2013年6月1日土曜日

ipadを小・中・高校で使用する際、気をつけたいこと

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

ipadについての話題がここのところ熱いのですが、
最近、私のところに寄せられる相談でよく起きているトラブルがありますので、
これから学習場面で活用を考えておられる方がいらっしゃいましたら、
少し気をつけていただけたらと想い、記事を書くことにしました。

ipadを学校で利用したい!と学校に伝えたところ、
「他の子供に示しがつきませんし、ipadは色々な機能がついているのでお断ります」
と、あっさりお断りをされることが多いようです。

当事者&親からしてみれば、
「え?だって、補助具として使いたいだけなのに・・・」
と思われると思いますが・・・

学校の先生の立場からすると、
・盗難があった場合どうするのか
・ゲーム等の機能も使えるため周囲の子供に悪影響を及ぼす
・写真をとるというが、周囲の子供が写ってしまうこともあるため控えてほしい
・写真をとるときのシャッター音が授業の邪魔になる
・保護者への説明をどうしたらよいか・・・
等、ipad一つ持ち込むといったときに、学校側が解決しなければならない問題というのもあるのです。

本人&親からしていれば、手元にipadがあるのであれば、今すぐにでも学校で使いたいと思うかもしれませんが、一つひとつの課題に対して対策を考えてから導入をするというのがよいと思います。

(できるだけ、問題をこじれさせないで学校側と上手く交渉することを心がけるとよいと思います)

例えば、こんな感じで対応を考えます。

・盗難について
対策1:ipadの管理は全て本人が行い、盗難があった場合でも学校側に責任を求めない。
 対策2:登下校時にipadは職員室に返却。体育等で使用しないときも必ず職員室に持っていく。(私はこの方法で学校でパソコンを使っていました)
対策3:ホームルーム等に鍵のつく箱やロッカーに入れて本人が管理

・写真のシャッター音について
対策1:音消しアプリを入れる。
対策2:音量を常にミュートに設定
対策3:ipadに常にイヤフォンジャックをつけておき、外部におとがもれないようにする。

などなど、学校側が危惧する問題に対しては真摯に受け止め、むしろ、その問題をどのように解決するかに労力をさくようにしましょう。

くれぐれも、拒否されたことに対して腹を立てて、頭ごなしに怒ったり、強く要望し続けることは避けましょう。
学校側からすると、モンスターペアレントと思われてしまうことが一番損ですから。

ipadを学習場面に導入するにあたっては、色々と課題もあります。
でも、一人で悩まず、抱え込まず、そういうときはviwaに相談してくださいね。

すべての問題を解決できるわけではありませんが、一緒に考えることはできます。
一つの頭で考えるよりも、3つ、5つの頭で考えたほうが解決案もみつかりやすいと思いますので。

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viwa 奈良里紗



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