2017年1月8日日曜日

盲学校専攻科1年生の2学期を終えて

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

さて、以前にこちらのブログで紹介したみおさん(仮名)から、専攻科1年生の2学期を終えてレポートをいただきましたのでご紹介します。

なお、1年生1学期のレポートはこちらから。
http://www.viwa.jp/2016/11/20.html



Q.専攻科に入学して約9か月が経ちますが、鍼灸の勉強はどうですか?
A.東洋医学的な考え方というのは初めて触れるもので、西洋医学とは異なる考え方もあり一から覚えていくのが大変ですね。
まだ授業で詳しく習ったわけではないですが、首の痛みを治すために痛みのある部分に直接鍼を刺すだけではなく、一見関係なさそうな腕に刺して治療したりするので興味深いです。
 


Q.地方から東京に出てきて生活が激変したと思うのですが東京での生活はなれましたか?当初はこういう風に想像していたけど、想像以上に○○だったなということがあったら教えてください
A.東京はどこに行っても人がたくさんいてお店もたくさんあるイメージでしたが、地域によって人の数も雰囲気も違ったりお店の感じも違っていろいろな場所に足を運びたくなりましたね。



Q.専攻科で初めての盲学校生活を体験しているわけですが、率直な感想を教えてください
A.健常者との関わりが薄く少し閉鎖的かなと感じることがありますが、人数が少ない分学年を超えた繋がりは多いように思います。



Q.1年生の2学期というのはどんな勉強をしたのですか?鍼灸のことをあまり知らない人でもわかるように教えてもらえますか?
A.2学期というよりは前期の期末と後期の中間といった時期でした。
実技では手足に粉をつけてのマッサージ、ベッドに横になってもらった状態や畳に座ってもらっての状態でそれぞれ腰などのあん摩、鍼実技では生徒同士で足や腕、腰に真っ直ぐ鍼を刺したあとギリギリまで引き抜いて鍼に傾斜をつけて再び刺していくということをしました。
10月の後期からは東洋医学の考え方を学ぶ東洋医学概論という科目も増えましたね。



Q.学校の勉強や試験で大変なところはありますか?また、勉強法で今までと違うところはありますか?
A.勉強法といいますか、11月に教員養成施設の2年生が教育実習生として3週間ほど全科目を入れ替わり立ち替わり教えてくださったのですが、それぞれの先生方の教え方が変わるのは大変でしたね。



Q.3学期に向けて抱負をお聞かせください
A.あっという間に1学年もあと3ヶ月となりました。
1年生のときしかない科目、次の学年の基礎となる科目どちらもしっかり身につくよう頑張りたいと思います。
もちろん国試にはないですが実技も身につけていきたいです。



レポートは以上です。
次回のレポートもお楽しみに。


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viwa 奈良 里紗


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