2015年10月17日土曜日

細かいところまで配慮された結婚式に感動

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

先日、大学時代の大切な友達の結婚式に招かれました。
大学に入って初めてであった友達であり、今思い返しても彼女との出会いは私の大学生活をとても豊かなものにしてくれた一人だと思います。
そんな彼女の結婚式に、私は感動しましたので、少しご紹介させていただきます。


結婚式へのご招待をいただいたときからこまごまとしたことなのですが事前にいろいろな確認をしてくれました。

・招待状はメールで送ったほうがいい?
・出欠の返信ハガキ、大変だったらメールでもよいよ
・当日配布するペーパーアイテムがあるんだけど事前にメールで送ったほうがいい?
・席の場所の希望はある?
・当日流すムービーは事前にデータでわたそうか?
などなど、実に細かく確認をとってくれました。

私は花嫁さんに負担をかけたくないという気持ちもあったし、ムービーやペーパーアイテムは当日のお楽しみというところもあるので、
事前ではなく当日で大丈夫だよと伝えました。

ただ、招待状の中に当日二人にむけたメッセージを書く紙が入っていたので、これだけは事前にメールで送って代筆をお願いしました。
結構、当日、受付で二人へのメッセージを書くという機会が多いのですが、その場で代筆してもらうとなると、代筆してくれる人に気を遣ってしまってあまり長い文章をかけなかったり、ありきたりなことしかかけなかったりするので、事前に二人へのメッセージを送れたのは私としても嬉しかったです。

いよいよ、結婚式当日。
久しぶりに大学時代のメンバーを顔をあわせて、なんだか大学生に戻ったような気分で結婚式へ。
挙式は和装で私はipad片手に一生懸命花嫁の姿をおっていました。
今回の結婚式、新郎新婦は二人とも聴覚障がいがあり手話での挙式でした。

全部、手話で話していたらどうしようーと若干思ったのですが、当然、手話がわからない列席者もいるため、新郎が手話で新婦が声をだして誓いの言葉等を話していまし
た。

挙式が終わり、次は披露宴です。

披露宴会場に入り、席に案内されてビックリしたのはスクリーンの目の前の席だったということです。
しかも、自分から見て真正面にスクリーンがあり、そのすぐ左隣に新郎新婦の席がありました。

この席次が嬉しかったのは、ipadや単眼鏡等でスクリーンをみようとした場合、スクリーン全体が入るある程度の距離と真正面から見れるということが必要です。


そして、終始、いい披露宴だなぁと感じていた理由が途中でハッキリわかりました。

それはBGMとマイクのボリュームです。

式によっては、演出の一つとしてBGMが考えられていて、かなりのボリュームで流されています。

音楽と司会者やスピーチをしている人の音声がかぶってしまい、聞き取りにくいと感じることもあります。

しかし、この披露宴では、だれも話していないときに少しボリュームを大き目にしてBGMの演出をする以外はかなりボリュームをしぼっていました。

私たち視覚障がい者は、見えない分、聞いて楽しむというところがあります。

なので、盛り上がっている場面でBGMも最大ボリュームでかつ司会者の人が話をしていると聞き取りにくいことがあるんです。

加えて、私は難聴があるということもあり、それは一層そう感じるのです。

全ての場面で音のボリュームにかなり気を付けているように感じました。

もちろん、席の配置やボリュームのことだけではなく、お料理も大変おいしかったし、何より新郎新婦の素敵あ笑顔が最高でした。

おもてなしをテーマにした結婚式だったようですのが、それは大成功だったと思います。

お二人とも末永くお幸せに。

viwa 奈良 里紗

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