2013年5月19日日曜日

ipadと補助具の使い分け

皆様
こんにちは。viwaの奈良里紗です。
最近は、各地でipadの講習会があったり、教育現場でipadを単眼鏡のかわりに使用している実践報告がなされたり、何かとipadを補助具のかわりとして活用する方法が紹介されるようになってきました。
皆様はこの状況をどのようにとらえているでしょうか。
特に、小学生~中学生ぐらいのお子様をお持ちの保護者の方々は、補助具を使わせたほうがよいのか、ipadを使わせたほうがよいのか、悩んでいる方も多いようです。
ipadのよいところは、とにかく簡単に使えるということです。
そして、子供たちは補助具よりも簡単に使えるipadにくいついてきます。
従来、補助具は使いたくないものという認識が子供たちの中にもありましたが、ipadはこの気持ちを逆転させ、学校でも使ってみたい!と子供たちのほうからいうようになってきました。
それでは、ipadだけを使えるようにすればよいのか?  
それもそうではないと思うのですよね。
大人になってしまえば、あまり関係ないのですが、子供のうちというのは、できるだけはっきりとしたきれいな像を子供たちに見せることによって、子供たちの“見る力”がぐんぐん育っていきます。
ipadはとても便利なのですが、拡大をするためにできているものではありませんので、拡大をすればするだけピンボケ状態が強くなったり、そもそも、自分でとった写真を拡大することでノイズが大きくなってしまっていることもあります。
単眼鏡やルーペを使いこなす力、きれいなものをじっくり見る時間というのも小学生から中学生にかけての時期は本当に大切です。
ですので、補助具とipadは上手に使い分けて、どちらも使えるという状況を作ることが大切かなと思います。
例えば、動物園にいってキリンの写真をipadで撮影したとします。
子供は簡単なipadのほうで拡大をしてみようとすると思います。
そのとき、「じゃあ、単眼鏡でも見てみようか。」等と声をかけて、ipadだけではなくて、単眼鏡でも同じものを見る機会を作りましょう。
そのとき、ipadで拡大してみたキリンの耳等を単眼鏡で探して、「どう?動いてる?」等と単眼鏡だとipadでは見ることができなかったこういう部分が見える!ということを学習してもらえるとよいですね。
ipadも補助具も、私たちにとってはとても大切な見えづらさをサポートしてくれる機器ですので、上手に使い分け、活用をしていけるように周囲の人が少し気にかけてもらえるとありがたいなと思います。
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viwa 奈良 里紗

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