするとき、皆さんはどのような工夫をしていますか。
テーマ②:買い物<第二報告より>
愛知県在住の30代弱視男性
スーパで買い物をするとき、いつもなら手渡しでくれるクレジットカードなどを一度釣銭をいれる箱みたいなものにいれて、直接、手が触れ合わないようになっている。
でも、これではどこにカードが置いてあるのかわからず、困ったことがあります。
色々とシステムが変わっていくのは仕方のないことだが、一言説明があったら良かったと思います。
皆さんは、どのような工夫をしていますか?
テーマ③:コミュニケーション<第三報より>
滋賀県在住の50代(全盲)女性
地方の小さな当事者の運営をしています。
前期の活動は全て中止にしたのですが後期の計画をたてています。
いつもはイベント終了後にレストランで懇親会をしていましたが、レストランも入店人数を制限している状況の中、どういう形でイベントを計画すればよいか思案しているところです。
皆様はどういう工夫、感染症予防をして計画を実施しますか?
テーマ④:コミュニケーション<第四報より>
静岡県在住の30代弱視女性
バイキングにいったのですが、あちらこちらに透明シートがあって、今まで以上にとりにくい・・・。
しかも、あまりしゃべることがよくないとされているので、説明なども聞きづらく。
これからしばらくバイキングは弱視だと辛い感じになるのかなぁと。
ほかのところでは、バイキングで困った経験ありませんか。
皆さんはどのような工夫をしていますか?
座談会の様子は、以下より動画をご覧にいただけます。
URLをクリックして動画をご覧になる場合はコチラ
https://youtu.be/1MqPrsdiw78
いかがでしたか?
「新しい生活様式」が求められている中で、戸惑いや不安を感じることがありますね。
ガイドヘルパーとのかかわりや外食の楽しみ方も、慣れるまでには試行錯誤の連続ですよね。
そんな「新しい生活様式」の経験談を皆さんと共有できれば何かのヒントになるかもしれません。
[新型コロナウィルスによる視覚障害児・者のお困りごとアンケート」は、継続実施しております。
ぜひ皆さまのお声をお聞かせください。
http://www.viwa.jp/2020/04/blog-post_78.html
また本日取り上げたお困りと途へのアドバイスがありましたら、info@viwa.jpまでお寄せください。
よろしくお願いいたします。
※弟1回コロナお困りごと座談会
http://www.viwa.jp/2020/08/blog-post_18.html
※弟2回コロナお困りごと座談会
https://www.viwa.jp/2020/09/blog-post.html
※弟3回コロナお困りごと座談会
https://www.viwa.jp/2020/10/blog-post_26.html
viwa事務局
2020年12月12日土曜日
12/26中途視覚障害者向け日常生活相談会のご案内
皆様
viwaの御園です。
早いもので本年も残すところ、あとわずかとなりました。
皆様には1年間大変お世話になり、心より感謝しております。
さて、皆様の中で(あるいはお知り合いで)自分の目のことで来年のことを考えると少し不安を感じている方はいらっしゃいませんでしょうか。
仕事の不安、生活の不安、社会との関わりの不安など、抱えている物があれば少しお話してみませんか。
または友人・知人・同僚に「困っていそうな人が居る」ことがあればこの内容をご紹介いただけないでしょうか。
今回、中途視覚障がい者の生活をテーマにした相談会を実施します。
定員は6名までに限定させていただき、見えない・見えにくくなってきて生活の悩みやお困りごとについてお話を伺います。この会は、クローズドです。
当日の相談体制については、スタッフの御園は、千葉県認定の相談支援専門員と社会福祉主事の有資格者であり、また視覚障害全盲の当事者です。視覚障害関連のITに精通しています。
その他、10月の視覚技塾に登壇した当事者もスタッフに加わります。
― 記 -
日時:2020年12月26日(土)午後20時30分~22時ごろ
実施方法:zoomを使ったオンライン形式
主催:視覚障がい者ライフサポート機構“viwa”
共催:マジック(https://nvsupport.org/magic)
参加費:無料
定員:6名
対象:見えない・見えにくいことでお困りの方やそのご家族、ご友人、関係者など
お申込み方法:下記、必要事項を添えてinfo@viwa.jpまでお申込みください。
※締め切り12月20日(日)まで
件名に「12/26相談会申込」といれてお送り願います。
氏名(漢字):
氏名(ふりがな):
電話番号:
zoom仕様経験:あり・なし
お立場:ご本人・ご家族・ご友人・その他
※お申し込み後2日以内に参加登録完了メールが届かない場合は再送をお願いします。
※開催2日前に参加用URLを送付します。
以上です。
皆様とお話しできることを楽しみにしております。
#中途視覚障害 #失明 #ロービジョン #日常生活 #相談会
viwa 御園政光
2020年11月15日日曜日
私(ハチ)の障がいの伝え方:障がいの特性の発信・伝達
皆さま
こんにちは、ハチです。
1か月前に投稿した記事を読んでくださった皆さん、ありがとうございます。前回は障がいの受容過程をテーマに私の経験をお話しました。今回は受容した自分の障がいについて、周りに発信するという点に焦点を当ててお話します。
突然ですが、皆さんは視力の数値をいきなり言われて、その視力のときにどの程度見えるのかすぐにイメージが浮かびますか?もしかしたら、当事者の方の中には想像できる方がいらっしゃるかもしれませんが、当事者でない場合は、想像することがより難しくなるのではないかと私は思います。前回のお話の中に「中学時代以降の私が、自分の障がいについて紹介するときは、専門用語をあまり使わずに、支援してほしいことや自分の症状などを伝えていくことができるようになりました。」と書いてあったと思います。そこで今回は、周りの人に自らの障がいについて分かりやすく伝えるために、私が工夫している点をテーマに、具体例を2つ紹介していきたいと思います。もしかしたら自らの障がいについて、皆さんも人の前で話す機会があるかもしれません。参考にしていただければ幸いです。
1つ目は「身近な道具で例える」です。自らの障がいについて話すとき、聞き手が障害者と接したことがある人ばかりだとは限らないと思います。そのような状況にも対応するため、私はなるべく日常生活でよく使う道具に例えて説明するように心がけています。いつも私は、人間をロボットに例えて説明します。目はカメラ、耳はマイク、口はスピーカーなどのように機械に例えるのです。私は無虹彩症という難病の患者で、眩しいところが苦手です。そのため、自分の見え方を説明するときには、カメラでいう白飛びのような状態と表現しています。皆さんもぼやけて見える場合にピントが合わないという表現をすることがあるかもしれません。イメージとしてはそれと同じような説明方法だと思います。
2つ目は「身近なものを用いながら説明する」です。視力など一般的に数値で表されることに関しても、私は周りにあるものの中で自分が実際に見えているものを具体的に挙げてみるなどの工夫をしています。それと同じように具体性を意識した説明をするため、実際の物を用いて話すことが多くあります、例えば、今の時代ではスマートフォンを持っている人が多くいます。私はそのような社会の情勢、特徴を活かして分かりやすく伝えるようにしています。実際に伝えるときは、聞き手にスマートフォンのライトを直接目に当てて見たらどうなるかを想像してもらいます。こうすることで、光が強すぎて目を開いているのがきつく感じるというイメージが浮かびやすくなるのではないか、と私は考えています。自分の障がいの特性を分かりやすく伝えるためのポイントとして私の中であるのは、時代に合わせた話題で話すことだと思っています。時の流れに合わせて人々が使う道具や流行などは変わっていきます。他人に何かを伝えるときには、聞き手の立場になる事、話題を取り出す引き出しを増やしておくことがとても大切になってくると私は思うのです。
とは言っても、このように他人に分かりやすく伝えるためのコツやポイントを私が見つけることができたのも、今までの経験があってこそだと思います。小学生の時に同じクラスの子に対し、自分の障がいの特性を発表する機会もありましたが、特にアルバイトの応募を何度も繰り返していた大学1年生のときの経験が、私の中では印象的です。その頃は、自分の障がいの特性やできること、周りにお願いしたいことなどを自己分析した上で、ほとんど障害者と接したことがない応募担当者に対して分かりやすく伝えようと努力していました。自分の障がいや病気の特性を理解してもらうためにはどうしたら良いのか、自分のできること、してほしいことは何なのかを考えることは、すぐにはできないことだと思います。私の場合、アルバイトにたくさん応募したり、当事者としての活動を進めたりしていく中で自分自身や自分の障がいと向き合う時間を作ったことが、伝える力をアップさせた大きなきっかけになったのではないかと感じています。できることはプラスの要素が多くあり伝えやすいですが、してほしいことは伝え方によってはできないこととして受け取られてしまうこともあると思います。してほしいことについて周りに伝えるときに私が気を付けていることは、どのような配慮があれば、「できない」から「少しできる」又は「できる」に変わるかを具体的に述べるということです。できないことだけを述べてしまうと、聞き手もどのような配慮をすれば良いのか分からないですし、できないという情報だけしか聞き手には残りません。
例として、私の苦手な部分と対処法を書きます。「眩しいところが苦手ですが、窓のカーテンを少し閉めていただけると見やすくなると思います。」このように伝えることで、自分が相手にしてほしいことが明確化されると私は思います。先ほど例え話で「カメラの白飛び」の話をしましたが、本物のカメラならば設定を変更すれば白飛びは軽減させることができます。考え方としてはそれと少し似ているかもしれません。
さて、自分の障がいについていつも私がどのように周りに伝えているのか、伝わりやすくなるためのコツやポイントを見つけるきっかけとなったのはいつなのか、ということをここまでお話してきました。当事者としては当たり前だと感じていることでも、それが全ての人において当たり前であるとは限らないでしょう。障害者としての側面で言っても、障がいの特性やできること、必要な配慮はそれぞれの人によって異なりますが、人としても生活環境、これまでの経験などは1人ひとり異なります。自分について、自らの障がいについて周りの人に知ってもらい、理解してもらうためにも自分なりの方法を確立しながら、分かりやすい説明をしていくことが大切だと私は思います。相手に自分のことを理解してもらうことができれば、それもまた成功体験の一部となり、障がいの受容も促進されるのではないでしょうか。
今回もここまで読んでくださり、ありがとうございました。
viwaスタッフ
ハチ
2020年10月26日月曜日
弟3回コロナお困りごと座談会
皆さま
viwqa事務局です。
viwaでは、2020年4月17日より「新型コロナウイルスによる視覚障害児・者のお困りごとアンケート」を実施しています。
アンケートについては、以下をご参照ください。
http://www.viwa.jp/2020/04/blog-post_78.html
アンケートに寄せられた「お困りごと」は、viwaのfacebookファンページ上で紹介するとともに、定期的に報告記事をブログ記事上で公開しています。
【第一報】新型コロナウィルスによる視覚障害児・者のお困りごとアンケート
http://www.viwa.jp/2020/05/blog-post_17.html
【第二報】新型コロナウィルスによる視覚障害児・者のお困りごとアンケート
http://www.viwa.jp/2020/06/blog-post_20.html
【第三報】新型コロナウィルスによる視覚障害児・者のお困りごとアンケート
http://www.viwa.jp/2020/07/blog-post_31.html
【第四報】新型コロナウィルスによる視覚障害児・者のお困りごとアンケート
https://www.viwa.jp/2020/09/blog-post_35.html
本座談会では、アンケートに寄せられたお困りごとをテーマにスタッフが対話を進め、お困りごとへのアドバイスや悩みの共有(共感)、社会への発信を実施していきます。
弟3回目となる座談会では、以下の3テーマを取り上げました。
テーマ①:学習<第一報より>
<Aさん>
東京都在住の弱視の高校生です。
学校でオンライン授業をすることになりました。
画面上の資料を見るときに、目を近づける必要があります。
でも、パソコンの画面に目を近づけると、ビデオ通話で相手に私の表情や顔を映すことができません。
皆さんは、どのような工夫をしていますか?
<Bさん>
私は愛知県在住の弱視児を持つ保護者です。
学校から、自宅学習用のプリントがが配布されましたが、私の子どもには見えにくい内容でした。
私も子どもに勉強を教えようとしましたが、弱視児の子どもにどのように教えればよいのか、とても不安です。
健常者の子どもとの学習格差や遅れがとても心配です。
皆さんは、どのような工夫をしていますか?
テーマ②:医療・福祉<第二報より>
ロービジョン外来で勤務する眼科医です。
患者さん、特に、高齢のロービジョンの方は体温計が見えないということなのですが、ロービジョンの方は体温計はルーペで見ていますか?
音声体温計もあるようなのですが、すぐに入手できるものなのでしょうか。
テーマ③:日常生活<第三報より>
東京都在住の弱視者が家族にいるものです。
昨日とあるファミレスに行きましたが、方式が今までと違い過ぎていて、これは視覚障害では対応できないと、本人より晴眼の私が驚き、困っているよりも悲しくなっております。
①入店すると、設置している消毒液で消毒した後、空いている好きな席を自分で選んで着席するよう、文字で掲示してある。
②カウンター席は透明なアクリル板で仕切られている。
③着席すると、タブレットで人数を入れる。
④同じくメニューをタブレットで見、オーダーを行うが、形式が晴眼でも非常に難しい(まだアクセシビリティ&インターフェースは配慮されていない=表示が小さい、字が読みにくい、指でズーム等させられない)
⑤店員はベルで呼べることになっているが、ベルの位置とコントラストで認識しにくい。
レジが透明カーテンで手先だけしかわからず、おつりは皿に置く、その程度は仕方がないにせよ、ハードルが高い。
視覚障害だけでなく、高齢者にも難しいでしょう。
皆さんは、外食時の困ったことはありませんか?
テーマ④:買い物<第四報より>
東京都在住の30代弱視女性です。
100円ショップで買い物をしようとしたら、「できるだけ店員に声をかけないように」とのアナウンスが!
これって全国どこでも同じなのでしょうか。
弱視なので、頑張ればなんとかなりますが、店員さんにお願いしたほうが早いときもあるので・・・。
皆さんは、どのような工夫をしていますか?
座談会の様子は、以下より動画をご覧にいただけます。
URLをクリックしてご覧になる方はコチラ
https://youtu.be/JZTe9t-QPjA いかがでしたか? ちょっとしたお困りごとを口に出してみると、実は同じようなお困りごとを他の人も持っていることがあります。 例えば、検温の方法です。 音声読み上げ機能のある体温計を使うだけではなく、アプリをかつようしたり、ルーペや読書器で確認したりと、それぞれが工夫しながら試行錯誤しています。 また、新しい生活様式による様々な変化を旧友することで情報共有の輪が広がることもあります。 本座談会を通じて、コロナへのお困りとをを持つ方々への、ちょっとしたヒントになれば幸いです。 [新型コロナウィルスによる視覚障害児・者のお困りごとアンケート」は、継続実施しております。 ぜひ皆さまのお声をお聞かせください。
http://www.viwa.jp/2020/04/blog-post_78.html
また本日取り上げたお困りごとへのアドバイスがありましたら、info@viwa.jpまでお寄せください。
よろしくお願いいたします。
※弟1回コロナお困りごと座談会
http://www.viwa.jp/2020/08/blog-post_18.html
※弟2回コロナお困りごと座談会
https://www.viwa.jp/2020/09/blog-post.html
viwa事務局
2020年10月11日日曜日
<10/25(日)開催>視覚技塾2020~中途視覚障がい者の生活の知恵 オンライントークセッション!~
視覚技塾2020~中途視覚障がい者の生活の知恵 オンライントークセッション!~
日時:2020年10月25日(日) 10:00~12:00
実施方法:Zoomによるオンラインセミナー
主催:視覚障がい者ライフサポート機構 "viwa"
私ども視覚障がい者ライフサポート機構 "viwa"(以下、viwa)は、視覚障がいに関する「情報発信」「情報やノウハウの蓄積」「人や情報をつなぐ」ことを目的に活動しております。
当事者や家族、教育、医療・福祉関係者など様々な人とつながり、"困ったときの、viwa"と頼りにされるような事業を展開しています。
視覚技塾では、具体的な情報や技術(ノウハウ)を発信し、より多くの方々をつなげていくことを目的にしております。
2020年9月からの視覚技塾は、「視覚技塾2020」として全6回開催します。
第2回目となる10月の視覚技塾では、「中途視覚障がい者の生活の知恵」がテーマです。
「目が見えにくくなってから(または見えなくなってから)、爪切りや歯磨き、一人でできていますか?
コロナ禍で手洗い、きちんとできていますか?
見えなくなってから最初に遭遇した精神的なダメージ、どのように受容しましたか?」
見えなくなると、何もできなくなると本人も、家族も、友人も思いがちですが、そんなことはありません。
見えないなりの「知恵」がそこにはあります。
今回の視覚技塾は、見えにくくなって最初に遭遇する日常生活の困りごとに対して、経験と知識の豊富なviwaスタッフで中途視覚障がい当事者が「こんなときこうしています」をお話しいたします!
内容は、複数の当事者が登壇し、語り合うトークセッションです。
★対象★
・視覚障がいのある本人と家族、友人・知人
・視覚障がいに携わる支援者
【会費】
一般:1,000円
学生:無料
※事務手数料、講師謝礼 等
※会費は事前のお支払いをお願いいたします。
支払い方法の詳細はお申込みいただいた方へご連絡いたしますが、Paypal(クレジット決済)、ゆうちょ銀行への振り込みを予定しています。
【お申込み方法】
下記必要事項をご記入の上、メールで申し込む
お申し込み先: info@viwa.jp
お申し込み後2日以内に、受け付け受領およびお支払方法に関するメールを事務局よりお送りいたします。
2日経っても事務局からメールが来ない場合はinfo@viwa.jpまで再度ご連絡ください。
<必要事項>※項目名末尾の「*」は必須項目です。
・氏名(漢字)*
・氏名(ふりがな)*
・メールアドレス*
・電話番号
・所属
・一般 / 学生* (会費の金額が異なるため、必ず記載願います。)
→一般の方のみ 支払い方法をいずれかよりお選びください(クレジットカード決済 / ゆうちょ口座振り込み)※口座振り込みの場合は振込手数料はご負担願います。
・Zoomミーティングやウェビナーへの参加経験*
あり / なし
・事前の質問事項(自分が、家族が、知人が見えにくくなって困っていること、相談したいことがございましたらご記入ください)
・その他、事務局への問い合わせ
【申し込み締め切り】2020年10月23日(金)
【プログラム】
10:00 スタート
10:00~10:05 viwa 代表挨拶(奈良 里紗)
10:05~10:10 全体説明
10:10~10:30 見えにくい・見えにくい人の爪切りの仕方
10:30~10:50 見えにくい・見えない人の手洗いの仕方・歯磨きの仕方
10:50~11:00 休憩
11:00~11:30 見えなくなることへの障がいの需要
11:30~11:55 質疑応答 & まとめ
11:55~12:00 エンディング
【その他注意事項】
・視覚技塾は、講演内容の編集後、ブログ記事上に動画を公開予定です。
なお登壇者への質疑応答については、当日参加された方のみの時間となります。
・本事業は愛盲報恩会より助成を受けて実施しております。
【ご質問・お問い合わせ】
視覚障がい者ライフサポート機構 "viwa"
御園・山本
Mail: info@viwa.jp
URL: http://www.viwa.jp/
2020年9月26日土曜日
<開催報告>視覚技塾2020~読書バリアフリーを考える~
皆さま
viwa事務局です。
暑い夏の日々から秋の気配を感じる季節となりました。
皆さんは、どのような秋を過ごされますでしょうか?
viwaでは、9月5日に視覚技塾2020を開催いたしました。
第1回目となるテーマは、「読書バリアフリーを考える」です。
本格的な秋を前に、あたり前のように読書を楽しむこと。
そのための、読書バリアフリーについて考える良いきっかけとなりました。
開催概要は、以下のブログ記事をご覧ください。
http://www.viwa.jp/2020/08/952020.html
今回の視覚技塾では、長年にわたり読書バリアフリーに尽力されている成松 一郎 様(読書工房)に話題提供いただきました。
当日のテーマは、以下の3点です。
テーマ①私の原点――40年前の盲学校図書室から
テーマ②読書バリアフリー法にどこまで魂を入れられるか
テーマ③読書サポートの未来形を考えよう
テーマ①では、成松様の読書バリアフリーに対する思いとして、「読書バリアフリー」を一部の人の限定された問題ではなく、「環境問題」の一つとして社会全体で取り組むことの大切さをご紹介いただきました。
視覚障がい当事者の読書環境は、点訳や音訳、拡大本の作成などボランティアの方々の協力によって支えられていますが、ボランティア頼みにするのではなく、社会全体として考えることが大切だと改めて教えていただきました。
テーマ②では、2019年6月に成立した「読書バリアフリー法」について、その理念と概要について解説いただきました。
多くの課題がある中で成立した「読書バリアフリー法」ですが、今後具体的な施策が計画される中で、どのように実現されるかがとても楽しみです。
「読書バリアフリー」という言葉を初めて耳にした方にも、ポイントをわかりやすくご説明いただき、概要の理解が進んだと思います。
「借りる権利と買う自由」というキーワードがとても印象的でした。
テーマ③に入る前に、スタッフ2名の読書経験をご紹介させていただきました。
参加者の方の中には、日常的に視覚障がい当事者の方々と接する機会が少ない方もおられたと思いますが、当事者の事例を通じて、当事者の具体的な読書の様子をイメージすることができたのではないでしょうか。
当事者の読書経験を紹介した後は、「読書バリアフリー」の未来形を考えるためのポイントをご紹介いただきました。
当日の様子は、以下より動画をご確認いただけます。
URLから動画を視聴する場合はコチラ
https://youtu.be/-qCqkp_rtOA
講演の後には、参加者との質疑応答があり、当事者だけではなく、支援者の方々からも建設的なご質問が多く寄せられました。
今回の視覚技塾には、当事者だけではなく支援者の方が、そしてスタッフを含めて約50名が参加いたしました。
オンライン開催ということもあり、場所を選ばず、国内外を問わず各地からご参加いただきました。
移動のバリアーを受けずに、少しでも多くの方々にノウハウと情報が届けられていれば幸いです。
講師を務めていただいた成松様、そしてご参加いただいた皆様に心から感謝申し上げます。
最後になりますが、viwaでは次回、視覚技塾2020を企画しております。
イベント概要は以下に記載いたしますが、ぜひふるってご参加ください。
<イベント概要>
タイトル:視覚技塾2020~中途視覚障がい者の生活の知恵 オンライントークセッション!~
日時:2020年10月25日(日) 10:00~12:00
実施方法:Zoomによるオンラインセミナー
主催:視覚障がい者ライフサポート機構 "viwa"
詳細は、ブログ記事をご確認ください。
http://www.viwa.jp/2020/09/10252020.html
以上です。
viwa事務局
2020年9月13日日曜日
弟2回コロナお困りごと座談会
皆さま
viwqa事務局です。
viwaでは、2020年4月17日より「新型コロナウィルスによる視覚障害児・者のお困りごとアンケート」を実施しています。
アンケートについては、以下をご参照ください。
http://www.viwa.jp/2020/04/blog-post_78.html
アンケートに寄せられた「お困りごと」は、viwaのfacebookファンページ上で紹介するとともに、定期的に報告記事をブログ記事上で公開しています。
【第一報】新型コロナウィルスによる視覚障害児・者のお困りごとアンケート
http://www.viwa.jp/2020/05/blog-post_17.html
【第二報】新型コロナウィルスによる視覚障害児・者のお困りごとアンケート
http://www.viwa.jp/2020/06/blog-post_20.html
【第三報】新型コロナウィルスによる視覚障害児・者のお困りごとアンケート
http://www.viwa.jp/2020/07/blog-post_31.html
本座談会では、アンケートに寄せられたお困りごとをテーマにスタッフが対話を進め、お困りごとへのアドバイスや悩みの共有(共感)、社会への発信を実施していきます。
弟2回目となる座談会では、以下の3テーマを取り上げました。
テーマ①:仕事<第一報より>
神奈川県在住の40代弱視(男性)です。緊急事態宣言を受けて、私の勤務先でもテレワークを実施することになりました。
これまでは、目に負担のかからない事務補助と目に負担のかかるパソコンでの業務をバランスを取りながら行っていましたが、テレワークではパソコンでの業務に限定されます。
自宅での就労環境も、オフィスに比べると十分ではなく、業務がなかなかはかどりません。
どのような工夫があるでしょうか?
テーマ②:コミュニケーション<第二報告より>
山梨県在住の50代(女性)支援者です。
zoomを利用してイベントを開催したいのですが、視覚障害者にとってzoomは使いにくいですか?
他のオンラインツールの方が使いやすいですか?
チャットは使わないほうがいいといわれたのですが、それはなぜかご存じでしょうか。
全盲の方はオンラインだと難しいものなのでしょうか。
皆さんは、どのような工夫をされていますか?
テーマ③:日常生活<第三報より>
東京都在住の30代弱視女性です。
自宅近くの音響信号機がない信号を横断するとき、コロナ以前は周囲の人が「青ですよー」と声をかけてくれたのですが、緊急事態宣言後には、声をかけてもらえる回数がかなり減りました。
このまま、人と人との距離は広がっていってしまうのかなと思うと寂しい気持ちと、こういう状況で現状にどう対処したらよいか悩んでいます。
皆さんは、どのような工夫をしていますか?
座談会の様子は、以下より動画をご覧にいただけます。
テーマ②:7分19秒ごろ
テーマ②:22分6秒ごろ
テーマ③:31分27秒ごろ
いかがでしたか?
ちょっとしたお困りごとを口に出してみると、実は同じようなお困りごとを他の人も持っていることがあります。
また、普段のちょっとした振る舞いや習慣が、それを知らない人にとっては「工夫」になることもあります。
本座談会を通じて、コロナへのお困りとをを持つ方々への、ちょっとしたヒントになれば幸いです。
[新型コロナウイルスによる視覚障害児・者のお困りごとアンケート」は、継続実施しております。
ぜひ皆さまのお声をお聞かせください。
http://www.viwa.jp/2020/04/blog-post_78.html
また本日取り上げたお困りごとへのアドバイスがありましたら、info@viwa.jpまでお寄せください。
よろしくお願いいたします。
※弟1回コロナお困りごと座談会
記事はコチラ
http://www.viwa.jp/2020/08/blog-post_18.html
動画はコチラ
https://www.youtube.com/watch?v=H03Wqv1IDd4&t=3s
viwa事務局
2020年8月18日火曜日
第1回コロナお困りごと座談会
viwa事務局です。
viwaでは、2020年4月17日より「新型コロナウイルスによる視覚障害児・者のお困りごとアンケート」を実施しています。
アンケートについては、以下をご参照ください。
http://www.viwa.jp/2020/04/blog-post_78.html
アンケートに寄せられた「お困りごと」は、viwaのfacebookファンページ上で紹介するとともに、定期的に報告記事をブログ上で公開しています。
【第一報】新型コロナウィルスによる視覚障害児・者のお困りごとアンケート
http://www.viwa.jp/2020/05/blog-post_17.html
【第二報】新型コロナウィルスによる視覚障害児・者のお困りごとアンケート
http://www.viwa.jp/2020/06/blog-post_20.html
【第三報】新型コロナウィルスによる視覚障害児・者のお困りごとアンケート:
http://www.viwa.jp/2020/07/blog-post_31.html
本座談会では、アンケートに寄せられたお困りごとをテーマにスタッフが対話を進め、お困りごとへのアドバイスや悩みの共有(共感)、社会への発信を実施していきます。
第1回目となる座談会では、以下の3テーマを取り上げました。
テーマ①:買い物<第1報>
東京都在住の70代弱視女性。買い物に困っています。
近所のスーパーに行っても、いつも使っている出入り口が閉鎖されていたり、人の込み具合がこれまでとは違っていて、よくわからないというのが正直な印象です。
人との接触による感染リスクを思うと、店員さんへの援助依頼も、気が引けてしまいます。
商品を手に取り、少し商品に顔を近づけてラベルや賞味期限を確認しているのですが、商品に触れることや顔を近づけることへの周囲からの見られ方を思うととても辛いです。
皆さんは、買い物をするときに、どのような工夫をしていますか。
テーマ②:日常生活<第2報>
愛知県在住の弱視児を持つ母です。
弱視の娘の運動不足が深刻になってきているように感じます。
見えにくい状況だと、なかなか動画をみて運動するとかも難しく、本人も動くことがあまり好きではないので、どんどん運動しなくなってきています。
また、生活にメリハリをつけることが難しく、朝からだらだらとゲームをしています。
長時間ゲームやタブレットをやっていることも目にはよくないのではないかと心配です。
皆さんは、どのような工夫をしていますか?
テーマ③:コミュニケーション<第3報>
神奈川県在住の40代全盲女性です。
人がともて怖いです。今週から会社がはじまり、出勤するようになりました。
久しぶりの電車でどうかなと思っていたのですが、いつもとは、人の流れも違い、並ぶところもかわっているのか、いつもに増して人によくぶつかってしまいます。
全盲なので、もちろん、白杖をもっていますが、ぶつかってしまった人に、「見えないなら危ないから外でるな」と言葉を吐き捨てられてしまいました。
これまでこのような経験をしたことはありませんでした。
人と接することが怖いと感じます。これから、毎日、電車や駅で、全盲の私がどうやって新しい生活様式に慣れていけばよいのでしょうか。
皆さんは、どのような工夫をしていますか?
座談会の様子は、以下より動画をご覧いただけます。
テーマ②:5分14秒ごろ
テーマ②:21分51秒ごろ
テーマ③:32分18秒ごろ
いかがでしたか?
ちょっとしたお困りごとを口に出してみると、実は同じようなお困りごとを他の人も持っていることがあります。
また、普段のちょっとした振る舞いや習慣が、それを知らない人にとっては「工夫」になることもあります。
本座談会を通じて、コロナへのお困りとをを持つ方々への、ちょっとしたヒントになれば幸いです。
[新型コロナウィルスによる視覚障害児・者のお困りごとアンケート」は、継続実施しております。
ぜひ皆さまのお声をお聞かせください。
http://www.viwa.jp/2020/04/blog-post_78.html
また本日取り上げたお困りごとへのアドバイスがありましたら、viwa事務局(info@viwa.jp)までお寄せください。
よろしくお願いいたします。
viwa事務局
2020年8月13日木曜日
<9/5(土)開催>視覚技塾2020~読書バリアフリーを考える~
日時:2020年9月5日(土)10:00 ~ 12:00
実施方法:Zoomによるオンラインセミナー(ウェビナー形式)
主催:視覚障がい者ライフサポート機構 "viwa"
私ども視覚障がい者ライフサポート機構 "viwa"(以下、viwa)では、視覚障がいに関する「情報発信」「情報やノウハウの蓄積」「人や情報をつなぐ」ことを目的に活動しております。
当事者や家族、教育、医療・福祉関係者など様々な人とつながり、"困ったときの、viwa"と頼りにされるような事業を展開しています。
視覚技塾では、具体的な情報や技術(ノウハウ)を発信し、より多くの方々をつなげていくことを目的にしております。
昨今、インターネットなどの情報通信技術の発達により、以前に比べれば情報につながりやすい環境が整ってきております。
しかし、具体的でかつ実践的な技術は、直接触れることでより効果的に習得することができると考えております。
視覚技塾では、より多くの人に具体的で実践的な"技術"を伝える場所を提供していきたいと考えております。
2020年9月からの視覚技塾は、「視覚技塾2020」として全6回の開催を予定しております。
第1回目となる9月の視覚技塾では、「読書バリアフリーを考える」をテーマに取り上げます。
「読書バリアフリー」という言葉を皆さまはご存じでしょうか?
2019年6月、通常国会において「読書バリアフリー法」が可決・成立されました。
日本における視覚障がい者の読書文化、環境にとって重要な出来事でしたが、成立までには様々な歴史がありました。
また「読書バリアフリー」な社会を実現させるために、私たちに期待されていることは何なのでしょうか?
今回の視覚技塾では長年にわたり「読書バリアフリー」に携わっている成松 一郎 様(読書工房)をお招きし、「読書バリアフリー」について一緒に考えていきたいと思います。
秋は、「読書の秋」と言われます。
秋の読書タイムに向けて、一緒に「読書バリアフリー」について考えましょう!
★こんな方にオススメ★
・「読書」をするときの、バリアーに悩んでいる方
・視覚障がい者に、読書の面白さを伝えたいというの方
・「読書バリアフリー法」を知りたいという方
・視覚障がい者の読書環境を良くしたい!と思っている方
《開催概要》
視覚技塾2020~読書バリアフリーを考える~
【日時】2020年9月5日(土)10:00 ~ 12:00
【実施方法】Zoomによるオンラインセミナー(ウェビナー形式)
【主催】視覚障がい者ライフサポート機構 "viwa"
【対象】どなたでもご出席頂けます(定員80名)
【会費】一般:1,000円
学生:無料
※事務手数料、講師謝礼 等
※会費は事前のお支払いをお願いいたします。支払い方法の詳細はお申込みいただいた方へご連絡いたしますが、Paypal(クレジット決済)、ゆうちょ銀行への振り込みを予定しています。
【当日の講演テーマ】
テーマ①私の原点――40年前の盲学校図書室から
テーマ②読書バリアフリー法にどこまで魂を入れられるか
テーマ③読書サポートの未来形を考えよう
※講師との質疑応答含む
【お申込み方法】
下記必要事項をご記入の上、info@viwa.jpまでメールにてお申し込みください。
お申し込み後2日以内に、受け付け需要およびお支払方法に関するメールを事務局よりお送りします。
<必要事項>※項目名末尾の「*」は必須項目です。
・氏名(漢字)*
・氏名(ふりがな)*
・メールアドレス*
・電話番号
・所属
・一般 / 学生 * (会費の金額が異なるため、必ず記載願います。)
→一般の方のみ 支払い方法をいずれかよりお選びください(クレジットカード決済 / ゆうちょ口座振り込み)※口座振り込みの場合は振込手数料はご負担願います。
・講師への事前質問や事務局への問い合わせ
【申し込み締め切り】2020年9月3日(木)
【その他注意事項】
・視覚技塾は、講演内容の編集後、ブログ記事上に動画を公開予定です。なお講師への質疑応答については、当日参加された方のみの時間となります。
・事前資料の送付を希望される場合は、テキストデータをお送りいたしますので、お申込みの際にご記入ください。
【講師プロフィール】
読書工房 成松 一郎 様
1961年10月神奈川県横須賀市生まれ。出版社勤務を経て、2004年4月読書工房を設立。
障害のある人へのサポートや、図書館・読書に関する書籍を発行。
また、全国視覚障害者情報提供施設協会(全視情協)の書籍管理事務局を務めるとともに、全国学校図書館協議会発行「としょかん通信」(月刊の壁新聞)の企画編集制作も行う。
2009年より専修大学兼任講師として、図書館司書課程の中で読書バリアフリーや出版流通に関する講座を担当。
おもな著書に『五感の力でバリアをこえる――わかりやすさ・ここちよさの追求』(大日本図書)、『多様性と出会う学校図書館――一人ひとりの自立を支える合理的配慮へのアプローチ』(共編、読書工房)などがある。
【ご質問・お問い合わせ】
視覚障がい者ライフサポート機構 "viwa"
村上・山本
Mail: info@viwa.jp
URL: http://www.viwa.jp/
~皆様にお会いできることを楽しみにしております。~
2020年6月28日日曜日
第6回オンラインパパママ会 実施報告
こんにちは。viwaの奈良里紗です。
6月26日(金)21時から、オンラインパパママ会を実施しました。
今回は、「歩行」がテーマでした。
話題提供をしてくださったのは、静岡県や長野県の盲学校等で、子どもを対象とした歩行指導を行っていらっしゃる堀江智子さんです。
「楽しく歩く、白杖は相棒です」とおっしゃる堀江さんの言葉からもわかるように、
白杖を持つ前の段階のことから、屋内・屋外での移動について、かなり具体的なお話を伺うことができました。
参加された保護者からは、
「信号が見えているときと、見えていないときがあって、どうやって信号のことを教えたらよいのでしょうか」
「学年があがり、校内で今までいったことのない場所へ行くようになると、よく転ぶようになりました。どうしたらよいでしょうか」
「白杖を持つ前の幼児の場合、段差があるときにはどうやって教えたらよいでしょうか」
「白杖をもっていると周囲の人の目が気になるようなのですがどうしたらよいですか」
などなど、様々な質問がありました。
堀江さんが一つひとつ丁寧に答えてくださり、とても参考になったのではないでしょうか。
次回は、7月24日に親子で楽しむオンライン料理教室を開催します。
key words 子育て 視覚障害 弱視 ロービジョン 歩行訓練 白杖
viwa 奈良里紗
2016年8月17日水曜日
ご家庭でできる手指を上手に使う練習 桃をまるかじり
こんにちは。viwaの奈良里紗です。
夏休みで毎日子どもと何をして過ごそうか頭を悩ませているお母さんも多いのではないでしょうか?
そんなお母さんたちにぜひ試していただきたいことをご紹介します。
夏といえば、お野菜も果物もとても美味しい時期ですよね。
お子さんはどんなお野菜、果物が好きでしょうか?
私はなんといって桃が大好きです!
皆さんはご家庭で桃をだすとき、どのようにされていますか?
包丁で皮をむいて、一口大に切ってから出すというご家庭も多いのではないでしょうか?
確かに、そのほうが食べやすいのですが包丁で皮をむいてしまうと無駄が多いのも事実。
桃好きの私としてはおすすめできません。笑
そこで、お行儀はあまりよくないのですが桃はまるかじりが一番無駄なく美味しくいただける方法なのでは?
と思うのです。
そして、ここにこそ視覚障がいのお子さんのいらっしゃるご家庭で取り組んでいただきたいことがあります!
それは、桃の皮を自分でむかせることです。
特に、黄桃だと皮の色も黄色くて中身も黄色いので目で見てむくというのは難しいです。
以下に、桃を食べるとき、どんなふうにしたらよいかご紹介しますね。
1.桃を選ぶ
ご家庭で食べるときは、複数個桃があることが多いと思います。
桃全体を触りながら、硬さや香り、色合い等を子供自身に確認させましょう。
「こっちは柔らかい」
等、子供が観察した結果でてきた言葉に対して、
「柔らかいほうが熟していて美味しいかもよー」
等と言葉を加えてあげてください。
最初から、「柔らかいもの探してごらん」と声をかけてしまうと、子供の観察の自由度を狭めてしまうので、あくまでも、子供から出てくる言葉に対して大人がフィードバックをするというスタンスをとるとよいと思います。
2.皮をむく準備
テーブルにバスタオルなどを敷いて汁がこぼれても大丈夫なように準備しておきましょう。
バスタオルの上に桃を入れる器を用意します。
桃を入れる器とむいた皮を入れる器の2種類があるとやりやすいと思います。
あとは、手拭きタオルを準備します。
皮がついたり、汁がついたりするので、それを拭き取る用です。
3.場所の確認
2で設置したものを一つひとつ子供に触ってもらう、あるいは見てもらいながら場所を確認しましょう。
お母さんがちゃっちゃと準備をしても、どこに何があるのか確認してからでないと子供は主体的に動けません。
4.皮むき
いよいよ皮むきです。
まずは、お子さんにやってみてもらってください。
最初から上手にできそうだったら、基本的にはそれを見守ってください。
もし、最初のひとむきがうまくできないようだったら最初だけむいてあげて、皮をむくと中身がこういう感触なんだよということを伝えてあげましょう。
お子さんのペースでむくのを見守りましょう。
ただ、なかなか上手にむけなくてイライラしてしまうという感じだったら、
「じゃあ、1口ぶんだけむいてみてごらん」
と少しでもよいから自分の手でむくという体験をさせたり、
「お母さんと一緒にむいてみようか」
と、お母さんがむいている手を一緒に触りながらむいてみるというのもひとつの方法です。
特に、むけた後の皮を触ってもらって、
「ここはこんなに大きくむけたねー」
と上手にむけたところがどのぐらいの大きさなのか、手や目を使って一つずつ確認させてあげましょう。
以上がだいたいの流れです。
この皮むきがよいなーと思ったのが包丁を使わずに指でできることです。
包丁が使えるようになった年齢のお子さんであっても、手指を上手に使えていないお子さんをよく見かけます。
特に、弱視のお子さんの場合、目で見えてしまう分、手指を使う機会は意図的に作ってあげないと経験できていないことが多いようです。
また、桃という果物の性質上、片手でむくということは不可能に近いですよね?
なので、自然と両手でものを触るようになると思います。
例えば、最初は上手くできなくても1週間に1回~2回ぐらいの頻度で桃の皮むきをしていたら子供だったらどんどん成長すると思うんですよね。
ちなみに、私は桃の皮むき、と~っても苦手です!苦笑
この間はあまりにも上手くむけないので、皮ごとかじって、皮を口のなかで取り除いて出すという、まるでぶどうのように桃を食べています。笑
私のように手指が不器用だと何かと大人になってから大変ですので、ぜひ夏休みの時間を利用してご家庭で取り組んでもらえたらなーと思い記事にしてみました。
viwa 奈良 里紗
key word 視覚障がい児 夏休み 体験 手指 訓練
2015年10月27日火曜日
視覚技塾 vol.7 メカ音痴な私のipad活用術
こんにちは。viwaの奈良里紗です。
今回は11月2日(月)に開催致します視覚技塾vol.7で奈良が担当する部分についてご紹介します。
テーマはメカ音痴な私のipad活用術です。
お世辞にもipadを使いこなしているとは言えない私が日常生活の中でどのようにipadを活用しているのかご紹介します。
当日、ご紹介する内容としましては
・家電の表示が見えにくいときの工夫
・公共交通機関を利用するときの工夫
・おしゃれを楽しむときの工夫
・水族館での活用アイディア
・動画を活用する方法
・子育てではこんな使い方も!
お時間のある方はぜひいらっしゃってくださいね。
当日はサイトワールド内でも様々な展示があるので、セミナーだけではなく展示会もみれる、2倍、3倍に楽しめる一日になると思いますよ!
主催:社会福祉法人桜雲会
後援:公益財団法人日本社会福祉弘済会
日時:2015年11月2日(月)10:00~17:00
場所:すみだ産業会館9階 会議室4
〒 130-0022 墨田区江東橋3-9- 10 墨田区丸井共同開発ビル
最寄り駅:JR 錦糸町駅南口から徒歩1分。東京メトロ半蔵門線錦糸町駅(
※講演者や内容は、一部変更になる場合がございますので、
第1部 長谷川貞夫 presents
(元・筑波大学附属盲学校教諭、
10:00 ~ 11:00 体験会『さわるテクノロジーが暮らしを変える』 ヘレンケラースマホなどの体験
11:00 ~ 12:00 長谷川貞夫 講演『
第2部 視覚障がい者ライフサポート機構“viwa”presents 『視覚技塾 vol.7 in サイトワールド』
12:20 ~ 13:20 視覚障がい者のちょっと困ったなを解決するアイディア―
13:30 ~ 14:15 見えない・見えにくい人でも読めるんです! ―私の読書術 村上卓也
14:25 ~ 15:10 弱視で理系博士課程の学生やってます! ―デジタルメディアの活用術 吉田裕司
15:20 ~ 16:05 メカ音痴的 iPad 活用術―メイク、子育て、結婚式、水族館etc……
16:15 ~ 16:45 まとめ ―当事者の体験談から見えてくる視覚障害支援 奈良里紗・村上卓也・吉田裕司
※第1部・第2部の講座開催中でも、随時、「
--====ここまで===