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2021年6月21日月曜日

viwa tube シナノケンシのプレクストーク活用編

 皆様


viwa事務局です。


視覚障がい者向けの商品や施設についてご紹介をするviwa tube。

今回、ご紹介するのは株式会社シナノケンシが販売するプレクストークPTRについてです。


活用編では、

・プレクストークを使ってサピエ図書館を利用する方法

・図書検索のやり方

・雑誌の定期配信機能について

等についてご紹介いただいています。


ぜひ、一度、ご覧下さい。





プレクストークのお問い合わせや最新情報は

・プレクストークホームページ

www.plextalk.com

・電話でのお問い合わせ

050-5804-1177

受付時間:月曜日から土曜日の9:30から17:00まで

・メールでのお問い合わせ

plextalk@skcj.co.jp



#視覚障害 #福祉用具 #プレクストーク #音声図書 #サピエ図書館


viwa tube プレクストーク基本編

視覚障がい者ライフサポート機構 “viwa”: viwa tube シナノケンシのプレクストーク基本編


viwa事務局


2021年6月16日水曜日

視覚技塾2021~ロービジョンと歩行~のご案内

 皆さま


viwa事務局です。
8月の視覚技塾のテーマは、『ロービジョンと歩行』です。

「歩行訓練」と聞くと白杖を使った歩行というイメージがあり、ロービジョン(弱視)の私には関係ないと思っていませんか?
まだ、見えるから歩行訓練は必要ないと自己判断していませんか?
普通に歩けているから大丈夫!と思っていませんか?
意外と知らいないロービジョン者の歩行の実際。
ロービジョンの人が安心、安全に普段の生活をもっと快適に過ごすテクニック、知識を授けてくれるのが歩行訓練。
全盲になってからではなく、今すぐ受けたくなるロービジョン者を対象とした歩行の実際を歩行訓練士の方にわかりやすくご紹介していただきます!

この機会に誤解を解消してみませんか?

下記、セミナーの詳細です。

- 記 -

開催日:2021年8月7日(土)10:00~12:00
場所:オンライン(zoom)
主催:視覚障がい者ライフサポート機構 "viwa"
テーマ:ロービジョンと歩行
話題提供:堀江 智子 氏
公益財団法人日本盲導犬協会富士ハーネス 歩行訓練士
【コメント】
成人のかたの歩行はもちろん、視覚特別支援学校の歩行指導にも関わっています。
今は歩きで困っていないくても、今の歩きの技術のチェックやメンテナンスという意味で、
一緒に確認できる機会があってもいいなと思っています。

【プログラム】
10:00-10:05 ごあいさつ&事務連絡など
10:05-10;55 講演
10:55-11:00 休憩
11:00-11:55 質疑応答
11:55-12:00 終わりの挨拶&事務連絡

【会費】
一般:1,000円
学生:無料
※事務手数料、講師謝礼 等
※会費は事前のお支払いをお願いいたします。
支払い方法の詳細はお申込みいただいた方へご連絡いたしますが、Paypal(クレジット決済)、ゆうちょ銀行への振り込みを予定しています。

【お申込み方法】
下記必要事項をご記入の上、メールで申し込む
件名を「8月視覚技塾申込」と記載願います。
お申し込み先: info@viwa.jp
お申し込み後2日以内に、受け付け受領およびお支払方法に関するメールを事務局よりお送りいたします。
2日経っても事務局からメールが来ない場合はinfo@viwa.jpまで再度ご連絡ください。

<必要事項>※項目名末尾の「*」は必須項目です。
・氏名(漢字)*
・氏名(ふりがな)*
・メールアドレス*
・電話番号
・所属
・一般 / 学生* (会費の金額が異なるため、必ず記載願います。)
 →一般の方のみ 支払い方法をいずれかよりお選びください(クレジットカード決済 / ゆうちょ口座振り込み)※口座振り込みの場合は振込手数料はご負担願います。
・Zoomミーティングやウェビナーへの参加経験*
 あり / なし
・事前の質問事項
・その他、事務局への問い合わせ
【申し込み締め切り】2021年8月5日(木)
【その他注意事項】
・視覚技塾は、講演内容の編集後、ブログ記事上に動画を公開予定です。
なお登壇者への質疑応答については、当日参加された方のみの時間となります。
・本事業は愛盲報恩会より助成を受けて実施しております。

【ご質問・お問い合わせ】
視覚障がい者ライフサポート機構 "viwa"
奈良・山本
Mail: info@viwa.jp
URL:  http://www.viwa.jp/
#歩行 #視覚障害 #ロービジョン #白杖 #援助要請 #援助依頼 #盲導犬
viwa 事務局


2021年5月31日月曜日

研究レポート:コロナ禍における視覚障害者の日常生活-プラスとマイナスの変化に関する内容分析-

 皆様


こんにちは。viwaの奈良里紗です。


2020年は新型コロナウィルスという未知の存在により私たちの生活は大きく変化しました。

それは視覚障がい者を取り巻く環境も同様です。


今回は、いつもviwaの活動に協力をしてくれている愛知教育大学の相羽研究室の学生さんが卒業研究として行った研究結果をご紹介したいと思います。


卒業研究のテーマは、コロナ禍における視覚障害者の日常生活-プラスとマイナスの変化に関する内容分析-です。


視覚障がいのある方にインタビューを行い、コロナによる日常生活の変化について分析しています。


注目すべきは、マイナスのことだけではなくプラスの面にも焦点をあてていることです。


ぜひ、一年間の卒業研究の成果をご覧いただけたらと思います。



URLをクリックして動画をご覧になる場合はコチラ

https://youtu.be/UpmpYjeoaRA






過去の研究レポートは下記よりご覧いただけます。

【研究レポート】アルビノの子どもを持つ保護者の教育的ニーズに関する研究

https://www.viwa.jp/2016/10/blog-post_15.html


研究レポート 理療業に従事するロービジョン者のソーシャルサポートに関する研究①

https://www.viwa.jp/2018/08/blog-post_35.html


研究レポート 理療業に従事するロービジョン者のソーシャルサポートに関する研究②

https://www.viwa.jp/2018/08/blog-post_59.html


#コロナ禍 #視覚障害 #日常生活 #研究 


viwa 奈良里紗


2021年5月30日日曜日

令和3年度 青年協議会第1回社会対策研修会のご案内

こんにちは

viwaの岩池です。

下記、研修会の情報をいただきましたので、ご案内いたします。 


ーーーーここからーーーー

関係各位

お世話になります。日本視覚障害者団体連合の青年協議会の片平(静岡県静岡視覚特別支援学校)です。


日頃より本協議会の活動にご理解ご協力いただき誠にありがとうございます。

この度、本協議会が主催します社会対策研修会で、視覚障害学生(高校生~大学生)を対象とした就労に関する研修会を実施することとなりました。定員は、80名です。

つきましては、関係の皆様に広く周知していただけるとありがたいです。

よろしくお願いいたします。

詳細は、以下の通りです。


令和3年度 青年協議会第1回社会対策研修会


日時:令和3年7月18日(日)10時~12時


開催方法:Zoom


テーマ「視覚障害青年の就職活動、就労のリアル(オンライン)


パネリスト:20代 弱視・女性 製造メーカ・人事部勤務(東京都)


      30代 全盲・男性 情報支援サービス・聴覚障碍者への遠隔情報保障支援(沖縄県)


      20代 弱視・女性 飲食業・ホールスタッフ(埼玉県)


助言者:就労支援施設職員・ジョブコーチ 栁田友和(東京都)


参加方法:要綱に記載のメールに参加申し込みをしてください。参加申し込みの返信メールはしませんが、


     開催数日前に参加者全員にURLを送付する予定です。


 


※要綱には、名前を出していません。会社に了承を取っている人と、社名を出さずに話をする人がいるためです。


 講演会の中で名乗ってもらう予定です。


※講演の内容は後日YouTubeでも配信する予定です。


 


以上です。よろしくお願いいたします。


全国の盲学校、視覚障害学生の在籍する大学、お知り合いの学生さんにお伝えいただけるとありがたいです。学生が対象の研修会なので、


支援者の方の参加も可能なのですが、学生さんの参加状況によっては研修後のYouTubeの閲覧をお願いする場合もあります。(そのくらい


集まっていただけるとありがたいのですが…)


BCCでお送りしたのですが、お願いのメールをした方々のお名前一覧です。お知らせが重複してしまうと申し訳ないので、明記させてください。


中野先生、氏間先生、相羽先生、奈良さん、全日盲校長会木村先生、理教連の工藤先生、日本視覚障害者職能開発センター栁田さん





日本視覚障害者団体連合 青年協議会 片平考美

2021年5月25日火曜日

viwa tube シナノケンシのプレクストーク基本編

 皆さま


viwa事務局です。

視覚障がい者向けの商品や施設についてご紹介をするviwa tube。

今回、ご紹介するのは株式会社シナノケンシが販売するプレクストークPTR3です。


基本編では

・プレクストークとは何か?

・何ができるのか?

・どんなふうに操作するのか?

についてご紹介いただいています。


ぜひ、一度、ご覧下さい。


URLをクリックして動画をご覧になる場合はコチラ

https://youtu.be/sPbLikqvpYU


プレクストークのお問い合わせや最新情報は

・プレクストークホームページ

www.plextalk.com

・電話でのお問い合わせ

050-5804-1177

受付時間:月曜日から土曜日の9:30から17:00まで

・メールでのお問い合わせ

plextalk@skcj.co.jp



#視覚障害 #福祉用具 #プレクストーク #音声図書 #サピエ図書館


viwa事務局


2021年3月2日火曜日

中途視覚障がい者が大学で働く上での工夫

皆様 
こんにちは。
佐藤 正純です。
 
今回は私が中途で視覚障がい者となってから大学で教鞭をとるようになるために行った工夫を紹介します。 

瀕死の重傷で失明や歩行困難などの重度障がい者となった私は 医学の知識と経験を生かして若い学生を教えることが唯一の社会復帰のチャンスと考えて機能訓練を続け6年後に社会復帰してから今日まで19年間 基本的に大学や専門学校の非常勤講師として医学の講義を仕事としてきましたので、まずはそれについてお話します。 

失明を含む重度障がい者となって脳神経外科医としての復職が不可能となった私がまず考えたことは、 自身の医学知識を生かして教育の仕事を目指す他には社会復帰の道はないということでした。 
その手段として墨字や点字は非現実的で、音声読み上げソフトというソフトは視覚障がい者が自立するための画期的なITであり、 その技術を習得するための恩師に恵まれたことが私の社会復帰のための最初のステップになりました。 

次に、教壇に上がって学生に講義をするためには、まずそのために必要な情報を集めて講義資料を作成しておくことが必要で、 教科書から情報を得ることが不可能な視覚障がい者は非常に不利な立場にあります。 しかし、私の場合幸いにも最初は医学史や医学一般という項目の中で講義のシラバスは私の思うように作成しても良いと任せていただき、 必要な情報はインターネットで検索してくれる同級生や後輩、知人などに恵まれたことで、 比較的速やかに情報を収集することができ、その情報から自分なりの教科書を1冊完成させることには大変な労力を必要としましたが、 逆に自分のペースで講義プログラムを完成させることができたのは有利だったのかもしれません。 

そのうち私は障がい者団体を通して知り合ったテキストボランティアの方に既存の教科書をそのままテキスト化していただいて読むことができるようになったため、 大学のプログラムに従って講義を進めていくこともできるようになりました。 とは言っても、教壇に上がって全く視力に頼ることなく90分の講義内容をすべて自分の記憶だけで達成することは難しいことで、 私の専門である脳神経外科の講義などは立て板に水ですらすらと90分話すことができても、 専門外の科目を依頼された時には最初のうちは記憶に頼って60分ほど話すことができても 最後には話すことがなくなってしまって終了のチャイムが待ち遠しいなどと思ったこともありました。 

そうしたことが起こらないようにするため、講義資料は1週間に1日の講義のために1週間毎朝4時に起床して教室で読みながら私の講義を聴いてもらうために学生に配布するものと、私が学生にわかりやすく説明するために講義前日までに作成してICレコーダーに録音して自分が何度も読んで記憶するためのものと二つを作成します。 講義前日は記憶すべき資料を何度も読んで、翌日に朝寝坊しないために晩酌はせずに早めに就寝します。 当日は目覚ましで3時に起床して軽く朝食をしたらまた1時間資料を読み返して4時30分に出勤。 確実に座れるように始発電車に乗って大学まで3時間の通勤の間、車内ではずっとICレコーダーで資料を読んで記憶を確かめながら過ごします。 大学には講義が始まる1時間前に到着します。 

それは、視覚と歩行に障害がある私が通勤のための歩行訓練の先生に指導を受けた時に厳しく指導されたことで、 自分が約束の時間に遅れそうになって急いだりするのは危険だということを自覚して、十分な余裕をもって通勤しなさいと言われたためです。 そのおかげで、もしも電車が遅れるようなことがあっても余裕をもって早めに大学に 到着することができますし、 そんな時は遅刻して来た学生や先生方よりも先に到着した私が待っているということも多くなって、大学内での私の信頼を増すことにもなります。 大学に到着してトイレや他の先生との打ち合わせをする以外は、また資料を読みながらどのように話を進めるか頭の整理を進めて準備をします。 こうして早起きして万全の準備をすることで、どうにかその日の3時間の講義を無事に達成することができるわけです。 

そんな生活を私の努力と呼んでくださる方もいますが、 これは障がいを負った私がハンディを克服するために考え出した方法で、 努力というより工夫と呼ぶべきものだと考えています。 つまり障がい者はまず自分のハンディを素直に認めて、必要な場合は健常者の協力を求めること。 そして、そのハンディを克服するために様々な方法を考えて工夫することが仕事を続けるために必要だと思います。 

(ウサギとカメ)という民話は世界中いたるところにあるそうで、 日本の(ウサギとカメ)はのろまなカメでも努力すればウサギに勝てることがあると努力の大切さを教えています。 

ところがアフリカのカメルーンの(ウサギとカメ)では カメがウサギとの競争の前日に、仲間を会場の途中の区間ごとに並べて配置しておいて ウサギをかく乱して勝利するという話で、弱者でも仲間の協力と工夫があれば強者と闘えるという教えなので、 
私はいつもこの話を思い出して、障がい者にとっての座右の銘にしています。

2020年10月4日日曜日

私(スタッフ「ハチ」)の私の障がい受容~小学生 後編~

皆さま


こんにちは、viwaスタッフのハチです。

前回の記事に続き、小学校後編をお届けします・

前半記事はこちら↓↓

http://www.viwa.jp/2020/09/blog-post_26.html

さて、この時期家では、いじめを受けていて辛いということを、母親に勇気を出して相談しました。あなたが悪いことをしたのではないか、という疑いをかけられたのです。そのことにより、当時の私は、母親までも自分のことを見捨てるのかと感じ、障がいを持ちながら生きることに疲れを感じるようになりました。また、障がいを持った状態で産んでしまって申し訳ない、と母親に泣かれたこともありました。今となっては、母親なりに親として、私のことを心配してくれていたのか、と思うことができます。ですが当時は、自分に障がいがあることで家族まで悲しませてしまうのなら、私はこの世にいてはいけないのではないか、生まれてきてはいけなかったのだ、と感じてしまっていました。障がいを持っていることで自分ができることは限られ、そのことで家族にも辛い思いをさせてしまうのではないかという無力感で、自分自身の存在を肯定できなくなっていきました。このようなことから、辛いと感じることに寄り添ってくれる身近な存在や障がいを持っていたとしても、できることはたくさんあるから頑張ろう、と一緒に歩んでくれる人が当時の私にとって必要であったと今振り返って思います。当時の私にはそれらがなかったことにより、障がいと向き合っていく中で前向きな考え方をなかなか持てませんでした。

一方で、地元の小学校で学校生活を送ったことで良かったと思うこともあります。それは、晴眼の子に自分の障がいについて伝える力を身につけることができた点です。私は授業の時間を借りて、自分の障がい、視覚障がい者が利用している補助具に関する紹介をクラスメイトにしたことがあります。分かりやすく伝えるにはどのような工夫をした方が良いのか、具体的に自分がしてほしいことは何なのかを自己分析し、周囲に伝える練習となりました。この経験があったことで、中学生以降に自分のことについて紹介するときも、専門用語をあまり使わずに、支援してほしいことや自分の症状などを伝えていくことができるようになりました。

確かに、いじめの対象となるということは好ましいことではないと思います。私がいじめを肯定したいわけではありません。しかし、「いじめ」という経験を通して様々なことを感じるということは、障がい受容をするにあたり、私の中で大きな影響を与えたとも感じています。


小学校後編は、以上です。

次回は、中学校編をお届けします。


viwaスタッフ

ハチ


2020年9月26日土曜日

私(スタッフ「ハチ」)の障がい受容~小学生 前編~

皆さま


こんにちは、ハチです。はじめましての方も多いと思います。私は現在大学で社会福祉について学んでいる者です。突然ですが、皆さんにとっての「幸せ」とはどんなものですか?きっと、幸せの定義の基準は人によってそれぞれだと思います。福祉は「ふだんのくらしのしあわせ」を表す言葉ということで、それぞれの人にとっての幸せとはどのようなものなのかを、私は日々考えながら過ごしています。

とは言っても、実は私も福祉サービスを利用している視覚障がい者の1人なんです。まず、私の見え方についてお話します。私は、先天性の無虹彩症という難病を持っていて、それによって緑内障にもなっています。視力は両眼0.1程度ということで左右の差はあまりなく、視野にも問題はありません。ちなみに、眼振が激しいそうですが、言われるまで自覚がなかったほどで、普段暮らしている上で支障は出ていません。私の特性としては、無虹彩症や緑内障の影響で眩しいところが苦手という点が挙げられます。

次に学習環境についてです。小学校は愛知県にある一般校、中学校は筑波大学の附属盲学校に通いました、高校も附属盲学校志望ではありましたが、受験に失敗したため高校は名古屋盲学校に通うこととなりました。

現在は大学に通って学習しているわけですが、自分の障がいについて受容する場面が、これまでの成長過程でも多くありました。自分がこれまでどのように障がいと向き合ってきて、両親や周りの人にどう支えてもらいたかったのか、何をしてほしかったか、というお話をこれからさせていただきたいと思います。小学生のころはマイナスなエピソードが続きますが、そこから立ち直っていく過程を読み取っていただければ幸いです。


1.小学生時代

 地元の小学校に通っていた小学生の時の私は,障がい者であることが原因でいじめられていました。いじめについて先生に相談してはいたものの、状況が改善されることはなく、毎日が辛いと感じていました。いじめられることで感じる辛さは、悪化していくにつれ増大し、障がいを持っていなければ、こんな辛い思いをしなくても済むのにと感じるようになっていきました。障がいを持っていることに対して、イライラは日を重ねていく中でどんどん増していきます。当時の私は、障がいを持っていることはできないことばかりなのだと感じていました。確かに、障がいを持つことにより、生活する上で不便だと思うことはあります。しかし、障がい者は弱い者でもかわいそうな者でもないと今の私は思います。困った時に助けてもらいたいだけであり,同じ人間であることに違いはないと感じるのです。

また、疑問に感じていたこともあります。当時は、周りと比べることが多くあり、あらゆることに挑戦したいけど、自信が持てないという状況であったように感じます。配慮して免除されていたことに関しても、頭の片隅では、なぜ皆と同じように行動することができないのだろうと行動を制限されているかのように受け止めてしまい、疑問に感じていた部分もありました。また、自分自身でどの程度物事に取り組むことができるのか、ということを模索中であったこともあり、当時の私にとって不満に感じることもありました。このように他の人と同じように行動したいと思う反面で、いじめを受けていることで自己肯定感が下がっており、なかなか自信を持つことが難しいという現実にも直面していました。そのため、小学生の頃の私は、人に物事を代わりにしてもらうことが多かったように思います。

とは言っても、クラスメイトと同じように授業を受けられないことに関して疑問を感じていた部分もあります。体育の授業で球技を行った日のできごとです。先生は、クラスメイトが球技をしている間、私をグラウンドの隅の方に座らせていました。当時の私は、皆と同じように扱ってくれないことに疑問を抱いたり、不満を感じたりしていました。しかし、今振り返ってみると、危険な状況の中で授業をさせないため、先生なりに配慮してくださったのだと思います。ただ、本当にしてほしかったことはそのようなことではないとも感じています。本当は、危ないからと言って最初から活動自体に参加させないようにするのではなく、クラスメイトと同じ活動を行っていくにあたって、どのような点に気を付け、どのような工夫をすれば良いのかということを、私と一緒に考えてほしかったと思っています。


小学校前編は、以上です。

後編へ続きます。


viwaスタッフ

ハチ

2020年8月1日土曜日

パパママ会が本になりました☆

皆様


こんにちは。viwaの奈良里紗です。

そろそろ、皆さん、夏休みでしょうか。
今年は、stay homeで楽しい夏休みにしたいですね。
さて、おかげさまで、2020年7月10日でviwaは設立10周年を迎えることができました。

これまでviwaを支えてくださった皆様には、改めて、心より御礼申し上げます。
10周年に向けて、何かできることはないだろうかと考えていたところ、今年2月にパパママ会にゲストとしてお越しいただいた橋本さん親子のことが思い浮かびました。
愛知県で初めて点字使用でありながら、地域の小学校、中学校、高校で学んだという、まさに、パイオニア的存在の親子です。

パパママ会を実施していて、いつも思うことではありますが、ここに参加できた人しか聞けないなんてもったいない!そうだ、本にしてみようと思い立ったのです。
思い立ったら吉日!さっそく、橋本さん親子に連絡をしたところ、書籍化について快諾してくださいました。

そして、生まれたのがこの本!
書籍名:「ごめんね」から「ありがとう」へ 地域で学ぶ盲児の物語
現在は、アマゾンでkindle版のみ発売されています。紙の本のほうが読みやすい!という方は、もう少々、お待ちくださいませ。

http://www.amazon.co.jp/dp/B08C9PHGQC

今、まさに、子育て中のパパママにはもちろんのこと、
盲学校の先生方、地域で視覚障害児を支援してくださっている先生方、
そして、多くの方々に、障がいのある子どもが地域で学ぶことについて考える機会になればと願っています。

key words amazon kindle版 電子書籍 障がい児 子育て インクルーシブ教育
viwa 奈良 里紗

2020年7月31日金曜日

【第三報】新型コロナウィルスによる視覚障害児・者のお困りごとアンケート:

皆様

viwaの村上です。
viwaでは、「新型コロナウィルスによる視覚障碍児・者のお困りごとアンケート」を実施しています。

※アンケートに関する記事はこちら↓↓
http://www.viwa.jp/2020/04/blog-post_78.html

第一報告については、以下の通りブログ記事に掲載しております。
http://www.viwa.jp/2020/05/blog-post_17.html

第二報告については、以下の通りブログ記事に掲載しております。
http://www.viwa.jp/2020/06/blog-post_20.html

ここでは、6月1日から7月11日までに寄せられたで40件について調査結果を報告します。
まず、回答者の分布について示します。男女比は少し男性の方が多いようです。
年齢の分布は40代を中心に、70代から10歳未満まで幅広く意見を頂けました。
男性:21人
女性:19人
10歳未満:1人
10代:4人
20代:7人
30代:7人
40代:9人
50代:6人
60代:1人
未回答 2人

都道府県の分布では東京都が8件、次いで埼玉県4件、神奈川県、静岡県が3件と東京を中心に回答が多く集まりました。
全国的な影響というよりも、感染拡大が顕在化している地域からの回答が多いのかもしれません

上記を踏まえたうえで、いくつかのお困りごとをピックアップします。
大きなカテゴリとして、「買い物」「コミュニケーション」「日常生活」「医療・福祉」「学習」「仕事」に分かれます。

例えば、以下のようなお困りごとがありました。

買い物:
・買い物をするときのカウンターにアクリル板のようなものが設置されており、店員さんの様子が見えにくくなったり、声が聞こえにくくなった。
・出入り土や通路が限定されており、新しい順路での買い物になかなか慣れない。
・サポートを依頼するときに、店員さんに声をかけにくくなった。

日常生活:
・(周囲の様子を視覚的に把握することができないため)マスクを外すタイミングがよくわからない。
・タッチレス化が推奨されるが、公共交通機関の資料や手すりなどに触れずに生活することへの不安

コミュニケーション:
・視覚障害同士のコミュニティ活動を今後どのように運営すればよいかわからない。
・オンラインで相手とコミュニケーションをとる時に、画面を白黒反転していると自分の画面を共有するときに、相手にとってはわかりにくくなってしまう。

医療・福祉:
・新しい生活様式の中で、視覚障碍者への手引きやガイドをどのようにすればよいかわからない。
・コロナの状況での避難所生活について、どのような方法になったのか情報がほしい。

仕事:
・テレワークの長期化による、自宅での就労環境の整備

学習:
・大学での授業はオンライン授業が中心となっているが、なかなか友達ができない。

前回(第二報)と同様に、お困りごとの内容が具体的な内容になってきています。
特に、新しい生活様式が求められる中での不安やお困りごとが多く見受けられました。
回答の中には、以前とは人の流れや立ち位置が異なり、人やモノとの距離感になれずに、人とぶつかってしまったという声もありました。

お互いに悪気はないのですが、当事者だけでなく、社会全体がコロナ感染への恐怖と新しい生活様式への変化にストレスを抱えてしまっていると思います。
環境に慣れない中での出来事から人との口論や衝突に発展してしまうこともあると思います。
このような中だからこそ、「お互い様」の優しさを「意識的に」持つようにしたいですね。

お困りごとの具体的な内容については、facebookのファンページを通じて共有いたします。
お困りごとに対するアドバイスや情報をお持ちの方は、ぜひコメントをお願いいたします。
本アンケートでは引き続き調査を継続し、政府にまで届かない小さな声もどんどん拾っていきたいと思います。

アンケートにご協力いただける方は、下記より回答をお願いします。↓
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfB4h8uZ5h9jms8lIUZG1FifV5lpgPiFHKiC6MC_djXg-PSA/viewform

引き続き、よろしくお願いいたします。

key words 新型コロナウィルス 視覚障害者 ソーシャルディスタンス 新しい生活様式 アンケート

viwa 村上

2020年7月4日土曜日

ワシントン州立盲学校におけるオンライン授業について

皆様


こんにちは。viwaの奈良里紗です。

5月1日に開催いたしましたウェビナー視覚技塾の中で、
「アメリカの盲学校でのオンライン授業の状況」についてご質問をいただきました。
その場では、すぐに状況がわかりませんでしたので、後日、パネリストの田中恵さんが、ワシントン州立盲学校の先生に連絡をしてくださいました。

下記、URLより、ウェビナーの動画を見ることができます
http://www.viwa.jp/2020/05/blog-post_12.html

実は、この盲学校は、昨年、田中恵さんと一緒に、viwaスタッフで英語が堪能な佐藤由希恵さんと私とで訪問したことがある学校でした。
その時に、説明してくださった先生宛に、田中恵さんがメールを書いて、英語で返信された内容を佐藤由希恵さんが日本語へ翻訳してくださった内容に基づき、奈良が記事を編集しました。
我が国においても、いくつかの盲学校はオンライン授業に取り組んでいらっしゃいましたね!

こうして、世界中の視覚障害児の教育が保証されて、よりよいものになっていくと良いなと願っています。
視覚技塾に参加し、質問してくださった盲学校の先生にも、改めて感謝申し上げます。
さて、前置きが長くなりました。
下記、ワシントン州立盲学校の先生からの情報提供になります。

【質問1】
新型コロナウィルスの感染拡大により、学校も休校になっていると思いますが、ワシントン州立盲学校では、全ての授業をオンラインへと切り替えて実施していますか?
【回答】
はい。
zoomを使ってオンライン授業を行っています。
生徒は、google classroomというアプリを使って、教材や課題をダウンロードできます。
また、全ての生徒に対して、数学や理科の授業で出された課題をこなすために必要な拡大資料、点字資料等をメールで配信しています。
授業時間を変更しながら、週に4~5日の授業を実施しています。
この盲学校は、中学・高校のみの設置です。中学生に対しては、英語と数学の授業を受けています。高校段階では、これに加えて、理科も行っています。社会科については、英語の授業に含める形で実施しています。
体育も週4回実施しています。
個別対応が必要な授業もすべてオンラインで行っています。
例えば、生徒の習熟度に応じた数学の授業、英語、国語、点字、歩行訓練、日常生活動作等です。


【質問2】
ワシントン州で、最初に外出禁止令がでたとき、盲学校ではどのような対応をされたのでしょうか?
【回答】
生徒は3週間の課題に応じた学びの時間(Project Based Learining)と心理面と社会性に配慮した学びの時間(Social Emotional  Learning)の指導を受けました。
同時に、基礎的な科目の指導やZoomを使った指導も行いました。
この3週間に行った授業については、成績評価の対象外でした。
この最初の3週間については、私たち教員も生徒もzoomの使い方を学ぶ良い機会となりました。
全ての生徒がzoomを使ったオンライン授業を受講できるようにするために、2つの環境整備を行いました。
1つは、1人あたり1台のデバイスが利用できるように配慮しました。
2つ目は、Wi-Fi環境がない生徒もいますので、こういった生徒がアクセスできるWi-Fiを提供しました。
なかには、電話で接続を希望する生徒もいましたので、こういったニーズにも対応しました。

【質問3】
小学校段階の子どももオンライン授業を受けることはできるのでしょうか?
【回答】
ワシントン州立盲学校は、中学・高校段階の生徒が在籍しているため、小学校段階のことについてはわかりません。
本校の生徒については、全員、iPadやノートパソコン、ブレイルメモといったデバイスを普段から活用していますので、オンライン授業にも問題なく対応できました。

【質問4】
視覚障害教育においては、手で触って学習することが重要とされています。オンライン授業では、直接何かに触りながら学習させるということが難しいように思うのですが、どのようにされているのでしょうか?
【回答】
1週間に1回、郵送で触覚教材等、生徒が学習に必要な教材を送っています。その効果も少しずつでてきています。

【質問5】
視覚障がいのある生徒のご家庭で、自宅でWi-Fiやインターネットに接続できない方はいらっしゃいますか?もしそうであれば、どのような方法がありますか?
【回答】
zoomは固定電話からもアクセスできますし、盲学校からアクセスできるWi-Fiを提供しています。

【質問6】
オンラインで行われている授業は、授業単位として認められていますか?
【回答】
はい。全ての授業が単位として認められています。

【質問7】
教員も自宅で仕事をしていますか?
【回答】
はい。
全ての教員が自宅でオンライン授業を行っています。
教員の中にも、Wi-Fi環境がない者もいましたので、この点の環境整備も学校が行いました。
ただ、週に1回、生徒に教材を郵送するために、学校に出勤することはあります。
このときは、ソーシャルディスタンスを守っています。
以上です。

生徒だけではなく、教員に対しても、アクセスできるWi-Fi環境を整備したということで、素晴らしいですね。
また、歩行指導はどうやってオンラインでやっているのだろう?という新たな疑問もわいてきました。
アメリカですでに行われているオンライン授業のアイディアを日本でも共有していけたらと思っています。
追加でこんなことを知りたい!等ありましたら、ぜひ、メールをいただけたらと思います。
メールの送付先は、info@viwa.jpです。

key word アメリカ 盲学校 オンライン授業 視覚障害 教育

viwa 奈良里紗

2020年6月28日日曜日

第6回オンラインパパママ会 実施報告

皆様


こんにちは。viwaの奈良里紗です。

6月26日(金)21時から、オンラインパパママ会を実施しました。
今回は、「歩行」がテーマでした。
話題提供をしてくださったのは、静岡県や長野県の盲学校等で、子どもを対象とした歩行指導を行っていらっしゃる堀江智子さんです。

「楽しく歩く、白杖は相棒です」とおっしゃる堀江さんの言葉からもわかるように、
白杖を持つ前の段階のことから、屋内・屋外での移動について、かなり具体的なお話を伺うことができました。

参加された保護者からは、
「信号が見えているときと、見えていないときがあって、どうやって信号のことを教えたらよいのでしょうか」
「学年があがり、校内で今までいったことのない場所へ行くようになると、よく転ぶようになりました。どうしたらよいでしょうか」
「白杖を持つ前の幼児の場合、段差があるときにはどうやって教えたらよいでしょうか」
「白杖をもっていると周囲の人の目が気になるようなのですがどうしたらよいですか」
などなど、様々な質問がありました。

堀江さんが一つひとつ丁寧に答えてくださり、とても参考になったのではないでしょうか。

次回は、7月24日に親子で楽しむオンライン料理教室を開催します。

key words 子育て 視覚障害 弱視 ロービジョン 歩行訓練 白杖
viwa 奈良里紗

2020年5月14日木曜日

視覚技塾 視覚障害教育におけるオンライン授業に関する情報交換の場

皆様


こんにちは。viwaの奈良里紗です。

本日は、先日に引き続き、視覚障害教育に携わる方々と一緒に、オンライン授業をテーマに情報交換を行いました。
平日のお忙しい時間にも関わらず、全国から約20名の先生にお集まりいただきました。ありがとうございました。

下記は、今回、司会をしてくださった静岡県立静岡視覚特別支援学校の片平(海野)考美先生からのご報告です。

**ここから
本日のオンライン授業の情報交換会を設定していただきましてありがとうございました。
たくさんの意見や、情報が飛び交って活発な情報交換会の場となったこと嬉しかったです。
私もまだオンライン上の司会は不慣れなので、とてもよい経験になりました。
今回の視覚技塾の内容と感想をお伝えさせてください。

①オンライン授業の今後について
コロナ禍での突然の休校中の対応として注目を集めているオンライン授業については、目的をしぼり活用していくことが大切。どの授業でもそうですが、ITを使うことが目的ではなく、授業や児童生徒の学びの場の保障のためにオンライン授業を設定するということが大切。すべての学習に対応できるものではない。授業者がしっかりと学習内容、目的を明確にし実施していく。
コロナが収束後も、冬場にまた流行した際に活用手段としてどの教師がしっかりと使いこなせるようにしておくことも大切。(もちろん、得て不得手があるので、教師間の協力体制づくり連携も大切。)

②理療科教員、視覚障害当事者教員の専門性
研修会に参加したほとんどの先生が盲学校歴が長い当事者の先生、理療科の先生方でした。盲学校の専門性をこれからも支えていく先生方は、とても熱いです。研修を深く積まれています。新しい情報にも貪欲でした。
一番びっくりしたことは、松山盲の理療科の先生が他学部の状況をよく理解されていて、他学部がオンライン授業をどのように実践しているのか答えられていたところがすごいなと思いました。オンライン授業の発信は、理療科からでした。その後、他学部へと研修の場を広げ、全学部でオンライン授業の実施を実現できたそうです。自分の学部以外の先生方との情報交換の場や他学部の先生方の困りごとに目を向けていらっしゃるところが素晴らしいなぁと思いました。そして、理療科の先生方が作られているインターネットを介したドリル教材がすごいと思いました。全国で共有できたらいいですね。理教連ではもうやられているのかもしれませんね。

③オンライン研修会の重要性
すでにJVTのテレフォンコンファレンスでも実感していましたが、今回のオンライン情報交換会では、県に1校しかない盲学校の先生方でも自分が疑問に思ったことを他校の先生方にタイムリーに聞ける場は、とても大切だと思いました。他校が実践しているという例は強みにもなりますよね。静岡視覚では、管理職の先生にも聞いてもらえていたことは大きかったと思います。

他の先生方が疑問に思ったことを聞いているだけでもとても勉強になりましたし、質問に一生懸命答えて下さる先生の存在もとてもありがたかったです。
本当にありがとうございました!
**ここまで

片平先生、全国の盲学校の先生方へのお知らせ、当日の司会、そして、レポートまでありがとうございました!
私も先生方の活発な議論を聞いていて、とても勉強になりましたし、刺激を受けました。
先生方の知りたい!学びたい!つながりたい!に応じる場を提供して参りたいと思っております。
興味・関心のある先生がいらっしゃいましたら、info@viwa.jpまでお知らせください。

key words オンライン授業 盲学校 視覚障害 弱視児 全盲 触図 教材 点字指導

viwa 奈良里紗

2017年10月9日月曜日

NHKラジオ第二「視覚障害ナビ・ラジオ」でパパママ会が紹介されます!

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。
2学期がはじまり、文化祭や体育祭等のシーズン到来ですね。
教室を一歩外にでての活動は楽しさ半分、不安半分なのではないでしょうか。

さて、NHKラジオ第二「視覚障害ナビ・ラジオ」でパパママ会の活動が紹介されることになりました。
パパママ会に参加されたことのある皆様はもちろん、まだ、参加したことのない方、当事者家族ではない方にもぜひ聞いてもらえると嬉しいです♪

視覚障がいは希少障がいと言われるほど、数でいえば、障がい者の中でもとても少ない障がいです。だからこそ、つながりあうことはとても大切!と感じています。

赤ちゃんが生まれる産婦人科や眼の病気をみる眼科、産婦さんのサポートをする保健師さんたちにもぜひ聞いてもらいたいです。

地域で一人ぼっちで子育てをすることほど、不安なことはないと思います。
放送日がすぎても、インターネット上で聞くことができますので、ぜひ、多くの方々に情報を届けてもらえたらと思います。

**以下、放送内容の詳細です。**

NHKラジオで「パパママ会」を紹介します!
是非お聴きください!

番組:NHKラジオ第二「視覚障害ナビ・ラジオ」
HP:http://www.nhk.or.jp/heart-net/shikaku/

放送日:10月1日(日)夜7時30分から8時
    再放送10月8日(日)朝7時30分から8時
再放送のあとは、番組HPに音声がアップされて聴く事が出来ます。

内容:テーマは「パパママ会」でつながろう!
出演:奈良里紗さん

9月に開催されてパパママ会の様子、パパママ会に参加しているパパママのお話を交えながら、奈良さんがお話します。


ラジオはスマートフォンの無料アプリ「らじるらじる」から
クリアな音声で聴く事が出来ます。
マンションなどラジオの電波が届きにくいところでも聴けます。
どうぞ宜しくお願い致します。

2017年9月24日日曜日

第26回パパママ会 ハロウィン交流会のご案内

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

いよいよ、秋到来!
ということで、10月のパパママ会はハロウィン交流会を実施します。
いつもはお話を聞くという形が多いのですが、今回は、保護者同士、子ども同士、たくさん交流をして親睦を深める機会としたいと思っています。

当日はがっつり仮想してきてもらってもOKですし、もちろん、仮想しなくてもOKです。
我が家では、ママは魔女、パパはダースベーダー、息子は怪盗キッドという話でまとまりました。笑

さて、結局、どうなるのかは当日のお楽しみです。

ぜひ、楽しい交流会にしましょう。

~開催概要~

日時:2017年10月8日(日)13:30~16:00(途中退場OKです)
対象:アルビノ当事者家族・関係者、視覚障害当事者家族・関係者
※今回は日本アルビニズムネットワークとの共催企画です。
場所:地下鉄栄駅・矢場町駅から徒歩5分
    ※申し込みされた方に詳細をお送りします。
会費:個人での参加も含め1家族一律、300円(お茶・お菓子代・プレゼント代・保険代)とします。
申込:お名前、ご連絡先(携帯電話・メールアドレス)、参加人数を担当者までお知らせください。
なお、お子さんについては、年齢、人数などもお教えください。準備の参考にいたします。
申込先:info@viwa.jp(事務局)までメールにてお申し込みください。

それでは、皆様にお会いできることを楽しみにしております。

viwa 奈良 里紗

第25回パパママ会実施報告

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

徐々に秋の訪れを感じることができるようになってきた9月9日、名古屋盲学校にて第25回パパママ会を実施しました。

今回は千葉県から御園氏を会場にお招きしてお話をしていただきました。

ICT活用がテーマということもあり、今回は9家族+4名の支援者のみなさまがご参加くださいました。

パパママ会でのお話をぜひ支援者の方々にも聞いてほしいという保護者からの要望をうけて、今回から支援者の方々の参加も受付ました。
盲学校や弱視学級の先生方が一緒に悩みを共有し、こどもたちの未来について考える場ができたこととても嬉しいことです。
さらに、今回は高校生の参加もあったり、他県の盲学校のご家族にもいらしていただき、盛り上がりました。

御園氏からは、盲学校での生活がどんなだったのか、失明して点字が読めるようになるまでのエピソードやICT機器を使い始めたきっかけなど、幼少期から大学までの進路選択についてのお話をしていただきました。
また、ICT機器とはどんなものがあるのかも実物をみせながらお話してくれました。


今回はスカイプ中継ではなかったからなのか(?)、小学校高学年のお子さんたちも一緒にお話を聞くことができてとてもよい機会になったのではないかなと感じました。

次回はハロウィン交流会です。
いつもとは異なる雰囲気で楽しんでもらえたらと思います。

viwa 奈良 里紗

2015年12月6日日曜日

【ご報告】第16回日本ロービジョン学会学術総会参加&発表報告

皆様


こんにちは。viwaの奈良里紗です。11月21日~22日の2日間に東京の一ツ橋講堂にて、第16回日本ロービジョン学会学術総会が開催されました。

viwaでは、21日に「ピアカウンセリングに関する事例研究」という題目で研究発表をしてきました。東京での開催ということもあり、久しぶりにviwaスタッフ6名が集まり、ポスター発表をすることができました。

私たちがまとめた研究の内容を簡単にご紹介します。


みなさんはピアカウンセリングという言葉を聞いたことはありますか?
同じ境遇の人同士がカウンセリングをすることを言います。

いわゆるカウンセラーという立場ではなく、あくまで、ピア(同じ境遇)という立場でカウンセリングをします。viwaの活動の一つとして、様々な方からご相談を受けることがあります。
今年2月にロービジョン者であるA子さんから、ある相談がviwaに持ち込まれました。
A子さんは周囲に同じ境遇、つまり、ロービジョンの方がいない中、地域でロービジョンは自分だけという状況で育ってきました。小学校から高校まで特別な支援を受けた経験もありません。

また、地方都市に住んでいるA子さんは病院や盲学校からの支援や情報提供を受けていないことから、日常生活にも困難を抱えているような状況でした。
そこで、A子さんに対してviwaスタッフがピアカウンセリングを実施することになりました。A子さんにはスタッフに聞いてみたいことを書きだしてもらい、それをもとにお話しを進めていく形をとりました。全部で10回のピアカウンセリングのセッションを行い、10回とも異なるロービジョン者が相談に応じました。つまり、10名のロービジョン者がピアカウンセリングを実施したことになります。

それぞれ育った環境や見え方、職業の違うロービジョン者から話を聞くことでA子さんにとってはとてもよい機会になったようです。10回目のピアカウンセリングを行った時、A子さんにある変化がみられました。それはこれまで相談する側だったA子さんが、過去のピアカウンセリングで得た情報をもとに助言側へとまわる場面がありました。

このことに私たちは着目しました。ピアカウンセリングの目指すところとして、同じ悩みをもつ人の存在を知り、悩みの共有がなされます。また、多様な生き方や人によって異なる独自の工夫についても知ることができます。最終的には、相談する側だったA子さんが誰かのピアカウンセラーとしてピアカウンセリングを行えるようになる!
このような循環を起こしていくことが必要なのではないかと考えています。ピアカウンセリングについては、まだまだ、現場での経験則で行われているところが多く、学術的にその重要性やノウハウの報告がなされていないのが現状です。ピアカウンセリングという性質上、ピアではない第三者が入っていきにくいということもあるのかもしれません。viwaでは今回のA子さんの事例について研究論文としてまとめることを目標に引き続き活動していきたいと思っています。

当日は2分30秒で研究の内容をプレゼンテーションするところからはじまりました。私たち視覚障がい者はプレゼンテーションが得意でもあり、苦手でもあります。というのは、プレゼンテーションは原稿を見ずに行うことが基本です。もともと原稿を見て話すということが難しいロービジョン者は原稿の内容を覚えるしかありません。点字使用者の場合はここの事情が異なります。手元で点字を読みながら前をまっすぐ向いて、あたかも原稿を一切見ていないようにプレゼンテーションをすることができます。

私はそんなことできないので、直前まで発表内容を練習しました。また、緊張してスライド送りを忘れてしまったり、スライド送りをしてもちゃんと話している内容とスライドが一致しているか確認しながら進めることができないため、発表のときにはスライド送りとタイムキープのためにスタッフの優希にサポートに入ってもらいました。以下、発表しているときの様子です。


次にポスター発表です。私たちロービジョン者はポスターをまっすぐはるということが苦手です。
両目の視力の差が大きかったり、ほとんど片目しか使っていなかったりすると水平を見極めることが難しいのです。そこで、勉強にきていた学生さんに手伝いを依頼してポスターを掲示しました。

ポスターの発表時間には多くの眼科医、視能訓練士、その他ロービジョン関係者の皆様にお越しいただき、たくさんのご質問、ご指摘、応援メッセージをいただきました。

viwaスタッフ一同、学会でいただいたご意見をもとに今後も活動を充実させていきたいと改めて思った次第です。
地域にうもれてしまいやすいロービジョン者、その人たちの支援に携わっている専門家の皆様とお会いしてお話することができて私たちもとても勉強になりました。

viwa 奈良里紗


key word ロービジョン 弱視 ピア カウンセリング 研究

2015年8月14日金曜日

障害開示は視覚障害者のQOLを向上させる?!


皆様


こんにちは。Viwaの奈良里紗です。

暑い熱い夏、皆様、いかがおすごしでしょうか?


さて、今日は「障害開示」について書いてみたいと思います。

皆さん、「障害開示」って聞いたことありますか?

自分には障がいがあることを他者に伝えることを言います。


この障害開示は上手にできれば視覚障がい者のQOL(Quolity Of Life)向上に直結します。
でも、この障害開示の方法を指導してくれる場所ってなかなかないんです。
学校の授業でも、「障害開示」なんて科目ないですもんね。


では、どこで学ぶのか?

先天性の人の多くは親から教えられることが多いようです。
物心ついた34歳ごろには、
「自分は目が見えにくい、あるいは、目が見えないから困ったときは助けてね」
と、お友達に伝えるんだよと教えられてきた人もいれば、

「自分に障害があるってことに気づいたのは大学生のときでそれまで自分が目が見えにくいことは伝えたことがない」
なんていう人もいます。

視覚障がい児を育てる保護者や視覚障がい児を指導する教師の中には、
「障害」に触れることをタブーとして子どもに障がいがあることを伝えていないケースもあります。

でも、将来的に困ってしまうのはご本人です。

先天性で物心ついたときから障がいの伝え方を親から教えてもらっていた人は、
学齢期も自分の障がいを受け入れながら、成長していきました。
自立して就労していくようになると障害開示は色々な場面で必要となります。
特に、ロービジョン(弱視)の場合は、見た目で視覚障がいがあることがわかりにくいため、
この障害開示が重要です。


障害開示は、まだまだ奥が深いのですが、私が最近感じたことは、

小さいころから当たり前のように周囲の人に障がいについて伝えているかどうかは、大人になったときの本人のQOLに大きく影響するのかなということです。

 おそらく、障がいのない保護者の方は、子どもにそういうことを言わせることをためらってしまうこともあるかもしれません。

ですが、見た目ではわかりにくいからこそ、周囲に伝えていくことが大切なこととなります。
とはいえ、私自身も完璧にいつでも誰にでも抵抗なく障害開示ができているかといったらそうでもありません。大人になった今でも、いつのタイミングで伝えようか、どんな言葉で伝えようか、悩みますが、一つ言えることは、伝えないほうがよかったなと思うことよりも伝えておけばよかったと後悔することのほうが多いということです。


この夏、親戚の集まりはきっと視覚障がい児・者にとってあまり得意ではない行事だと思います。
それはどこに誰がいるのかわからない、たまにしか会わない従妹や叔父・叔母は皆同じ顔に見えてしまうからです。

 そんなとき、一言、「顔覚えられないからさ、自分の名前をいってもらえる?」とか、
「目が見えにくいから○○手伝ってもらえますか?」とか言えるか言えないか、大きいのではないでしょうか?

ぜひ、この夏「障害開示」にチャレンジしてみてください!!
「こんな風に障害開示してみた!!」など、皆様からのお便りを楽しみにしています。

viwa 奈良里紗

2015年6月21日日曜日

調理実習の体験


 皆さん、こんにちは。Viwaメンバーを名乗るのは恐縮すぎるくらい出現頻度の低いYusukeです。以前、大学院でのプレゼンのやり方やiPadでの授業の受講などについて投稿しましたが、もう1年以上前でお忘れになっていることと思います(汗

 さて、私は今年3月より自治体が母体の視覚障害者センターで、調理訓練を受けています。仕事の都合もあるので、月に1,2回という少ない頻度ではあるのですが。
視覚障害に限らず、障害があるとできないことも多いですが、経験がないだけ、のことも多いのではないでしょうか。経験があればできる、慣れればできる、そういう方は多いように思うのです。

 私は一人暮らし経験が4年ほどあります。あまり料理に興味はなかったのですが、簡単なものであれば作れていました。カレーとか一品料理ですが。一時期はスイーツ作りにはまっていたこともありました。しかし、やろうと思うとなかなか時間がかかるし、労力がかかる…レシピを考えることから始まり、買い出しやらもちろん調理道具をそろえるのも。いちいち目を近づけて値段をみたり、メモを見たりなど初めてのことは大変なことばかり。何度か同じものを作っていれば容量もつかめてだんだんと努力量も減ってきます。

 そんなこんな苦労していくつか料理はしてきましたが、試行錯誤でやってきただけ。
そこで、視覚障害の専門の知識があるスタッフから手ほどきをいただこうと思い、調理訓練に通うことにしたのです。一つずつ書いているのも大変なので、今まで訓練で学んだ視覚障害がある方の調理時の工夫について何点か書いてみます。

1.    まな板は白黒のコントラストを考えて使う
センターにあるまな板は白まな板と黒まな板をくっつけてひっくり返しながら使いやすいように使うというもの。私は自宅に黒まな板を用意してあるので、ピーマンとか肉とかなすとか、黒に近い食材は白いプラスチックの薄いまな板を黒まな板の上に敷いて包丁を使うようにしています。
2.    包丁を置く場所を固定する
私は視野が狭いので、自分が置いた場所を覚えていないとすぐに見失ってしまいます。包丁は使ったら「まな板の前方の布巾の上に戻す」というルールを決めて使うようにしています。癖でついつい横に置いてしまうことがあるのですが…
3.    皮のある食材は食材用たわしで洗ってから皮をむく
じゃがいもやにんじんなど皮のある食材は、なかなか皮をむくのが大変…視覚的な確認がけっこう必要になる作業なんじゃないかと思うのです。私の場合は、ある程度はむけるけど、少し皮が残ってしまいます。あらかじめ皮を洗っておけば、多少皮がついていても熱を通してあるし、大丈夫ですかねw
4.    食器洗いは分別して洗う
小さいスプーンやフォーク、箸置きなど私はよくシンクの排水口に落としてしまうことがあります。箸置きがネットに入っているのに気付かずそのまま捨ててしまったことも…「類似した食器は重ねておく」「小さなものはまとめて洗う」などこれも自分の中でルールをつけてやっています。
5.    使った場所は何かしら汚れていたり落ちていたりするもの、と思って行動する
食材を落としていることに気づかない、水がシンク周りにはねていることに気づかない、そういう視覚的にフィードバックがないと気づかないことってとても多いのではないでしょうか。落とさないのも汚さないのも意識はしていても、どうしても限界はあると思うのです。なので、私は自分が使った場所や食べた場所は汚れているもの、と思って台布巾で拭いたり落としたものを集めるように布巾を動かしたりして見えないところを補うようにしています。


簡単ではありますが、こういう工夫を学びました。頭ではわかっていてもなかなか身についていないことや人に言われないと気づかないことってよくあるのではないでしょうか。
専門家の力を借りるのも、調理上達の近道?なのかもしれないな、と思っています。

今までセンターで作ったレシピは、
・鶏ともやしのバンバンジー
・卵とハムのチャーハン
・シーフードパエリア
・ホットプレート焼きそば
・ポトフ
などです。様々な経験ができるよう、レシピもある程度センターの人が考えてくれたりします。色々な道具を紹介してくれたり、使う料理を考えたりもしてくれています。

もし、料理にチャレンジしてみたいけど、腰が重い…時間がかかる…大変…そんな風に思われる方がいらっしゃいましたら、導入だけでもお手伝いしてもらえれば、ハードルが低くなるかもしれません。

デパートのコンシェルジェってご存知??

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

視覚障がいのある皆さんに質問です!

デパートにコンシェルジェと呼ばれる方がいるのですが、ご存知ですか?

私は先日、神戸にいった際、初めてコンシェルジェを利用しました。
今日はそんなコンシェルジェについて紹介したいなと思います。

Q.コンシェルジェを利用するにはどうしたらよいのか?
A.サービスカウンターやデパートの店員さんに
「コンシェルジェの方に案内をお願いできますか?」
と聞くとコンシェルジェの方を呼び出してもらえます。
私がいった神戸のデパートには3人のんのコンシェルジェがいたのですが、もし、先約がいるとすぐに案内してもらえないこともあるので、コンシェルジェを利用する日時が決まっているのであれば、事前にデパートに予約を入れておくと確実とのことでした。
Q.コンシェルジェの方は何をしてくれるの?
A.コンシェルジェは売り場を熟知しています。
なので、買い物の用途を伝えるとその用途に応じて売り場を案内してくれます。
先日、私が利用したときは、
・神戸でしか購入できないもの
・神戸ならではのお土産
・友達用
・家族用
・それぞれの予算
を伝えると、てきぱきとお店を案内してくれました。
私たち視覚障がい者はどこに何があるのかを見つけるのが難しいですし、一人であいものができないわけではないですが、限られた時間で効率的にお買い物をしたいというときには、このサービスとってもおすすめです!

Q.コンシェルジェを利用するときに気をつけたほうがよいことはあるの?

A.やはり、自分が視覚障がい者であることや
どのようなサポートをしてほしいかを明確に伝える必要があるでしょう。
特に、弱視の方で白杖をもっていなければ、どういう障がいなのかも
伝えなければわからないですから。
また、どんなお買い物をしたいのかも明確に伝えたほうがよいです。
でも、そもそも売り場に何があるかわからないときは、
どういうものがあるのか等を最初に聞くことも大切ですね。
何はともあれ、コンシェルジェの方とたくさんコミュニケーションをとることがよいお買い物をするポイントかもしれませんね。

今回は、神戸という初めての土地であまり時間のない中でセンスのよいお土産を買いたい!という希望があったので、コンシェルジェを利用してとてもよいお買い物が短時間でできて、とても満足できました。

まだ、利用したことがない方がいらっしゃいましたら、ぜひ、一度、利用してみてくださいね。

key word コンシェルジェ デパート 効率的 お買い物

viwa 奈良里紗