2016年6月5日日曜日

NHKラジオ第一放送「ラジオ深夜便」  午前4時台「明日へのことば」&展覧会 つなぐ×つつむ×つかむ: 無視覚流鑑賞の極意


こんにちは。
viwaの岩池です。

今回は6月11日放送のラジオ番組のご案内と、兵庫県立美術館で7月2日(土)~11月6日(日)の期間で開催される展覧会のご案内をさせていただきます。
以下案内文です↓

**ここから**
■6月11日(土)
NHKラジオ第一放送「ラジオ深夜便」
午前4時台「明日へのことば」

※午前4時台というのはアバウトな表現ですが、通常は4時5分前後までニュースをお伝えした後で、「明日へのことば」が約40分間放送となります。
ただ、生放送なので弾力的な部分もあり、「もし録音をなさる場合は、午前4時~5時という幅で行っていただくのが安心です」ということでした。

早朝のラジオ番組の宣伝だけでは申し訳ないので、次に展覧会の案内です。
7月2日~11月6日に兵庫県立美術館で開催される企画展に全面協力します
来場者がアイマスクを着けて、彫刻作品にさわるという展示内容です。
ここまでなら、さほど珍しくないですが、今回は僕が音声ガイドを担当します。
実際に彫刻作品に触れながら、その印象、さわり方のポイントなどを自由に喋る「生の声」を音声ガイドとして収録しました。
視覚障害者が作品を触察する「実況中継」を音声ガイドとして用いるのは世界的にもユニークで、来場者はこの音声ガイドを聴きながら彫刻にじっくり触れることになります。
正直、賛否両論があるだろうし、「広瀬は喋り過ぎ」「もっと自由に触察させろ」という批判の声も出ると思います。

でも、実験的な試みであるのは間違いありません。  

以下に展覧会の詳細情報を記します。
小規模な展示ですが、会期が長いのが嬉しいです。
本展覧会については、今後さまざまな形で情報提供していきます。
まだ関連イベントの参加受け付けは始まっていませんが、とりあえず日程のみをお知らせします。
会期中にぜひ兵庫県立美術館にお出かけください。

広瀬浩二郎
①展示概要
全盲の文化人類学者・広瀬浩二郎さん(国立民族学博物館准教授)の声によるガイドで、視覚を使わずに作品を鑑賞します。
「無視覚流」とは、視覚障害者の美術鑑賞の疑似体験ではなく、触覚、さらには全身の感覚を総動員して作品を「みる」行為です。広瀬さんとともに手を伸ばし、作品にじっくり触れてみましょう。
あなたの手のひらから、「目に見えない」作品の魅力を探る新しい美術鑑賞が始まります。
②展覧会タイトル
つなぐ×つつむ×つかむ: 無視覚流鑑賞の極意

③会場と会期
兵庫県立美術館
7月2日(土)~11月6日(日)


④関連ワークショップ、講演のタイトル
7月23日 ワークショップ(一般)「触る感動、動く触感ーー触角人間になろう!」
8月6日 ワークショップ(子ども)「テでさわる、カラダがさわる、ココロにさわる」
9月19日 講演「人生の触り方ーー『無視覚流』の極意を求めて」


**ここまで**

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