2016年6月5日日曜日

日本福祉のまちづくり学会 身体と空間特別研究委員会 連続セミナー「視覚・聴覚・触覚に関する基礎講座」 第4回「さわること」のご案内


こんにちは。
viwaの岩池です。
今回は 2016年6月17日(金)に都内で開催されるセミナーのご案内です。
以下案内文です↓

====ここから====
日本福祉のまちづくり学会 身体と空間特別研究委員会
連続セミナー「視覚・聴覚・触覚に関する基礎講座」
第4回「さわること」のご案内
身体と空間特別研究委員会 委員長 原 利明


1. セミナーの趣旨
公共交通機関や公共施設のバリアフリー化といえば、従来は、床面の段差をなくすことや昇降設備の設置などを意味していました。
一方、近年では、光環境(視環境)や音環境の整備に関する問題も指摘されるようになりました。
それらは、東日本大震災後の停電・節電にともなって一時消灯・減灯がおこなわれたことや、JISほか各種の規格およびガイドラインにいわゆる「音サイン」が規定され始めたことなどに対して、障害当事者から微妙な違和感が提示されたことに起因する議論でもあります。
このような動向を、私たち「身体と空間特別研究委員会」は、より本質的な議論をおこなうための契機にしたいと考えました。
みなさんは、バリアフリーやユニバーサルデザインなどと呼ばれる分野が、今後どのような方向を目指すべきなのか、具体的なイメージをお持ちでしょうか。
この連続セミナーは、身体のさまざまな器官(眼や耳など)を通して空間の一端(光や音などの情報)を受けとり、空間の性質(移動可能性や危険性など)を理解し、そして身体のさまざまな部位(手足や骨格など)を用いて空間を利用する(移動する・危険を回避する・乗り物を使うなど)といった人間の行動や人体の構造について、基本的かつ本質的なことを再確認する場となります。
学会内外の研究者だけでなく、都市計画家・建築家・デザイナー、行政官や事業者のみなさまなどにも広くご参加頂き、知識を深め、まちづくりや施設計画に役立てて頂ければと願っています。(本セミナーは建築CPD2単位を予定しています。)
今回のテーマは「さわること」と題しました。
講演1では、ヒトの触知覚の基礎的な知見を解説するとともに、視覚障害支援に関する応用研究の事例を紹介します。
講演2では、視覚障害者が実際に点字や触知案内図をどう使っているか、どういう情報が欲しいかを知り、実際に公共空間などに設置されている点字表示板や触知案内図の実態を標準化のルールに則して解説します。
講演3では、歩行時の触知覚の使われ方を考えるとともに、最近床のデザインによる情報提供を試行している事例などを紹介します。
最後に、会場の参加者からの質疑を受け、議論をおこないます。

2. 開催日時と場所
日時 2016年6月17日(金)18:30~20:30
会場 日本大学理工学部 駿河台校舎1号館 151号教室
地図 http://www.cst.nihon-u.ac.jp/information/surugadai.html
   ※会場が変更となっておりますので、十分にご注意ください!!!


3. 主催等
主催 一般社団法人 日本福祉のまちづくり学会 身体と空間特別研究委員会
後援 公益財団法人 交通エコロジー・モビリティ財団


4. プログラム
18:30~18:35 趣旨説明
 原 利明(鹿島建設・身体と空間特別研究委員会委員長)
18:35~19:05
 講演1「人の触知覚特性と視覚障害支援に関する応用研究の事例紹介」
 土井 幸輝(国立特別支援教育総合研究所)
19:05~19:35
 講演2「見えない人が、さわって文字や図を理解するために必要なこと
    ~ 点字・触知案内図の使われ方と、公共空間での設置の実態 ~」
 和田 勉(日本点字図書館)
19:35~20:05
 講演3「移動時の触知覚の使われ方を考える」
 原 利明(上述)
20:05~20:30 質疑応答
 司会 松田 雄二(東京大学・身体と空間特別研究委員会幹事)

5. 費用と定員
受講料 日本福祉のまちづくり学会会員・学生:無料 / 非学会員:1000円
定員  50名(申し込み先着順)

6. お申し込み
電子メールにて、以下の各要項に即してお申し込みください。
宛先 matsuda@arch1.t.u-tokyo.ac.jp松田)
メールタイトル 「セミナー申し込み第4回6月17日」
メール本文  (1) お名前(2)ご所属(3)ご連絡先メールアドレス
 (4)学会員・学生・非学会員の区別(5)情報保障等のご希望
 (6)懇親会への出欠 ※懇親会出欠を追加しました。
締め切り 2016年6月13日(月)厳守

7. 情報保障ほか
 各種ご希望については、申し込みメールの本文(5)欄にお書き添えください。
情報保障又は託児サービスをご希望の方は、6月3日(金)までにお申し込みください。
 なお、内容によりご希望に添えない場合もありますので、予めご容赦ください。

8.懇親会をセミナー終了後に近くのお店で開催します。参加ご希望の方は、申し込み時にメールにその旨をご記載ください。

※ 連続セミナーの今後の予定は以下の通りです。どうぞご期待ください。
第5回 「あるくこと」
・日時 2016年7月22日(金)18:30~
・会場 東京大学本郷キャンパス工学部1号館15教室(変更ございません)

以上です。
お待ちしております。


====ここまで====

第2回視覚障害教育ICT活用研修会・第1回発達障害教育ICT活用研修会のご案内


こんにちは。
viwaの岩池です。
今回は6月26日(日)に広島大学で開催される研修会のご案内です。
以下案内文です↓

**ここから**

第2回覚障害教育ICT活用研修会・第1回発達障害教育ICT活用研修会のご案内

以下が,申し込みフォームです。
https://ws.formzu.net/fgen/S20189319/


第2回視覚障害教育ICT活用研修会・第1回発達障害教育ICT活用研修会
テーマ:デジタルコンテンツを作ろう・生かそう!


趣旨:文部科学省は、より高度な情報化社会において、社会の変化に対応できる力を身につけることを重視し、子供から高齢者を含む全国民が情報活用能力を身に付けることの重要性を指摘しています。
教育においては発達段階に応じて、各教科等の学習を通してその育成を図ることが重要となります。
さらに特別支援教育において、情報機器はアシスティブ・テクノロジー(AT)としての役割もあり、その必要性はさらに高まります。
本研修会では、視覚障害教育でのICT活用をより適切に実施すること、その知識と技能を身に付けること、そして、全国の特別支援学校や視覚障害や発達障害で何らかの困難を抱える子供が学ぶ教育の場で、それらが実践される明日の構築を目指しています。

日時:平成28年6月26日(日) 9:00~17:00
会場:広島大学教育学部講義棟L102教室(東広島市鏡山)
対象:視覚障害教育に携わっている教職員・支援員等,視覚障害教育に関心のある方、発達障害教育に携わっている方,関心のある方
主催:氏間研究室(広島大学大学院教育学研究科特別支援教育学講座)
共催:NPO法人サイエンス・アクセシビリティ・ネット
内容:
9:00~ 9:10 オリエンテーション(受付は8時30分から)
9:10~10:00 教育講演「視覚障害教育におけるタブレット活用のポイント」(氏間和仁)

10:10~12:00 UDブラウザの操作法とコンテンツの作成(氏間和仁@広島大学准教授)
PDFとHTMLによるハイブリッドコンテンツ作成の方法を取り扱います。

12:00~13:00 休憩
13:00~16:30 マルチメディアデイジーの作成(鈴木昌和@九州大学名誉教授)
ChatyInftyを利用したマルチメディアデイジーの作成方法を取り扱います。

16:30~17:00 質疑・閉会
定員:40名程度
申込:出席はweb登録でお願いします。
申込期限は平成28年6月19日(日)23時55分です。
備考:当日は、ご自身のパソコンをご持参してください。
当日は、ゲストアカウントを発行し、大学のWi-Fi接続環境を使用していただけます。
iPad等のタブレット端末とマルチメディアDaisy再生アプリをご準備いただくと、実際に作成したコンテンツをタブレットでもお試しいただけます。
昼食は,各自でご用意ください。
自動車での乗り入れが可能です。

※本研修会は、文部科学省委託 平成28年度 学習上の支援機器等教材研究開発支援事業及び科学研究費補助金基盤(A)「通常の学級で学ぶ視覚障害児のための合理的配慮に関する支援システムの構築」の助成を受けています。

以下のURLから、派遣依頼と実施要項のPDFファイルを取得できます。
出張手続き等で必要な方はご利用ください。

http://home.hiroshima-u.ac.jp/ujima/file/kensyu02.pdf

**ここまで**

NHKラジオ第一放送「ラジオ深夜便」  午前4時台「明日へのことば」&展覧会 つなぐ×つつむ×つかむ: 無視覚流鑑賞の極意


こんにちは。
viwaの岩池です。

今回は6月11日放送のラジオ番組のご案内と、兵庫県立美術館で7月2日(土)~11月6日(日)の期間で開催される展覧会のご案内をさせていただきます。
以下案内文です↓

**ここから**
■6月11日(土)
NHKラジオ第一放送「ラジオ深夜便」
午前4時台「明日へのことば」

※午前4時台というのはアバウトな表現ですが、通常は4時5分前後までニュースをお伝えした後で、「明日へのことば」が約40分間放送となります。
ただ、生放送なので弾力的な部分もあり、「もし録音をなさる場合は、午前4時~5時という幅で行っていただくのが安心です」ということでした。

早朝のラジオ番組の宣伝だけでは申し訳ないので、次に展覧会の案内です。
7月2日~11月6日に兵庫県立美術館で開催される企画展に全面協力します
来場者がアイマスクを着けて、彫刻作品にさわるという展示内容です。
ここまでなら、さほど珍しくないですが、今回は僕が音声ガイドを担当します。
実際に彫刻作品に触れながら、その印象、さわり方のポイントなどを自由に喋る「生の声」を音声ガイドとして収録しました。
視覚障害者が作品を触察する「実況中継」を音声ガイドとして用いるのは世界的にもユニークで、来場者はこの音声ガイドを聴きながら彫刻にじっくり触れることになります。
正直、賛否両論があるだろうし、「広瀬は喋り過ぎ」「もっと自由に触察させろ」という批判の声も出ると思います。

でも、実験的な試みであるのは間違いありません。  

以下に展覧会の詳細情報を記します。
小規模な展示ですが、会期が長いのが嬉しいです。
本展覧会については、今後さまざまな形で情報提供していきます。
まだ関連イベントの参加受け付けは始まっていませんが、とりあえず日程のみをお知らせします。
会期中にぜひ兵庫県立美術館にお出かけください。

広瀬浩二郎
①展示概要
全盲の文化人類学者・広瀬浩二郎さん(国立民族学博物館准教授)の声によるガイドで、視覚を使わずに作品を鑑賞します。
「無視覚流」とは、視覚障害者の美術鑑賞の疑似体験ではなく、触覚、さらには全身の感覚を総動員して作品を「みる」行為です。広瀬さんとともに手を伸ばし、作品にじっくり触れてみましょう。
あなたの手のひらから、「目に見えない」作品の魅力を探る新しい美術鑑賞が始まります。
②展覧会タイトル
つなぐ×つつむ×つかむ: 無視覚流鑑賞の極意

③会場と会期
兵庫県立美術館
7月2日(土)~11月6日(日)


④関連ワークショップ、講演のタイトル
7月23日 ワークショップ(一般)「触る感動、動く触感ーー触角人間になろう!」
8月6日 ワークショップ(子ども)「テでさわる、カラダがさわる、ココロにさわる」
9月19日 講演「人生の触り方ーー『無視覚流』の極意を求めて」


**ここまで**

第9回パパママ会 参加者からの声

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

2016年5月14日(土)に名古屋で初めてのパパママ会を実施しました。
参加されたお母様から感想を頂戴いたしましたのでご紹介します。

2歳児の運動障がいをあわせ有するお子様のいらっしゃるお母様からの感想です。

**ここから

前回初めての参加に緊張しておりましたが、入園についていろいろなお話しを聞くことができて今後の参考になりました。

また、奈良さんのお話しの中で
『障害があるからといって過保護に育てない』
『障害のことで他人から心ないことを言われた時は、自分の障害や病気のことをきちんと話せるようにしておく』

という言葉が印象に残り、本当にその通りだと思いました。
普段聞くことのできない奈良さんならではのアドバイスはとても貴重なご意見だと思いました。
本当にありがとうございました。


**ここまで


次に、小学生の弱視のお子様のいらっしゃるお母様からの感想です。

**ここから

パパママ教室、初めて肩の力を抜いて気楽に参加することができました。
当事者の方の体験談は目からウロコで、まだ自分のしてもらいたいことが言えない子供を持つ親にとっては、とても参考になりました。
今の悩み、そして将来への不安がかなり減りました。
参加者の方と連絡先を交換でき、会の終了後に時間を割いていただいたのもよかったです。
これからもできる限り参加させていただきます。


**ここまで


皆さまご参加、ありがとうございました!

viwa 奈良里紗

2016年6月1日水曜日

『Alcon Webカンファレンス』眼科治療とロービジョンケアの過去・現在、そして未来のご案内


こんにちは。
viwaの岩池です。

今回はネットで視聴可能なWebカンファレンスのご案内です。
以下案内文です↓

**ここから**
案内『Alcon Webカンファレンス』 6月15日(水)


本Webカンファレンスは、インターネットを通じて全国の聴講会場に配信されるとのことです。
参加希望の方は、日本アルコン社の営業担当者に問い合わせ下さい。
個人PCでの視聴も可能なようです。詳しくは担当MRに問い合わせ下さい。

『Alcon Webカンファレンス』
日時:平成28年6月15日(水)19:00~20:00
会場:全国の聴講会場
対象:眼科医および眼科医療関係者
主催:日本アルコン社
演題:眼科治療とロービジョンケアの過去・現在、そして未来
演者:安藤伸朗(済生会新潟第二病院眼科)
   高橋政代(理化学研究所)
 http://andonoburo.net/on/4724

治療とケアは、車の両輪の関係です。

今回は、眼科疾患の治療とロービジョンケア過去を振り返り、現在、そして未来を語ります。
眼科の歴史を紐解くと、19世紀半ばにヘルムホルツが検眼鏡を発明し、グレーフェ虹彩切除術を確立して、近代眼科学は外科学から独立を果たしました。
その後、1946に光凝固、1949年に眼内レンズ、1967年に超音波乳化吸引術、1971年に硝子体手術、1991年にOCT(光干渉断層計)等々、眼科学は目覚ましく発展してきました。

一方、視覚リハビリテーションの歴史はというと、平安時代から江戸時代まで「当座」という特殊な制度が存在しました。
明治になって盲学校を中心とした視覚リハビリが始まり、わが国初の京都盲唖院を古河太四郎が、日本の点字を石川倉次が、ライトハウスを岩橋武夫が興しました。
このように多くは、眼科医以外の先人が作り上げてきました。

眼科医が本格的に登場するのは、1964年順天堂大学のロービジョン外来(眼科更生臨床相談所)、1965年東北大学教育学部視覚欠陥学教室(初代教授原田政美は東大眼科出眼科医)に始まります。

その後、1979年国立リハビリテーションセンターの視覚リハビリ部門創設、2000年日本ロービジョン学会設立し、現在に至っています。

眼科治療は、細胞移植、人工知覚、遺伝子治療そして再生医療と、飛躍的に発展してきました。しかし最先端医療はリハビリとセットで完成するのです。
リハビリも行わなければ、先端医療の効果が十分に発揮できず、効果がないと評価されてしまいます。
ロービジョンケアに眼科医が主体的に関与することは重要なことなのです。

公演「差別解消法施行後の公共図書館のサービスについて」のご案内


こんにちは。
viwaの岩池です

今回は6月16日(木)に大阪で開催される研修会のご案内です。
以下案内文です↓

*ここから*

研修会のご案内

平成25年6月に制定された「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」いわゆる「障害者差別解消法」がこの4月1日に施行されました。
この法律が行政機関に対して障害者への「合理的配慮」を求めていることから、公共図書館における障害者サービスの広がりが期待されます。
また、公共図書館の障害者サービスが充実することで点字図書館や国立国会図書館等を含めた情報提供者側全体が活性化し、障害者を取り巻く読書環境の改善に結びつくものと大いに期待されるところです。

近畿視情協では以前から研修会等でこの法律を取り上げ、注目してきましたが、今回の職員研修会でも講師に大阪府立中央図書館の杉田正幸氏を迎え、同法の4月の施行後の現状と今後の見通しについてお話していただきます。
「合理的配慮」としてどのようなことをすればよいのか、環境整備としてどんな取組をすればよいのか等々、具体的な説明を聞くことのできる絶好の機会です。



日時:平成28年6月16日(木)14:45~16:30
会場:日本ライトハウス情報文化センター 4F「会議室1」
   〒550-0002 大阪市西区江戸堀1-13-2    TEL 06-6441-0015  FAX 06-6441-0095
    (地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅下車、2番出口 前)   アクセス http://www.iccb.jp/access/
講演テーマ:差別解消法施行後の公共図書館のサービスについて
講師:杉田 正幸 氏(大阪府立中央図書館 障がい者支援室)
参加申込み:1.氏名
      2.所属施設・グループ名など
      3.連絡先(メールアドレス、電話番号など)
      4.資料種別(墨字・点字・テキストデータ)
      5.その他(何かあれば具体的にお書きください)
を書いて、近畿視情協事務局あてにメールでお申し込みください。
参加費:500円(当日申し受けます。加盟館は無料)

近畿視覚障害者情報サービス研究協議会(近畿視情協)事務局
〒550-0002 大阪市西区江戸堀1-13-2
TEL 06-6441-0015
FAX 06-6441-0095
E-mail info@lnetk.jp


*ここまで*

2016年5月29日日曜日

unBORDE 5th anniversary FES 2016 at 幕張メッセに参加してきました!

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。
今回は4月10日に幕張メッセで行われた「unBORDE 5th anniversary FES 2016」についてご紹介します。

一昨年のクリスマスライブに続き、奈良は2回目となるunBORDEのライブ参加です。
今回も前回同様、視覚障がい者の中では立体コピーでお馴染みのコニカミノルタさんのご好意で、視覚障がいのある方々をライブにご招待していただきました。

前回よりもさらに盛り上がったライブ、私自身もすっかりunBORDEのとりこになりました☆

さて、ここからは当日の様子をご紹介していきたいと思います。



見た目もおしゃれな関係者用のネックプレートをつけて会場に入ります。
今回のライブもひとりでも多くの視覚障がいのある方に楽しんでもらいたい!
ということで合計9時間のライブを3部に区切って入れ替え制にしました。

一般のお客さんとは異なる入口から出入りさせていただく関係でこの特別感あふれる関係者用プレートを着用しています。

さらに!
スペシャルなライブチケットがプレゼントされました。
それが、こちら!




コニカミノルタさんの立体コピー機で作ったチケットです!
これには点字もついていました。

強度弱視のR君は
「ライブ大好きでよく行くんですけど、ライブチケットってもらってもただの紙ペラで家に持ち帰っても何のライブチケットなのかわからなくて結局捨ててしまうんですよね。でも、今回いただいたチケットは、unBORDEのライブチケットだってあとで振り返ったときにわかるので嬉しいですね!」
とのこと。私もそう思います。


さらにさらに、これだけではありません。
当日は、会場と最寄駅までのアクセスマップも立体コピーで配布されました。



これはコニカミノルタの担当者さんと事前に打ち合わせをする中で、全盲の方から会場と最寄駅の位置関係がわかるような立体コピーの地図があると嬉しいという要望をお伝えしたところ、担当者の方が作成してくださり実現したものです。

この他にも、私を含め弱視の場合、ライブではiphoneやipad等のタブレット端末を出していると、撮影していると周囲の方から思われてしまうため、カメラの拡大機能を使ってステージを見たくても使えないので、タブレットの使用許可をいただけないかという要望をお伝えしたところ、こちらもワーナーミュージックの担当者さんと交渉してくださり、実現しました。
弱視の人は広いステージを単眼鏡だけで見ることは慣れていないと難しいのです。
今回はipad proを使ってライブを観ることができ、私は初めて生で動くアーティストを見ることができて感激しました。
(いつもは、翌日の芸能ニュース等で放送される映像をみて初めてアーティストの動きや衣装、表情を見ることができます。今回、生で見れたということはとてもとても大きな喜びでした。)


そんな素敵なライブ、参加者から寄せられた声もご紹介します。

【Aさん・中途失明40代男性】
今回はライブに招待いただきありがとうございました。
ライブが楽しかったのは当然ですが、全席スタンディングのライブ会場が多い中、安全に安心して開場時間ギリギリに行っても大丈夫なんてなかなかないのでGOODでした。
また、チケットや地図を触って楽しめる物を用意していただけていたことも嬉しかったです。
社会的少数派の視覚障がい者のことを考えて、少しでも楽しんでもらいたいという主催者側の気持ちが伝わってきました。
ステージと客席という前時代的なアナログなコミュニケーション。
目が見えていた頃も、目が見えなくなった今も、変わらない価値と人の暖かさを再認識した一日でした。
次回は、チケットや触地図がどう変わっているのだろうかと期待せずにはいられませんね(笑)




※写真は参加者の集合写真です。

【Bさん・先天性弱視の大学生】
ライブそのものが楽しかったのはもちろんですが、スマホやタブレットの使用(アプリなどで拡大して見ること)を許可していただけたのは嬉しかったです。
機会があれば、また参加したいなと思いました。
ライブ会場入り口から近い席のため、移動のトラブル(席の場所が分からない、階段の上り下りが大変など)も特になく良かったと思います。
立体コピーのマップとチケットについては、チケットがどんなデザインなのかを知るには便利だなと感じました。
ライブスタッフの対応については、スマホやタブレットでの拡大視聴を特別に許可していただき、とても嬉しかったです。




※写真はライブ参加者の視覚障がい者が立体コピーのチケットを確認している様子です。

【Cさん・先天性弱視 20代女性】
今までライブというのは暗くて人も多く、アーチィストや周りの動きがわからないので興味はあるものの避けていたのですが、今回先導してくださるスタッフの方やiPhoneやiPadの拡大機能を使用して良いとのことでスクリーンやアーチィストの動きを見ながら迫力のある体験ができてとても楽しむことができました。
またこういった機会があれば積極的に参加していきたいと感じました。




※写真は第3部の参加者の集合写真です。

視覚障がい者にとって、ライブに行くにはいくつか困ることがあります。
ひとつは最寄駅からライブ会場までの移動です。
立体コピーのマップがあればひとりで移動できるというものでもなく、やはり安心して辿りつくためには移動面のサポートがあると安心です。
会場についてからも、座席までの移動やライブ中のお手洗い、ライブグッズのお買い物等、晴眼者のサポートがあることで快適に楽しむことができるのです。


そこで、今回のライブでは大学生のボランティアにきてもらいました。
この学生ボランティアの方々は、NPO法人Inclusive Fellowship Promotionにて様々な障がいのある人との関わり方をインターンシップで学び、視覚障がい者へのサポート経験もある学生さんたちでした。


次に、彼らがこのライブにボランティアとして参加した感想をご紹介します。

【竹内 真璃子さん・國學院大学4年生】
移動については、事前に案内するルートを確認しました。
そのため、人通りの少ない通路やエレベーターを利用したので、行き帰りの移動がスムーズに出来ました。
座席についても、最後部座席で出入口から近かったので、お手洗いなど途中退席のガイドがやりやすかったです。
点字の地図については、あまり活用できなかったので、もう少し活用すればよかったと反省しています。。
参加者のみなさんに話を聞くと、初めてライブに参加されたという方が多くいらっしゃいました。
当日は特に大きなトラブルもなく、みなさんがライブを楽しまれていたので本当によかったです。


【坂本 万里菜さん・國學院大学4年生】
私自身、ライブが大好きで今回のボランティアに参加できてとても楽しかったです。
ライブ中は周囲の音が大きく言葉で状況を伝えることが難しいため、会場に入る前に気をつけることなどお伝えできたらよかったなと感じました。
また、ライブ終了後にアーティストの看板やグッズ販売等、もっとゆっくり見る時間が確保できたら参加者のみなさんももっと思い出に残ったのではないかなと思いました。



参加した視覚障がい者の方はもちろん、ボランティアに来てくれた学生さんも一緒にライブを楽んでいたことが印象的でした。
そして、改めて、音楽の力に圧倒されました。


最後に、今回もこのような機会を作ってくださったコニカミノルタ、並びに、ワーナーミュジックの皆様に深く感謝申し上げます。

一昨年のクリスマスライブの報告は以下からご覧になれます。
http://www.viwa.jp/2015/01/unborde.html

viwa 奈良里紗