2021年1月30日土曜日

障がい学生支援を受けて

こんにちは、ハチです。

前回の記事を読んでくださった皆さん、ありがとうございます。前回の記事のテーマは大学進学についてでしたね。私は大学への進学を決意して歩き出したわけですが、前回の記事で日本福祉大学を選んだ理由として、他の大学と比べて比較的障がい学生支援に力を入れているからと述べています。具体的にどのような面で障がい学生支援が整っていると思うのかということについて、皆さんも気になるかと思いますので、今回はそちらに焦点を当ててお話させていただきたいと思います。

さて、大学での支援とはどのようなものだと、皆さんは思いますか?講義を受ける上での配慮、試験を受ける上での配慮など様々なことが思い浮かぶかと思いますが、大学生活を送る上で必要となる配慮は1人ひとり異なります。私と同じ弱視の学生でも、講義の資料を紙媒体で見ている人もいますが、私にとって紙媒体はフォントや文字サイズをその時に応じて変化できないため扱いにくく感じてしまいます。そのため、講義資料などはデータで管理をできるようにしています。一般的にも学生生活を送るにあたって、パソコンは必須アイテムですが、本学では障がい学生が補助具を購入する費用に関して、大学に申請を行う事で援助金が給付される仕組みになっています。私もこれを利用してパソコンを1台購入することができたため、講義の受講、学生生活での活動を行うにあたって自分の目にかかる負担を減らすことができました。

講義を受けるにあたっては、大学だけでなくそれぞれの科目の先生方にも配慮をお願いしています。具体的には資料や課題のデータでの送受信、携帯端末での板書の撮影・講義内容の録音許可、講義や試験でのパソコン使用許可、課題や試験の時間延長です。

また、私が講義を不自由なく受けることができるようにするために、友達も板書の内容を書きとってノートをまとめたり、一緒に最前列で授業を受けて資料の説明をしたりして、サポートに入ってくれています。日本福祉大学の障がい学生支援は「ともに学び、ともに育つ」という考え方を軸にして展開されており、ボランティア活動などを通して、学生同士が助け合ってキャンパスライフを送れるようにもなっています。先生にお願いしたことも場合によっては実現できないことがありますし、先生によって対応が異なることもあるため、困った時にお願いできる仲間がいることはとても有難く感じる点です。

 私が実際に本学の障がい学生支援を行って良かったと思う点は2つあります。1つ目は自らの成長につながったことです。本学には学生支援センターという機関が大学内に設けられており、1人ひとりに合った支援が行われています。私も入学前に面談を行って障がいの状況を丁寧に把握してもらったり、入学後にも先生やボランティア学生へ繋いでもらったりしています。とは言っても大学ですので、受動的ではなく能動的に動いていかなければならないと私は思います。障がいの特性、自分の出来ること、配慮してもらいたいことを自分でしっかりと理解し、分かりやすく伝えることが求められるのではないでしょうか。私は小学校が一般校であったこともあり、伝える上で苦労したという点はあまりありません。しかし、大学進学によって自分の障がいについて伝える場面が増えたことで、自分なりの工夫を加えて説明することができるようになりました。発信する上での具体的な工夫については、障がいの特性の発信についての記事に書きましたので、そちらも是非読んでいただければと思います。また、お願いしてやってもらえるからと言って甘えることのないように、自分のできることをなるべく増やそうと努力したという点でも、自分自身の成長に結びついたと感じています。2つ目は本当の自分を理解してくれる仲間ができたことです。自分が成長できているのは、自分の経験だけが影響しているわけではないと思います。それは、困った時に周りの学生に対して、気軽に相談できる環境が整っているおかげでもあります。入学当初の私は友達ができるか不安でしたが、ある日自分と同じ講義を受けている人に対して、自分が困っていることを伝えてみました。そうしてみたところ、私のことを理解して支援してくれる人がおり、安心することができました。それだけでなく、私の障がいを個性の1つとして捉えて、障がい学生としてではなく友達として接してくれる人も出てきました。このように、障がい学生支援を通して私を広い意味で理解してくれるような本当の仲間に出会えたからこそ、私の学生生活は充実したものへとなったのだと思います。

 ということで、これまで私の受けている支援と、それを受けて良かったと感じることを紹介してきました。私自身が大学生活を送ることができているのは、多くの方が協力してくださっているおかげです。いつも支えてくださっている方々に対し、この場をお借りして御礼申し上げます。

viwa
ハチ

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