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2024年1月6日土曜日

第72回 子育て支援相談会パパママ会@オンラインのご案内

皆さま

こんにちは。viwaの奈良里紗です。
パパママ会では、視覚に障がいのある子どもを子育て中のパパママたちの悩みを一緒に考え、解決へのヒントを探ります。
オンライン形式ですので、どこからでも参加可能です。

今回のテーマは、「思いやり」についてです。
よく私たちは
「人を思いやることのできる優しい子に育ってほしい」
などと口にすることがあると思います。

では、思いやりとはいったい何なのでしょうか。
言葉を因数分解して考えることで、自分の子育てへのイメージがよりクリアになることも。

子どもの進路、将来のこと、学校のこと、いろいろと心配でついつい先回りしたくなることってありますよね。

改めて、自分たちはどんな子に育ってほしいと願っていたのか一緒に考えてみませんか?

インタラクティブストーリータイムという対話の専門家をお招きして、皆さんと一緒に心の中を探検する旅に出かけたいと思います。


下記、イベントの詳細です。

- 記 -
日時:2024年2月11日(日)17時00分~18時30分ごろ(予定)
開催方法:zoomを用いたオンライン形式
主催:視覚障がい者ライフサポート機構“viwa”
共催:名古屋市視覚障害者協会
参加費:無料
定員:6家族程度
申込締切:2024年2月10日
お申込:下記のURLからお申込みください。
https://kokc.jp/e/7c9797252ff66a11daf8f8d6296fb302/

★インタラクティブストーリータイムとは
インタラクティブストーリータイムは、英語と日本語で “絵本を読む”ことを目的としたイベントですが、ただの”読み聞かせ”ではありません。
絵本を深く味わう体験はもちろんですが、 その絵本のテーマに対する、みなさん/お子さんの感情や考えを深め、体感したことを声に出したり、自分の想いを表現できる相互体験型のストーリータイムです。
カナダの幼児教育の専門家、中村美穂さんが考案した、自己発見と異文化理解のプログラムです。

※定員になり次第受付を終了します。
この事業は、東海テレビ様の助成を受けて実施しております。

それでは、皆さまとオンラインでお会いできることを楽しみにしております。


viwa 奈良里紗


2023年3月4日土曜日

第66回 どこでも!オンラインパパママ会のご案内

皆さま

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

パパママ会では、視覚に障がいのあるパパママたちの子育てに関する悩みを一緒に考え、解決へのヒントを探ります。
オンライン形式ですので、どこからでも参加可能です。

今回のテーマは、「我が子の進路」と題してお送りします。
こんな方におすすめ
・我が子の進路に対してイマイチ見通しがもてないパパママ
・進路は明確になっているけど、親として何をしていったらよいかわからないパパママ
・我が子の進路について改めてゆっくり考える時間がほしいパパママ

就学、受験、就職などなどのライフイベントはある意味、戦略が重要。
でも、なかなか視覚障害に特化してお話できるところってないんじゃないでしょうか。
この機会に、我が子の進路を改めて考えてみませんか?

下記、イベントの詳細です。

- 記 -

日時:2023年4月7日(金)21時00分~22時00分ごろ(予定)
開催方法:zoomを用いたオンライン形式
主催:視覚障がい者ライフサポート機構“viwa”
共催:名古屋市視覚障碍者協
参加費:無料
定員:10家族程度
申込締切:2023年4月6日
お申込:下記のURLからお申込みください。
https://kokc.jp/e/c2bd33d5467f6c2c67e8f2b5e4867636/

※定員になり次第受付を修了します。

それでは、皆様とオンラインでお会いできることを楽しみにしております。

#オンライン #子育て #ロービジョン #弱視 #全盲 #盲学校 #弱視学級 #進学 #就学 
viwa 奈良里紗

2021年9月16日木曜日

実施報告 視覚技塾 for Teenager

皆様 

こんにちは。viwaの奈良里紗です。


9月13日(月)20時~、視覚技塾 for Teenagerをzoomにて開催しました。


今回は初参加の生徒さんも多く、これまでで一番多い15名の参加がありました。

北は宮城県、西は広島まで、中学生、高校生、大学生が集まりました。


まずは自己紹介タイム!

居住地や学年、学校のこと、趣味なんかをシェア。


その後、お互いに質問をしあう形で交流を深めました。


「夏休み、どんなふうに過ごしたの?」

「ロービジョンフットサルってどんなスポーツ?」

「アルバイトしてるって聞いたけどどんなことやってるの?」

「大学進学について教えて!」

「アメリカと日本の違いってどんなところ?」

などなど、みんなからの質問はつきません。


あっという間に60分経過で終了となりました。


終了後もTeenagerメンバー限定LINEグループにて、

「アルバイトしてるっていってたのはだれだっけ?」

など質問しあい、個別に情報交換をすすめています。


視覚技塾 for Teenagerは視覚に障害のある中学生、高校生、大学生を対象とした集まりです。

同じ障害のある仲間とつながりたい、視覚に障害のある知り合いが一人もいないので他の人がどんなふうに勉強、学校、遊びを楽しんでいるのか知りたい、

全国各地の人とつながりたい、悩みをきいてほしいなどなど、何かありましたらお問い合わせください。

メールの件名に「視覚技塾 for Teenager参加希望」と添えて本文にお名前、学年、電話番号を明記の上、ご連絡ください。


次回は10月11日(月)20時~の予定です。


#視覚障害 #弱視 #ロービジョン #全盲 #盲学校 #10代 #ピアサポート


viwa 奈良 里紗

2021年6月1日火曜日

第61回 どこでも!オンラインパパママ会のご案内

 皆様


こんにちは。viwaの奈良里紗です。


7月のパパママ会のテーマは「私立学校」です。


進路を考えるとき、地域の学校、特別支援学校、私立学校等色々な選択肢がありますよね。

障害があると私立にはいけないと思っている保護者も多いようです。

実は私自身、私立高校出身だったりします。

公立や特別支援学校にもそれぞれ良さがあるように、私立には私立ならではの魅力があります。


今回は中高一貫の私立学校に通っていた経験のある弱視の方にお話しを伺いながら、私立学校という選択肢について考えてみたいと思います。


下記、イベントの詳細です。


- 記 -

日時:2021年7月17日(土)20時00分~21時30分ごろ(予定)

開催方法:zoomを用いたオンライン形式

主催:視覚障がい者ライフサポート機構“viwa”

参加費:無料

定員:10家族程度

申込締切:2021年7月15日

お申込:info@viwa.jpまでお申し込みください。

メール件名 第61回パパママ会申込

本文

保護者氏名(漢字・ひらがな)

お子さんのお名前(漢字・ふりがな)

電話番号(当日、つながらないときなどの緊急連絡用)

事前質問(任意)


話題提供:畝本 彩美(あぜもと あやみ)

先天性の視覚障害(弱視・全色盲)を3歳で診断される。

地元の幼稚園、公立の小学校に通う。小学校時代は市内の弱視学級に週に1回通級。

中学受験し、中高一貫の女子校へ進学。

大学在学中、アメリカ留学やバングラデシュでのボランティア活動を経験。

大学卒業後エアライン系商社に勤務した後、2019年12月より現職。

2018年より、障害平等研修ファシリテーターとして活動中。

現在は、会社員をしながら大学院修士課程に在籍している。


それでは、皆様とオンラインでお会いできることを楽しみにしております。


#オンライン #子育て #ロービジョン #弱視 #全盲 #盲学校 #弱視学級 #進学 #就学 


viwa 奈良里紗


2021年5月26日水曜日

第60回 どこでも!オンラインパパママ会のご案内

 皆様


こんにちは。viwaの奈良里紗です。


6月のパパママ会のテーマは「自分らしく地元で生きる」です。


岐阜県で生まれ育った弱視の大学生にこれまでのこと、これからのことをざっくばらんに語ってもらいます。


この時期、小学校や中学校への就学・進学についてどうしたらいいか悩む保護者の方も多くいらっしゃるかと思います。

どこの学校をどう選ぶか、正解がない難問であり、答えがでない問題にとりかかっていると悶々としてきちゃいますよね。

この会では、実際に地域で育つとはどういうことなのか、当事者の経験という角度からのぞいてみてもらえたらと思います。


悩んでいらっしゃることがあるようでしたら、ここで一緒に考えてみませんか?


下記、イベントの詳細です。


- 記 -

日時:2021年6月19日(土)20時00分~21時30分ごろ(予定)

開催方法:zoomを用いたオンライン形式

主催:視覚障がい者ライフサポート機構“viwa”

参加費:無料

定員:10家族程度

申込締切:2021年6月17日

お申込:info@viwa.jpまでお申し込みください。

メール件名 第60回パパママ会申込

本文

保護者氏名(漢字・ひらがな)

お子さんのお名前(漢字・ふりがな)

電話番号(当日、つながらないときなどの緊急連絡用)

事前質問(任意)


話題提供:


それでは、皆様とオンラインでお会いできることを楽しみにしております。


#オンライン #子育て #ロービジョン #弱視 #全盲 #盲学校 #弱視学級 #進学 #就学 


viwa 奈良里紗


2020年8月2日日曜日

第3回 視覚技塾 for teenager 実施報告

皆様


こんにちは。viwaの奈良里紗です。

7月30日に第3回目となる視覚技塾 for teenagerをオンラインで開催しました。
今回は全国各地から4名の視覚障害のある10代の方々にご参加いただきました。

学校での障害開示のこと、
センター入試での受験に関すること、
点字切替のこと、
白杖のこと、

たくさんの話題が飛び交って、気づけば開始2時間が経過。

私が高校生だったころは、試験時間が1.3倍で、どうして、1.5倍にしてもらえないのだろうと思っていました。
今年センター入試を受験した大学1年生の中には、試験時間1.5倍で受験したという人もいました。
実際に、どうだったのかな?と話を聞いてみると、
「本当に疲れた!1.5倍の時間内で読み切るための練習も必要だし、一概に、1.5倍になったほうがいいということはないかも」
という声も聴かれました。

確かに確かに、私も1.3倍の時間延長でへろへろに疲れていました。
単純に時間が延長されれば解決!という問題ではないのだなぁと、改めて知る機会となりました。

この視覚技塾 for teenagerは、10代の視覚障害のある学生が集い、気軽に座談できる場を提供しています。
同じ障害のある仲間がほしい!という学生さんがいらっしゃいましたら、info@viwa.jpまでお問合せください。

key word 10代 オンライン授業 点字切替 白杖 友達関係
viwa 奈良里紗

2020年5月6日水曜日

休校中の学習保障お役立ち情報

皆様


こんにちは。viwaの奈良里紗です。

第3回オンラインパパママ会のゲストである片平(海野)先生が有益な情報を提供してくださいましたので共有します!
ぜひ、休校中の家庭学習に活かしてください!

**ここから
静岡視覚特別支援学校教諭の海野(片平)です。
★休校中の家庭学習にご活用ください。
★地域の学校に通っている弱視児向けの内容が多いですが、お子様の実態に応じて必要な情報をお読み取りください。

1 漢字の学習について
休校期間中なるべく該当学年の学習を進めておきたいということで、漢字学習は比較的家庭でも取り組みやすい学習内容の一つではないでしょうか。
弱視児の漢字学習は、「量より質」を大切にして下さい。通常校の漢字の宿題は、漢字ノートに何回も繰り返し書くというものが多いかと思います。見えにくさのあるお子さんは、繰り返し書いているうちに、上の方に書いてある正しい字形を見て確認することが大変になってしまいます。後に自分が書いた間違った字を何度も書き写してそれを覚えてしまうことに…。
練習をするなら回数ではなく、正確に覚えることを優先して下さい。本人にもそういう意識をもたせます。「書く回数はなるべく少なく。でも、じっくり見て丁寧な字で書き写す!」をモットーにするといいと思います。やり方の例を下記に示しました。試しにやってみてください。
※担任の先生の指示と違うことをやることになりますが、じっくり説明をして、見えにくさのある子が理解しやすい学習方法で実施したいことをお伝えしてみてください。

<漢字練習の例>
①正しい字のお手本を左側に書く。(左利きの場合は、右側に書く)

②自分で完璧(覚えた、間違いなし)と思える字を二回書く。2回目でも自信がない場合は、もう一つ書いてみる。丁寧に書かないと何度も書くことになるので、自然と丁寧に書き写すことを意識し始めます。
※2回で上手に書けたらたくさんほめてあげてください。

③ノートに余白が余っても気にしない。
※余白は、テストで間違えた時にもう一回書く時にも使えます。

④どうしても間違えてしまう字は、大きくはっきりしたお手本を横に置いて見せる。
※「筆順辞典」(無料)アプリがおすすめです。
https://apps.apple.com/jp/app/%E5%B8%B8%E7%94%A8%E6%BC%A2%E5%AD%97%E7%AD%86%E9%A0%86%E8%BE%9E%E5%85%B8-free/id453410542






※広島中央特別支援学校の先生の作られた漢字練習プリントの例もおすすめです。
http://www.hiroshima-sb.hiroshima-c.ed.jp/kenkyu_kensyu/jiritukatudou_sidousyo/salf-support_book/4-11.pdf

2 地図学習について
 今年度から3年生で地図帳を使った学習がスタートします。地図の読み取りは、視覚障害児にとってとっても苦労するものの一つです。
見やすい地図も販売されていますが、みんなと同じ地図帳を使うようなら視覚補助具や拡大読書器等で見やすくする工夫が必要です。

<導入期>
①地図のパズルで遊ぶ。
※くもんの地図パルがおすすめ。立体的、色で判別できる。
②ポスターサイズの地図をいつも見える位置に貼っておき、旅行に行く時や親せきの話をする時、お菓子や食品の
産地等、子どもにとって身近な話題が出た時に地図で確認する時間を設ける。
※ポスターも見えにくいので、見る際はiPad等で写真にとって拡大して見せるようにする。
※まず全体を確認させて、次に拡大したものを見せ、また全体の地図で指差しをさせて子供が見ているところがどこなのか確認する。
③地図学習アプリを活用する。
※iPhoneアプリで「地図エイリアン」(東北地方だけ無料)や「地図パズル」(無料)がおすすめ。
④お出かけの前には、Googleマップで行先を確認する。車で移動している際も疲れない程度に地図を確認していくのもよい。(青い現在地マークがどちらの方向に移動しているかわかる。四方位の名前も伝えておく。)
※町の様子も一緒に伝え、北や南に進むと窓の外の景色がどのように変化していくのか情報を伝えてあげる。

例:「家がだんだん少なくなってきたね。」「お店屋さんが多いね。」「国道という広い道を通っているよ。車がたくさん通るね。」「海が見えてきたよ。」「海沿い(山沿い、線路沿い)を移動しているよ」等。

<授業が始まったら>
地図帳の地図は、情報量が満載です。高低、川、山脈、県境、県庁…とたくさんの情報が詰まっています。
弱視児向けの地図は、なるべく高低(色での区別)や山脈や川だけの地図。主要な道路と線路だけの地図。
というように、情報を精選した地図を作ることが多いです。特に県境や川等は濃く、はっきりと書いておきます。

以下に、通常級で地図学習をする際のヒントを書いておきます。
①クラス一斉に誰が一番早く目的の町や、川、山脈等を見つけられるか競うような学習活動には、参加しない。または、担任に参加しないことやなるべくそういう活動をしないようにお願いしておく。
※これは、辞書の早引き競争の際にも同じ配慮をしてもらう。

②索引を活用する。索引の文字は、とても小さいのでルーペをやiPadを活用する。

③できれば、見やすい地図を活用する。
筑波大付属の先生方が作られた「みんなの地図帳~見やすい・使いやすい~」がおすすめです。定価2000円 
 https://h-navi.jp/column/article/35027428

《写真②③》







3 その他、休校中の学習保障についての情報提供
①「ちびむす」(PCサイト)
・学習プリントが学年別、教科別に無料でダウンロードできるサイト。
・ノートのテンプレートもあるため、ノートがなくなる緊急事態にも対応!
※カラーの方がお子さんも喜ぶかと思うのですが、カラー印刷だと淡い色になってしまうので、白黒印刷をお勧めします。ノートも罫線が薄いので、濃くする設定にして印刷してみてください。
※直接iPadでダウンロードして、PDFファイルにしたり、ノートアプリに添付したりすると小さい文字のプリントも大きくして書き込みすることが可能です。
https://happylilac.net/syogaku.html

②NHK for  School(アプリもPCサイトもあり)
・NHKで過去に放送された教育テレビが科目別、学年別に検索できます。学校が本格的に始まる前に予習できる番組もあるので、一見の価値ありです。
https://www.nhk.or.jp/school/

③Eテレ フライデーモーニング・スクール(TV番組)
・オンライン授業や自習をすることが難しい小学生低学年~向けにNHK教育で理科や社会、プログラミング、生活科等、新学習指導要領による「新しい学び」を意識した番組がスタートしました。毎週金曜日の朝9時からの放送です。NHK for Schoolの動画もテレビで使用できます。
https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=23139

④学校チャイム(スマホアプリ)
・時間管理アプリ。学校と同じ時間割で学習したり、休憩したりできます。生活リズムを整えるためやお子様の自主性を育てるために、1日の生活についてお子様自身で
遊ぶ時間、勉強時間、入浴、就寝等決めて生活できるといいかもしれません。
https://apps.apple.com/jp/app/%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%83%A0/id1023234803

⑤福島盲の体育の先生作成の「家でできる体力トレーニング」(動画)
・声での情報保障がしっかりしているので、動画に頼らず声だけの指示で体を動かすこと
ができます。真剣にやると結構よい運動になります。

⑥「新型コロナウイルス感染症による外出制限下での視覚障害のある子供達の学びを支えるための情報源」
・慶応大学の中野先生が立ち上げられたHP。小学生~大学生に関わる全国から寄せられた内容の濃い情報のリンクが貼ってあります。ご活用下さい。
https://psylab.hc.keio.ac.jp/4vi/

★最後に…
 子ども達にとって一番大切なのは、保護者のかたの温かい励ましの言葉と、頑張っている姿や結果を賞賛の言葉です。休校期間中、子どもたちの生活リズムや学習環境をご家庭の中で作っていただけるとありがたいです。
学校再開まで、もうしばらく子供たちの「学ぶ意欲」を高めたり、生活リズムが崩れないよう、見守りや応援をしてあげてください。よろしくお願いします。
**ここまで


片平先生、本当に貴重な情報提供ありがとうございました!
このほかにも、盲学校の先生方からの情報提供がありましたらinfo@viwa.jpまでお願いします。

有意義な休校生活を子どもたちが過ごせるようご協力のほど、よろしくお願いいたします。

key words 休校 家庭学習 弱視 盲学校 

viwa 奈良里紗

2013年8月4日日曜日

携帯型読書機アクディブビュー基本操作がわかる動画サイトの紹介

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

先日、viwaのブログの中でもタイムズコーポレーションが販売する視覚補助具のミニ体験会の報告をさせてもらいました。
http://www.viwa.jp/2013/06/blog-post_8.html

その中で携帯型読書機アクティブビューについて紹介をしてもらいました。
この携帯型読書記の基本的な使い方を動画で説明してくれています。

下記のURLをクリックすると見ることができますのでご紹介したいと思います。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=41ButrniTIg

読書機って簡単に使えそうで意外と何をどう使えばわからなかったりするので、こういう操作方法の解説があると便利ですよね。

この読書記は、小学校や中学校等の学習場面に使えるようにと開発の方々が試行錯誤をこらした機能が搭載されています。

私が使ってみて一番いいなと思った機能は、
行頭(行の最初)を記録して、ワンタッチで行頭に移動することができる機能です。

私たち弱視の人は、改行というのが非常に大変で、改行を間違えて、同じ行を読んでしまったり、2~3行読み飛ばしてしまったり・・・なんていうことがしょうっちゅうおきて、それが読書スピードをさらに遅くするんです。

なので、行頭にワンタッチで移動できるというのは、あってもよかったのに今までなかった機能を搭載したこの読書機に興奮しました!!

ぜひ、みなさんも体験会やタイムズコーレポレーションさんに直接問い合わせたりして、この読書機を体験してみてくださいね。

key word アクディブビュー 拡大読書器 弱視 学習 

viwa 奈良里紗

2013年7月21日日曜日

【情報提供】都道府県教育委員会 拡大教科書・点字教科書相談窓口一覧

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。
猛暑がいったんおさまり、ここ数日はすごしやすい日が続きますね。
皆様、おかわりないでしょうか。

さて、本日はたまたまインターネットで見つけたので情報提供をと思い、リンクを張り付けさせてもらいます。

都道府県教育委員会 拡大教科書・点字教科書相談窓口一覧
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoukasho/kakudai/07012915.htm

文部科学省が提供している情報です。

拡大教科書や点字教科書の相談窓口のようです。

こんなものがあったこと、私は知りませんでした。
いつからあったのかなぁ・・・と思いつつ、

拡大教科書や点字教科書が必要だなと思っても、
どうやったら手にいられるのかってみんなわからないことですよね。

また、拡大教科書と一般の教科書どちらにしようか悩んでいる弱視のお子さんも多いようです。

こういうときは、拡大教科書を申請して、
一般の教科書は自費購入して2冊持つというのがベストなようです。

拡大教科書や点字教科書は発行部数が非常に少ないことから、
購入しようとすると、とても高価なのです。

なので、拡大教科書や点字教科書は無償給与してもらい、
一般の教科書は自費でそろえるというほうがご家庭への負担が軽減されます。

上記連絡先に連絡して、どのような対応がなされるのかはわかりませんが・・・
こういう窓口もあるらしいということで情報提供までに掲載させてもらいました。

もっと、具体的な方法、手続き等は、上記連絡先もそうですし、各知道府県にある視覚特別支援学校の教育相談窓口に尋ねてみるとよいと思います。

key word 拡大教科書 点字教科書 文部科学省 窓口

viwa 奈良里紗

2013年6月15日土曜日

拡大教科書を使うとき、先生にお願いしたいこと

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。
梅雨入りして、毎日、雨の日々が続くのかと思いきや、夏のような快晴が続き、
早くも私は夜行性モードに入っています。苦笑

さて、本日は拡大教科書についてのお話です。
最近は、ipadや電子教科書なんていわれるものもでてきて、
1冊の教科書が複数冊になってしまう紙の拡大教科書はどうなの・・・
と思う方もいるかもしれませんが、やっぱり、紙のほうが読みやすい!という
子どももいますので、子どもの状態にあわせて、どの教科書を選ぶかは考えていきたいものです。

拡大教科書でいつも困っちゃうのが2つ!

その1:ページが普通の教科書と違うこと

このことについて、保護者の方は結構厄介な問題だと感じている方も多いようです。
たしかに、授業の最初に「30ページを開いてください」と言われたら、健常児だったら、
ものの数秒で開くことができますが、弱視児となるとそうもいきません。

その上、ほかの子は30ページでよくても、拡大教科書だったら43ページなんていうことはしょっちゅうなんですから、困ったものです。

だからこそ、先生や周囲のお友達の助けが大事。
ページを開くことぐらいだったら、周囲のお友達に手伝ってもらったり、
先生が一言「拡大は43ページね」といってくれればよいのです。

また、教科書によっては、ページ数が2つ書いてあるものもあります。
1つは、拡大教科書でのページ数、
もう一つは一般の教科書でのページ数、
ですので、保護者の方が心配しているほど、大変な問題ではないと思います。

弱視児の担任をされている方やクラスメイトのお友達に、ページを開くことが大変だから手伝ってねということを周知しておくことは必要ですね。

その2 1冊の教科書が複数冊に。

まぁ、これは私の高校時代の世界史の教科書の話ですが、
1冊の世界史の教科書が24分冊になっていました。笑

なので、先生にすごーくお願いしたいこととして、
「置き勉させて!」
ということです。

当然、勉強するために、自宅に教科書を1冊持って帰りますが、
残りの23冊は学校におかせてほしいのです。

自宅に23冊おいておいてもよいのですが、学校にあったほうが授業にあわせて出し入れできるので便利です。

まぁ、こんな話しを書くと、本当拡大教科書って大変・・・と思われるかもしれませんが、
ある意味、周囲の人に大変そうに「見せる」ことも大事かもしれません。

弱視児というのは、「見た目」にそんなに大変そうに思われないんですよね。
だから、周囲からの理解やサポートが得られにくいこともあります。

なので、あえて、「私、大変なのよ」と周囲に「見た目」で「見せる」ことも大事だったりします。

もちろん、思春期ど真ん中の子どもにそんなこと、なかなかできませんけどね。

そうですよ、私もいやでしたから。拡大教科書・・・。
でも、あれがあったから、「お客さん」にならずに勉強できたってのも事実ですけどね。

key word 拡大教科書 配慮 ページ 弱視 学校

viwa 奈良里紗

2013年5月19日日曜日

ipadと拡大読書器、どっちを買うべき?

皆様
こんにちは。viwaの奈良里紗です。
急に初夏らしい陽気になってきましたね。
皆様、おかわりなくおすごしでしょうか。

さて、本日は最近よく聞かれるこの質問に私なりにお答えしたいと思います。
「ipadと拡大読書機、どっちを購入したらよいでしょうか?」
viwaのブログでも紹介しているように、ipadやiphone等のタブレット端末は弱視の人にとってもとても便利なものです。
拡大読書機と大きく違う点としては、使用するために練習を積まなくても直感的に使えるということです。
一方、拡大読書機は練習をする必要はありますが、長時間の独伊書、特に学習面においては必要不可欠なものかと思います。
弱視の人は見え方も人それぞれですので、一概にipadがいいよ!とも拡大読書機がいいよ!ともいえませんが、、、
拡大読書機は19万8000円
ipadは5万円以下で購入できる
ということを考えると、拡大読書機は日常生活用具として申請をして、
ipadは自費で購入するというのがぶなんかと思います。
先日、相談にいらっしゃった方も、学校がipadか拡大読書機いずれかを購入してくれるのだが、どちらを購入してもらったほうがよいかというものでしたが、
拡大読書機を一切使うことがないのであれば、ipadを購入してもらえばよいのですが、もし、拡大読書機があったほうが便利なのであれば、拡大読書機を学校に購入してもらい、ipadは自費で購入することをすすめました。
ipadは有料のアプリを入れる場合には、クレジットカードかプリペイドカードでの支払いになったりして、カスタマイズするとなると、学校に購入してもらったものだと自由に自分が使用できないことも考えられます。
ですので、ipadは可能なのであれば、自費購入があとあと便利ですよ。
とアドバイスしている私が実は大学でipadを購入してもらったのですが、
大学の物品になるので、個人的な使用は控える必要があり、
ipadでメールをみたり、
インターネットに常に接続できる状態にしたり、
色々と制約がかかり、便利な使い方ができなくなってしまうのです。
ipad等はパソコンと同じで回転も早いですが、拡大読書機は1台購入すれば、5~10年ぐらいは使い続けることができるものなので、そういった意味でも購入してもらえる機会があるのであれば、購入してもらったほうがよいかもしれません。
補助具を購入するときって、どっちを購入したらよいのか、そもそもどれを購入したらよいのかと悩みますよね。
そういうときこそ、近隣の視覚特別支援学校やロービジョンクリニック等の専門機関の門をたたいて助言をもらうとよいと思いますよ。

key word 拡大読書機 ipad 購入
viwa 奈良里紗

ipadと補助具の使い分け

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

最近は、各地でipadの講習会があったり、教育現場でipadを単眼鏡の代わりに使用している実践報告がなされたり、何かとipadを補助具のかわりとして活用する方法が紹介されるようになってきました。

皆様はこの状況をどのようにとらえているでしょうか。

特に、小学生~中学生ぐらいのお子様をお持ちの保護者の方々は、補助具を使わせたほうがよいのか、ipadを使わせたほうがよいのか、悩んでいる方も多いようです。

ipadのよいところは、とにかく簡単に使えるということです。
そして、子供たちは補助具よりも簡単に使えるipadにくいついてきます。

従来、補助具は使いたくないものという認識が子供たちの中にもありましたが、ipadはこの気持ちを逆転させ、学校でも使ってみたい!と子供たちのほうからいうようになってきました。

それでは、ipadだけを使えるようにすればよいのか?  
それもそうではないと思うのですよね。
大人になってしまえば、あまり関係ないのですが、子供のうちというのは、できるだけはっきりとしたきれいな像を子供たちに見せることによって、子供たちの“見る力”がぐんぐん育っていきます。

ipadはとても便利なのですが、拡大をするためにできているものではありませんので、拡大をすればするだけピンボケ状態が強くなったり、そもそも、自分でとった写真を拡大することでノイズが大きくなってしまっていることもあります。

単眼鏡やルーペを使いこなす力、きれいなものをじっくり見る時間というのも小学生から中学生にかけての時期は本当に大切です。
ですので、補助具とipadは上手に使い分けて、どちらも使えるという状況を作ることが大切かなと思います。

例えば、動物園にいってキリンの写真をipadで撮影したとします。
子供は簡単なipadのほうで拡大をしてみようとすると思います。
そのとき、「じゃあ、単眼鏡でも見てみようか。」等と声をかけて、ipadだけではなくて、単眼鏡でも同じものを見る機会を作りましょう。

そのとき、ipadで拡大してみたキリンの耳等を単眼鏡で探して、「どう?動いてる?」等と単眼鏡だとipadでは見ることができなかったこういう部分が見える!ということを学習してもらえるとよいですね。

ipadも補助具も、私たちにとってはとても大切な見えづらさをサポートしてくれる機器ですので、上手に使い分け、活用をしていけるように周囲の人が少し気にかけてもらえるとありがたいなと思います。

key word ipad 補助具 単眼鏡 使い分け

viwa 奈良 里紗

2012年5月4日金曜日

思春期の不思議~みんなと同じがいいんです!~

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

今日はちょっと私自身の高校生時代を振り返ってみたいと思います。

というのも、よく学校の先生や保護者の方から、
「せっかく、拡大教科書を準備してもらったのに、学校では全然使ってないんです」

「目が悪いから、座席を一番前にしてもらえるようお願いしてあるのに、席替えに参加して、一番後ろの座席になっちゃって・・・。本人は特別扱いされるのがいやみたいなんです。」

などなどという声をしばしば聞くことがあります。

私自身、高校時代は、授業中にルーペを使ったり、自分のために、わざわざ先生が拡大コピーをしてきてくれた教材をみんなの前で受け取ったり、それに記入して、自分が提出したプリントだけ大きいとか、そういうことが無償に嫌で嫌で仕方ない時期がありました。

一般的にも、思春期って、親と一緒に歩いているところを友達にみられたくなかったり、他人より少し太っていたり、他人より少し髪型が変だったり、何か、他人と少しでも違うことがあると気になる時期なんですよね。

だから、先生や保護者にとってみれば、
せっかく、準備した拡大教材なのでしょうが、
やっぱり、みんなが使っていないものを自分だけ使うというのは、
それなりに抵抗感を感じるものなんです。

今、振り返ると、なんで、あんなに嫌だったんだろうって思っちゃいますけどね。

先生が一生懸命時間をかけて拡大してくれた教材を使って、
もっと、しっかり、勉強すればよかったのに、自分。。。。

と、思いますが、まぁ、それができないのが思春期の不思議なのです。

席替えに参加して一番後ろの座席になってしまったり、
拡大教材を使わなくって、成績が落ちてしまったりしても、
それは全て自分の責任です。

親や先生のいうことをきかないかわりに、
どんなことがあっても、言い訳ができない・・・・
そんな状況を本人に理解させた上で、
好き勝手やらせてあげてみてはどうでしょうか。

成績が有りえないくらい落ちてしまったら、
あぁ、やっぱり、自分は拡大教材を使わないと、
このままだと、進路に関わると感じれば、
自分から、嫌だなと思いつつも拡大教材を使うようになるでしょう。

まぁ、きっと、見ている先生や親にとっては、
子どもの行動がとても歯がゆく、放っておけないような状況なのでしょうが・・・。

私自身もこういう時期があって、
失敗をしながら色々と学んできたので、しばらく、見守ってみてあげてくださいね。

viwa 奈良里紗

2012年2月2日木曜日

アルビノ子育てかんふぁれんす実施報告

皆様こんにちは。viwaの奈良里紗です。本日は、1月21日に実施いたしました子育てかんふぁれんすについてご報告いたします。 年に一度、日本アルビニズムネットワークが開催しているアルビノ子育てかんふぁれんす。今年は、viwaも協力団体として、参加しました。当日は、アルビノのお子さんのいらっしゃるご家族はもちろん、視覚障がいのあるお子さんのいらっしゃるご家族も参加していただき、たくさんの方々に参加いただきました。 13時半より、お子様は託児ルームに預けて、保護者の方々には、ゆっくりと講演を聞いていただきました。テーマはずばり、通常校で学ぶ弱視児の支援を目指してでした。講師には、視覚障害の専門でありながら、通常校で校長先生をされている太田先生。 弱視児が、通常校で学習する上で、どのようなことに困難を感じるのか、また、それらの困難をどのように解消していけばよいのかを丁寧に紹介してくださいました。なかでも、viwaスタッフの渡辺が、自身の経験から予習も大切さを紹介してくれていますが、これとまったく同じことを太田先生がおっしゃっていたことが、大変印象的でした。「復習はしなくてよい!」「明日学習する教科書を一度だけしっかり読んでから学校へいこう」 確かに、私たち、弱視者は、初めて読むものには、時間がかかりますが、繰り返し読んでいるうちに、晴眼者とほぼ同じぐらいの速度で読めるようになるんですよね。私も大学で自分の研究を発表するときには、原稿を何回も読んで練習します。最初は10分ぐらい読むのにかかっていた現行が、練習すると4分ぐらいで読むことができるようになってきます。 ただ、ここで注意が必要なのは、「目が疲れる」ということ。だから、太田先生も「一度でよいから」ということを強調されていたように思います。保護者からの質疑では、「目の訓練の仕方」や「保育園への入園を断られたのだがどうしたらよいか」等、実に、様々な疑問が投げかけられ、太田先生がひとつひとつ丁寧に答えてくださいました。 その後、参加された保護者の方同士で自己紹介をし、交流会の時間を設けました。年に一度しかない情報交換や交流の機会とあって、皆さん、積極的にお話をされていました。 毎回、このようなイベントを開催すると、参加者から「これを知りたい」という要望が多く寄せられます。 どこに住んでいても、どういう状況でも「知りたい」「困ったな」と思ったときに、情報が手に入る社会になるといいですね。

2011年11月4日金曜日

小学校の選択と入学後の配慮について ~私の経験~


こんにちは。 “viwa”の渡辺です。

 小学校の選択について、奈良から概論的な記事か出ていますので、私からはひとつの具体例として、自分の経験を書かせていただきます。 
ただ、今から35年も前のことになりますので、現在とは状況が異なることもあろうかと思います。
それでも、きっと変わらないこともあって、少しでも参考にしていただけることがあればと思います。

 私は先天性の弱視で、当時の視力は右が0.1、左が0.06でした。
斜視、視野欠損もあります。

<私の就学状況>
小学校は横浜市で、公立(横浜市立)の普通校を選択しました。
その後、小・中・高・大と、すべて普通校です。
 小学校1・2年生の時だけですが、弱視学級のある学校に電車通学しておりました。
普通学級で授業を受けた後、放課後にプラス1時間、弱視学級で単眼鏡やルーペの訓練や補習を受けておりました。
弱視学級で単眼鏡やルーペの使い方を習得したことは、未だに仕事・生活の場で活かされており、弱視学級に通ったメリットは大きかったと思っています。

 2年生から3年生に上がるとき、担任の先生の勧めで、弱視学級の無い地元の小学校に転校し、以後は大学まで弱視学級や支援の先生の無い環境で過ごしました。
担任の先生が私の学習状況を見て、これなら弱視学級がなくても勉強についていける、むしろ地元の友達と放課後に一緒に遊ぶような経験が出来た方が良い、と判断してくださったようです。
これば奈良が書いている『教育の場をかえる』一つの例と言えると思います。

<小学校選択のきっかけ>
小学校の選択は、やはり私の両親も大変迷ったそうです。
普通校で大丈夫なのか、盲学校に行かせるべきか。
 普通校に行かせたい気持ちはあったようですが、それを後押しして決断させてくれた一番のきっかけは、当時の主治医の言葉だったそうです。

 当時私は国立小児病院(現・国立成育医療研究センターの前身)に通院しており、そこで故・植村医師から
『この子の見え方なら普通の子供としてやっていける。外見からは障がい者だと分かりにくいので、将来も健常者と同じ扱いをされることが多いはず。だから、普通校に行かせなさい』
と強いアドバイスをいただいたと聞いています。

 弱視学級については、当時の横浜市には一校しかなく、認知度も低い状況てした。
両親は新聞で読んで存在を知ったようです。
母はたまたま記事を見つけたと言っていますが、おそらく、新聞等での情報収集は相当してくれていたと思います。
 その新聞記事を持って、主治医に相談したり、直接その弱視学級に相談に行ったりしたそうです。

<学習環境・配慮など>
私が1・2年生のときに通っていた小学校は、京浜工業地帯のど真ん中にあるような学校で、周辺は住宅より工場の方が目立つような立地だったため、生徒数はかなり少ない学校でした。
1クラス35人程度て、1学年に2クラス。
今思えば恵まれた環境だったように思います。 
普通学級で特別に配慮していただいたこととしては、
座席を前から2列目にしていただいたこと
入学当初に担任の先生が何度か板書の文字の大きが十分か確認して下さったこと
などがあります。
 ただ、そういったいわば“ハード的”な配慮も大事でしたが、私にとってより大きかったのは“ソフト的”な配慮だったように思います。

例えば、担任の先生は私のことをよく“適度に”おだててくれていました。
授業中に手を挙げて正解を言ったり、国語の教科書がスラスラ読めたり、宿題をきちんとやって来たり、そういったちょっとしたことを『さすが渡辺くん!』とう感じでよく褒めてくれました。

ときには、他の生徒の前で褒められることもありました。
ちょっとした事ですが、そういった事の積み重ねが、自信に繋がっていったのだと思います。
今思うと恥ずかしいですが、当時の私は勉強にはそれなりに自信を持っていました。

 配慮とは少し違いますが、もう一つ。担任の先生の言葉で私にとって大きかったのは、国語の授業て教科書が新しい章(単元)に入る前に『必ずお家でお父さんかお母さんの前で教科書を3回読んで来なさい。そして、教科書に、3回読みましたって書いてもらって来なさい』という宿題というか、アドバイスです。

これについては、別の記事に詳しく書いておりますのでそちらをご参照ください。
記事のURLは下記です。

<友達関係> 
友達関係については、担任の先生がおだててくださった効果で、クラスメイトから『勉強ができる子』として一目おかれるようになっていたせいか、 1・2年生の時はいじめられることもほとんと無く、大きな問題はありませんでした。

ただ、休み時間に校庭で遊ぶ時、離れたところにいる友達を自分から見つけることができないので、はぐれてしまうのがとても心配だったり、そういったちょっとした悩みはありました。 
友達関係では、むしろ小学校3・4年生の頃の方が悩みが多かったように思います。
この頃についても別の記事で書いておりますので、そちらをご参照いただければと思います。
記事のURLは下記です。

以上、長々と書いてまいりましたが、いろいろな情報収集をし、普通校への入学を決断してくれた両親、そして、適切なアドバイスを下さった主治医の先生、小学校1・2年の担任の先生に、今でも感謝しております。


2011年11月2日水曜日

小学校選びの考え方

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

2007年4月に特別支援教育が開始され、4年がたちました。
皆様は、制度がかわったことによる変化を実感されることはありますか?

個人的には、以前にもまして、学校選びが難しくなっているのかなと感じています。

都道府県にもよりますが、小学校を決めるとき、
1.視覚特別支援学校(盲学校)
2.弱視学級
3.通常学級
と、大きく3つから選ぶことができます。

どこに就学するにしても、メリット・デメリットがあり、
個々人の状況に応じて、今、考えられるベストな就学先を決めるようになります。

確かに、小学校6年間の学習の場を決めるわけですから、
慎重に考える必要はあると思います。

たとえ、通常学級への就学を決めていたとしても、
情報収集のため、盲学校や弱視学級に一度は足を運んで、
利用できるサービスがあるかどうかを聞いてくる必要はあるでしょう。

でも、最終的に決断をするのは保護者にゆだねられます。

「ここで、判断をあやまったらどうしよう・・・・」
と、不安に感じられる保護者の方も多いようです。

最終的に、「ここの学校でよかったね」と感じられるようになるのは、
お子さんが学校を卒業して、何年もたってからになりますから、
本当に子どもにとって、よい決断ができるかどうか、悩みすぎることはないと、
私は個人的には思っています。

むしろ、どの小学校に決めても、子どもが成長していくなかで、
解決せねばならない問題が生じます。

問題が生じたときに、
「あのとき、こっちの学校にしておけば・・・」
と後悔するのではなく、
今、ある資源の中でその問題をどのように解決していくかを
前向きに考えていくことが重要だと思います。

障がいのある子どもを育てていると、
つい、健常な子どもと比べて、問題を敏感に感じてしまうことがありますが、
健常な子どもであっても、日々、色々な問題を抱えています。

あとは、柔軟な考え方をもつことでしょうか。
子どもの成長とともに、小学校1年生のときよいと思われた教育環境と、
小学校4年、5年になってよいと考えられる教育環境が変化することもあります。

そういうときは、教育や医療等の専門家に相談し、適切なアセスメントをうけたうえで、
教育の場をかえるということも選択肢としてあり得ると考えておいていただくとよいのかと思います。

話は少しかわりますが、
聴覚障がいのある子どもの場合、初等教育の中でしっかりとした日本語能力を身に着けさせたいという希望から、小学校段階は聾学校を選択する家庭が多くあります。
そして、初等教育の中で、ある程度の日本語能力を身に着けられたところで、
中・高校は通常校に進学するケースが多いようです。

視覚障がいの場合は、まったく逆なんです。
中・高校になると、盲学校の在籍生徒数が急増する傾向があるんです。

これには、色々な背景がありますので、
一概に視覚障がいがあると、中・高校の勉強を通常校で学ぶことは難しいというわけではないのですが、
障がいの特徴によって、こんなふうに、教育の場の選び方がかわってくるのだなぁという一例です。

小学校の選び方についてまとめますと、
要するに、1+1=2のように、はっきりと決まった答えはないということです。

色々と情報収集をしたうえで、
専門家からのアセスメントを受けたうえで、
今、最もよいと思われる教育の場を選択すること、
そして、選択したあとも、問題に感じることは起き続けるので、
その都度、前向きに問題に取り組んでいくこと、
さらに、成長とともに、教育の場をかえるということも考えられること、
これらを念頭において、就学先を考えてみてはいかがでしょうか
という、あくまで、私個人からの提案です。

key words 就学 視覚障がい 聴覚障がい 特別支援教育

viwa 奈良里紗

2011年5月10日火曜日

<Q&A>体育の授業はどうしていましたかーまずは安全を確保ー

皆様


こんにちは。viwaの村上です。

今回は、前回ご紹介した私の体育の経験談の続編です。
前回の記事はコチラ↓↓
��Q&A>体育の授業はどうしていますか?
http://www.viwa.jp/article/198092724.html

前回の記事もあるように、私は以下2点を注意していました。
��.ちょっとした工夫(配慮)
��.何より安全確保・

前回は、1についてご紹介したので今回は
��.何より安全確保・

について紹介します。


これはあくまで私個人の経験ですが、
私は小中と普通学校に通う中で、周りの友達と同じように授業をうけたいという思いがとても強かったです。
そのような思いもあってか、体育の球技であっても、ちょっとした工夫をしながら同じように授業に参加していました。

ですが、ちょっとした工夫をしながらも、危険を感じてしまう時がありました。


例えば、
跳び箱や棒高跳びです。

自分から障害物(跳び箱や棒など)に向かって助走をつけ、障害物を超える(演技する)場合、
障害物との距離感がどうしてもつかめず、踏み切るタイミングを誤って障害物にぶつかってしまうことがありました。
また障害物の前にある踏切大に気づかずに、つまずいてしまうこともありました。

そこで私は、スタートラインから障害物までの距離を測るのではなく、障害物から歩幅を逆算しながら距離感をつかむようにしていました。

ですが、一度つまずいてしまったりすると、どうしても恐怖感がぬけきれませんでした。
実際、大勢で体育の授業をうけている場合、私だけに誰かがつきっきりでサポートする環境が整っているわけでもありませんし、他の生徒も自分自身の協議に一生懸命取り組んでいます。

このような時、私は危険だと感じた時には、正直に先生にそのことを伝えて、見学や別の協議への切り替えをお願いするようにしていました。

ソフトボールやハードル走も同じようにしていたと思います。


また体育の時には、自分から危険なことをしないようにする工夫も大切だと思います。

例えば、
幅跳びやハンドボール投げ、マット競技などです。

自分が協議をする時に、もしかしたらその前の人がまだ協議をしているかもしれません。あるいは、ちょうど片付けや準備をしている状態かもしれません。

見える・見えにくいに限ったことではありませんが、
自分が協議をする時はしっかりと声を出すなど、相手に伝えることが必要だと思います。
見えなかったから、前の人にぶつかってしまった。そんな状態にはなりたくないですよね。

危険とは少し違うかもしれませんが、
プール協議についても、塩素などによって目を傷めないか、悩んだことがあります。

この時、私はかかりつけの眼科の先生や学校の保健室の先生に相談するようにしていました。
病院の先生に相談することで私自身安心しますが、学校の先生方も安心するようでした。
場合によっては、ゴーグルをかけるなど、ちょっとした工夫もできるかもしれません。



体育の授業は、ちょっとした工夫で参加できることも増えますが、
ちょっとした間違いで危険が及ぶことがあることを忘れないようにしたいですね。

いろいろな方と相談しながら、よりよい体育の受け方を考えていきましょう。


Key word
跳び箱, プール, ふみきり台, ゴーグル, 危険

2011年4月20日水曜日

学校の健康診断で配慮してほしいこと ~体重を読み上げられたら・・・~

皆様


こんにちは。viwaの奈良里紗です。

4月は新学期にちなんだテーマで書いておりますが、
今回は「健康診断」について取り上げてみたいと思います。

毎年、学校では4~5月に健康診断が行われるところが多いかと思います。
「健康手帳」をもって、保健室にいったり、指定された教室にいったりして、
身長、体重はもちろん、視力や聴力、歯科検診等、様々な検査があります。

ここからは検査別に紹介していきます。

・身長・体重測定
男女わかれて行われるものですが、
先生が気を使って身長や体重をわざわざ口頭で教えてくださることがありました。
確かに、普段の生活では何かと口頭で教えてもらえるとありがたいのですが、
こういったプライベートな情報を口頭で伝えられるのはあまり嬉しくありません。
周囲の友達に自分の体重だけ知れ渡ってしまう・・・女子高生の私にとっては最悪の事態です。
あらかじめ、自分でみるので大丈夫ですとか、紙に大きく書いて伝えてもらうとか、
予防しておくとよいですよ。笑

・視力検査
視力検査については、私は何度も嫌な思いをしています。
視力0.1未満になれば、通常、5メートル離れて行う視力検査の
一番上の一番大きな文字を見ることもできないのです。
それにも関わらず、視力検査をしようとされます。
視力検査は内科検診などと違い、大勢の人が並んでいる中での検査です。

見えない、見えにくいことは自分でわかっていても、
それを大勢の人にさらされるのはけっこう苦痛です。

視力検査については、
「自分だけやらない」
あるいは、
「自分だけ個別にやる」
などの配慮をしてもらえると嬉しいです。

ちなみに、私は大学に入った今も、視力検査では毎回困っています。
皆さんが身体測定や健康診断で嫌な思いをされないことを願っています。


私の経験として体重測定と視力検査のネガティブな体験、
これって事前に防げたことだなぁ~と思ったので紹介させていただきました。

key words
健康診断, 体重測定,見えない, 見えにくい, 視力検査

2011年4月19日火曜日

新学期に困ること アレ?担任の先生はどこにいるの??汗

皆さん

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

桜満開に胸躍らせていたら、ここ数日間の強風ですっかり散ってしまい、
ちょっと残念な気持ちになっています。
皆様はお花見、いかれましたか。

さて、4月といえば、新学期・新年度ということで、
新しい環境での生活を送られている方も多いのではないでしょうか。

私の場合、
新生活といえば、楽しさ半分、不安半分というのが本音でした。

新しいクラスメイトになれば、
顔と名前を一致させるのに半年はかかります(私は覚えが悪かったので・・・)

新しい昇降口、下駄箱の位置を間違えないか、ひやひやします。

係決め、自分でもそつなくできそうな役割を一生懸命考えます。

内心、色々とビクビクすることもあります。

学校の先生方からは、
「何に配慮すればよいですか」
と、中学生、高校生になると本人に聞かれるようになります。

こう聞かれても、
今自分が何に困っていて、
それをどうすれば解決できるのか、
なかなかわからないものです。

こういうときこそ、先輩たちの「体験談」を参考に、
これからどういうことに困るのか、
自分も共感できることがあった場合、先輩たちはそれを
どうやって解決していたのか、その参考にしてもらえたらと思います。

必ずしも、自分の全てを一致する状況ではないかもしれませんが、
そこには何らかのヒントがあるかもしれません。

また、聞きたいことは、遠慮なくviwaに聞いてみてください。

・・・前置きが長くなりすみません。

今回は、意外と盲点かなと思う職員室に関するお話です。

職員室って、用事がない限り、できるだけ出入りしたくない部屋ですよね。笑
悪いことをしたわけではなくても、職員室に入るときって
なぜか緊張したりしますよね。

盲学校では当たり前のように生徒が
「○○先生、いらっしゃいませんか?」
と聞けば、先生のほうから出向いてくれます。

しかし、通常校ではなかなかこうはいきません。

特に、新学期。
職員室も席替えをしているんですよね。

担任の先生を探したくても、
席がわからない状態ではなかなか難しいのです。

そこで、新学期のオリエンテーションの一つに、
職員室の配置についても教えておいてもらえると助かります。

座席表があるならば、
それを拡大して、最低限、担任の先生や自分の学年に関係のありそうな
先生の座席の位置を確認しておくことができれば、だいたいの目星をつけて、先生を探すことができます。

「そ~んなことしなくても、周りの先生に聞けばよいじゃないかー」
と思う方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん、それができればそうしたほうがよいでしょう。

でも、私が高校生のときには、
「人に聞く」
ということがなかなかできませんでした。

恥ずかしい、
何て聞けばよいのかわからない、
聞いてみたけど、わからなかったらどうしよう、
などなど、
色々な気持ちがあって一番簡単な方法であると知りながら、
なかなか行動にうつせない歯がゆさがあるのです。

周りの人の手を借りるということを
少しずつ学んでいくことも大事ではありますが、
工夫次第で自分一人でできるということを実感することも
大事な時期だったなぁと当時を振り返り思います。

新学期は本当にたくさん不安なことと出会います。
でも、それを一つひとつ解決していくのもまた学びなのだと思います。

皆さんは、新学期、どんな思いでがありますか。
こんなことで困ったな~
こんな友達の助けでふっきれたな~
など、人によって色々な経験があると思います。

これから新学期を経験する後輩たちへ
何かメッセージのある方はどうぞおよせくださいませ。

key words
新学期, 学校, 席替え, 担任,

2011年2月10日木曜日

権利と責任は紙一重

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

今回は、いつもとは少し違った視点で書いてみます。

こんな経験ありませんか?

��.「白杖(はくじょう)は人目が気になるからもちたくない」
��.「みんなと同じ教科書がよいから拡大教科書(点字教科書)は使わない」
��.「メガネはださいから、コンタクトにしたい」

これらは全て「~したい」と思っていることですから、
自分で判断し、それを遂行する「権利」があると思います。

ところが、これらにはそれぞれ権利を主張し勝ち取ることによって
生じる「責任」もあります。

��だったら、
白杖を持っていれば事故にあうリスクも少ないですし、
万が一、事故にあっても相手に責任が生じることが多くなります。

ところが、白杖をもっていないで事故にあった場合、
「目が悪いのに、白杖をもって歩いていないほうが悪い」
となってしまい、自分を守ることができません。

��だったら、
配慮を受けるかどうかの選択権限は本人にありますが、
配慮を受けずに成績が下がっても、学校のせいにはできません。

��だったら、
メガネではなく、コンタクトにするリスクを理解した上で、
コンタクトにする必要があります。
例えば、目の病気によっては、コンタクトにすることで悪化することも考えられます。
悪化してもよいから、おしゃれでいたいと思い、コンタクトにし、
視力が悪化してもそれは自己責任でしかありません。

視覚障がい当事者、あるいは保護者は、
何かの判断をするとき、あるいは、主張をするとき、
それによって生じる「責任」についても考えてみてくださいね。

そして何より、こういったリスクを
本人や家族が十分に理解し、話し合った上で
それを行うことが大事だと思います。

視力は悪化させないほうがよい
というのは誰もが思う正論です。

でも、視力が悪化してもよいからやりたいこと、
挑戦したいことがあることもあります。

視力を失うことで、自分の決断を後悔するかもしれません。

でも、もしかしたら、視力もかわらず、充足感を得られるかもしれません。

色々な可能性を踏まえて、最終的な決断は本人にゆだねられます。

必ずしも、正論と同様の道を歩まないこともあるでしょう。
でも、それが納得の上のことでしたら、それを応援、サポートしてあげてほしいなとも思います。

結論のでない話題ですが、
それぞれに考えてもらいたいなと思って
話題提供をさせてもらいました。

あなた自身に今決断が迫られていることはありませんか?

viwa 奈良里紗