2011年6月29日水曜日

【エッセイ】弱視の見え方の不思議さ~コントラスト~

皆様


こんにちは。viwaの村上です。

久々の【エッセイ】弱視の見え方の不思議さです。
前回も書きましたが、あくまで私個人の経験談をつれづれなるままに書いていきたいと思います。

前回の記事はコチラ↓↓
【エッセイ】弱視の見え方の不思議さ~文字について~
http://www.viwa.jp/article/204455285.html


今回のテーマは、“コントラスト”についてです。

大学に進学して以来、ホワイトボードを見ることが多くなったように感じます。
大学の授業はもちろんですが、今社会人として働いている中でも、ホワイトボードを使うことがほとんどです。
高校生の時までは、ホワイトボードというよりも、黒板が主流でした。

ホワイトボードに文字を書く時に、
様々な色を使い分けることができたり、
それらを書き直す時も非常に楽にできます。もちろん、ホワイトボード自体、あまり汚れることはありません。

一方、黒板の場合は、チョークを使用して文字を書きます。
色も限られていますし、文字の太さも慣れていないと安定しません。
何より、黒板消しを使っても、あまりきれいになりませんし、チョークの粉が残ります。


そのような手間を考えても、やはりホワイトボードの方が便利なのかもしれません。

ですが、
私には黒板の方が、白と黒のコントラストがはっきりとしていて見やすかったように思います。
私の見え方の関係か、背景色が黒の中で白チョークの文字はとても見やすかったですし、ペンを使うよりもチョークの方が太く書くことができるように感じます。

もちろん、黒板に緑や青色のチョークで書かれる時は、どうしても背景色と重なってしまい読みにくくなります。
黒の背景書にに、白か黄色のチョークで書いてもらうと、私の眼にはとても見やすいようです。


ノートについても、同じかもしれません。

ほとんどのノートが、白の紙に黒のペンで書きます。
このような形でも読むことはできますが、例えばちょっと明るい場所にいったり、遠目から見ようとするとどうしてもまぶしくなり、うまく文字を読むことができません。


viwaroomにこのようなノートとペンがありました。
CIMG1936.JPG


黒い紙のノートと白い色のペンです。

数としては少ないですが、黒板同様に、読みやすいなぁという印象を受けました。


最近、外食をするためにちょっとしたレストランやカフェに行くと、
小さな黒板のような看板に、手書きのような白や黄色の文字でメニューが書かれていることがあります。

暗い背景色の中に、ちょっと明るい色があると、それだけで目につくのではないでしょうか。

もしかしたら、弱視に限らず、コントラストにはまだまだ使い方(工夫)があるのかもしれませんね。



今日は、ここまで。



Key word
コントラスト, ホワイトボード, 黒板, 看板




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