2011年4月16日土曜日

盲学校で良かった点(学習編)

こんにちは。ゆうきです。

僕は高2の時から地方の盲学校に2年間在学していたので、今回はそこでの体験をもとに盲学校の良かった点についてお話したいと思います。

盲学校での学習面での良い点は、主に少人数学級のこともあり、各生徒の状態に応じた個別指導が行いやすく、個人の要望を聞き入れてもらいやすいことだと思います。

僕のいたクラスは普通科の中でもコース別になっていたので、大学進学コースの生徒はなんと僕ひとりでした…。

しかし、そのため贅沢にも授業では各担当の先生方を独り占めすることができ、要望も聞き入れてもらいやすかったです。

まず、最初は教室の環境を整えることから始めました。
当時、僕は拡大読書器を使用していたため、机をふたつ用意し、ひとつは拡大読書器用としていました。

また各教科担当の先生方と相談し、自分の学習しやすいよう、文字のサイズや学習スタイルを決めていきました。

例えば板書の文字が見えづらかったため、板書する項目や重要な箇所を丁寧に読み上げてもらい、それを聞いてノートを取っていました。

また数学の計算やちょっとした英単語や漢字などの説明の際には小型のホワイトボードを使って確認していました。


これは盲学校でなくともいえることですが、視覚障がいのある学生は、健常者の学生と同じ環境で学習するのはたいへん難しいです。

そのため学校側に自分の要望を伝え、可能な限り自分にとってもっともよい学習環境を整えてもらうことが大切だと思います。


たとえ環境が改善されなくとも自分独自の学習スタイルを身につけていくことが必要だと思います。

僕の場合は盲学校だったため、様々な要望を聞き入れてもらいやすく、先生方の配慮も万全であったのだと思いますが、普通校であってもまずは自分の要望を伝えることが大切だと感じました。


みなさんも盲学校・普通校でのよかった点や、学習で何か工夫していたことなどありましたら教えてくださいね!


Key word
盲学校, 学習スタイル, 少人数, 要望

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