2015年6月7日日曜日

見えにくい私の子育て 病院選び


皆様


こんにちは。viwaの奈良里紗です。


今回のテーマは、病院選びについてです。


妊娠がわかり、母子手帳の手続きを終えると次にやることは

どこの病院でお産するか?


障がいのあるなしに関わらず、一人目の出産は里帰り出産でという方が多いみたいで

す。


私も出産というものが創造できなかったので、里帰り出産を選択しました。


お産をする病院は、助産師さんが中心となる小さな病院から、総合病院まで様々な病

院があります。

また、お産する病院によって、結構、金額もかわってきます。

私の知り合いは、いける範囲の病院で一番安いところに決めた!なんていうことをい

っている人もいました。


私の場合は、生まれてく赤ちゃんが障がいがあるかどうかもわかりませんし、お産に

よって自分の眼にどういう影響がでるかもわかりませんでした。


そのため、安心という意味で総合病院を選択しました。

といっても、里帰り出産する自治体では2か所しかお産のできる病院がなかったので

ほとんど選ぶよちはありませんでしたが・・・。


私の場合、妊娠34週目から里帰り出産をする病院で検診をしてもらうことにしまし

た。


総合病院なので仕方ないのですが、検診のたびに担当者がかわります。

また、大きな病院のほうが手の空いているスタッフがあまりいなくて、

血圧測定や体重測定等、セルフ検査を手伝ってもらう人を探すことが大変でした。


妊娠41週に入る直前、万が一、42週をすぎても陣痛がこない場合の処置について

説明がありました。

ほとんど紙の資料を用いて説明がされるので、正直、内容の40%ぐらいしか理解で

きませんでした。とりあえず、42週をすぎると赤ちゃんにも母体にもリスクがある

ということがわかってぐらいでした。


幸い妊娠41週に入ると陣痛がきて過産婦にはなりませんでした。


私は微弱陣痛で出産まで48時間かかりました。


この48時間の間にも通関したのですが、病院のスタッフの方々はほとんど私が弱視

だということをわかっていない様子だったのです。


病院は当然24時間体制ですから、48時間の間に5人ぐらい担当者がかわります。

「こんにちは~」と入ってきた人が前と同じ人なのか違う人なのか私もわからないこ

ともあったり、前にいったことがなかなか伝わらないと思ったら、シフト交代してい

たり。


看護師さんも時間がないのでしょうが、丁寧に状況を説明してもらえるという状態ではありませんでした。


今思うと「私は視覚障害者です!」っていうことがわかる名札でもつけておけばよかったのかしらと思います。

病室の中なので、白杖を持っているわけではないので、瞬時に相手に自分の状況を伝えるという工夫があったほうがお互いにやりやすかったのかもしれません。


お産本番については、ほとんど記憶はありませんが(笑)、

立会い出産だったので夫が助産師さんに色々と指令を受けて大変だったといっていました。


病院選びはなかなか難しいですが、やはり、母体にも赤ちゃんにも何にもリスクがないわけではありませんし、何かあったときに対応が迅速にできるという意味で総合病院のほうが安心なのかなと思います。


ただ、総合病院を選択した場合には、助産院で出産するようなアットホームなサポートは得られない可能性が高いですし、担当者がころころかわるというのが特徴だと思います。

それゆえ、出産に臨む私たちが自分の見えにくさであったり、困難さを事前に伝えることや瞬時に伝える工夫をしておくとよいかもしれません。


私も次に出産をする機会があれば、今回、痛感したことをふまえて準備をしたいなとお澪ます。


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