2012年12月30日日曜日

こんな説明はありがたい!京成電鉄の駅員さん

こんにちは。“viwa”の渡辺です。

少し前に、奈良がつくばエクスプレスの駅員さんの対応について書いていましたが、今回は渡辺が体験した京成電鉄の事例をご紹介します。

先日、出張の帰りに成田空港第2ビル駅のホームを白杖とスーツケースをもって歩いていると、

「京成電鉄の係の者ですが、大変失礼かも知れませんが、何かお手伝いできることはございますか?」

と声をかけてくださいました。
この駅からは座席指定の特急を利用する予定で、指定券を購入済みだったので、駅員さんに指定券を手渡し、

「4号車の乗車位置を教えていただけると助かります。」

とお願いしました。各号車の乗車位置の表示って、ホームの床面に書かれていることが多く、特に混雑するホームでは表示を読み取るのが難しいことが多いのです。

「もしよろしければ、私の肩か肘におつかまりください。」

駅員さんは乗車位置まで案内してくださり、今度は、

「ご乗車の際、お座席までご案内いたしましょうか?」

と聞いてくださいました。
私は、その列車の後ろ寄りが1号車で、座席番号も後ろ側から連番になっていることを事前に調べており、車内に入ったら椅子を数えれば自分の席が見つけられると思っていたので、

「ありがとうございます。でも、何とか(座席には)自分で行けると思いますので、大丈夫です。」

とお断りしました。
程なくして列車が入線。私が乗車しようとした際、駅員さんは次のような説明をしてくださいました。

「車内に入りますと、お座席は手前から1・2・3という順番に並んでいます。入って左側からA・B、右側がC・Dになります。」

こういう説明はありがたいです!
今回は、たまたま私は座席の並び順を事前に知っていましたが、ABCDの位置までは把握していませんでしたので、この案内のおかげてスムースに自分の席にたどり着くことができました。
車内の座席番号の表示って私たち視覚障がい者にとって読み取るのが難しいことが多いですよね。ですから、このような案内は大変ありがたく、適切だと感じました。

京成電鉄の駅員さん、素晴らしいです。


本の紹介「全盲の僕が弁護士になった理由」

こんにちは。viwaの優希です。

今回は全盲の弁護士である大胡田誠さんの著書
「全盲の僕が弁護士になった理由」を紹介いたします。


この本は、著者である大胡田さんの生い立ちから、現在の弁護士としての生活をありのままに書いています。表紙のカバーには

困難と闘うすべての人へ
「だから無理」より
「じゃあどうする」のほうが面白い!

とあります。


全盲というハンディを抱えながらも、最難関の試験である司法試験を突破した著者。
彼の困難に立ち向かう姿勢は感動と勇気を与えてくれます。

障がいがあるから無理だとあきらめるのではなく、じゃあどうするのかと前に進むために考え行動する。

そうしたことの積み重ねが大きな夢の実現につながっていくのだと思います。
私はこの本から、あきらめないで前向きに生きる姿勢を学びました。


みなさんもぜひ手にとって読んでみてはいかがでしょうか?


機能訓練 利用者募集のお知らせ

こんにちは。viwaの優希です。

今回は視覚障がいの方を対象とした機能訓練(歩行訓練・生活訓練)を行っている施設をご案内します。

以下案内文です。

========ここから========

皆様はじめまして。私は、東京都日野市にあります、社会福祉法人東京光の家の
小林と申します。
当法人の機能訓練の利用者募集についてお願いを申しあげます。
表題の件について、詳細を記載させていただきますので、お読みいただき、関心を
持たれましたら、ぜひ、下記の連絡先までご連絡いただけたらと思います。また、
ご友人等周囲の方にも広く情報をお伝えいただけたら幸いです。
よろしくお願い申し上げます。

以下 募集要項


機能訓練 利用者募集のお知らせ

時下、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
社会福祉法人東京光の家は、視覚障害者を対象とした総合福祉施設です。法人内
には、視覚障害者の生活自立を目的とした訓練施設があり、個々のニーズに合わせ
て、歩行訓練、生活訓練等を行なっています。
さて、昨今の世の中、生活環境が著しく変化しております。このような環境の変化は、
単独で移動をする視覚障害者にとっては、道に迷う原因となり、大変不便を生じる方
が多くいます。また、地域の中で、自分で生活をしたい、と思う方もいらっしゃると思い
ます。そういった方々に当施設サービスを受けて頂き、地域でより良く生活するための
一助となればと考えております。
つきましては、当施設サービスの利用を希望される方は下記へお問い合わせ下さい



【募集要項】
募集事業 :機能訓練(視覚障害者の歩行訓練・生活訓練)
募集期間 :随時受付
サービス実施可能地域:東京都日野市周辺、その他の地域は応相談。
対象者 :
①障害内容:視覚に障害をお持ちの方
②区市町村が発行した障害福祉サービス受給者証をお持ちの方
③サービス実施可能地域にお住まいの方、または当施設に通所可能な方

その他、下記の問い合わせ先に御相談下さい。
以上

【問い合わせ先】
社会福祉法人 東京光の家 地域福祉相談室
191-0065 東京都日野市旭が丘1‐17-17
TEL 042-581-2340
FAX 042‐581‐9568

========ここまで========

2012年12月16日日曜日

こんなお金の渡し方がありがたい!~つくばエクスプレスの駅員さん、素敵です!~

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。
ずいぶんと寒さが厳しくなってきましたね。
私もパソコンをうつ手がかじかんで思うように動きません。苦笑

こんなふうに手がかじかんでいると困るのが、やはり、指先の感覚が鈍ること!

もちろん、手がかじかんでいると点字は読みにくいです。
さらに、日常的によく使うお金も指先で判断している私にとっては死活問題です!
だからこそ、お財布の中は自分の決めたマイルールに則って、決まった場所に決まった小銭をいれておきたいんですよね。
とはいえ、お出かけ前にチャーンとお財布の中身を整理整頓しても、お買い物をするとあっというまに小銭が混ざってしまうんです。涙
人が後ろに並んでいるコンビニとかで、ささっとお金を支払えないときなんか、焦って焦って、焦りすぎて、さらに、時間かかっちゃうなんてこともしばしば。
そんな指先のかじかみに悩まされている今日このごろ、素敵な駅員さんに出会いました!!
一概にそんなこと言っちゃいけないのですが、駅員さんって結構無愛想で対応が悪いことが多くて、ちょっと、聞きたいだけなのに、迷惑そうな顔で対応されるとそれだけで一日のテンションがさがってしまうんですよね。
だけど、この間はテンションがあがっちゃう対応に出会いました☆彡
viwaのMTGにいくため、つくばエクスプレスのつくば駅から秋葉原駅までの切符を有人改札で購入したときのことです。
障碍者手帳を提示すると、つくばエクスプレスは1人で乗車する場合にも、障碍者割引が適応されます。

奈良:秋葉原まで片道1人でお願いします。
駅員:580円になります。
奈良:1万円でお願いします。
駅員:1万円お預かりしましたので、まずは、5千円札が1枚。
(お札を手渡す)
奈良:はい
(お財布に5千円札を入れる)
駅員:次に、1000円冊が4枚。
(お札を手渡す)
奈良:はい
(お財布に入れる)
駅員:次に100円玉が4枚
(100円玉を手渡す)
奈良:はい
駅員:最後に10円玉が2枚になります
(10円玉を手渡す)
奈良:はい、ありがとうございます
(お財布にいれる)
駅員:次の電車は12時55分発快速秋葉原いき、階段おりて左側の1番線からになります。
奈良:はーい。ありがとうございました。

と、こんなやりとり。

よく視覚障がい者にお金を渡すときはこうしましょうって上記のようなことをやるのですが、
実は、実践されたのは初めて。

ヘルパーさんでさえ、こんなことやりません!笑

実は同じ電車にviwaのゆうきも乗っていたのですが、彼も同じ対応を桁といっていました。

こうやってお金を渡してもらえると、お財布マイルールに則ってお金をしまうことができて、とても助かります。

お札の上に小銭を載せて渡すとかは、本当に困ってしまうんですよね。
ぽろって床に落ちたら、自分で探せないし、しまうのも大変なんです;。

こんな些細なことなのですが、多くの人に知ってもらい、実践してもらえると、私たち視覚障がい者がレジに並ぶのにやきもきせずにすむかもしれません。

いや~、この場を借りて、駅員さん、素敵な対応、ありがとうございました☆彡

key words 駅員 お金 視覚障がい 渡し方 つくばエクスプレス

viwa 奈良里紗

2012年12月14日金曜日

Suica・PASMOなどICカード乗車券の残高を表示できる歩数計

こんにちは。“viwa”の渡辺です。

皆様、SuicaやPASUMO、ICOCAなどICカード乗車券(電子マネー)の残高が分からず、自動改札で「チャージしてください」と言われて止められてしまった経験、無いでしょうか?

視覚障がいをお持ちの方で、自動改札機に表示されるカード残高を読み取ることができず、不便を感じている方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。もちろん私もその一人です。

今日は、そんな私が見つけたオススメグッズをご紹介します。
シチズンから発売中の「ICカード電子マネーの残高を表示できる歩数計」です。型番は「TWTC501」です。

【メーカーサイト】 http://www.citizen-systems.co.jp/electronic/health/twtc501.html

この製品は、普段は歩数計(万歩計)として使うことができ、ICカードの上に乗せて本体上部の「読取」ボタンを押すとICカードの残高を表示することができる、というものです。

↓普段は歩数を表示。今日の歩数は6699歩でした。

↓本体上部中央辺りに「読取」ボタンがあります。
その右隣りが「切替」ボタン。歩数→残高→時刻の順に表示を切り替えます。
さらに右隣りが「メモリー」ボタン。過去14日間の歩数を表示できます。

↓Suicaの上に乗せて「読取」ボタンを押したところ。
私のSuicaの残高は・・・なんと2円。ピンチ。チャージしなくては!


↓JR北海道のKitacaでも試してみました。
残高460円。

このように、ICカード乗車券(電子マネー)の残高を簡単に確認できて、しかも、健康管理にも役立ちます。歩数計としてはちょっと値が張りますが、ICカード乗車券の残高確認でお困りの方は、検討してみてはいかがでしょうか。

メーカのサイトによりますと、各社のICカード乗車券に対応しているそうです。また、楽天Edy、nanaco、WAONの残高読取もできるそうです。

本体のカラーは、ピンク、ホワイト、ブラックの3色から選べます。


2012年12月10日月曜日

“viwa”のFacebookページができました!

“viwa”では、新たな情報発信の方法としてFacebookページを開設いたしました。

Facebookページでは、当ブログの更新情報や“viwa”の活動報告、メンバーの日常などを投稿していこうと考えております。
読者の皆様も、Facebookのアカウントをお持ちであれば、「いいね!」やコメントを投稿していただくことができます。また、Facebookのアカウントをお持ちでない方も、ページを見ていただくことが可能です。

下記アドレスを開いていただくと、“viwa”のFacebookページが開きます。

http://www.facebook.com/viwajpofficial

Facebookのアカウントをお持ちの方は、ぜひ、カバー写真の右下にある「いいね!」ボタンのクリックをお願いいたします。「いいね!」ボタンの場所は下の画像をご参照ください。「いいね!」していただくと、ご自身のニュースフィードに“viwa”Facebookページの更新が自動的に表示されるようになります。

ぜひ、双方向のコミュニケーションの場として、多くの方とつながっていければと思っております。



2012年12月9日日曜日

「のびのび・スロークライミング教室」のご案内

こんにちは。viwaの優希です。

2013年1月から3月にかけて計6回、40代以上の視覚障がい者を対象としたクライミング教室を開催するそうですので以下案内いたします。


========ここから========

NPO法人モンキーマジックの木本多美子と申しまして、
セラピューティック・レクリエーションを専門としています。

標題の件に関して、参加者募集のご案内とお願いでご連絡させていただきます。
本年10月より当法人では、中高年視覚障害者がクライミングプログラムを行い、
自己効力感やQOL向上にどのような変化が見られるか、
住友生命健康財団の調査研究助成を受け東京女子大学・小田研究室のご協力のもと、
調査を開始することとなりました。
そこで2013年1月から3月までの全6回、神奈川県ライトセンター内に新設されました
クライミングウォールを利用しまして、以下の要項の通り、第一期目の教室を
開催いたします。
つきましては、参加いただける視覚障害者の募集に関して、情報の拡散と、
ご参加いただけそうな視覚障害者の方をご紹介ただきたく、お願い申し上げます。

詳細は以下をご確認いただき、ご不明点がございましたら、
担当木本までお問い合わせください。

できるだけたくさんの参加がありますよう、ご協力何とぞよろしくお願い申し上げます。

ーーー以下募集要項本文ーーー

「のびのび・スロークライミング教室」参加者募集

 新年1月から3月にかけて、40才代以上・視覚障害者の方を対象とした「クライミン
グ教室」を開催します。
クライミングとは、手や足、身体全体を使って岩や壁を登る、視覚障害者の間でも今
話題の楽しくて安全なスポーツです。
本教室は誰かと競うことではなく、自分のペースで無理なく頭と体を使って楽しむこ
とを目的としています。
全6回を通して、じっくり・ゆっくり・焦らず・楽しんで、上達していきましょう。
これまでに80才代の女性も楽しんで参加していらっしゃいます!
年齢や性別、経験、視力の程度に関係なく、以下のような方にお勧めです。

・健康のために安全に身体を動かす機会が欲しい
・新しいこと、何かにチャレンジしたい!
・趣味を探している
・新しい出会いがほしい
初めての方も大歓迎ですので、気になったらまずはお問い合わせください。
<要項>
■対象者: 視覚障害者、40才以上の男女10名(先着順)
※神奈川県在住・在勤の方を対象としています。
■日時: 全6回、いずれも木曜日、13時半~16時
1回目-1月24日/2回目-1月31日/3回目-2月14日/4回目-2月21日/5回目-3月7
日/6回目-3月14日
※お申し込みは、単日では行っておりません。6回まとめての募集となります。
■会場: 神奈川県ライトセンター体育館 〒241-0821 神奈川県横浜市旭区二俣川1-80-2 (最寄駅:相鉄線二俣川駅)
http://www.kanagawalc.org/homepage/1/akusesu.html
※一部日程が、周辺クライミング施設に変更になる場合があります
■参加費: 1800円(保険代実費全6回分)

■その他: 本教室は、住友生命健康財団の研究助成を受け、
視覚障害者を対象としたクライミングプログラムがQOL向上に与える調査研究」の
一環で行われます。
参加される方には、アンケート等のご協力をお願い申し上げます。
■協力: 神奈川県ライトセンター
■主催: NPO法人モンキーマジック /住所:東京都武蔵野市吉祥寺東町4-11-6 〒180-0002、ホームページ:
www.monkeymagic.or.jp/
<お申込み・お問合わせ> メール: info@monkeymagic.or.jp 、電話: 0422-20-4720
※ お申込み締め切りは2013年1月11日(金)。ただし定員10名に達し次第締め切ります。
※ 神奈川県ライトセンターへのお問い合わせ・お申し込みは受付けておりません。
以上


------- 転送終了 -------
受信したメールを転送していませんか。
以下のアドレスに転送の方、解除をお願いいたします。
tri-0005@server08.toku-talk.com
tri-0005@mailc.toku-talk.com

配信後エラーで戻って来ますが、
私の配信先リストにはないアドレスです。


複数のメーリングリストへ投稿しております。重複してお受け取りの方、
どうかご容赦ください。(長文です。)

NPO法人モンキーマジックの木本多美子と申しまして、
セラピューティック・レクリエーションを専門としています。

標題の件に関して、参加者募集のご案内とお願いでご連絡させていただきます。
本年10月より当法人では、中高年視覚障害者がクライミングプログラムを行い、
自己効力感やQOL向上にどのような変化が見られるか、
住友生命健康財団の調査研究助成を受け東京女子大学・小田研究室のご協力のもと、
調査を開始することとなりました。
そこで2013年1月から3月までの全6回、神奈川県ライトセンター内に新設されました
クライミングウォールを利用しまして、以下の要項の通り、第一期目の教室を
開催いたします。
つきましては、参加いただける視覚障害者の募集に関して、情報の拡散と、
ご参加いただけそうな視覚障害者の方をご紹介ただきたく、お願い申し上げます。

詳細は以下をご確認いただき、ご不明点がございましたら、
担当木本までお問い合わせください。

できるだけたくさんの参加がありますよう、ご協力何とぞよろしくお願い申し上げます。

ーーー以下募集要項本文ーーー

「のびのび・スロークライミング教室」参加者募集

 新年1月から3月にかけて、40才代以上・視覚障害者の方を対象とした「クライミン
グ教室」を開催します。
クライミングとは、手や足、身体全体を使って岩や壁を登る、視覚障害者の間でも今
話題の楽しくて安全なスポーツです。
本教室は誰かと競うことではなく、自分のペースで無理なく頭と体を使って楽しむこ
とを目的としています。
全6回を通して、じっくり・ゆっくり・焦らず・楽しんで、上達していきましょう。
これまでに80才代の女性も楽しんで参加していらっしゃいます!
年齢や性別、経験、視力の程度に関係なく、以下のような方にお勧めです。

・健康のために安全に身体を動かす機会が欲しい
・新しいこと、何かにチャレンジしたい!
・趣味を探している
・新しい出会いがほしい
初めての方も大歓迎ですので、気になったらまずはお問い合わせください。
<要項>
■対象者: 視覚障害者、40才以上の男女10名(先着順)
※神奈川県在住・在勤の方を対象としています。
■日時: 全6回、いずれも木曜日、13時半~16時
1回目-1月24日/2回目-1月31日/3回目-2月14日/4回目-2月21日/5回目-3月7
日/6回目-3月14日
※お申し込みは、単日では行っておりません。6回まとめての募集となります。
■会場: 神奈川県ライトセンター体育館 〒241-0821 神奈川県横浜市旭区二俣川1-80-2 (最寄駅:相鉄線二俣川駅)
http://www.kanagawalc.org/homepage/1/akusesu.html
※一部日程が、周辺クライミング施設に変更になる場合があります
■参加費: 1800円(保険代実費全6回分)

■その他: 本教室は、住友生命健康財団の研究助成を受け、
視覚障害者を対象としたクライミングプログラムがQOL向上に与える調査研究」の
一環で行われます。
参加される方には、アンケート等のご協力をお願い申し上げます。
■協力: 神奈川県ライトセンター
■主催: NPO法人モンキーマジック /住所:東京都武蔵野市吉祥寺東町4-11-6 〒180‐0002、ホームページ:
www.monkeymagic.or.jp/
<お申込み・お問合わせ> メール: info@monkeymagic.or.jp 、電話: 0422-20-4720
※ お申込み締め切りは2013年1月11日(金)。ただし定員10名に達し次第締め切ります。
※ 神奈川県ライトセンターへのお問い合わせ・お申し込みは受付けておりません。

========ここまで========
以上

2012年12月2日日曜日

iPhone・iPadの音声読み上げ機能「Voice Over」のご紹介

こんにちは。“viwa”の渡辺です。

今日はiPhone、iPadの音声読み上げ機能である、Voice Overをご紹介します。このVoice Overは、iPhone、iPadを買った時から付いている機能ですので、後からアプリの追加などをするこなく使用することができます。ただし、iPhone、iPadを購入したままの状態ではオフになっていますので、Voice Overを使いたい場合はまず最初にオンにする必要があります。

なお、私自身は、iPhoneの操作を基本的には視覚を使って行っており、普段は音声読み上げのユーザーではありません。このため、本記事の内容は必ずしも音声ユーザーの方の実際の利用状況にマッチしたものになっていないかも知れません。あくまでも「こんな機能もありますよ」という紹介として、お読みいただければと思います。

それでは、早速Voice Overをオンにするところからご紹介したいと思います。下の動画をご覧ください。

 


Voice Overをオンにするには、ホーム画面から「設定」をタップし、次に「一般」をタップします。そして、少し下の方にスクロールして「アクセシビリティ」をタップします。「アクセシビリティ」の画面が開きますので、この画面の上の方にある「Voice Over」をタップします。タップすると「Voice Over」の画面が開きます。画面上方の「Voice Over」欄の右に「オフ」と書かれたスイッチがありますので、これをタップして「オン」に切り替えます。オンにすると「Voice Over、オン~」という音声が流れて、Voice Overがオンになります。これでVoice Overがオンになりました。

Voice Overをオンにすると、オフの時と比べてiPhoneの操作方法が少し変わります。
Voice Overがオフの時は、アイコンやボタンを一回タップすればアプリが起動したりボタンの機能が動作したりしました。また、文字入力では、文字をタップすればその文字が入力されました。
これに対して、Voice Overをオンにすると、アイコンやボタンを一回タップするとそのアイコンやボタンの名前が読み上げられ、選択された状態になります。そして、二回タップすると選択したアプリや機能が起動します。
なお、この「二回タップ」ですが、必ずしも起動したいアイコンやボタンをタップしなくても大丈夫です。画面上のどこを二回タップしても、一回タップで選択されたアイコンやボタンが動作します。なので、どのアイコンをタップするか、どのボタンをタップするか意識するのは、一回タップの時だけで大丈夫です。

文字入力も同様で、キーボードの文字を一回タップするとその文字が読み上げられ、さらに二回タップすると入力されます。

このほか、画面上で指を左右にサッ、サッと払うように動かすことで、ボタンを次々に選択していくこともできます。この操作を「フリック」あるいは「スワイプ」といいます。右にフリックすることで、右の項目へ移動します。右の項目がない場合は下の項目に移動します。左へフリックすることで、左の項目、上の項目へ移動します。つまり、右が「次へ」、左が「戻る」のイメージです。
また、次のページへ進む場合は、画面上を三本指でフリック、スクロールするときは、三本指で画面をなぞる、といった操作をします。

このように、PCと違ってマウスがないため、すこし独特な操作になっていますが、iPhone・iPadを買うと初めから音声読み上げ機能が搭載されていますので、一度試してみてはいかがでしょうか。

私自身も普段は音声ユーザーではありませんが、ニュースサイトの長い記事などを読むときは、Voice Overを活用しています。

【Staff Diary】デパ地下での接客

みなさま

こんばんは。村上です。
今日は、私が買い物をした時の、ちょっとした体験談をシェアできればと思います。
先日、新宿のデパ地下で祐司ねへのプレゼントを買おうとお店を物色していました。
以前からお気に入りのお店があったのですが、人気店ということもあってか行列をなしてました。いくつかお店はみてみたものの、やはり諦めきれずに、そのお店に並ぶことにしました。
並んでいる間、店員さんが私にお店のチラシをわたしてくれました。
手持無沙汰だったことと、久しぶりだったこともあってか、商品を確認するためにもチラシに目を通していました。
もちろん、私の場合は、裸眼ではチラシをみることができません。
並びながらルーペを使って、チラシを読んでいたのです。
そう、一生懸命に(笑)

私がチラシを読み終え、何を思うこともなく並んでいると
店員さんが私にさりげなく声をかけました。

「何かお探しのものでもありますか?」

文章ではニアンスが伝わりにくいかもしれませんが、
このさりげない声のかけかたが、私にはとても心地が良かったです。

きっと店員さんは、私がルーペを使って一生懸命チラシの小さい文字を読んでいることを見ていたのでしょう。
そんな中で、「何かお探しのものでもありますか?」
と声をかけて頂いたので、
私は、チラシに書いてあることについて、質問することができました。
もしも、私が特に聞きたいことがなければ、
「いえ、大丈夫です。」と返答したと思います。
店員さんは、私が見えているか見えていないのかを尋ねたのではなく。
私が何かを探しているかどうかを聞いてくれたのです。

見えていない、見えにくい人をお手伝いする。
結果的には、変わらないのですが、
相手が見えているか見えていないかを確認しなくても、
「お探しのものはありますか?」
という聞き方で、私のニーズを満たしてくれたのです。

こういう人とのかかわり方って、
実は他にもたくさんあるかもしれませんね。




冬の定番、鍋に入れる豆腐は焼き豆腐?!

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

12月に入り、ぐっと冷え込みが厳しくなってきましたね。
寒くなると食べたくなるのが、なんといっても、鍋料理ですよね?!

私は鍋が大好きで、この季節になると週の半分ぐらいは鍋を食べています。

でも、そんな大好きな鍋料理でも、苦手な食材があります。

それは、豆腐です!!

もちろん、食べられないという意味での「苦手」ではありません。
豆腐自体は大好きなのですが、豆腐は鍋にいれてしまうと、どこにあるのか探すのが大変ですし、見つけられたとしても、崩さずにお皿にもることも難しいです。
たとえ、お皿まで豆腐をもってくることができたとしても、そこからさらに自分の口に入れるまでにも、崩れてしまうことがあります。
私は健常者だったころから、もともと、豆腐を食べるのが下手くそだったので、それに加えて、弱視になったことで、もうお手上げ状態です。苦笑。
そ・こ・で、そんな豆腐対策に私が活用しているのが焼き豆腐です!
焼き豆腐といえば、すき焼きによくあう豆腐ではありますが、鍋に入れても全く問題ないですよね?!
もちろん、絹ではなく、木綿豆腐のほうが固いよ?といわれて、試してみたものの、焼き豆腐にはかないません!笑

焼き豆腐であれば崩さずに切ることも、鍋に入れることも、鍋からお皿にとることも、そして、食べることも、形を保ったままできるので、冬には欠かせない存在です!

と、ここまで、豆腐ネタで熱く語ってしまいましたが・・・皆様の中でこんな食材の工夫をしているよ?なんてことはありますか?
食材ネタは地域によってもかなり常識がかわってくるので面白いなぁ~と持っています。
key word 鍋 豆腐 視覚障がい 工夫

奈良里紗



2012年12月1日土曜日

【観光ガイド】首里城(沖縄県)

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

先日、沖縄にある首里城にいってきました。
そんなに視覚障がい者向けのサービスがあるというわけではないのですが、今後、いかれる方の参考になればと思い、ちょっとした情報を掲載したいと思います。

写真も掲載しようと思っていたのですが、まさかの旅行先でのipadの不調にみまわれ、写真がとれませんでした。

・点字ガイドの貸出あり
首里城の沿革やマップ等を点字と立体コピーの図面で案内してくれる冊子を入口にて貸し出してくれます。
資料の貸し出しは無料です。
資料は点字と墨字の両方の記載があるため、一緒にいった方と情報共有ができます。
ただ、文字サイズがとりわけ大きな表示というわけではありませんので、弱視の人向けではないです。


・館内はバリアフリー
館内は車いすの方でも利用できるよう階段にはスロープがついていました。
ただ、首里城自体、丘の上にたっているため、アップダウンはかなり激しいです。

・触って楽しめるもの
やはり、展示物はほとんど触ることができません。
ただ、当時の民族衣装を着た学芸員さんがいて、「触ってもよいですか?」と聞くと、民族衣装を触らせてくれました。
素材の違いや面白い形の帽子等、触って楽しむことができました。

・ビデオ上映
聞いて楽しめるという意味では、簡単な紹介ビデオ上映がされているのでそこをみてみるとよいと思います。
首里城の構造を解説してくれていますよ。

・入場料
障害者手帳を提示すれば、障害者本人+介助者1人が無料で入場できます。

・アクセス
首里城はゆいレール(モノレール)の旭橋駅にある那覇バスターミナルからバスで行くことができるようです。
モノレールの駅からは徒歩で20分歩くそうで、ちょっと大変そうです。
沖縄はやっぱ車移動ができるほうが観光はしやすそうでした。

・景色
小高い丘の上にあるので景色は抜群!らしいのですが、
空も青、海も青、町は白なので、弱視の人にはな~んとなくしか景色が見えないかもしれません。
ただ、開放的な感じは味わうことができましたよ~。

・城壁
城の壁、門の壁等、石造りで作られているところは触ると面白かったです。
本州ではあまり見かけないような作りです。

・城の色
城の色は日本の城とはうってかわって、鮮やかな朱色!
だから、ロービジョンの人でもその華やかさを感じることができると思います。
あ~なんか琉球~というか中国っぽい雰囲気を感じることができますよ!

日本とは異なる雰囲気のある琉球王朝のお城。
ぜひ、機会があれば足を運んでみてくださいね☆

key word 首里城 バリアフリー 

viwa 奈良里紗