第16回“viwa”パパママ会@名古屋開催のご案内
~視覚に障がいのあるお子様のパパ&ママ相談会~
こんにちは。
“viwa”では、視覚に障がいをお持ちのお子様のパパ&ママを対象にちょっとした相談会を実施しています。
眼科に行くほどでもなければ、視覚特別支援学校や保健師さんに相談するほどのことでもないんだけど、ちょっと話を聞いてほしい、ちょっと心配なことがあるという方必見です!
気軽にご参加ください★
― 記 -
テーマ:私が障害者手帳に出会うまでと出会ってから
話題提供者:佐藤 由希恵 氏
佐藤さんは、未熟児網膜症による弱視と脳性まひがあります。
視野狭窄はあるものの、比較的視力が高いため、視覚障がいに関する障害者手帳を取得したのは成人してからでした。
佐藤さんは、アメリカ生まれでアメリカの大学を卒業し、日本の大学院、そして言語聴覚士の専門学校と様々な学びの場を経験されています。
視覚障がいに関するお話もそうですが、言語聴覚士の専門職として、乳幼児期の食事や発話等についてもお話いただけると思います。
日時:2016年11月12日(土)13時~15時
主催:視覚障がい者ライフサポート機構“viwa” http://www.viwa.jp
場所:愛知県立名古屋盲学校 幼稚部
参加費:1家族 1,000円(ボランティア交通費、必要備品の購入等)
定員:10家族
対象:視覚に障がいのあるお子さまの親御さん(障害者手帳の有無は問いません。)
お申込み方法:下記アドレスまで必要事項をご記入の上、メールにてお申込みください。
info@viwa.jp
【初めてご参加の方】
1.保護者氏名
2.ふりがな
3.連絡先メールアドレス
4.電話番号
5.参加される方の内訳
(お子さまについては年齢もお知らせください。ご兄弟の参加も可能です。)
6.お子さまの障がいについて可能な範囲で以下お知らせください。
・眼疾患名
・視力
・視野
・併せ有する障がいがある場合はそちらについてもお教えください。
・年齢( 歳 ヶ月)参加時点
7.相談したいこと
8.お子さまの託児希望(複数人ご希望の場合にはご希望のお子さまの氏名等、どなたをお預かりすればよいかわかるようにご記入ください。)
9.託児を希望する場合、気をつけてほしいことなどありましたら事前にお知らせください。
10.盲学校への個別相談希望(ご希望される場合には具体的に相談したい内容をご記入ください。)
【2回目以降のご参加の方】
1.ご参加される方全員の氏名(お子さまについては年齢もお書き添えください。)
2.相談したいこと
3.託児希望について(希望するお子さまのお名前をお知らせください。)
4.盲学校への個別相談希望
(ご希望される場合には具体的に相談したい内容をご記入ください。)
※多くのお子さまが参加されますので、風邪や流行病等にかかっておられるお子さまの参加はご遠慮願います。
お子さまの健康状態によっては、託児をお断りすることもございます。
あらかじめ、ご了承ください。
締切:2016年11月6日(日)
※定員になり次第、受付を終了させていただきます。
【当日のプログラム】
12時30分~13時:受付
13時~15時:パパママ会
佐藤さんからの話題提供ののち、質疑応答
保護者同士の交流の時間
15時:パパママ会終了
15時~16時;名古屋盲学校個別相談会(事前予約制)
ご参加お待ちしております。
2016年10月8日土曜日
2016年10月7日金曜日
【インタビュー】活法でよりよい世界へ
皆様
こんにちは。viwaの奈良里紗です。
今回は、社会で生き生きと活躍する視覚障がいの方にインタビューをしてきましたのでご紹介したいと思います。
まずはプロフィールを紹介します。
氏名:樋口 匡(ひぐち まさし)
出身:愛知県名古屋市
年齢:30歳
矯正視力:右:0.3 左:0.2
眼疾患:網膜色素変性症
視野:視野狭窄(右:5度ぐらい、左はどこがかけているかわからない)
略歴:
中学2年までは通常校に在籍。
中学3年生の6月から筑波附属盲学校へ編入。
大学進学後、1年で中退。
約1年間、フリーター生活を経てその後、筑波大学附属盲学校の専攻科へ入学。
鍼灸マッサージ師の国家資格を取得し、ヘルスキーパーとして勤務。
2015年「古武術活法院 ちはやふる」開業
現在に至る。
ここからは、Q&A形式でご紹介します。
Q:現在のお仕事内容を教えてください
A:古武術から生まれた治療術の活法(かっぽう)を用いて、治療を行ったり、視覚障がい者に教えたりする仕事がメインです。
そのほかにも、古武術の指導やメンタルコーチングなど、色々なことをやっています。
Q:活法と出会ったきっかけは?
A:鍼灸師の国家資格取得後は、ヘルスキーパーとして勤務していました。
最初はヘルスキーパーの仕事が好きだったわけでも、やりたかったわけでもなく、ただ生計をたてていくための手段として働いていました。
でも、実際に働いていくなかで、自分の技術の限界を感じたり、それでも、もっと患者さんによくなってほしいという気持ちも生まれてきて、色々と勉強をするようになりました。
当時、80代前後のおばあちゃんを毎週2時間ほど治療していたのですが、そのおばあちゃんは50代頃から五十肩に悩まされていて、本当に腕があがらない状態でした。
医者には関節がかたまってしまっているからもう動くことはないと言われていたそうです。
そんなとき、たまたま目にした活法について書かれたブログで活法と出会いました。
そのブログから、治療の考え方を学び、おばあちゃんに「試してみてもよい?」と聞いたら、よいよというのでやってみました。
そうしたら、もう二度とあがらないと言われていた腕が嘘のように動いたんです。
自分でも信じられないような出来事で、何が起こってどうなったのか当時はよくわかりませんでした。
それから、職場で頭痛や五十肩、腰痛に悩んでいる人に自分が活法で学んだ手技を取り入れて治療したところ、患者の状態が改善し、感謝されることが増えていきました。
今まで、生計をたてるためだけの手段であり、何もやりがいを感じていなかった仕事に、やりがいを感じるようになりました。
1番は、人の役にたてているということがとても嬉しかったです。
それから、もっと活法について学ぶようになり、これはもしかしたら、視覚障がい者が学んだらもっとよいかもしれないと思い、今はこの活法を視覚障がい者に広げるための活動をしています。
Q:活法はどこで教えているのですか?
A:勉強会は3箇所で実施しています。
毎週水曜日の夜(成増駅周辺)
毎週木曜日の夜(国立駅周辺)
毎月第2土曜日(水戸駅周辺)
Q:この勉強会に興味のある人はどこへ連絡すれば情報を得ることができますか?
A:以下の連絡先までお問い合わせください。
古武術活法院 ちはやふる
e-mail: chihayafuru.kappo@gmail.com
tel: 090-5790-6472
Q:勉強会の様子はどのような感じですか?
A:勉強会に参加する視覚障がい者は、実際に仕事でヘルスキーパーをしている方や理療について学んでいる学生、盲学校の専攻科で理療を教えている教員等、様々です。
毎回、最初に座学をやったあとに、参加した方が実際に抱えている患者の状態を共有し、治療方法についてアドバイスをしています。
座学だけではなく、実技もあるため、1回の勉強会の定員は10名程度でとてもアットホームな雰囲気で、でも熱心な方々の集まりです。
Q:最近、賞を受賞されたとうかがいましたが、受賞のきっかけは何だったのでしょうか?
A:きっかけは作文を書いたことでした。
「私は自分の仕事が大好き大賞」というものがあり、そこに作文を書いて送ったんです。
大賞をとると、その作文が本になって出版されるんですが、僕は視覚障がい者がこうやって働いているということをもっと多くの方に知ってもらいたい!
そんな気持ちもあって、これまでの自分を振り返った作文を書きました。
すると、驚くことに賞を受賞することができ、2016年10月18日開催のイベントで5,000人の前で自分の仕事について紹介する機会をいただくことになりました。
視覚障がいのある方はもちろん、本人を支える家族、盲学校の教師や眼科の先生等、幅広い方々に来ていただいて話しを聞いてもらえたら嬉しいです。
イベント詳細URL: http://watashigo.org/
インタビューの内容は以上です。
今回、「私は自分の仕事が大好き大賞」の受賞がきっかけでインタビューをさせていただいたのですが、樋口くんと私は同級生だったり、樋口くんは名古屋出身だったりと、何かと共通点もあり話は盛り上がりました。
また、樋口くんの仕事に対する熱い思いや、その行動力には刺激を受けました!
ちなみに、専攻科時代に出会った素敵な奥様との間にそろそろ赤ちゃんも生まれる予定だそうです。
妊娠中の奥様を気遣って、活法やマッサージをしているなんて、素敵な旦那様としての姿も垣間見ることができました。
これからの樋口くんの活躍に期待したいと思います。
こんにちは。viwaの奈良里紗です。
今回は、社会で生き生きと活躍する視覚障がいの方にインタビューをしてきましたのでご紹介したいと思います。
まずはプロフィールを紹介します。
氏名:樋口 匡(ひぐち まさし)
出身:愛知県名古屋市
年齢:30歳
矯正視力:右:0.3 左:0.2
眼疾患:網膜色素変性症
視野:視野狭窄(右:5度ぐらい、左はどこがかけているかわからない)
略歴:
中学2年までは通常校に在籍。
中学3年生の6月から筑波附属盲学校へ編入。
大学進学後、1年で中退。
約1年間、フリーター生活を経てその後、筑波大学附属盲学校の専攻科へ入学。
鍼灸マッサージ師の国家資格を取得し、ヘルスキーパーとして勤務。
2015年「古武術活法院 ちはやふる」開業
現在に至る。
ここからは、Q&A形式でご紹介します。
Q:現在のお仕事内容を教えてください
A:古武術から生まれた治療術の活法(かっぽう)を用いて、治療を行ったり、視覚障がい者に教えたりする仕事がメインです。
そのほかにも、古武術の指導やメンタルコーチングなど、色々なことをやっています。
Q:活法と出会ったきっかけは?
A:鍼灸師の国家資格取得後は、ヘルスキーパーとして勤務していました。
最初はヘルスキーパーの仕事が好きだったわけでも、やりたかったわけでもなく、ただ生計をたてていくための手段として働いていました。
でも、実際に働いていくなかで、自分の技術の限界を感じたり、それでも、もっと患者さんによくなってほしいという気持ちも生まれてきて、色々と勉強をするようになりました。
当時、80代前後のおばあちゃんを毎週2時間ほど治療していたのですが、そのおばあちゃんは50代頃から五十肩に悩まされていて、本当に腕があがらない状態でした。
医者には関節がかたまってしまっているからもう動くことはないと言われていたそうです。
そんなとき、たまたま目にした活法について書かれたブログで活法と出会いました。
そのブログから、治療の考え方を学び、おばあちゃんに「試してみてもよい?」と聞いたら、よいよというのでやってみました。
そうしたら、もう二度とあがらないと言われていた腕が嘘のように動いたんです。
自分でも信じられないような出来事で、何が起こってどうなったのか当時はよくわかりませんでした。
それから、職場で頭痛や五十肩、腰痛に悩んでいる人に自分が活法で学んだ手技を取り入れて治療したところ、患者の状態が改善し、感謝されることが増えていきました。
今まで、生計をたてるためだけの手段であり、何もやりがいを感じていなかった仕事に、やりがいを感じるようになりました。
1番は、人の役にたてているということがとても嬉しかったです。
それから、もっと活法について学ぶようになり、これはもしかしたら、視覚障がい者が学んだらもっとよいかもしれないと思い、今はこの活法を視覚障がい者に広げるための活動をしています。
Q:活法はどこで教えているのですか?
A:勉強会は3箇所で実施しています。
毎週水曜日の夜(成増駅周辺)
毎週木曜日の夜(国立駅周辺)
毎月第2土曜日(水戸駅周辺)
Q:この勉強会に興味のある人はどこへ連絡すれば情報を得ることができますか?
A:以下の連絡先までお問い合わせください。
古武術活法院 ちはやふる
e-mail: chihayafuru.kappo@gmail.com
tel: 090-5790-6472
Q:勉強会の様子はどのような感じですか?
A:勉強会に参加する視覚障がい者は、実際に仕事でヘルスキーパーをしている方や理療について学んでいる学生、盲学校の専攻科で理療を教えている教員等、様々です。
毎回、最初に座学をやったあとに、参加した方が実際に抱えている患者の状態を共有し、治療方法についてアドバイスをしています。
座学だけではなく、実技もあるため、1回の勉強会の定員は10名程度でとてもアットホームな雰囲気で、でも熱心な方々の集まりです。
Q:最近、賞を受賞されたとうかがいましたが、受賞のきっかけは何だったのでしょうか?
A:きっかけは作文を書いたことでした。
「私は自分の仕事が大好き大賞」というものがあり、そこに作文を書いて送ったんです。
大賞をとると、その作文が本になって出版されるんですが、僕は視覚障がい者がこうやって働いているということをもっと多くの方に知ってもらいたい!
そんな気持ちもあって、これまでの自分を振り返った作文を書きました。
すると、驚くことに賞を受賞することができ、2016年10月18日開催のイベントで5,000人の前で自分の仕事について紹介する機会をいただくことになりました。
視覚障がいのある方はもちろん、本人を支える家族、盲学校の教師や眼科の先生等、幅広い方々に来ていただいて話しを聞いてもらえたら嬉しいです。
イベント詳細URL: http://watashigo.org/
インタビューの内容は以上です。
今回、「私は自分の仕事が大好き大賞」の受賞がきっかけでインタビューをさせていただいたのですが、樋口くんと私は同級生だったり、樋口くんは名古屋出身だったりと、何かと共通点もあり話は盛り上がりました。
また、樋口くんの仕事に対する熱い思いや、その行動力には刺激を受けました!
ちなみに、専攻科時代に出会った素敵な奥様との間にそろそろ赤ちゃんも生まれる予定だそうです。
妊娠中の奥様を気遣って、活法やマッサージをしているなんて、素敵な旦那様としての姿も垣間見ることができました。
これからの樋口くんの活躍に期待したいと思います。
2016年10月1日土曜日
羽二重ねっと(福井県視覚障がい者支援ネットワーク) 「見えにくさでお困りの方への支援相談会」のご案内
こんにちは。
viwaの岩池です。
今回は10月10日(月・祝)に福井で開催される相談会のご案内です。
以下案内文です↓
--------- 案内ここから ----------
羽二重ねっと(福井県視覚障がい者支援ネットワーク)
「見えにくさでお困りの方への支援相談会」
■日時 平成28年10月10日(月・祝)
10時~15時
■会場 アオッサ 4階 アトリウム
福井市手寄1-4-1(JR福井駅東口すぐ)
■内容 医療・福祉・教育・行政の支援担当者による対面相談
羽二重ねっと紹介パネル展示
iPad体験会
支援機器展示会
■支援機器展示会について
テーマ 視覚障がい者と読書
出展企業(予定)
伊藤忠記念財団(マルチメディアデイジー)
カシオ計算機(スキャナ)
三和器械(光学機器、拡大読書器)
シナノケンシ(プレクストーク)
東海光学(遮光メガネ)
読書工房(書籍)
福井市立桜木図書館(活動紹介)
■iPad体験会について
iPadの基本的な操作をはじめ、
今までタブレット端末に触れたことがない方でも、
羽二重ねっとホームページ
http://www.habutae-net.jp/
支援相談会PDFチラシ
http://www.habutae-net.jp/
ご不明な点などございましたら、
事務局 0776-54-5280(福井県立盲学校内)
岡島 yoshinori.okajima@nifty.com
---------- ここまで ----------
2016年9月23日金曜日
第15回“viwa”パパママ会@名古屋開催のご案内
第15回“viwa”パパママ会@名古屋開催のご案内
~視覚に障がいのあるお子様のパパ&ママ相談会~
こんにちは。
“viwa”では、視覚に障がいをお持ちのお子様のパパ&ママを対象にちょっとした相談会を実施しています。
眼科に行くほどでもなければ、視覚特別支援学校や保健師さんに相談するほどのことでもないんだけど、ちょっと話を聞いてほしい、ちょっと心配なことがあるという方必見です!
気軽にご参加ください★
― 記 -
テーマ:保護者はどのように子どもの障がいを周囲に伝えればよいのか?
話題提供者:相羽 大輔 氏
先天性弱視(アルビノ)の当事者。
現在は、愛知教育大学にて視覚障害心理学を専門に研究をしていらっしゃいます。
相羽さんは「障害開示」という障がいを周囲の人にどのように伝えればよいのかという研究に長年取り組まれています。
ご自身の経験とともに、これまでの研究からどのようなことがいえるのかをご紹介していただく予定です。
日時:2016年10月8日(土)13時~15時
主催:視覚障がい者ライフサポート機構“viwa” http://www.viwa.jp
場所:愛知県立名古屋盲学校 幼稚部
参加費:1,000円(ボランティア交通費、必要備品の購入等)
定員:10家族
対象:視覚に障がいのあるお子様の親御さん(障害者手帳の有無は問いません。)
お申込み方法:下記アドレスまで必要事項をご記入の上、メールにてお申込みください。
info@viwa.jp
【初めてご参加の方】
1.保護者氏名
2.ふりがな
3.連絡先メールアドレス
4.電話番号
5.参加される方の内訳(お子さまについては年齢もお知らせください。ご兄弟の参加も可能です。)
6.お子さまの障がいについて可能な範囲で以下お知らせください。
・眼疾患名
・視力
・視野
・併せ有する障がいがある場合はそちらについてもお教えください。
・年齢( 歳 ヶ月)参加時点
7.相談したいこと
8.お子さまの託児希望(複数人ご希望の場合にはご希望のお子さまの氏名等、どなたをお預かりすればよいかわかるようにご記入ください。)
9.託児を希望する場合、気をつけてほしいことなどありましたら事前にお知らせください。
10.盲学校への個別相談希望(ご希望される場合には具体的に相談したい内容をご記入ください。)
【2回目以降のご参加の方】
1.ご参加される方全員の氏名(お子さまについては年齢もお書き添えください。)
2.相談したいこと
3.託児希望について(希望するお子さまのお名前をお知らせください。)
4.盲学校への個別相談希望(ご希望される場合には具体的に相談したい内容をご記入ください。)
※多くのお子さまが参加されますので、風邪や流行病等にかかっておられるお子さまの参加はご遠慮願います。
お子さまの健康状態によっては、託児をお断りすることもございます。
あらかじめ、ご了承ください。
締切:2016年10月2日(日)
※定員になり次第、受付を終了させていただきます。
当日のプログラム
12時30分~13時;受付
13時~15時:パパママ会
相羽さんからの話題提供ののち、質疑応答
保護者同士の交流の時間
15時:パパママ会終了
15時~16時;名古屋盲学校個別相談会(事前予約制)
ご参加お待ちしております。
~視覚に障がいのあるお子様のパパ&ママ相談会~
こんにちは。
“viwa”では、視覚に障がいをお持ちのお子様のパパ&ママを対象にちょっとした相談会を実施しています。
眼科に行くほどでもなければ、視覚特別支援学校や保健師さんに相談するほどのことでもないんだけど、ちょっと話を聞いてほしい、ちょっと心配なことがあるという方必見です!
気軽にご参加ください★
― 記 -
テーマ:保護者はどのように子どもの障がいを周囲に伝えればよいのか?
話題提供者:相羽 大輔 氏
先天性弱視(アルビノ)の当事者。
現在は、愛知教育大学にて視覚障害心理学を専門に研究をしていらっしゃいます。
相羽さんは「障害開示」という障がいを周囲の人にどのように伝えればよいのかという研究に長年取り組まれています。
ご自身の経験とともに、これまでの研究からどのようなことがいえるのかをご紹介していただく予定です。
日時:2016年10月8日(土)13時~15時
主催:視覚障がい者ライフサポート機構“viwa” http://www.viwa.jp
場所:愛知県立名古屋盲学校 幼稚部
参加費:1,000円(ボランティア交通費、必要備品の購入等)
定員:10家族
対象:視覚に障がいのあるお子様の親御さん(障害者手帳の有無は問いません。)
お申込み方法:下記アドレスまで必要事項をご記入の上、メールにてお申込みください。
info@viwa.jp
【初めてご参加の方】
1.保護者氏名
2.ふりがな
3.連絡先メールアドレス
4.電話番号
5.参加される方の内訳(お子さまについては年齢もお知らせください。ご兄弟の参加も可能です。)
6.お子さまの障がいについて可能な範囲で以下お知らせください。
・眼疾患名
・視力
・視野
・併せ有する障がいがある場合はそちらについてもお教えください。
・年齢( 歳 ヶ月)参加時点
7.相談したいこと
8.お子さまの託児希望(複数人ご希望の場合にはご希望のお子さまの氏名等、どなたをお預かりすればよいかわかるようにご記入ください。)
9.託児を希望する場合、気をつけてほしいことなどありましたら事前にお知らせください。
10.盲学校への個別相談希望(ご希望される場合には具体的に相談したい内容をご記入ください。)
【2回目以降のご参加の方】
1.ご参加される方全員の氏名(お子さまについては年齢もお書き添えください。)
2.相談したいこと
3.託児希望について(希望するお子さまのお名前をお知らせください。)
4.盲学校への個別相談希望(ご希望される場合には具体的に相談したい内容をご記入ください。)
※多くのお子さまが参加されますので、風邪や流行病等にかかっておられるお子さまの参加はご遠慮願います。
お子さまの健康状態によっては、託児をお断りすることもございます。
あらかじめ、ご了承ください。
締切:2016年10月2日(日)
※定員になり次第、受付を終了させていただきます。
当日のプログラム
12時30分~13時;受付
13時~15時:パパママ会
相羽さんからの話題提供ののち、質疑応答
保護者同士の交流の時間
15時:パパママ会終了
15時~16時;名古屋盲学校個別相談会(事前予約制)
ご参加お待ちしております。
2016年9月22日木曜日
スタッフ自己紹介 竹内涼です。
viwaブログをご覧の皆さま初めまして!
この度、viwaスタッフになった竹内涼と申します。
新たにメンバーとして関わらせていただくことになりましたので自己紹介をさせていただきます。
・障がいについて
僕は高校1年のときにレーベル病で急激な視力低下がおこり視覚障がいになりました。
視力は、両目とも指数弁という視力です。
指数弁とは、目の前に出された指の本数がわかる程度の視力であるということです。
なので普段は、墨字ではなく点字や音声を利用してます。
この文章も携帯の音声機能を利用して入力しています。
・現在について
高校1年のときからの中途障がいなので、一般高校から盲学校に転校することにしました。
その後は、順調に盲学校から大学の社会福祉学部に進学をすることが出来ました。
しかし、大学3年のときに社会福祉士の実習を行ってから、改めて自分の障がいについて見つめ直した結果、将来への不安を感じてしまいました。
そこから、精神的に不安定になり、人と関わることを遮断してしまったり、大学に行くことが難しくなり単位を落としてしまい、1年留年してしまいました。
今年の春学期からは、無事に復帰することが出来てちゃんと大学にも通うことが可能になり、卒業することが出来そうです。
卒業予定ですので現在は、就職活動進行中です。
viwaの方々とは、僕が高校からのお付き合いなのですが、復帰してからviwaの活動に参加させていただく機会が増えたので、スタッフとして参加させていただくことになりました。
僕は、他のviwaのスタッフの方々とは、また別の苦悩や葛藤をしてきているので、自分なりの視点を持った情報発信や相談にのっていければと思ってます。
これからよろしくお願いいたします。
2016年9月20日火曜日
第13回パパママ会実施報告 親の関わり方
皆様
こんにちは。viwaの奈良里紗です。
9月10日(土)に名古屋盲学校幼稚部にて「第13回パパママ会」を実施いたしました。
当日は9家族のご参加がありました。
今回のテーマは「親の関わり方」でした。
話題提供はviwaスタッフでお馴染みの山本 さみさん。
私はいつも彼女の話しを聞いていて、お母さんの育て方が素晴らしいなぁと感じていたため、今回このテーマでお話をしていただくことにしました。
そして嬉しいことに、山本さんのお母様も飛び入り参加いただきました!
当日は、障がいのある本人と障がいのない兄弟をどのように育てたらよいのか、
見た目のこと等で悪口を言われたとき、親はどのように対応したらよいのか、
本人や兄弟にいつ頃から障がいのことを伝えていけばよいのか、
家庭での学習、通学路の歩行等、ご参加いただいたパパママたちからたくさんのご質問をいただきました。
山本さんと山本さんのお母様は昔を思い出しながら、
「悪口言われたことはありましたよ~、でも、その都度、自分は目が悪いんだ、見えにくいから気づかないんだということを子どもながらに伝えてましたよ!」(山本さん本人より)
「お兄ちゃんにもごく自然な形で妹は目が見えにくいということを幼少期から伝えていました」(お母様より)
などなど、本当に貴重な経験談を伺うことができたように感じます。
パパママ会終了後のアンケートでも、
「障がいを伝える力を小さいころから身につけることが大切」
というキーワードが何度もでてきていましたし、会の運営をお手伝いいただいた名古屋盲学校の先生方からも、
「盲学校に在籍しているとあえて自分の障がいを説明しなければならないという場面がほとんどないけど、子供達は盲学校から一歩外へ出たらそういう環境であるということを改めて認識しました。
日々の教育活動でも意識していきたいと思います。」
といった感想が聞かれました。
さらに、愛知教育大学から学生ボランティアで参加してくれていた学生さんからも、
「周りが障がいについて理解しなくてはいけないと思っていたけど、本人が自分の障がいについて理解することも大切なのだということを初めて知りました。」とのこと。
何より、仲良し親子としてプロジェクタに投影された山本さん親子の姿がとても印象的だったようで、
「私も将来、こんな風に娘と仲良し親子になれたらよいな」という声も聞かれました。
次回は9月29日に個別相談、10月8日に名古屋盲学校でのパパママ会を予定しています。
「障がいを伝えることが大切」ということはわかったけど、いつ誰にどのように伝えたらよいのか?
そんな疑問にご自身も弱視で、障害開示という障がいを伝えることを専門に研究している相羽大輔さんを話題提供にお招きします。
どうぞ、お楽しみに!
viwa 奈良 里紗
こんにちは。viwaの奈良里紗です。
9月10日(土)に名古屋盲学校幼稚部にて「第13回パパママ会」を実施いたしました。
当日は9家族のご参加がありました。
今回のテーマは「親の関わり方」でした。
話題提供はviwaスタッフでお馴染みの山本 さみさん。
私はいつも彼女の話しを聞いていて、お母さんの育て方が素晴らしいなぁと感じていたため、今回このテーマでお話をしていただくことにしました。
そして嬉しいことに、山本さんのお母様も飛び入り参加いただきました!
当日は、障がいのある本人と障がいのない兄弟をどのように育てたらよいのか、
見た目のこと等で悪口を言われたとき、親はどのように対応したらよいのか、
本人や兄弟にいつ頃から障がいのことを伝えていけばよいのか、
家庭での学習、通学路の歩行等、ご参加いただいたパパママたちからたくさんのご質問をいただきました。
山本さんと山本さんのお母様は昔を思い出しながら、
「悪口言われたことはありましたよ~、でも、その都度、自分は目が悪いんだ、見えにくいから気づかないんだということを子どもながらに伝えてましたよ!」(山本さん本人より)
「お兄ちゃんにもごく自然な形で妹は目が見えにくいということを幼少期から伝えていました」(お母様より)
などなど、本当に貴重な経験談を伺うことができたように感じます。
パパママ会終了後のアンケートでも、
「障がいを伝える力を小さいころから身につけることが大切」
というキーワードが何度もでてきていましたし、会の運営をお手伝いいただいた名古屋盲学校の先生方からも、
「盲学校に在籍しているとあえて自分の障がいを説明しなければならないという場面がほとんどないけど、子供達は盲学校から一歩外へ出たらそういう環境であるということを改めて認識しました。
日々の教育活動でも意識していきたいと思います。」
といった感想が聞かれました。
さらに、愛知教育大学から学生ボランティアで参加してくれていた学生さんからも、
「周りが障がいについて理解しなくてはいけないと思っていたけど、本人が自分の障がいについて理解することも大切なのだということを初めて知りました。」とのこと。
何より、仲良し親子としてプロジェクタに投影された山本さん親子の姿がとても印象的だったようで、
「私も将来、こんな風に娘と仲良し親子になれたらよいな」という声も聞かれました。
次回は9月29日に個別相談、10月8日に名古屋盲学校でのパパママ会を予定しています。
「障がいを伝えることが大切」ということはわかったけど、いつ誰にどのように伝えたらよいのか?
そんな疑問にご自身も弱視で、障害開示という障がいを伝えることを専門に研究している相羽大輔さんを話題提供にお招きします。
どうぞ、お楽しみに!
viwa 奈良 里紗
2016年9月18日日曜日
第38回視覚障がい乳幼児研究大会に参加してきました!
皆さま、こんにちは!
viwaスタッフの佐藤です。
9月も中旬になり気温も少しずつ下がってきましたね。
今回は、8月20日(土)と21日(日)の2日間にわたり、慶應義塾大学 日吉キャンパスで行われた第38回視覚障がい乳幼児研究大会の横浜大会に参加したので、ご報告します!
1日目は、視覚障がい乳幼児に関わる医師や教員、保護者からのご講演があり、どれも大変興味深い内容でした。
2日目は、午前中は乳幼児のことばの発達を知覚的な情報処理の観点から見る講演があり、午後はポスター発表でした。
私が言語聴覚士の資格を持っているということもあり、今回こちらの研究会でポスター発表をしてみないかとお誘いを頂きました。
そこで午後は、「視覚障がい乳幼児の摂食嚥下機能」という題名でポスター発表をさせて頂きました。
内容としては、大きく分けて
1) 食べるという過程の説明
2) 乳幼児の摂食嚥下機能の発達
3) 視覚障がい乳幼児の摂食嚥下機能の問題点と助言
の3点について発表しました。
久しぶりの発表で緊張していましたが、
「離乳や咀嚼に難しさがある乳幼児に対してどのような指導をすると良いでしようか」
などの質問がありました。
お子さんの状況によってもアドバスが異なりますが、離乳食への移行には、匂いで食材を知る重要性や液体状にした食品で味に慣れてから移行するようアドバイスをしました。
また、咀嚼では、大人の人の顎の動きを触って確認する方法をアドバイスしました。
微力ながら一生懸命ご質問に答える中で、毎日お子さんと接している先生方や保護者の話を聞き、イメージを共有しながらご質問に答えられたことが何よりも嬉しかったです。
交流会でも様々な方とお会いでき、とても充実した2日間でした!
機会があれば、是非また参加したいと思います。
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