2015年9月18日金曜日

澤村祐司さん リサイタルのご案内

こんにちは。
viwaの優希です。

今回は10月10日に開催されるリサイタルのご案内です。
以下案内文です↓

========ここから========

リサイタル開催のご案内です

 季節はすっかり秋めき、日の光の恋しささえ覚えてしまうような涼しい風が、街中をわたっております。皆様におかれましては、お変わりなくお過ごしの事と存じます。

 日頃は私の音楽活動に際し、温かな応援や励まし、ご助言を賜りましてまことにありがとうございます。
 おかげさまで、多くの方々とのご縁を頂き、充実した日々を過ごす事ができております。

 さて、この度、私 澤村祐司は、来る十月十日、紀尾井ホールにて、初めてのリサイタルを開催させていただく運びとなりました。
普通文字のチラシ画像(PDF)添付させていただきました。

 日本の伝統である箏曲の道を歩み始めてから二十年を迎え、自身で描いていた夢の一つを形にしたいと思うようになりました。

 そこで、これまで育てて下さった師匠 金津千重子先生と、折にふれ、美しい音色を拝聴していました尺八の、善養寺惠介先生をお招きして、新たな一歩を踏み出したいという思いに至りました。

 今回は、百年程前に作られた宮城道雄作品と、二百年以上前に作られた古典作品で構成しております。

 皆様におかれましては、ご多用中とは存じますが、お運びいただき、ご助言をいただけましたら幸いでございます。
どうぞ宜しくお願い致します。

 当日は、それぞれの演目に秘められた、音や間の魅力と、日本の風情を感じていただけるよう、心を込めて演奏したいと思っております。

 それでは、天候不順な日が続いております。どうかご自愛ください。

  平成二十七年 九月吉日
                     
                    澤村祐司
https://mail.google.com/mail/u/0/?ui=2&ik=61bb9f19a6&view=att&th=14fd8c0fd4320813&attid=0.1&disp=inline&safe=1&zw
               

========ここまで========
                          

2015年9月17日木曜日

高校進学にむけて中学時代にやっておくべきことって何ですか?

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

さて、高校進学にむけて中学時代にやっておくべきことって何かなぁ?という質問をいただきました。

「やっておくべきことはこれです!」という明確な答えがあるものではないような問なのですが、私なりに考えてみました。

以下はあくまでも私個人の考えなのでこれがすべてというわけではないことを申し添えます。
私自身、通常の高校に通っていて、とても助けられたなと思うのは、友達、先生、両親、ボランティアさんからの支援です。

高校は学習する量が多いとういこともあり、とうてい私一人の力で学習を進めることはできませんでした。

私の場合は、友達に毎日のように勉強に付き合ってもらったり、教科の先生には拡大コピーをお願いしていました。

チャイムがなって先生が教室に入ってきて私の顔をみると、「あっ」といってまた職員室に戻ってしまう、そんなことが何度もありました。

私自身は、私の拡大コピーをするために先生が職員室に戻り、先生にもクラスメイトにも迷惑をかけて申し訳ないと思っていたし、恥ずかしい気持ちもあって、先生がわざわざ拡大コピーをしてくれることが素直に嬉しいとは思えませんでした。

でも、実際問題、拡大コピーの資料がなければ、私の一時間は勉強になりません。

恥ずかしくてなかなか支援をお願いできないという時期もありましたが、高校3年生になると余裕がなくなってそうもいってられなくなってきました。

オープンキャンパスに行くということ一つとっても、当時の私は一人では行けませんでした。

なぜかというと、電車の乗継、最寄駅から大学までのアクセス、これらを一人で移動するだけのスキルがなかったのです。

なので、私は必ず友達を誘ってオープンキャンパスにいっていました。

私の場合、高校時代には
・補助具活用スキル
・見知らぬ人に支援を求める力
これらがほとんどありませんでした。

なので、ひたすら友達、先生、両親に困ったことを伝えて、助けてもらっていました。

逆にいうと、高校時代に視覚補助具の活用が十分にできて、見知らぬ人に支援を求めることができたら、こんなに友達に頼らなくてもよかったのかもしれません。

いずれにしても、上記2つのスキルは大学に入ってからも必須スキルなので中学時代から意識して徐々に身に着けられるとよいですよね。

もう一つ、私が個人的に大切だなと思っていることがあります。
これまで高校から盲学校に入ることにしたという弱視の人の多くが、「学力的についていけなくなった」「精神的につらくなってきた」をあげています。

盲学校=いざとなったときの逃げ場
そう考えるのは少し違うのかなと思っています。

通常中学にいったものの3年間ほとんど授業がわからず、中学3年間の学習がすっぽり抜け落ちているという人もいます。

そうなる前に、対応を検討すべきではないでしょうか?

通常中学の中で「できない」という劣等感や失敗経験の積み重ねで自尊心ががたがた
・・・

そうなる前に気づいてあげるべきではないでしょうか?

小学校高学年ごろから思春期に入り、お子さんとのやりとりは難しくなっていくと思いますが、「通常校にいきたい!」という気持ちを一番大切にするのではなく、「自分が一番輝ける、楽しめる学校にいきたい」という観点を大切にしてほしいと思います。

もちろん、最初は未知の盲学校に抵抗を覚えることもあるでしょう。
ただ、サマースクールや学校公開のように盲学校を見学できる機会があったら足を運んでみてください。

「あなたにはこういう学校へいくという選択肢もあるんだよ」ということを教えてあげてほしいです。

私自身は友達にめぐまれ、先生に恵まれ、学校に恵まれ、支援リソースに恵まれました。
また、私自身の楽観的な性格もあり、通常校で楽しい青春時代をすごすことができました。

でも、こうも思います。
もし、盲学校にいっていたら、私の人生はどうかわっていたんだろうと。

高校進学にむけて中学時代にやっておくべきことは、「自分にあったが校探しをすること」なのかなと思います。

viwa 奈良里紗

2015年9月16日水曜日

シンポジウム ブラインドスキーサミット2015のご案内

こんにちは。
viwaの優希です。

今回はブラインドスキーに関するシンポジウムのご案内です。
以下案内文です。

========ここから========

2015年8月吉日
視覚障害者支援に関わる皆様
報道機関の皆様
かながわブラインドスキークラブ
30周年記念事業実行委員会

30周年記念事業 “サロン”開催について

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
 さて、かながわブラインドスキークラブも今年で設立30周年を迎えることができました。これもひとえに皆様方のご支援・ご協力のおかげと、心から感謝しております

 そこで、クラブの設立30周年を記念してイベントを企画いたしました。
雪上スポーツとしてブラインドスキーを実施されている団体の方々を県内外からお招きして「シンポジウム-ブラインドスキーサミット2015」を開催いたします。この企画を通して、他団体との相互交流・情報共有を行い、今後のブラインドスキーの継続と更なる発展に繋げたいと思っております。
ご多忙とは存じますが、お誘いあわせの上、ご出席いただきますようお願いいたします。
敬具


シンポジウム ブラインドスキーサミット2015
日時:2015年10月3日(土) 13:00~16:30
会場:神奈川県ライトセンター
〒241-0821 神奈川県横浜市旭区二俣川1-80-2
内容:
ブラインドスキーを実施している他団体の方々と誘導方法、パートナー育成及各団体が抱える問題や課題を討議します。また、討議を通じて交流を深めます

参加費:無料
以上

========ここまで========

2015年9月3日木曜日

白黒反転手帳「TONE REVERSAL DIARY」のご紹介

こんにちは。viwaの村上です。
今日は、コントラストがわかりやすい手帳をご紹介します。
弱視当事者が作成したものですが、写真の通りデザインもとってもクールです。


====ここから=====


株式会社アーチャレジーの浅野絵菜と申します。

弊社では、視覚障害者を含めどなたでもお使いいただけるような製品・サービスの開発提供をしています。
今年の2月に起業したばかりではございますが、皆さんのご要望に応えられるように頑張ってまいりたいと思います!



さて皆さんは、白黒反転手帳「TONE REVERSAL DIARY」はご存知ですか?


この手帳は、黒の紙に白インクで印刷されたスケジュール帳です。
黒地の手帳にすることで、眩しさを抑え、書き込みやすく、読みやすい手帳に仕上げています。
もちろん書き込む際には白いペンを使用します。

今年は20154月始まりのマンスリータイプと12か月分のフリースペースという構成のものを白いペンとセットで販売しています。

視覚障害関連の展示会に出展させていただいたり、オンラインショップやいくつかの福祉施設で紹介していただき、
多くの方から好評をいただきました。

そして現在は来年の手帳制作をしています。ユーザー様からいただいたご意見などを参考に改善し、より高品質なものをお届けしたいと思っています。
その制作にあたり、ただいま「クラウドファンディング」を行っています。
クラウドファンディングとは、あるプロジェクトをネット上で公開し、多くの方から支援を募る、新しい仕組みとなります。
プロジェクトの内容を読み、共感したり応援したいという気持ちを、「引換券購入」という形で支援ができ、そのプロジェクトの目標金額が達成すると成功となります。
引換券の内容は、お礼状であったり、完成した商品で有ったりと様々です。
仕組みがややこしいため、理解が難しいとは思いますが、このような仕組みです。

白黒反転手帳が弱視のある方含め、多くの方にとって読みやすいものである、
そして弱視という存在を、多くの方に知ってもらえるのではないかという想いがあります。
こちらがそのURLです。
https://readyfor.jp/projects/tone_reversal_diary2016


先月からクラウドファンディングを始め、9月6日で終了と残り日数は少ないですが、先日多くの方からの支援をいただき、達成率が80%を超えました。しかし達成の100%には辿り着いていません。
まだまだご支援や拡散のご協力を、友人や知り合いの伝手、SNSなどでお願いをしております。
この記事を読んでくださった方にも是非多くの方への拡散のご協力と、ご支援をお願いしたいと思っています。

もしご不明な点やご質問などございましたら、ご遠慮なく下記メールまでお問い合わせください。
info@archalle.co.jp


それでは、よろしくお願いいたします。
多くの方の手に私たちの白黒反転手帳が届きますように…。

株式会社アーチャレジー http://archalle.co.jp


浅野絵菜