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2022年12月15日木曜日

気ままにviwa talk vol.17-② ロービジョン・ブラインド川柳コンクール作品紹介編

皆さま

こんにちは。viwaスタッフの竹内です。

前回に引き続き、ロービジョン・ブラインド川柳コンクールについての話題です。

viwaスタッフの神田さんにこれまでの作品をご紹介いただきました。
そして、ロービジョン者3名それぞれの視点で思ったことを気ままにトークしています。
よかったら、お聞きください。



URLをクリックして動画をご覧いただく場合はコチラ

このコンクールの詳細は下記をご覧ください。

気ままにviwa talk vol.17-① ロービジョン・ブラインド川柳コンクールはコチラ


key words サブスク ロービジョン 弱視 視覚障害 ラジオ風番組
viwa 竹内

2022年12月3日土曜日

気ままにviwa talk vol.17-① ロービジョン・ブラインド川柳コンクール

皆さま

こんにちは。viwaスタッフの竹内です。


今年で第5回目となるロービジョン・川柳コンクールの事務局をされているviwaスタッフでもある神田さんにお話を伺いました。


今回は、コンクールの概要がわかるような内容になっております。

よかったら、お聞きください。




URLをクリックして動画をご覧になる場合はコチラ

https://youtu.be/AMT-Hau_GuU


このコンクールの詳細は下記をご覧ください。

https://www.paris-miki.co.jp/lv-senryu/



key words  ロービジョン 弱視 視覚障害 ラジオ風番組


viwa 竹内


2021年6月21日月曜日

viwa tube シナノケンシのプレクストーク活用編

 皆様


viwa事務局です。


視覚障がい者向けの商品や施設についてご紹介をするviwa tube。

今回、ご紹介するのは株式会社シナノケンシが販売するプレクストークPTRについてです。


活用編では、

・プレクストークを使ってサピエ図書館を利用する方法

・図書検索のやり方

・雑誌の定期配信機能について

等についてご紹介いただいています。


ぜひ、一度、ご覧下さい。





プレクストークのお問い合わせや最新情報は

・プレクストークホームページ

www.plextalk.com

・電話でのお問い合わせ

050-5804-1177

受付時間:月曜日から土曜日の9:30から17:00まで

・メールでのお問い合わせ

plextalk@skcj.co.jp



#視覚障害 #福祉用具 #プレクストーク #音声図書 #サピエ図書館


viwa tube プレクストーク基本編

視覚障がい者ライフサポート機構 “viwa”: viwa tube シナノケンシのプレクストーク基本編


viwa事務局


2021年4月29日木曜日

6月6日開催★どこでもヨガ~いつでもだれでもできる体づくり~

皆さま

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

お待たせしました!
2020年度最終回に実施していただいた参加者の皆様より、
「来年度もぜひやってほしい!」
と熱い、強いご要望をいただいておりました健康講座。

2021年度、パワーアップして開催することとなりました!

2021年度最初となる今回のテーマは「ゲーマーヨガ」です。
「私、ゲーマーじゃない」
と思ったそこのあなたも、
「あ、私のこと?」
と思ったそこのあなたも、この機会にこり固まった体を伸ばしてみませんか?

なかなかコロナが落ち着く気配もなく、すっかりテレワークが定着してきたという方もいるのではないでしょうか。

あるいは、これまでは週末は出掛けていたばかりの方も、読書やゲーム、映画鑑賞など、家の中でじっと楽しむ新たな趣味をみつけてしまった!
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

自粛自粛自粛といわれ、体を伸ばすことすら自粛していませんか?
すかっとリフレッシュをしてこれから迎える梅雨のジメジメしたシーズンを前向きに迎える準備を一緒しませんか?

このイベントはだれでもどこでも参加できるオンラインイベントです。
ぜひ、お誘いあわせの上、みんなで美しい体づくりを楽しみましょう。


- 記 -
日時:2021年6月6日(日)15時30~17時(予定)
開催方法:zoomを使ったオンライン形式
主催:視覚障がい者ライフサポート機構〝viwa”
共催:一般社団法人チャレンジドヨガ~視覚障がい者のためのヨガ~
共催:NPO法人 Inclusive Fellowship Promotion
インストラクター:高平 千世(たかひら ちせ)先生

【当日の流れ】
15:00-15:30 接続テストやカメラチェック
15:30-16:30 ゲーマーヨガ
16:30-17:00 希望者のみでプチ交流会

※時間は当日の様子で多少前後することがあります。あらかじめ、ご了承ください。

参加費:1,000円
※事務手数料、講師謝礼 等
※会費は事後払いとなります。参加された方にはイベント終了後にお支払いのご案内をいたします。
定員:20名
※定員になり次第、お申込みを締め切ります。参加希望の方はお早めにお申し込みください。
締切:2021年6月4日(金)

【お申込み方法】
下記必要事項をご記入の上、メールでお申し込みください。
お申し込み先: info@viwa.jp
お申し込み後2日以内に、受け付け受領メールを事務局よりお送りいたします。
2日経っても事務局からメールが来ない場合はinfo@viwa.jpまで再度ご連絡ください。

<必要事項>※項目名末尾の「*」は必須項目です。
・件名:6月どこでもヨガ申込
・氏名(漢字)*
・氏名(ふりがな)*
・電話番号*
・ポーズチェックを 希望する・希望しない
※ポーズチェックとは、インストラクターがあなたの動きをビデオ越しにみてチェックすることです。ビデオオフで参加したい場合は、ボーズチェックを希望しないを選択してください。

皆様のご参加をお待ちしております。

#健康 #ヨガ #オンラインフィットネス #誰でも安心 #チャレンジドヨガ #ダイエット #きつくない運動 #家族で参加

viwa 奈良里紗

2019年4月16日火曜日

全盲のお子さんでも遊べるおもちゃ

こんにちは。
もはや幽霊スタッフになっている木村です。

最近ぼくは、動画を作ってユーチューブにアップすることにはまっています。
先日も、以下の動画を作りました。

全盲でもすぐに遊べるおもちゃ、スネイクキューブで遊んでみた
https://youtu.be/CG60N2Spl2Q


なぜこの動画を撮ったかについては、以下のブログ記事にまとめてあります(スネークキューブの商品ページのリンクもあります)。
https://kimurashuuichi.com/weblog/entry/00011.html


スネークキューブのおすすめポイントとしては、やはり、目が見えていなくてもパッケージ開封後すぐに遊べてしまうところです。
なので、全盲弱視問わず、5歳ぐらいから10歳ぐらいのお子さんへのプレゼントに最適です。


立体パズルですから、お子さんの脳を適度に刺激してくれるはずです。

基本的には立体パズルなので、ある程度極めようと思ったら、それなりにたいへんだとは思いますが…。
ぼくが動画で作っている程度のものであれば、すぐに作れます。

たぶん、お子さんの方が、お父さんお母さんよりうまいと思いますよ。
ぼくのユーチューブチャンネルでは、今後も、全盲の視覚障害者がいろんなことに挑戦するというコンセプトで動画を配信していくつもりです。
でもぼくは幽霊スタッフなので、毎回ここでお知らせするのを忘れてしまうこともあります(苦笑)。

もし興味を持っていただけましたら、チャンネル登録または、以下の無料メルマガに登録していただければうれしいです!
https://kimurashuuichi.com/mailmagazine.html


今回は以上です、ありがとうございました。

2017年7月8日土曜日

人生初の感覚、全盲でもメドレーが歌える!視覚障害者向け点字カラオケを体験してきた。

こんにちは!
viwaの榎戸篤です。

突然ですが、

先日、点字ディスプレイで歌詞を表示してくれる機械があるカラオケの体験レポートを目にしました。

その体験レポートのタイトルは、ズバリ・・・
「人生初の感覚、全盲でもメドレーが歌える!」。

どなたかのお役にたてるかもしれないと思い、
記事のURLを共有させていただきました。
ご一読いただけましたら、幸いです。

http://www.media116.jp/entertainment/4638

2016年5月29日日曜日

unBORDE 5th anniversary FES 2016 at 幕張メッセに参加してきました!

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。
今回は4月10日に幕張メッセで行われた「unBORDE 5th anniversary FES 2016」についてご紹介します。

一昨年のクリスマスライブに続き、奈良は2回目となるunBORDEのライブ参加です。
今回も前回同様、視覚障がい者の中では立体コピーでお馴染みのコニカミノルタさんのご好意で、視覚障がいのある方々をライブにご招待していただきました。

前回よりもさらに盛り上がったライブ、私自身もすっかりunBORDEのとりこになりました☆

さて、ここからは当日の様子をご紹介していきたいと思います。



見た目もおしゃれな関係者用のネックプレートをつけて会場に入ります。
今回のライブもひとりでも多くの視覚障がいのある方に楽しんでもらいたい!
ということで合計9時間のライブを3部に区切って入れ替え制にしました。

一般のお客さんとは異なる入口から出入りさせていただく関係でこの特別感あふれる関係者用プレートを着用しています。

さらに!
スペシャルなライブチケットがプレゼントされました。
それが、こちら!




コニカミノルタさんの立体コピー機で作ったチケットです!
これには点字もついていました。

強度弱視のR君は
「ライブ大好きでよく行くんですけど、ライブチケットってもらってもただの紙ペラで家に持ち帰っても何のライブチケットなのかわからなくて結局捨ててしまうんですよね。でも、今回いただいたチケットは、unBORDEのライブチケットだってあとで振り返ったときにわかるので嬉しいですね!」
とのこと。私もそう思います。


さらにさらに、これだけではありません。
当日は、会場と最寄駅までのアクセスマップも立体コピーで配布されました。



これはコニカミノルタの担当者さんと事前に打ち合わせをする中で、全盲の方から会場と最寄駅の位置関係がわかるような立体コピーの地図があると嬉しいという要望をお伝えしたところ、担当者の方が作成してくださり実現したものです。

この他にも、私を含め弱視の場合、ライブではiphoneやipad等のタブレット端末を出していると、撮影していると周囲の方から思われてしまうため、カメラの拡大機能を使ってステージを見たくても使えないので、タブレットの使用許可をいただけないかという要望をお伝えしたところ、こちらもワーナーミュージックの担当者さんと交渉してくださり、実現しました。
弱視の人は広いステージを単眼鏡だけで見ることは慣れていないと難しいのです。
今回はipad proを使ってライブを観ることができ、私は初めて生で動くアーティストを見ることができて感激しました。
(いつもは、翌日の芸能ニュース等で放送される映像をみて初めてアーティストの動きや衣装、表情を見ることができます。今回、生で見れたということはとてもとても大きな喜びでした。)


そんな素敵なライブ、参加者から寄せられた声もご紹介します。

【Aさん・中途失明40代男性】
今回はライブに招待いただきありがとうございました。
ライブが楽しかったのは当然ですが、全席スタンディングのライブ会場が多い中、安全に安心して開場時間ギリギリに行っても大丈夫なんてなかなかないのでGOODでした。
また、チケットや地図を触って楽しめる物を用意していただけていたことも嬉しかったです。
社会的少数派の視覚障がい者のことを考えて、少しでも楽しんでもらいたいという主催者側の気持ちが伝わってきました。
ステージと客席という前時代的なアナログなコミュニケーション。
目が見えていた頃も、目が見えなくなった今も、変わらない価値と人の暖かさを再認識した一日でした。
次回は、チケットや触地図がどう変わっているのだろうかと期待せずにはいられませんね(笑)




※写真は参加者の集合写真です。

【Bさん・先天性弱視の大学生】
ライブそのものが楽しかったのはもちろんですが、スマホやタブレットの使用(アプリなどで拡大して見ること)を許可していただけたのは嬉しかったです。
機会があれば、また参加したいなと思いました。
ライブ会場入り口から近い席のため、移動のトラブル(席の場所が分からない、階段の上り下りが大変など)も特になく良かったと思います。
立体コピーのマップとチケットについては、チケットがどんなデザインなのかを知るには便利だなと感じました。
ライブスタッフの対応については、スマホやタブレットでの拡大視聴を特別に許可していただき、とても嬉しかったです。




※写真はライブ参加者の視覚障がい者が立体コピーのチケットを確認している様子です。

【Cさん・先天性弱視 20代女性】
今までライブというのは暗くて人も多く、アーチィストや周りの動きがわからないので興味はあるものの避けていたのですが、今回先導してくださるスタッフの方やiPhoneやiPadの拡大機能を使用して良いとのことでスクリーンやアーチィストの動きを見ながら迫力のある体験ができてとても楽しむことができました。
またこういった機会があれば積極的に参加していきたいと感じました。




※写真は第3部の参加者の集合写真です。

視覚障がい者にとって、ライブに行くにはいくつか困ることがあります。
ひとつは最寄駅からライブ会場までの移動です。
立体コピーのマップがあればひとりで移動できるというものでもなく、やはり安心して辿りつくためには移動面のサポートがあると安心です。
会場についてからも、座席までの移動やライブ中のお手洗い、ライブグッズのお買い物等、晴眼者のサポートがあることで快適に楽しむことができるのです。


そこで、今回のライブでは大学生のボランティアにきてもらいました。
この学生ボランティアの方々は、NPO法人Inclusive Fellowship Promotionにて様々な障がいのある人との関わり方をインターンシップで学び、視覚障がい者へのサポート経験もある学生さんたちでした。


次に、彼らがこのライブにボランティアとして参加した感想をご紹介します。

【竹内 真璃子さん・國學院大学4年生】
移動については、事前に案内するルートを確認しました。
そのため、人通りの少ない通路やエレベーターを利用したので、行き帰りの移動がスムーズに出来ました。
座席についても、最後部座席で出入口から近かったので、お手洗いなど途中退席のガイドがやりやすかったです。
点字の地図については、あまり活用できなかったので、もう少し活用すればよかったと反省しています。。
参加者のみなさんに話を聞くと、初めてライブに参加されたという方が多くいらっしゃいました。
当日は特に大きなトラブルもなく、みなさんがライブを楽しまれていたので本当によかったです。


【坂本 万里菜さん・國學院大学4年生】
私自身、ライブが大好きで今回のボランティアに参加できてとても楽しかったです。
ライブ中は周囲の音が大きく言葉で状況を伝えることが難しいため、会場に入る前に気をつけることなどお伝えできたらよかったなと感じました。
また、ライブ終了後にアーティストの看板やグッズ販売等、もっとゆっくり見る時間が確保できたら参加者のみなさんももっと思い出に残ったのではないかなと思いました。



参加した視覚障がい者の方はもちろん、ボランティアに来てくれた学生さんも一緒にライブを楽んでいたことが印象的でした。
そして、改めて、音楽の力に圧倒されました。


最後に、今回もこのような機会を作ってくださったコニカミノルタ、並びに、ワーナーミュジックの皆様に深く感謝申し上げます。

一昨年のクリスマスライブの報告は以下からご覧になれます。
http://www.viwa.jp/2015/01/unborde.html

viwa 奈良里紗

2015年12月20日日曜日

弱視目線!東京タワーの楽しみ方いろいろ

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。先日、viwaのメンバーで東京タワーにのぼってきました!弱視ならではの楽しみ方、気づきもあったのでご紹介したいと思います。

この記事をご覧の方で東京タワーにのぼったことあるよ!という方、いらっしゃるでしょうか?
スカイツリーができてからも、東京タワーへの根強い人気は残っているようです。




東京タワーの第1展望台へは障害者手帳の提示で本人+付き添い1名の入場料が半額になります。
さらにその上の展望台へいくためには、入場料を支払う必要があります。
ここから先は障害者手帳による割引はないということでした。

東京タワーはエレベーターと階段でのぼることができるそうなのですが、私はもちろん、エレベーターでのぼりました。笑
エレベーターから外が見えるのかな?と期待して乗ったのですが、エレベーターから外の景色は見えないようになっていて、宇宙をイメージした少し暗めのエレベーターになっています。
1分もしないうちに展望台へと到着。
広がる景色に周囲の晴眼者の方々は歓声をあげています。

私はというと・・・
正直、遠い景色はよく見えません!笑
でも、高いところにのぼってきた!というのが、なんだか気持ちよいのです。


「こっちが新宿方面だって~」
等という周囲の人の話し声を聞きながら、ふむふむ、こっちが新宿か、こっちがお台場かと理解していきます。


一緒にいった友達が
「ここにあるのが謎の野球ボールなんだって!」
と何やらショウケースを指さして話します。


私にはボール自体は見えませんが友達がその謎のボールについて解説を読んでくれたことで、
「そんなものがあるんだぁ~」
と驚くことができました。
これ、いったい、なんなのか?ご存じのない方は東京タワーを訪れた時にチェックしてみてください。
楽しみにとっておいてもらうために、ここではあえて詳しく書かないようにしますね。


たまたま、私たちが東京タワーにのぼった日、大道芸のパフォーマンスがありました。
ステージの目の前をじんどって、日本最初のけん玉師によるけん玉ショーをみることができました。


この方のパフォーマンス、最初にパフォーマンスの内容を言葉で説明してから実践してくださるので視覚障がいの私でもわかりやすい!


けん玉は見えないと音しか聞こえませんが、その音を聞いて楽しむパフォーマンスもあり大満足でした。


ちょっと見えにくいパフォーマンスは、ipadの動画モードで撮影。
パフォーマンスが終わってから、「こんなことやっていたんだ!」と再度感動しちゃいました。


さてさて、東京タワーといえば、絶対にここはいきたい!という場所が私にはありました。
何かおわかりになりますか?


そう!


床の一部分が透明ガラスになっている場所です。


私は早くそこにいきたくて展望台の中をうろうろしていました。


そして、何やら順番待ちをしている場所を発見!


ここだ!と思って並んだら・・・
フォトサービスの列でした。


順番が来てはじめて、ここは透明床の順番待ちではなかったと気づいた私。
少しがっかりしましたが、手持ちのスマホでも写真をとってくれるのでいい記念撮影ができました。


この日は東京タワー日和というよりかは、できれば、タワーにのぼらないほうがよい日・・つまり、曇天でした。
なので、せっかくの記念写真も背景があまり美しくなかったのが残念でした。


気持ちを取り直して!
透明床!透明床!どこだどこだ?と引き続き探すと、ついにありました!!


やったー!と思って覗き込む私。


あれ?
おかしいな。
おかしいぞ。
怖くない・・・


私は自分が晴眼者だった頃、横浜のランドマークタワーにのぼったとき、高いところから外をのぞくと足がくらむという経験をしたことがありました。


高いところから下をみると怖い!と感じる、私はこれを楽しみにしていたのですが、視力0.01となってしまった私はこれを感じることができなかったのです。ガーン


周囲の弱視のメンバーが
「はとバスがとまってるー」
等というのですが、全くわかりません。


眼下に広がるものといえば、ただただ赤いもの。
なんだ?この赤いものは・・・


よく見えないという私のことをみて、周囲の友達が透明床にスマホをおいて写真をとってくれました。


私は落ち着いて写真の見える場所に移動してその写真を拡大しながらじっくりみることにしました。




私:「どこにはとバスがあるの?
友達:「これだよ。この黄色いの。わかる?」(画面を拡大して指さしで教えてくれる)
私:「んー、なんとなく。なんか、写真じゃなくて絵みたいにみえるね。」
友達:「そうなんだよ。なんか、高いところからとると道路とかがおもちゃの道路みたいに見えるよね」
私:「あ、やっぱ、そう見える?私だけじゃないんだね。この赤いの何?」
友達:「えっ?これが東京タワーだよ。東京タワーの足ってスカートみたいに広がっているからその柱が見えるんだよ。」
私:「あぁーなるほど!この赤いのは東京タワーか。さっきから、赤いものが見えるからなにかな?って思ってたんだよね」

と、こんなやりとりをしながらようやく自分が見えていたものの正体をつきとめることができました。

高いところからの景色であったとしても私が見えたのはせいぜい5メートル先程度。
でも、こうやって周囲の人がとった写真をみながら解説してくれると見えなくても楽しい!と私は思いました。


せっかくのぼってきたので展望台にあるカフェで景色を眺めながら少々休憩。


しばらくすると、ライトアップがはじまりました。


昼間はよく見えなかった景色も夜景になると違います。
昼間はぼや~っとしか見えなかった景色が暗い中に無数の光が見えてとてもきれいです。


昼間は気づかなかったレインボーブリッジの存在も夜になると見えるようになった弱視の人もいました。


最後の最後まで見えなかったもの、それは東京タワーからみるスカイツリーです。
どの方向にあるのかわからない私は、エレベーターの前で案内をしているスタッフの方に「スカイツリーは今日はみえますか?」と尋ねました。


すると、こちらの方向にかすかに見えています。
今日はあまりはっきり見えていないですね。
とのこと。


見える人がみれば、なんとなくわかる程度にしか見えなかったスカイツリー、今回はわかりませんでしたが、お天気がよい日にはぜひまたのぼって見えるかチェックしにこようかなぁって思いました。


一通り東京タワーを満喫した私はお土産ショップへ。


ここでとっても好きな黒いマグカップをみつけました。
このマグカップについては、別の記事で改めてご紹介しますね。


久しぶりにのぼった東京タワーとても満喫できて大満足でした。


天気をみはからってみなさんも東京タワーのぼってみてくださいね。


viwa 奈良里紗

2015年12月1日火曜日

【視覚技塾Vol.7報告】私の読書術

みなさま

こんばんは。v
iwaの村上です。少し時間があいてしまいましたが、視覚技塾Vol.7について、ご報告させていただきます。

私が担当したテーマは、「読書」です。
読書といっても、テーマのとらえ方や期待度は人それぞれでした。
そこで、“私の読書術”と題して、私が普段どのように読書をしているかをご紹介させていただきました。

私の読書術Ⅰ~自分の読みやすい文字を知っておく
当たり前といえば当たり前なのですが、文字のフォントやレイアウトを変えるだけでも、読みやすさは大きく変わってきます。例えば、夏目漱石の『こころ』を読もうとする時、どんな読み方があるでしょうか?本で読むといっても、複数の出版社から出版されています。また、同じ内容ですが、出版社によって、文字の大きさや行間などが異なります。実際に読み比べてみると、読み終えた後の疲労感が全然違います。よろしければぜひお試しください。

私の読書術Ⅱ~本は見るだけではなく、聞くことができる
青空文庫やサピエ図書館をご存知でしょうか?
本をテキストデータやHTMLデータ、点字、音声データなど、様々な形式で提供しているサービスです。読書をする時に、印字された出版物だけではなく、このようなデータを用いることができます。そうすることで、目で見ていた本を耳で聞くことができるのです。
斜め読みならぬ、ながら読みができるかもしれませんね。



私の読書術Ⅲ~読書の仕方(方法)は複数あると便利
昨今、電子書籍が注目されています。
KindleiPadなどのタブレット端末を活用して、文字を好きなように大きくさせたり、コントラストを変更することができます。本を読むときに、いろいろな方法があることを知っていると、楽しみ方が広がります。今まで通学(通勤)時間に読書はできないと思っていても、別の方法で試すと読める、そんな経験ができるかもしれません。

読書は学習の一つとしてとらえることができます。例えば、教科書です。情報や知識を広げることができるでしょう。ですが、まずは色々な方法で読書を楽しんでみてはいかがでしょうか?読書は、経験を広げる貴重な余暇活動かもしれませんね。

次回、視覚技塾もご期待ください。


2015年8月2日日曜日

買い物での工夫~ブランドショップで感じたこと~

こんにちは!
viwaの優希です。

今回は私が以前、腕時計を買いにブランドショップに行って感じたことを書きたいと思います。

私は軽度の弱視ではありますが、ウィンドウショッピングで、なんとなく商品を見て周るというのが苦手です。
どのような商品を買うかにもよりますが、近づいて見たり、実際に手にとってみたりしないとなかなか情報が得られないことが多々あります。

特に今回はブランドショップで小物類を見ていたので、商品はガラスケースに入っています。
もちろん、店員さんにお願いすれば、ケースを開けてくれます。
ただ、闇雲にケースを開けてもらうのもどうかなと思い、遠慮してしまうこともあります。

ガラスケースに入っていない商品であれば、いろいろな商品を手にとって見るのもあまり手間ではないと思います。
ケースに入っている場合は、必然的に商品への視距離が遠くなるため、弱視の場合でも見え方によっては、商品の見た目の検討が付かないのではないでしょうか。
私もデザインの細かいものところまでは、わかりませんでした。。。
それでも買うからには、いろんなものを見て一番気に入ったものを買いたいなと思ってます。

そんなとき、私の工夫としましては、事前にネットで商品を見て、ほじいもののめぼしを付けておきます。雑誌や友達がもっているものを参考にするのも良いかもしれません。
ネットや雑誌の写真であれば、大きく見ることもできますし、デザインの細部や商品説明や評価なども見ることができます。
具体的に商品が決まらなくても、ブランドや大まかなデザインだけでも事前に決まっていれば、スムーズに買い物ができると思います。

今回、私は腕時計をネットで見て、ほしいブランドの候補の商品をいくつか頭に入れて、ショップに行きました。

しかし、実際にほしいと思った腕時計を見てみると、針と文字盤が暗く、時間がわかりませんでした(汗)
店員さんに伺ったところ、光の加減で見づらくなるとのことでした。
ネットの写真だと時間がきれいに見えていたので、実物を見ることができて良かったと思いました。
さすがに時間がわからない時計を持つのはどうかと思ったので、同じデザインの色違いを購入しました。普段着る服の色との相性なども聞いて、決められたので大満足でした!
もちろん時間がわからなくてもファッションとして身に付けるのもアリだと思います!

私自身どの買い物にも共通しますが、店員さんと積極的にコミュニケーションを取ることは大切だと思ってます。
私は色やデザイン・サイズなどを勘違いしてしまわないように確認したり、ものによっては値札など細かい表示を読んでもらったりということもあります。
人気商品やセール品などの情報を聞き出すことで、見落としていた商品や棚を見つけることもあります。
ただ、流されるがままに店員さんが勧める商品を買いそうになることはあります(笑)

ちなみに腕時計に関して、私は一般的なものを使っていますが、音声や触ってわかるものもあります。
一般的なものでも、アナログやデジタルなど、見やすさやデザイン、好み等で変わると思いますので、いろいろ見てみるのが良いかと思います。

他にも皆さんの工夫などありましたら、ぜひ教えてください!



岩池優希

2015年6月21日日曜日

調理実習の体験


 皆さん、こんにちは。Viwaメンバーを名乗るのは恐縮すぎるくらい出現頻度の低いYusukeです。以前、大学院でのプレゼンのやり方やiPadでの授業の受講などについて投稿しましたが、もう1年以上前でお忘れになっていることと思います(汗

 さて、私は今年3月より自治体が母体の視覚障害者センターで、調理訓練を受けています。仕事の都合もあるので、月に1,2回という少ない頻度ではあるのですが。
視覚障害に限らず、障害があるとできないことも多いですが、経験がないだけ、のことも多いのではないでしょうか。経験があればできる、慣れればできる、そういう方は多いように思うのです。

 私は一人暮らし経験が4年ほどあります。あまり料理に興味はなかったのですが、簡単なものであれば作れていました。カレーとか一品料理ですが。一時期はスイーツ作りにはまっていたこともありました。しかし、やろうと思うとなかなか時間がかかるし、労力がかかる…レシピを考えることから始まり、買い出しやらもちろん調理道具をそろえるのも。いちいち目を近づけて値段をみたり、メモを見たりなど初めてのことは大変なことばかり。何度か同じものを作っていれば容量もつかめてだんだんと努力量も減ってきます。

 そんなこんな苦労していくつか料理はしてきましたが、試行錯誤でやってきただけ。
そこで、視覚障害の専門の知識があるスタッフから手ほどきをいただこうと思い、調理訓練に通うことにしたのです。一つずつ書いているのも大変なので、今まで訓練で学んだ視覚障害がある方の調理時の工夫について何点か書いてみます。

1.    まな板は白黒のコントラストを考えて使う
センターにあるまな板は白まな板と黒まな板をくっつけてひっくり返しながら使いやすいように使うというもの。私は自宅に黒まな板を用意してあるので、ピーマンとか肉とかなすとか、黒に近い食材は白いプラスチックの薄いまな板を黒まな板の上に敷いて包丁を使うようにしています。
2.    包丁を置く場所を固定する
私は視野が狭いので、自分が置いた場所を覚えていないとすぐに見失ってしまいます。包丁は使ったら「まな板の前方の布巾の上に戻す」というルールを決めて使うようにしています。癖でついつい横に置いてしまうことがあるのですが…
3.    皮のある食材は食材用たわしで洗ってから皮をむく
じゃがいもやにんじんなど皮のある食材は、なかなか皮をむくのが大変…視覚的な確認がけっこう必要になる作業なんじゃないかと思うのです。私の場合は、ある程度はむけるけど、少し皮が残ってしまいます。あらかじめ皮を洗っておけば、多少皮がついていても熱を通してあるし、大丈夫ですかねw
4.    食器洗いは分別して洗う
小さいスプーンやフォーク、箸置きなど私はよくシンクの排水口に落としてしまうことがあります。箸置きがネットに入っているのに気付かずそのまま捨ててしまったことも…「類似した食器は重ねておく」「小さなものはまとめて洗う」などこれも自分の中でルールをつけてやっています。
5.    使った場所は何かしら汚れていたり落ちていたりするもの、と思って行動する
食材を落としていることに気づかない、水がシンク周りにはねていることに気づかない、そういう視覚的にフィードバックがないと気づかないことってとても多いのではないでしょうか。落とさないのも汚さないのも意識はしていても、どうしても限界はあると思うのです。なので、私は自分が使った場所や食べた場所は汚れているもの、と思って台布巾で拭いたり落としたものを集めるように布巾を動かしたりして見えないところを補うようにしています。


簡単ではありますが、こういう工夫を学びました。頭ではわかっていてもなかなか身についていないことや人に言われないと気づかないことってよくあるのではないでしょうか。
専門家の力を借りるのも、調理上達の近道?なのかもしれないな、と思っています。

今までセンターで作ったレシピは、
・鶏ともやしのバンバンジー
・卵とハムのチャーハン
・シーフードパエリア
・ホットプレート焼きそば
・ポトフ
などです。様々な経験ができるよう、レシピもある程度センターの人が考えてくれたりします。色々な道具を紹介してくれたり、使う料理を考えたりもしてくれています。

もし、料理にチャレンジしてみたいけど、腰が重い…時間がかかる…大変…そんな風に思われる方がいらっしゃいましたら、導入だけでもお手伝いしてもらえれば、ハードルが低くなるかもしれません。

2015年3月6日金曜日

歓送迎会お役立ち!お店の探し方

みなさん

こんばんは。村上です。
3月というっこともあり、歓送迎会が多くなる季節ではないでしょうか。

私は、よくグループで食事に行くときに、幹事をすることがあります。
お店を予約したり、参加者の日程調整をしたり、メニューをよみあげたり・・・
そのような時に、ふと「こんな点にきをつけている」ということを思い出したので、
せっかくなので、ブログ記事にしてみようと思います。
あくまでも私が気をつけていることなので、その点ご容赦くださいね。

○お店探し
いきつけのお店ならいいのですが、初めていくお店の時には、注意が必要です。
食べログやぐるなびなどの地図を確認することはもちろんですが、私は、お店の住所に注目しています。
住所といっても、番地などではなく、建物のフロアです。
1階のお店なのか、地下にあるお店なのか、だいたいの目線の場所を事前に把握しておくのです。
地図でおおよそのお店の場所を確認して、お店の目の前を歩いていても、1階だけに意識をむけていると、7階のお店だった時に、気づかずに通り過ぎてしまうことがよくあります。
なんで、お店のフロアを確認することは、結構大切だと思います。

○食べログやぐるなびを活用する
お店の場所や行き方は、たまに口コミやコメントに書いてあることがあります。
ですので、食べログやぐるなびなどの口コミコメントをチェックしておくと、お店までのアクセスのヒントが掲載されていることがあります。
特に、一般の人でも少しわかりにくいところにあるお店は、弱視者向けということに限らずに、よく道順が掲載されています。
また食べログやぐるなびでは、お店のトップページに注目することも大切です。
お店のトップページには、そのお店の外観やロゴ、看板の写真が掲載されていることがあります。
例えば、「むらかみ」というお店の看板が、白抜きの文字なのかそうでないのか、筆字なのかそうでないのか、そんなことを事前に知っているかどうかで、見るpointが絞れてきます。

今日はお店までの行き方について、書かせていただきました。
みなさんも、ぜひ新しいお店を開拓し、活動範囲を広げてみてはいかがでしょうか。


2015年2月24日火曜日

海外旅行を思い切り楽しむためのコツ


こんにちは!
viwaの佐藤です。

初めて記事を担当させて頂くことになりました☆

いつもと違う景色に出会う、そんなワクワクするのが旅の醍醐味だと思います。
今回は、海外旅行のときの私流のコツを3つご紹介します!

≪出かける前に地図を確認≫
日本で旅行中に地図を見ていても、旅行者ということで危険な目に合うことは滅多にないと思います。
でも、海外で地図を広げているとすぐ旅行者だとわかるので、危険を伴うことがあります。
また、見えにくい分、周囲の状況が分かりにくいことがあるかもしれません。
そこで私が1人で海外旅行をするときに心掛けていることは、出かける前に地図を念入りに確認することです。
広域の地図から始め、より詳細な地図を見ておきます。
交通手段も一通り確認したら、思い切って出発です。

地図を事前に見ていても、地図と実際の景色は違うもの。
方向音痴の私は、ついつい道に迷ってしまうことがあります。
そんな時は、駅やデパートの店員さんなどに助けてもらうと安全に旅行が楽しめると思います!


≪余裕を持った計画を立てる≫
ここで、ニューヨーク・シティ(NYC)での体験をご紹介します。
その日は、大学時代の友人とミュージカルを鑑賞しました。
そしてその後は、その友人が駅の方向を示してくれた上でわかれました。
駅に向かう頃には、すっかり辺りも暗くなり、土砂降りの雨も降ってきました。
当初10分の駅までの道も、方向を間違っていたので、なかなかつきません。
大雨のせいか、駅までの道を尋ねても「旅行者だから」と言って急いて歩いて行きます。
家族連れの方に迷ったことを伝えて駅についたころには、終電ぎりぎりでした。
朝は、
「京都のように碁盤の目になっているのでわかるだろう」
と安心していたNYC
しかし夜になると景色は一変します。
この経験を通して、人で旅行をするときは、日没前には、宿泊先に着くようにするなど、余裕を持った計画を立てることがとても大切だということを痛感しました。


≪予定外・予想外の出来事を楽しむ!≫
海外旅行に行くと、目的地に着くまでに時間がかかったり、交通手段がうまく連絡しなかったりといろいろな出来事があると思います。
「あの目的地に行きたかったのに行けなかった」、「時間のロスだった」と少し残念な気持ちになることもあるでしょう。
「そういうことも旅行だからこその経験!」と、楽しい気分になれると旅行から帰ったときに良い「お土産話」になります。
目的地に向かっている最中にオシャレなお店やその土地の魅力に気づくと道に迷うのも楽しくなりますね。


今回は、「事前の地図確認」、「余裕を持った計画」、「予想外を楽しむ」と3つのポイントをご紹介しました。
旅行の仕方は、十人十色です。
この記事が少しでも旅行に出るきっかけになればうれしいです!

2013年8月4日日曜日

夏は体験型のお出かけを♪第2弾★

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

いよいよ夏本番。
皆様は夏の計画はもうバッチリですか?

私は残念ながら、8月は締切におわれていて、夏満喫プランはたてられなさそうです。涙

といいながら、ちょこちょこあいた時間で夏を楽しんでいます♪

前回、夏のお出かけにさくらんぼ狩りの話題を書きました。
http://www.viwa.jp/2013/07/blog-post_1183.html

今回はブルーベリー狩り編です。

さくらんぼ狩りは、視覚障がいのある私にとっては、
なかなか難しい、難易度が高いけど、一度は体験してもらいたいものとして紹介しました。

ブルーベリー狩りの難易度は、
いちご狩り以上、さくらんぼ狩り未満といったかんじです。

このことについて、詳しく解説しますね。

つくばは果物が豊富にとれるところで、○○狩りというのが色々とできるんです。
そのひとつ、ブルーベリー狩り。
1歳の息子もいますし、そもそも、私が弱視ということで、安心・安全な有機栽培のブルーベリー農園を選びました。
詳細はコチラ http://www.tsukuba-blueberry.net/map/

つくばエクスプレスで研究学園駅下車で、駅までお願いすれば車で迎えにきてもらえました。
結構、東京からのお客さんも多いそうです。

農園に到着すると、早速、ブルーベリー狩りへ出発。

最初にスタッフの方が、品種の説明をしながら、どういうブルーベリーをとればよいのか説明してくれます。

・・・が、ここからが問題です。

「こういうふうに黒くなっているのが食べごろです」

とみせてくれたあとに、実際に食べてみるのですが、
肝心の色がわからない!!んです。

これはさくらんぼ狩りの二の舞か・・・と嫌な予感。

6品種ぐらいのブルーベリーがあり、それぞれ全く味が違って感動しました。

 
 
ブルーベリー狩り開始30分が経過したころ、あることに気づいたのです。
 
コレ、色を見なくても、触った感じで食べごろが判断できるのではないだろうか・・・・と。
 
さくらんぼは、視覚的情報に頼らざるをえなかったのと、
そもそも、ての届く場所になかなかみがなかったり、
触る範囲が広すぎて、なかなか身を見つけることができないというところが
触覚で果物を狩ろうとしている私にとって難易度の高さに直結したわけですが、
ブルーベリーは手を伸ばせば、だいたい実をみつけることができます。
 
そして、食べごろのブルーベリーというのは、かる~く触ってあげると、ポロっと枝からとれるのです。
 
おサルさんがよく枝を揺らしてバナナをおとしたりしているような感じで、
枝を少しふるとかごの中にボトボトボトとブルーベリーがおちてくるのです。
 
このことに気づいてからは、楽しくて楽しくてあっという間に1時間のブルーベリー狩りが終了してしまいました。
 
 
それにしても、あの目にいいから食べなさいとよくいわれる果物が
こんなにかわいい形をしていて、
こんなに視覚障がい者に優しい収穫方法があるとは、
なんだか嬉しくなっちゃいました。
 
さくらんぼ狩りは40分の体験でほんの少ししか見つけることができなかったのですが、
見てください!!
ブルーベリー狩りでは、こんなに収穫することができました★
 
 
 
さくらんぼ狩りも、あんなに大きな木にあんな小さなさくらんぼがなっているという意味ではいい体験だったのですが、「収穫できたぁ~」という達成感はブルーベリー狩りのほうがありました。
 
という意味からブルーベリー狩りは、いちご狩り以上、さくらんぼ未満なのです。笑
 
夏休み、半日でできる簡単な体験型の遊びです。
ぜひ、つくばのおいしいブルーベリー食べてみてくださいね♪
 
 
key word ブルーベリー狩り 有機栽培 視覚障がい 弱視 駅近
 
viwa 奈良 里紗
 
 
 

2012年11月4日日曜日

運動不足のあなたにオススメ ヨガ&ピラティスでインナーマッスルを鍛えよう!

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

最近、よく聞くのが視覚障がい者のメタボ問題。。。
そうはなりたくなくても、見えない・見えにくいと、なかなか動くのがおっくうになってしまうのも事実。

私自身、もともと運動が大好きだったのですが、視覚障がい者になってからというもの、なかなか楽しみながらできるスポーツに出会うことができずにいました。
そんな私が最近出会って、はまっているのがヨガ&ピラティスです♪
何がそんなによいかというと、何より動きがゆっくりだから、視覚障がい者であってもついていけるということです。

また、寝ながらポーズをとることも多いため、ほかのスポーツに比べると、かなりインストラクターの方が言語的に動きを説明してくれることも特徴的だと思います。
ただ、ヨガやピラティスって検索をするとたくさんの教室がヒットして、どこのレッスンがよいのか迷ってしまいますよね。
個人的にオススメは、なんといっても少人数でやっている教室を探すことです。
多くても10人程度のところであれば、インストラクターの目も行き渡るため、自分に視覚障がいがあることさえ伝えておけば、言語的説明でどういう動きをすればよいかわからないとき、個別に教えにきてくれるからです。

ジムの中でやっているようなプログラムだと30人~40人ぐらいの大勢の中でやらなければならないため、あまりオススメはできません。

ゆっくりした動きで、どこの筋肉を伸ばしたり、圧力をかけたりすればよいのかが言語的説明でわかり、さらに、もし、自分が間違った動きをしているとインストラクターの方がいっているところとは違うところの筋肉が伸びたりするので、体感的に動きを理解することができるところがオススメ。

運動が苦手・・・という方にはもちろん、
弱視肩で肩こり・腰痛がひどい人にはさらにオススメです。
ヨガやピラティスのレッスンを1時間受けるだけであきらかに肩こりや腰痛が一時的に改善します。
簡単なポーズを覚えて自宅でやれば、辛い肩こりからもしばし解放されます。

この秋、一押しのヨガ!
ぜひ、一度、試してみてくださいね♪

key word ヨガ ピラティス 視覚障がい者 肩こり解消

viwa 奈良里紗


2012年4月7日土曜日

ライブやコンサート、行っても大丈夫?

こんにちは。“viwa”の渡辺です。 皆さんはライブやコンサートに行かれますでしょうか? 私は生で音楽を聴くのが大好きななので、月に1回はライブやコンサートに行っています。 視覚障がい者にとって、ライブやコンサートでの心配事の一つが、自分の席を見つけられるか、ではないでしょうか?座席のどの部分に席番号が書かれているか見つけるのも大変ですし、それを読みとるのも大変です。広い会場、特にアリーナ級の会場やスタジアムなどでは、自分の席のおおよその場所を把握するにも、会場に啓示されたエリアマップを見て探さねばならず、これも大変ですよね。 でも、実際には多くの場合、あまり心配はいりません。 というのは、多くの会場では、チケットを切るゲートや入口近くにいる係員の方に事情を話せば、席まで案内してもらえます。事情を話す際には、弱視の方も「目が悪いので」と言うよりは、「目があまり見えないので」というようにちょっと誇張して伝えた方が、相手に事情がよく伝わり、よりしっかりと案内してもらえると思います。「目が悪い」くらいの言い方ですと、指定された席の近くまでは案内してくれても「この列の、だいたいあの辺です」みたいな説明をされてしまうことがありますので。 もちろん、白杖を持っていると、より係員の方に事情が伝わりやすいです。 私がこれまで案内をしていただいたことがある会場には、東京ドーム、日本武道館、さいたまスーパーアリーナ、横浜アリーナ、NHKホール、渋谷公会堂、サントリーホール、代々木第一体育館、などがあります。(首都圏ばかりで申し訳ありません。) 会場によっては、案内してくれる際に、「終演後にお迎えにまいりましょうか?」といった感じで、帰る時の案内が必要かを聞いてくれる場合もあります。もし聞いてくれなくても、お願いすれば迎えに来てもらえます。 私が帰りの案内をお願いしたことがある会場は、さいたまスーパーアリーナと横浜アリーナです。 このように、会場では席までの案内をしていただけるのですが、それでも、事前にWebで会場の情報を仕入れておくと、より安心ですし、便利です。多くの会場のオフィシャルサイトには、会場内の座席図が載っています。もし地図や図面を見るのが苦手でなければ、会場のおおよそのブロック割、たとえば、自分の席が「南スタンド2階」であれば、それがおおよそどの辺りにあるのか、その近くにトイレはあるのかなど、事前に把握しておくと、会場での行動がよりしやすくなると思います。 会場のオフィシャルサイト以外にも、いろいろな会場の情報がまとめられているサイトもあります。私がよく参考にしているのは、以下のサイトです。トイレの混み具合や、周辺のコンビニ情報などまで載っています。 http://www.livehis.com/house/index.html (こちらも首都圏中心です。首都圏以外の方、申し訳ありません。) さて、これまでスタジアムやアリーナ、ホールといった会場について書いてきましたが、これとちょっと事情が異なるケースがあります。それはライブハウスと、いわゆる“フェス”です。これらについては、また次回、書かせていただこうと思います。

2012年3月1日木曜日

点字UNOのご紹介

こんにちは★viwaの山本です。

先日、スタッフの村上・岩池・山本の3名でカードゲームをする際の
工夫や困った点について話合いました。

皆さんカードゲームはしますか?

視覚障がいがある方は
数字や記号、絵柄などが見えづらい、
あるいは全く見えない
という理由から周りの人達のスピードについていけず
ゲームを楽しむ事ができない。
というような経験はありませんか?

私たち3名もそんな経験があり、
例えばカードゲームのUNOの場合ですと
数字の1と7や6と9の区別がつきにくい。
















または、記号や絵柄の書いてある特殊なカードが見分けにくい。





赤色と緑色のカードの色の区別がつけにくい。


などといった 不便に思う点が話し合いの中でいくつかありました。

しかしUNOのカード1枚1枚に点字の入っている物があり
これを使えば、点字を読む事ができる方であれば
区別しづらい数字や記号などを判別する事ができます。
これはカードの角の部分に点字のテープが張り付いていて
触るとどのカードなのか確認する事ができるようになっています。

点字のテープ
のような1つの配慮で楽しむ事が難しかったUNOが
楽しめるようになる。
遊びの幅が少し広がりますよね♪

今回ご紹介しました点字UNOは日本点字図書館で購入する事が可能です。
ご興味のある方は是非、点字UNOでプレイしてみてはいかがでしょうか★