2016年7月24日日曜日

第11回パパママ会実施報告

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。
セミが元気に鳴き始めた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?


さて、7月16日(土)に名古屋盲学校にて第11回パパママ会を実施しました。
今回は12家族のご参加があり、過去最高の参加者でした。
5月から名古屋で実施しているのですが、毎回ご参加いただいている方々もいらっしゃいます。


今回のテーマは視覚補助具についてでした。
そして、話題提供者はメルマガの「村上氏のつぶやき」コーナーでお馴染みの村上卓也くん。


彼は視力が0.01~0.02程度とかなり低い状態ではありますが、読書が趣味。
そして、音声で読むのではなく、デジタルデバイスで読むのでもなく、ルーペや拡大読書器を駆使して普通の文字サイズの単行本や新聞を読むことが好きなのです。


私はいつも彼をみていると、
「私もこんなふうに視覚補助具が上手に伝えたらよいのにな~」
と思うことが多いので、今回このテーマでの話題提供をお願いしました。


彼が小学校2年生のときに弱視になってからどのように補助具を活用してきたのか、また、思春期はどのような思いで過ごしていたのか、そんな話題提供に対して保護者の方々は熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
「村上さんのお話を聞きながら、自分の息子の成長していく姿をなんとなく思い描くことができました」
など保護者からの感想もいただきました。
ありがとうございます。


また、今回は愛知県立名古屋盲学校に在籍している保護者の方々の参加もありました。
盲学校に在籍している保護者と、地域の学校に在籍している保護者同士がつながることも、とてもよい情報交換の時間になったのではないかなぁと思いながら見ていました。


さらに、今回は名古屋盲学校の教員、愛知教育大学の学生、名古屋盲学校の卒業生、名古屋盲人情報文化センターからと様々なところからパパママ会の運営のためにお力添えをいただきました。
改めて感謝申し上げます。


地域の方々が一丸となって視覚障がいのあるお子さん、そしてご家族を見守り支えていく
そんな雰囲気が少しずつできてきていてとても嬉しく思っています。

次回以降も皆様のご協力、どうぞよろしくお願い致します。

viwa 奈良 里紗

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