2010年11月4日木曜日

耳で見分ける方法 vol.1

こんにちは。奈良里紗です。

本日は、耳見分け術をご紹介します。

よく視覚障がい者は耳がよいといわれますが、
決してそんなことはありません。
単に、目が使えないぶん、耳で見分けているだけ。

それは、健常者にだってできることなんですが、
健常者の場合は、どうしても視覚的情報が先行するため、
気づいていないだけなんです。

私は視覚障がい者になってはや7年。
子どもでいえば、ちょうど、小学校1年生。

ようやくこの状態にもなれてきて、
それこそ、健常者のときには気づかなかった
聴覚情報を利用した生活ができるようになってきました。

本日の「耳見分け術」はコチラ。
電車の行き先ホームをみわける方法です。

ただ、これは私が住んでいる東京周辺での事例です。
該当しない地域もあると思いますのでご了承ください。

ご存じの方には、当たり前のことかもしれませんが、
電車ってのぼりと下りによって、
男性の声と女性の声にわかれているんです。

たとえば、東京メトロ丸の内線。
池袋方面は男性の声。
新宿方面は女性の声。

東京メトロ南北線では、
白金高輪方面が男性の声
王子方面が女性の声

つくばエクスプレスでは、
つくば方面が男性の声、
秋葉原方面が女性の声、

都営大江戸線では、
都庁方面が男性の声
両国・大門方面が女性の声

なんていうふうに、わかれているんです。

地下鉄のように2つしかホームがない電車ではない場合でも、
このような音声によるわけかたはしばし見受けられます。

私は、生活しているうちに、自然と、
ホームでしゃべっている人の声が女性か男性かによって
どっちに乗るかを見分けています。

音声の聞こえる範囲であれば、ホームに降りる前に
次にどっち方面の電車がくるのかまでわかるので便利です。

表示が見えなくても、
耳をつかって見分ける方法を身につけると
日常的に利用する駅では便利ですよ。

皆さんは、どんな耳見分け術もってますか?
便利な方法があったら、教えてくださいねー★

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