2012年8月5日日曜日

私の寄宿舎生活

こんにちは!
viwaの優希です。
私は大学の寄宿舎で独り暮らしをしているのですが、今回はそのことについてお話ししたいと思います。

独り暮らしと言っても、私の住んでいる寮のシステムは4~6人でひとつのユニットを形成しています。ユニットにはキッチンやトイレなどがある共用スペースがあり、4~6個の居室があります。

視覚障がい者が寄宿舎生活をする上では互いの配慮が通常以上に必要になって来ると思います。例えば以上述べた私のようなシステムの寮や、二人以上が同室で暮らしている場合について当てはまることでしょう。つまり他者と共有するスペースがある場合です。

この時に配慮すべきことは、供用物や各個人の私物の置き場所でしょう。通路に物が置いてあったり、急に物の位置を変えられてしまったりすると、びっくりしてしまいます。ですので、基本的に通路には物を置かないようにしたり、当事者の使用するものなどを動かした場合は、きちんと断りを入れたり報告してあげたりする配慮が必要になってくると思います。やはり、物を探すというのは当事者にとってたいへん苦手な作業ではないでしょうか。私は自分で置いたものでもよく失くします。


視覚障がい当事者が寮などで集団生活をする際、私がメリットだと感じている点があります。それは周りの方々の助けを借りることができる点です。障がいのあるなしに関わらず初めて親元を離れて一人暮らしをするというのはたいへん勇気のいることで不安も大きいです。当事者にとってはその不安がより一層大きなものでしょう(私もそうでした)。そんなときに身近に同じ気持ちを抱えた仲間や、助けてくれる先輩がいるというのはとても心強いです。

共同生活をする仲間にはもちろん自分の障がいについてより具体的に伝える必要があると思います。あまりにも当事者中心に環境を整えてもらうのもどうかと思いますが、見え方に応じて物の配置や照明の明るさなど配慮してもらう必要があれば話し合ってみるといいと思います。ちなみに私が住んでいる寮のユニットには暗いと見えづらい方がいるので夜でも共用スペースの電気は消さないようにしています。(節電との兼ね合いが難しいですね・・・)

私も今年で寮生活は高校時代から合わせ6年目です。寮生活のことならなんでも聞いてください!と言いたいところですが、障害のあるなし関係なく、居住環境や人間関係など悩みはいたるところから発生します。私が今まで感じてきた悩みも、実は視覚障がいに関連したものというよりは、隣室の騒音などといった悩みです。あまり参考にならず申し訳ないです。

みなさんも寮生活で困ることやご意見・ご感想などありましたら気軽にどうぞ!











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