2013年5月26日日曜日

「音声で操作できるテレビ」体験会のご案内

こんにちは。。
viwaの優希です。

今回は京都・大阪の2会場で開催される体験会のご案内です。
以下案内文です↓

― 「音声で操作できるテレビ」体験会のご案内 ―

パナソニックは、4月26日より「音声で操作できるテレビ」を発売開始しました。そこで、近畿地区にお住まいの目のご不自由な方に実機による体験を頂きたく下記の通り商品説明会を開催することになりました新しくテレビの購入を検討されている方や興味の有る方は、是非ご参加下さい。
■■■■■■■■■■ 京 都 会 場 ■■■■■■■■■■
会 場 : 社会福祉法人京都ライトハウス 2階会議室日 時 : 5月20日(月)~24日(金) 10時30分~16時30分      7月 4日(木)~ 5日(金) 10時30分~16時30分
■■■■■■■■■■ 大 阪 会 場 ■■■■■■■■■■
会 場 : 社会福祉法人日本ライトハウス情報文化センター5階      サービス部フロア日 時 : 6月11日(火)~15日(土) 10時30分~16時30分
・両会場とも、商品説明はお一人約30分ほどかかります。・商品説明に使用するテレビは1台です。お待ちいただくこともあります。・商品説明はパナソニックの説明員が対応いたします。・お問い合わせ・お申し込みは、下記のメールアドレスへお願いします。 digital.av-ud@gg.jp.panasonic.com
<お知らせ> 「音声で操作できるテレビ」は、5月27日(月)20時30分から 放送されるラジオ大阪「話の目薬!ミュージックソン」で紹介されます。 こちらもぜひお聴きください。

ワークショップ「触覚がひらく身体のふしぎ」のご案内

こんにちは。
viwaの優希です。

今回は6月23日に京都で開催される触覚と身体に関するワークショップのご案内です。
以下案内文になります。

------- 転送開始 -------

 みなさん、こんにちは。国立民族学博物館の広瀬です。
 いつものごとくBCCメールにて失礼します。
 だいぶ暑くなってきましたが、お元気ですか?
 今年はさまざまなイベントを企画・担当するチャンスに恵まれていますが、今
回は「身体」にこだわるワークショップです。
 長年、趣味で武道をやっていますが、まだまだ人様に披露できるようなレベル
ではありません。でも、今回は汗をかくついでに、恥もかいてしまおうと決意し、
武道の簡単な動きをワークショップに取り入れます。
 以下にワークショップの案内を貼り付けます。たぶん、本人が頑張って宣伝し
ないと、誰も参加してくれないと思うので、友人・知人に案内を送付することに
いたしました。
 本メールの転送・転載を歓迎いたします。広報にご協力ください!
 6月の京都で、みなさんといっしょに、ちょっと変わった「体験」ができるこ
とを楽しみにしています。 広瀬浩二郎


~  他者理解を楽しむワークショップシリーズ その1 ~

うごい手、つくっ手、つたえ手
触覚がひらく身体のふしぎ

視覚に頼らない知的探究の技法として“手学問”を提唱する全盲の文化人類学者
(座頭市流フィールドワーカー)広瀬浩二郎によるワークショップ。
「色にさわる」「音にさわる」「心にさわる」をキーワードとして、
前半は、さまざまなモノに触れてみます。
 後半は、全身で気を感じて動く「無目勝流武道」を楽しく体験します。


 日時: 2013年6月23日(日)14:00~16:00 (受付13:
30より)
 会場: 大山崎ふるさとセンター 3階ホール
(阪急「大山崎」駅前、JR「山崎」駅より徒歩6分。大山崎町歴史資料館と同
じ建物)
 対象: 小学生以上、障害の有無は不問
定員: 15名、要事前予約。
参加費: 大人500円、高校生以下と障害を持つ人は無料
(大山崎町民は無料)
ナビゲーター:広瀬浩二郎(国立民族学博物館准教授)
後半のアシスタント: 伴戸千雅子(コンテンポラリーダンサー)

お問合せ・申込み:ダンス&ピープル
電話・ファクス 075-802-9060
メール d-a-p@muse.ocn.ne.jp
当日の連絡先 090-1155-8867(ごしま)

申込方法:氏名、電話(あれば携帯)、住所、年令、障害の有無(介助者の有無)
を添えてお申込み下さい。こちらから受付完了の連絡を差し上げます。

※動きやすい服装で参加してください。後半は、はだしになります。
見える人はアイマスクを使用します。(お持ちの方はご持参下さい)
※駅集合を希望する方は、必ず2日前までに連絡して下さい。

 広瀬浩二郎 プロフィール
1967年、東京都生まれ。13歳の時に失明。筑波大学附属盲学校から京都大学
に進学。2000年、同大学院にて文学博士号取得。01年より国立民族学博物館に
勤務、現在は民族文化研究部准教授。専門は日本宗教史、障害者文化論。学生
時代から趣味として続ける武道では、居合道、合気道の有段者(ともに二段)
でもある。
主な著書に、『障害者の宗教民俗学』(明石書店、1997年)、『さわる文化
への招待』(世界思想社、2009年)などがある。
最新刊の岩波ジュニア新書『さわっておどろく!』(嶺重慎との共著)では
、柔軟な障害者観とユニークな博物館論を展開している。

主催:Dance&People
後援(予定):京都府、大山崎町、大山崎町教育委員会、大山崎町社会福祉協議会
助成:(公財)倶進会

------- 転送終了 -------

2013年5月19日日曜日

「4しょく会」春のイベント案内

こんにちは。
viwaの優希です。

今回は6月8日に開催されます障がい者スポーツに関するイベントのご案内です。

以下案内文です↓


みなさん、こんにちは。国立民族学博物館の広瀬です。
 最近すっかりイベント屋さん状態で、宣伝メールばかりお送りしており、申
し訳ありません。
 本日は僕が所属する「視覚障害者文化を育てる会」(4しょく会)の春のイ
ベント案内です。2001年、「4しょく会」は発会イベントで視覚障害者サ
ッカー(ブラインドサッカー)を取り上げました。それから12年。再度やっ
てきた巳年に、あらためて「文化」の視点からスポーツに迫ってみようという
のが今回のイベントの趣旨です。
 以下に案内文のテキストを貼り付けます。墨字版は添付のワードファイルを
ご参照ください。
 本メールの転送・転載を歓迎いたします。イベント広報にご協力いただけれ
ば幸いです。
 なお、イベント参加には事前申し込みが必要です。受け付けのメールアドレ
スが従来と異なりますので、ご注意ください。
 6月の長岡京で、新たな障害者スポーツの歴史が始まることを期待しつつ…
 広瀬浩二郎

「4しょく会」春のイベント案内
障害者運動、障害者スポーツ、そして障害者エクスポーツへ
~自立・共生・文化を体感できるスポーツの魅力~
 最近、運動不足の障害者が増えている。これはいいことなのか、悪いことな
のか!?
 かつて僕たちの先輩たちは劣悪な生存環境を改善するために、多様な障害者
運動を展開してきました。そんな粘り強い障害者運動の成果により、21世紀の
今日、僕たちは「健康で文化的な生活」を享受しているともいえます。やや乱
暴な言い方をすると、障害者運動の目標は、「自立」と「共生」の二つである
と総括できるのではないでしょうか。
 運動不足になった現代の障害者たちは趣味として、あるいは本格的な競技と
して、さまざまなスポーツに取り組むようになりました。障害者スポーツは、
障害者運動とはまったく別のスタイルで、自立と共生の理想形を社会にアピー
ルしています。一つのボールを追いかけて前後・左右に動き回る視覚障害者の
「自立する身体」。視覚障害者と見常者が手を取り、声をかけあってゴールを
めざす「共生する精神」。自立と共生を求め闘ったのが障害者運動だとすれば
、ややこしい理屈を度外視して、自立と共生を端的に具現したのが障害者スポ
ーツなのです。障害者運動から障害者スポーツへ。この大きな流れは、障害者
の生存権の拡充として歓迎すべきだと思います。
 今回の「4しょく会」イベントでは、視覚障害者が親しんでいるスポーツの
中から、自立系の代表としてブラインドテニスとゴールボールを、共生系の代
表として山登りとマラソンを取り上げます。それぞれのスポーツの魅力、簡単
なルールを体験者にじっくり語っていただく予定です。実際に使用している道
具に触れてもらう時間もあります。障害者運動に情熱を燃やした諸先輩、障害
者スポーツの普及に関わっている当事者だけでなく、広く「自立」と「共生」
に興味をお持ちの方はぜひご参加ください。
 2001年11月、「4しょく会」は発会記念行事として、日本で初めてブライン
ドサッカー(blind soccer、視覚を使わないサッカー)の紹介イベントを開催
しました。世界各国で行われているこのスポーツを日本に導入するに当たって
、どんな名称を用いるのがいいか、関係者間で議論したのは懐かしい思い出です。
結果的に選ばれたのが「視覚障害者サッカー」でした。
 当時の僕たちには、障害の有無にこだわらず、視覚以外の感覚を総動員して
プレーするユニバーサルな(だれもが楽しめる)スポーツという方向で、ブラ
インドサッカーを発展させたい思いもありました。しかし、この新しい競技を
まずは「視覚障害者の、視覚障害者による、視覚障害者のための」スポーツと
して定着させるべきだという願望の方がより切実だったのです。「視覚障害者
サッカー」には、新たな視覚障害者文化としてブラインドサッカーを社会に発
信したいという本会の熱い願いが込められていました。
 「障害者スポーツは障害者文化である!」「自立と共生の次に必要なのは、
独自の価値を保持する文化の自覚と発信である!」これがスポーツとの接触、
スポーツからの触発に期待する本会の基本スタンスです。障害者スポーツから
障害者エクスポーツ(輸出品)へ。今回のイベントを通じて、視覚障害者が自
信と責任を持って、見常者中心の社会に輸出できる文化をいっしょに増やして
いきましょう!
 日時 2013年6月8日(土)13:00~17:00
 会場 長岡京市中央生涯学習センター「展示室」
 住所 〒617-0833 長岡京市神足2丁目3-1 バンビオ1番館内
    (JR長岡京駅前すぐ)
 電話 050-7105-8500
 URL http://www.bambio-ogbc.jp/
 主催 視覚障害者文化を育てる会(4しょく会)
 参加費 会員および学生300円、非会員500円
    「日程」
 12:50 JR長岡京駅の改札口を出た所に集合(適宜会場に移動)
 13:00 会場にて受け付け開始
 13:30~13:40 開会の挨拶(竹田恭子)
 13:40~14:30 「躍動する身体ーー自立系スポーツ」
         (ブラインドテニス、ゴールボール)
         〔パネリスト:長尾隆一郎、西村秀樹〕
 14:30~14:50 休憩(各種スポーツグッズの触察タイム)
 14:50~15:40 「“伴”の精神ーー共生系スポーツ」
         (山登り、マラソン)
         〔パネリスト:笹森恵美子、山本宗平〕
 15:40~16:30 フリーディスカッション「障害者スポーツの未来」
 16:30~16:40 閉会の挨拶(畑中優二)
 ※イベント終了後、会場近くにて懇親会を行ないますので、希望者はご参加
ください(会費4,000円程度)。
 ※イベント参加申し込みは、5月31日までに電話かメールで以下にお願いし
ます。
℡080-2527-9383(萩原郁夫、平日の9:00~17:00)
メール「yo_nohara@hotmail.com
(通常とアドレスが異なるのでご注意ください)。
 ※参加申し込みに際して、「かならず」以下の3点についてお知らせください。
 ①お名前(フルネームで)
 ②電話番号またはメールアドレス(イベント関係の必要事項の連絡に利用い
たします)
 ③懇親会の出欠について(当日の変更は、なるべくご遠慮ください)

ipadと拡大読書器、どっちを買うべき?

皆様
こんにちは。viwaの奈良里紗です。
急に初夏らしい陽気になってきましたね。
皆様、おかわりなくおすごしでしょうか。

さて、本日は最近よく聞かれるこの質問に私なりにお答えしたいと思います。
「ipadと拡大読書機、どっちを購入したらよいでしょうか?」
viwaのブログでも紹介しているように、ipadやiphone等のタブレット端末は弱視の人にとってもとても便利なものです。
拡大読書機と大きく違う点としては、使用するために練習を積まなくても直感的に使えるということです。
一方、拡大読書機は練習をする必要はありますが、長時間の独伊書、特に学習面においては必要不可欠なものかと思います。
弱視の人は見え方も人それぞれですので、一概にipadがいいよ!とも拡大読書機がいいよ!ともいえませんが、、、
拡大読書機は19万8000円
ipadは5万円以下で購入できる
ということを考えると、拡大読書機は日常生活用具として申請をして、
ipadは自費で購入するというのがぶなんかと思います。
先日、相談にいらっしゃった方も、学校がipadか拡大読書機いずれかを購入してくれるのだが、どちらを購入してもらったほうがよいかというものでしたが、
拡大読書機を一切使うことがないのであれば、ipadを購入してもらえばよいのですが、もし、拡大読書機があったほうが便利なのであれば、拡大読書機を学校に購入してもらい、ipadは自費で購入することをすすめました。
ipadは有料のアプリを入れる場合には、クレジットカードかプリペイドカードでの支払いになったりして、カスタマイズするとなると、学校に購入してもらったものだと自由に自分が使用できないことも考えられます。
ですので、ipadは可能なのであれば、自費購入があとあと便利ですよ。
とアドバイスしている私が実は大学でipadを購入してもらったのですが、
大学の物品になるので、個人的な使用は控える必要があり、
ipadでメールをみたり、
インターネットに常に接続できる状態にしたり、
色々と制約がかかり、便利な使い方ができなくなってしまうのです。
ipad等はパソコンと同じで回転も早いですが、拡大読書機は1台購入すれば、5~10年ぐらいは使い続けることができるものなので、そういった意味でも購入してもらえる機会があるのであれば、購入してもらったほうがよいかもしれません。
補助具を購入するときって、どっちを購入したらよいのか、そもそもどれを購入したらよいのかと悩みますよね。
そういうときこそ、近隣の視覚特別支援学校やロービジョンクリニック等の専門機関の門をたたいて助言をもらうとよいと思いますよ。

key word 拡大読書機 ipad 購入
viwa 奈良里紗

ipadと補助具の使い分け

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

最近は、各地でipadの講習会があったり、教育現場でipadを単眼鏡の代わりに使用している実践報告がなされたり、何かとipadを補助具のかわりとして活用する方法が紹介されるようになってきました。

皆様はこの状況をどのようにとらえているでしょうか。

特に、小学生~中学生ぐらいのお子様をお持ちの保護者の方々は、補助具を使わせたほうがよいのか、ipadを使わせたほうがよいのか、悩んでいる方も多いようです。

ipadのよいところは、とにかく簡単に使えるということです。
そして、子供たちは補助具よりも簡単に使えるipadにくいついてきます。

従来、補助具は使いたくないものという認識が子供たちの中にもありましたが、ipadはこの気持ちを逆転させ、学校でも使ってみたい!と子供たちのほうからいうようになってきました。

それでは、ipadだけを使えるようにすればよいのか?  
それもそうではないと思うのですよね。
大人になってしまえば、あまり関係ないのですが、子供のうちというのは、できるだけはっきりとしたきれいな像を子供たちに見せることによって、子供たちの“見る力”がぐんぐん育っていきます。

ipadはとても便利なのですが、拡大をするためにできているものではありませんので、拡大をすればするだけピンボケ状態が強くなったり、そもそも、自分でとった写真を拡大することでノイズが大きくなってしまっていることもあります。

単眼鏡やルーペを使いこなす力、きれいなものをじっくり見る時間というのも小学生から中学生にかけての時期は本当に大切です。
ですので、補助具とipadは上手に使い分けて、どちらも使えるという状況を作ることが大切かなと思います。

例えば、動物園にいってキリンの写真をipadで撮影したとします。
子供は簡単なipadのほうで拡大をしてみようとすると思います。
そのとき、「じゃあ、単眼鏡でも見てみようか。」等と声をかけて、ipadだけではなくて、単眼鏡でも同じものを見る機会を作りましょう。

そのとき、ipadで拡大してみたキリンの耳等を単眼鏡で探して、「どう?動いてる?」等と単眼鏡だとipadでは見ることができなかったこういう部分が見える!ということを学習してもらえるとよいですね。

ipadも補助具も、私たちにとってはとても大切な見えづらさをサポートしてくれる機器ですので、上手に使い分け、活用をしていけるように周囲の人が少し気にかけてもらえるとありがたいなと思います。

key word ipad 補助具 単眼鏡 使い分け

viwa 奈良 里紗

2013年4月25日木曜日

子どもに障がいのことを聞かれたときの対応はどうしたらよいでしょうか。

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

いよいよGWが間近に迫ってきましたね!
お出かけの計画はもう立てられましたか?

私は5月に結婚式を挙げることになり、今は準備に追われています。
結婚式の報告はまた今度させていただきますね。
弱視ならではのドレス選びの大変さとかありましたので。笑

さてさて、本日の話題は親が子どもに対して、どのように障害を伝えるかについてです。

個人差はありますが、だいたい4~6歳ごろから、
なんだか自分は周囲のお友達と何かが違うみたいだぞ
と気づき始めて、
小学校中学年ぐらいになると、
どうやら自分は目が悪いみたいだぞ
ということがわかりはじめて、
中学生ぐらいになってようやく
自分だけが視覚障害という障害があるみたいだ
という理解がなされるようになるようです。

個人差は結構あって、高校生になるまで自分に視覚障がいがあるということに気づかなかったなんていう人もいます。

周囲の人から見たら、小さいころからほかの子どもに比べて明らかに不自由そうに見えるので、なぜ、そんなに大きくなるまでわからないの?と思われると思うのですが、特に、ロービジョンの子どもの場合には、他の子どもと比較するということが難しいため、なかなか自分が視力の低い状態にあって困難があるということを理解することができないのです。

子どもは素直なので、
「お母さん、どうして私は目が悪いの?」
と率直に尋ねてきます。

心の準備をしていないお母さんやお父さんにとって、ふいうちのような質問ですよね。

何て答えるか決めていなかったから、どう答えてよいかわからなくて、ちゃんと質問に答えてあげられなかった・・・なんていうお母さんの声をよく聞いたりします。

子どもに目のことを聞かれたらどう答えたらよいのですか?
とよく聞かれることがあります。

私がいつもお母さんやお父さんにお願いしていることとしては、
1.明るく
2.わかりやすく
3.自信をもって
4.愛をこめて
本人に目のことを伝えてほしいです。

1.明るく
というのは、こういう話をすると、特に、お母さんに多いのが自責の念にかられて、
うるっと涙を浮かべそうになってしまうんですよね。
子どもも社会も誰もお母さんが悪いとは思っていませんし、生んでくれたお母さんが
そんな悲しそうにしていたら、子ども自身も自分の存在に自信を持てなくなってしまいますから。
まずは明るい笑顔でいてください。
(無理やり笑顔になりすぎなくてもよいですからね。笑)

2.わかりやすく
というのは、目の病気のことを医学的にこ難しく説明してもわかりませんから、
本人にわかるようにわかりやすく目のことを説明してほしいのです。
こういう日が来ることに備えて、目の病気のことをわかりやすく説明する準備をしておくとよいでしょうね。

3.自信を持って
というのは、1の明るくとも関連しますが、
視覚障がいがあるわが子はお母さんやお父さんにとってどんな子どもであっても自慢の子どもであること、
自分自身に自信をもってほしいことを伝えてほしいのです。
偉人になってほしいという意味ではないのですが、視覚障がいのある人の中には科学者やピアニスト等もいるから、視覚障がいがあるからって何も諦めることはないということも伝えてほしいのです。

4.愛をこめて
というのが一番大切ですね!!
子どもは親が否定したり、悲しんでいたりするとその影響をもろに受けますが、愛情たっぷりに育ててもらえれば大丈夫なもんなんです。
とにかく、こういう話題のときには、親がひけめを感じてしまいがちなので、そんなふうに思わずに、自信をもってあなたは選ばれて私たちのところに生まれてきたのよ!と伝えてあげてください!

子どもは純粋にどうして自分の目は悪いのかが知りたいのです。
場合によっては、どうして自分だけ目が悪いんだ!と親に逆切れすることもあるかもしれません。
でも、その怒りの矛先をむける相手が親しかいないんだということも理解してあげて、その怒りもたっぷりの愛情で受け止めてあげてください♪

私たち当事者からすると軽い気持ちで、
「車の運転したーい」
「目がよかったらよかったなぁ」
「目が悪いと色々と大変だわ」
な~んてつぶやいていたりするのですが、
お母さんやお父さんから相談を受けるときには、
とても深刻に悩まれていることが多い印象があります。

そんなに深く悩まず、わが子を特別視せずに関わってもらえたらよいのかなと思います。

今後もこういうときどうしたらよいの?という疑問、どしどしお寄せくださいね。

上記内容はあくまで私の考えなので、参考程度にしていただいて、100%正解の回答は子育てにはないと思いますので、皆さんなりの方法でお子さんと向き合っていただけたらと思います。

それでは、皆さん、楽しいGWをおすごしください!!

viwa 奈良里紗

2013年4月6日土曜日

この診察券いいかも!

皆様
こんにちは。viwaの奈良里紗です。
桜も見頃を迎え、貼るらしい陽気になってきましたね!
皆様、いかがおすごしでしょうか。
私は季節の変わり目ということで風邪をひいたり、花粉症で耳鼻科にいったりと、何かと病院にお世話になる機会が多い日々が続いています。苦笑
私は季節の変わり目ということで風邪をひいたり、花粉症で耳鼻科にいったりと、何かと病院にお世話になる機会が多い日々が続いています。苦笑
それは、こんな診察券です↓↓↓


そうなんです。
診察券を看護師さんがみることで、私が見た目では視覚障害者であることがわかりにくとも、視覚障害者であることがわかってもらえるシールが診察券に貼ってあったのです!
なぜ、こんなシールを貼ってもらえたかというと、
私は普段の生活ではあまり白杖(はくじょう)を使用していませんが、この病院は初めて行く病院で、なおかつ、総合病院でとても大きな病院でした。
なので、周囲の人に案内してもらえたほうが、自分で一生懸命看板を探して、看板を補助具で見て移動するより、はるかに効率的なので、白杖をもって、周囲の人が私が視覚障害者であることがわかってもらえるようにしていきました。
そうしたところ、受付の段階でこのような診察券を発行してもらうことができ、館内も案内してもらえましたし、会計も本来は会計の機械でやらなければならないのですが、私が視覚障害者であることを診察券をみて理解した事務の方がその場で会計をしてくれました。
久しぶりに、白杖をもって外出したのですが、これはよい経験ができました。
障害者手帳とかにも、シールの絵柄をみただけで何の障がいかわかるような工夫がなされるようになると、電車で切符を購入するときやバスでお金を洗うときなど、相手からスムーズなサポートが得られるのかもしれないなと思いました。
key word 病院 白杖 視覚障害者 診察 案内
viwa 奈良 里紗