2015年2月10日火曜日

地方で暮らす視覚障害者 あなたの工夫教えて!

皆さま

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

今回は地方で暮らす視覚障害者にスポットをあてたいと思います。
視覚障害者といえば、当然、車の免許がとれないがゆえに、日常生活に不便さが生じることはいうまでもないことです。

東京のように公共交通機関が整備されているところであれば、不便を感じずに生活できるかもしれませんが、地方に住んでいる場合はどうなのでしょうか。

愛媛県在住の加藤さんが地方で暮らす工夫を紹介してくださいました。

ぜひ、参考になさってくださいね。
ほかにもこういう工夫gああるよ!などありましたら、お寄せください。

*ここから*
みなさん、こんにちは!

愛媛の加藤です。

今日は、
「地方で暮らすことの不便と、その工夫」
について書きたいと思います。

私が住んでいるのは、四国 愛媛県の松山市で、
夏目漱石の小説「坊ちゃん」の舞台となったり、
日本最古の温泉と言われる道後温泉が有名な街です!

さて、そんな松山での生活、どんなところが困るかというと、
一番は交通の便ですね。
周りの人は口をそろえて、「車がないと不便」と言います。

しかし、免許が取れない私にとっては、公共交通機関と自転車、徒歩が移動手段です。
私がよく利用する電車は、
基本的に15分に一本。
夜遅くや休日の朝は30分に一本になります。
終電も22:40ととても早いです。

そのため、広範囲に遊びに行けなかったり、時間を気にしないといけないのが少し不便です。
また、駅や施設などの公共の表示も、まだまだユニバーサルデザインが普及している状況とは言えません。

このような事に対する工夫として、
まずは、人に尋ねることです。
私も少しの間 東京に住んだことがありますが、都会に比べ、人と人との距離は近いように思います。

いつも利用する駅の駅員さんや、すれ違う方は自然と挨拶を交わす仲になりますし、聞くとみんな優しく教えてくれます。

あとは、公共のサービスを上手く利用することですね。
例えは、最近、電車に自転車が載せられる「サイクルトレイン」というサービスが始まりました。
これを利用すると少し行動範囲を広げることができます。
都会に比べると少し不便な地方の暮らしですが、工夫次第で楽しむこともできますよ☆

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