2016年7月31日日曜日

参加報告:7/22(金)馬場村塾でのviwa活動紹介

皆様

こんばんは。
viwaの村上です。


先日、「馬場村塾」という勉強会にて、viwaの活動について発表させていただきました。
馬場村塾とは、視覚障がい関連の活動をしているメンバーが、互いの活動を紹介し切磋琢磨する道場のような場所です。

今回、話題提供としてviwaをご招待していただきました。
プレゼンテーションでは、viwaとはどのような団体なのか事業紹介を含めてお話しさせていただきました。

先日viwaは6周年を迎えましたが、viwaの設立は2010年7月10日です。
設立時のviwaのメンバーは、とある患者会がきっかけとなり知り合いました。
患者会の中で自分たちの経験を言葉にする中で、その経験や何気ない工夫が必要としている人にとっては、とても価値のある情報や知恵であることに気づきました。
その時の思いから、viwaの活動はスタートしました。


viwaでは、「情報の発信・蓄積」「ノウハウの共有」「つながり」という3本の柱をもって事業を展開してきました。
お蔭さまでブログ記事は500件以上になり、各種学会誌等でも少しずつですがノウハウの蓄積を進めてきました。


今回のプレゼンテーションでは、今後力をいれていきたい3つの事業を紹介させていただきました。

まずはパパママ会です。
何度もブログ記事でも紹介させていただいておりますが、視覚に障がいをお持ちのお子様のパパママを対象とした企画です。

眼科医や学校の先生などの専門職にはちょっと聞きにくいようなささいな「困ったな」を成人した弱視当事者がお話を伺います。
また託児スペースをもうけることで、お子様を安心して預けていただくことが可能です。
現在は、東京、名古屋で開催しておりますが、今後も展開を広げていきたいと考えております。



次に、viwa Beautyです。
おしゃれに関する情報発信ですが、ただおしゃれ情報を掲載しているだけではありません。
おしゃれな当事者を取り上げ、そのおしゃれポイントや工夫をインタビューしています。
まるでファッション雑誌を読んでいるかのような楽しみ方ができます。
こちらのきっかうは、実際におしゃれが好きなスタッフが積極的に進めております。



3つ目が動画コンテンツです。
viwaでは、これまでにも動画や写真を用いてのコンテンツに取り組んできております。
その中でも、オススメしたいコンテンツは、viwa tubeです。
こちらの企画は、補助具メーカー様と連携しながら、viwaスタッフがその補助具の使い勝手を動画で紹介しております。
機器展示会に行けば、実際に補助具を使った時の様子を体感することができます。
しかし、いつでもどこでも機器展示会に行けるというわけではりません。
そこで、動画で補助具情報を紹介することで、まるでバーチャルに機器展示会に参加しているような体験をオンデマンドにご覧いただくことができます。
その他、viwa shopという便利グッズをショップ店員が紹介する動画コンテンツもございます。
今後も動画コンテンツの充実を図り、いつでも、どこでも、情報が届く環境を整えていきたいと考えております。



今回のプレゼンテーションでは、viwaスタッフ5名で参加しました。
それは、各パートの役割分担もありましたが、viwaの強みである多様な人材を紹介したかったからです。
viwaにはいろいろなバックグラウンドや経験をもっているスタッフが集まっています。


例えば、この相談はBさんなら適任かもしれない。
この件については、Cさんに聞いてみようかな・・・
そんな多様性だからこそ、受け答えることのできる対応があります。
機会がありましたらぜひviwaスタッフとも話をしてみてください。


最後にviwaは、ひとつのスローガンをもって活動を進めてきました。
それは、「困った時のviwa」です。
理想と現実の間には、まだまだ大きなギャップがあります。
ですが、私たちは当事者だけでなく、そのご家族、支援者の皆様など多くの方からの「困った時のviwa」となるように少しずつ活動を進めていきたいと考えております。
とはいえ、私たちだけでは難しいこともあります。
できることを地道に進めていきたいと思いますが、皆様からの助けが必要です。


今後も、皆様と一緒に活動を展開できればと思いますので、変わらぬご支援・ご指導の程よろしくお願いいたします。

今回、私たちにこのような貴重な機会をいただき、馬場村塾の皆様には心から感謝しております。

viwa 村上

0 件のコメント:

コメントを投稿