2015年8月15日土曜日

見えにくい私の子育て おりものチェック


皆さま


こんにちは。viwaの奈良里紗です。


「見えにくい私の子育て」、今回のテーマは妊娠中のおりもののチェックについてです。


弱視の妊婦さんから

「おりものの色とかがわからなくて困っているのだけど、どうしていましたか?」

と質問をいただきました。


妊婦さんと赤ちゃんの両方につながる体調管理の一つの方法として

おりものの色を確認するということがあります。


私自身も薄い色を見分けることが難しいので、視覚的におりものの変化をとらえることができません。


おりものの色は「赤茶色系」「黄色系」「白系」とおりものにもうっすら色がついていて

その色によって考えられることもかわってくるそうです。


でも、薄い色の変化になるため弱視の状態では見分けが困難です。


では、どうしたらよいのでしょうか?


「変化を感じたら病院へいく」

ちょっと大変ですがこれが一番安全な解決方法だと思います。


また、病院にいったときには必ずおりものの色の変化について聞かれます。

なので、ipadiphone等でおりものの写真をとっていくとよりよいと思います。


主治医の先生や周りの看護師さんにも

「この患者さんは普通だったらわかることがわからないんだな」

と理解してもらっておくと、出産や入院生活でも配慮が受けられると思います。


私自身が妊婦になったときにおりものについて調べて、観察をしてわかったこととしては

おりものの変化には色だけではなく

においや触感もあるということ。


においについては、においがするものもあれば、ほとんどにおいがしないものがあります。

少し出血があるときは、血液の独特のにおいがすることもあります。


触感については、サラサラとしているものからべたべたとしていたり、弾力があってのびるかんじのものまで様々です。


晴眼者のように一目瞭然でおりものの変化を感じることはやはり難しいものがありますが、

かといって全く手がかりがないわけでもありません。


最後に、おしるしや破水について。

陣痛の予兆は色々とありますが、その一つにおしるしといわれているものがあります。

私も「おしるし」ってなんだ?と思っていたのですが、要は出血のことです。

出血といっても微量のものですが、これは生理のときと同じような感じなので私でも気づきました。


破水については、私は結局、出産直前まで破水をしなかったのですが、

晴眼者でもわからない程度の微妙の破水から、バスタオルなどでおさえないと流れでてしまうほどの破水まで程度が様々なようです。


この時期は出産直前で特に体の変化には敏感になっていると思うので、

もし、不安なことがあったら、出産をする病院に電話連絡をするとよいと思います。


私はおしるしがきたのですっかりもう出産なんだ!と思い込んで病院に

「おしるしがきました!」

と電話したら、

「陣痛がくるまでは病院にこなくてよいですよ~」

と言われました。笑


でも、初産はわからないこともいっぱいなので悩んだり、考え込んだりせずに病院を頼るというのが一番かなと思います。


viwa 奈良里紗

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