2012年9月1日土曜日

試供品をもらうときの工夫~化粧水・乳液~

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

みなさんの中でこんな経験をされたことのある方は多いのではないでしょうか?
化粧品を買ったとき、
「化粧水と乳液と美容液の試供品を入れておきますので、ぜひ、試してみてください」
等といって、購入した化粧品と一緒にいくつかの試供品をもらうことってよくありますよね。

せっかく、化粧品を買ったのだから、試供品をもらえるって嬉しいんだけど、
だいたい試供品の入っているケースには、小さな文字で化粧水等と印字されていたり、
モイスチャースキンミルクって何だっけ・・・?というように説明を読めないとそもそも中身が何かわからないときがあります。

それで、いつも使わずに、ゴミ箱いきということがよくありました。

で、ちょっと、考えました。

試供品をもらうときに、それぞれのパッケージに自分の見える文字の大きさで
マジックで中身を書いてもらえれば、あとで自分で中身を確認することができるなぁ~と。

以下の写真がその例です。

一番左にあるのが化粧水で、
店頭で試供品をもらうときに、
「このマジックで化粧水とか大きな文字で書いてもらえますか?」
とお願いして書いてもらったものです。

一番左の化粧水は、白地のところに「化粧水」って書いてもらったほうが
わかりやすいだろうなと思って書いてもらったのですが、スペースが小さくて
文字が小さくなってしまったので、もう一度、大きく書いてもらったので、
「化粧水」と2箇所に書いてあります。


 
こうやってマジックで書いてもらえるだけで、今までゴミ箱いきだった試供品たちをちゃんと使うことができるようになりました。
 
とても単純なことなのですが、なぜか、今までは思いつかなくてどうしたものかと考えていたものです。
 
また、点字使用の人の場合は、メモ用のタックシールに自分で点字をうって、店員さんにはってもらうとよいかもしれません。
 
店員さんもいきなりマジックで書いてくださいといわれて、ビックリだったと思います。
でも、コミュニケーションをとりながらやれば、そんなに視覚障がいに関する専門的なサポート方法を知らなくても、ちょっとだけお手伝いしてもらえるだけで、私たちは助かることも結構あるんですよね。
 
 
だから、あんまり、「小さな文字で見づらくてごめんなさい」等と恐縮しないでほしいなって思います。
むしろ、気軽に「何かお手伝いしますか?」って声をかけてもらえるほうが嬉しいし、ありがたいんですよね。
 
あえていうなら、油性のマジックとかを準備しておいてもらえるとありがいたいかな。
私は結構持ち歩いているので、ボールペンを出す感覚で油性のマジックがでてきちゃうんですけど。
あと、私みたいに意外と工夫を知らない視覚障がい者も多いので、
「マジックで大きく書いておきましょうか?」
と逆に尋ねてもらえると私たちもサポートをお願いしやすいかもしれません。
 
 
みなさんもぜひ援助依頼して書いてみてもらってくださいね。
 
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viwa 奈良里紗

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