2017年1月31日火曜日

第19回パパママ会実施報告


こんにちは!
スタッフの榎戸(えのきど)です!!


viwaは1月21日、視覚に障がいのあるお子さんを持つ保護者の相談会「パパママ会」の第19回を名古屋盲学校にて開催しました。

8家族26名の参加となった今回は、『学校選び、病院選び、僕はこうして決めました!』というテーマで、榎戸が話題提供をさせていただきました。

内容としては・・・
学校選びのパートでは、「成績のよかった中学生時代の僕(←自慢です 笑)が、あえて盲学校の高等部に行こうと思った理由」をお話しさせていただきました。


病院選びのパートでは、前日まで視力0.06あった僕がある朝、目覚めると、何も見えなくなっていた・・・

そんなとき、僕は何を考えたか?どう病院を選んたか?ということをお話しさせていただきました。

親御さんからも、多くのご質問をいただき、無事終えることができました。

さて、次回のパパママ会は、記念すべき20回目!
2月11日(土)13時から愛知県立名古屋盲学校での開催です。
テーマは『地域の学校で学ぶこと、医療現場で働くこと』です!


ぜひご参加ください!!

2017年1月21日土曜日

第20回“viwa”パパママ会@名古屋開催のご案内

第20回“viwa”パパママ会@名古屋開催のご案内
~視覚に障がいのあるお子様のパパ&ママ相談会~


こんにちは。
“viwa”では、視覚に障がいをお持ちのお子様のパパ&ママを対象にちょっとした相談会を実施しています。
眼科に行くほどでもなければ、視覚特別支援学校や保健師さんに相談するほどのことでもないんだけど、ちょっと話を聞いてほしい、ちょっと心配なことがあるという方必見です!
気軽にご参加ください★



― 記 -
テーマ:地域の学校で学ぶこと、医療現場で働くこと
話題提供者:増田 雄亮 氏


緑内障による弱視。現在は、弱視者としては異色の作業療法士として勤務しています。
小・中・高校と地域の学校へ通っていた増田氏。

弱視者が地域の学校で学ぶとはどういうことなのか、また、視覚にハンディがあると難しいと思われる医療現場で働くとはどういうことなのか、その実際についてご自身の経験を紹介いただきます。
とても朗らかで優しい人あたりの増田氏。
ぜひ、気軽に色々なことを聞いてみてもらえたらと思います。

日時:2017年2月11日(土)13時~15時
主催:視覚障がい者ライフサポート機構“viwa” http://www.viwa.jp
場所:愛知県立名古屋盲学校 幼稚部
参加費:1家族1,000円(ボランティア交通費、行事保険、必要備品の購入等)
定員:10家族
対象:見えにくいこと等の視覚に関することでお困りのご家族
※乳幼児向けの会ではありませんので小学生、中学生、高校生、大学生等の参加も歓迎致します。)
お申込み方法:下記アドレスまで必要事項をご記入の上、メールにてお申込みください。
info@viwa.jp
※お申し込みいただいた方には【受付完了メール】を送信しております。
お申し込み後、2~3日たっても【受付完了メール】が届かない場合には再度お申し込みをお願いします。
また、@viwa.jpドメインからのメール受信ができるよう設定ください。

【初めてご参加の方】
1.保護者氏名
2.ふりがな
3.連絡先メールアドレス
4.電話番号
5.参加される方の内訳(お子様については年齢もお知らせください。ご兄弟の参加も可能です。)
6.お子さまの障がいについて可能な範囲で以下お知らせください。
・眼疾患名
・視力
・視野
・併せ有する障がいがある場合はそちらについてもお教えください。
・年齢( 歳 ヶ月)参加時点
7.相談したいこと
8.お子さまの託児希望(複数人ご希望の場合にはご希望のお子さまの氏名等、どなたをお預かりすればよいかわかるようにご記入ください。)
9.託児を希望する場合、気をつけて欲しいことなどありましたら事前にお知らせください。
10.盲学校への個別相談希望(ご希望される場合には具体的に相談したい内容を明記ください。)



【2回目以降のご参加の方】
1.ご参加される方全員の氏名(お子さまについては年齢もお書き添えてください。)
2.相談したいこと
3.託児希望について(希望するお子さまのお名前を書いてください。)
4.盲学校への個別相談希望(ご希望される場合には具体的に相談したい内容を明記ください。)


※多くのお子さまが参加されますので、風邪や流行病等にかかっておられるお子さまの参加はご遠慮ください。
お子さまの健康状態によっては、託児をお断りすることもございます。
あらかじめ、ご了承ください。

申込締切:2017年2月5日(日)
※定員になり次第、受付を終了させていただきます。

【当日のプログラム】
12時30分~13時;受付
託児を利用される方は早めにお越しいただき、当日のお子さまの状態等をお知らせください。
13時~15時:パパママ会
増田さんからの話題提供ののち、質疑応答
保護者同士の交流の時間
15時:パパママ会終了
15時~16時;名古屋盲学校個別相談会(事前予約制)


ご参加お待ちしております。

2017年1月15日日曜日

第5回集中電話相談(障害年金・雇用・就労問題)実施のお知らせ


こんにちは。
viwaの岩池です。

今回は1月30日に行われる障害年金・雇用就労問題に関する集中電話相談実施のご案内です。
以下案内文です↓

**ここから**

第5回集中電話相談(障害年金・雇用・就労問題)実施のお知らせ


日本盲人会連合は、下記により、第5回集中電話相談「障害年金・雇用・就労問題ホットライン」を実施します。

当日は、日本盲人会連合総合相談室が委嘱する専門相談員が、相談に応じます。ご相談を希望される方はお気軽にお電話ください。

日時:平成29年1月30日(月)10時~16時
相談・問い合わせ先:日本盲人会連合総合相談室
電話:03-3200-0011
Eメール:soudan@jfb.jp


**ここまで**

2017年1月14日土曜日

実際に触れることのできる展示会にいこう!2017年1月~3月の予定を紹介します!

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

先日、viwa shopの取材のため三菱電機のしゃべるテレビや炊飯器を取材してきました!
どれもこれも「欲しい!」と感じる商品ばかりでした。


今後、viwa shopとしても紹介をしていきますが、
「ちょうど、テレビを買い換えようと思っている!」
「春から一人暮らしをするので家電をそろえたい!」
そんな方がいらっしゃいましたら、お住まいの地域の近くで実際に触れることのできる展示会があるかもしれません。


ぜひ、以下の日程を確認してお近くで開催のものがありましたら足を運んでみてくださいね。
三菱電機の家電はもちろんのこと、ほかにも思わぬ商品との出会いがあなたのQOL向上につながるかもしれませんよ。


以下、2017年1月~3月までの予定をご紹介します。


 (1)「視覚障害者用補装具・日常生活用具等展示会」
■日 時 :2017年1月19日(木)
■場 所 :三重県視覚障害者支援センター  津市桜橋2-131 
■来場者数:約200名



 (2)「第三回 明生フェスタ」 10:30-16:00
■日 時 :2017年1月22日(日)
■場 所 :あいトピア  豊橋市前畑町115番地 
■来場者数:約100名
■参 考 :第2回明生フェスタのレポート
      http://yomiage.net/panasonic/event/new_20160124.html



(3)「用具展」
■日 時 :2017年2月3日(金)
■場 所 :兵庫県福祉センター 神戸市中央区坂口通2-1-1
■来場者数:約200~300名



(4)「アイヘルス・フェスタ in 岡山」
■日 時 :2017年2月19日(日) 10:00-16:00
■場 所 :岡山国際交流センター 
■来場者数:約200~300名



(5)「滋賀県女性部調理体験」
■日 時 :2017年3月2日(木) 10:00-15:00
■場 所 :滋賀県立視覚障害者センター 滋賀県草津市大路2-11-33
■来場者数:約30名



 (6)「JRPS熊本設立総会&第一回網膜色素変性症患者のつどい」
■日 時 :2017年3月26日(日) 10:00-17:00
■場 所 :熊本森都心プラザ 熊本市西区春日1-14-1
■来場者数:約200名




2017年1月10日火曜日

『済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座2017』のご案内


こんにちは。
viwaの岩池です。

今回は来年、2017年2月25日(土)に新潟で開催される市民公開講座のご案内です。
以下案内文です↓

**ここから**
案内:『済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座2017』
注目の3名に新潟に来て頂き、眼科及び視覚リハビリテーションの現状と将来について語って頂きたいます。
期待してご参加ください。

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済生会新潟第二病院眼科-市民公開講座2017
  日時;2017年2月25日(土)
    開場:14時30分、公開講座:15時~18時
  会場:有壬記念館 (ゆうじんきねんかん;新潟大学医学部)
     2階会議室
 テーマ:「眼科及び視覚リハビリの現状と将来を語る」
 主催:済生会新潟第二病院眼科
 参加無料/事前登録
 http://andonoburo.net/on/5206

 オーガナイザー
  安藤 伸朗(済生会新潟第二病院眼科)
 パネリスト
 ・平形 明人(杏林アイセンター 教授)
  「杏林アイセンターのロービジョン外来を振り返って」
 ・高橋 政代(理化学研究所 プロジェクトリーダー)
  「演題:「網膜再生医療とアイセンター」
 ・清水美知子(フリーランスの歩行訓練士)
  「視覚障害リハビリテーションのこれまでとこれから」
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【パネリストの紹介】
1.平形明人先生
 臨床で最高レベルの大学眼科の主任教授で有名な眼科サージャン。杏林アイセンターは眼科臨床ではもちろんロービジョンケアでも最先端を誇っています。今回、これから展開しようとしている医療も語って頂きます。
2.高橋政代先生
 再生医療の眼疾患への臨床応用の研究者であり推進者。Next Visionという形で、視覚障害者の福祉向上と科学技術の発達に寄与する近未来の最先端医療を展開しようとしています
3.清水美知子先生
 長い間歩行訓練を行いながら、多くの視覚障害者とお付き合いしてきました。視覚障害者の置かれた状況や心理を語って頂き、今後眼科医療に期待することを語って頂きます。

 講演のみでなく、ディスカッションできる時間を設けたいと思います。平形先生、高橋先生、清水先生が繰り広げるパネリスト間のトークにご期待下さい。

**ここまで**

2017年1月8日日曜日

盲学校専攻科1年生の2学期を終えて

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

さて、以前にこちらのブログで紹介したみおさん(仮名)から、専攻科1年生の2学期を終えてレポートをいただきましたのでご紹介します。

なお、1年生1学期のレポートはこちらから。
http://www.viwa.jp/2016/11/20.html



Q.専攻科に入学して約9か月が経ちますが、鍼灸の勉強はどうですか?
A.東洋医学的な考え方というのは初めて触れるもので、西洋医学とは異なる考え方もあり一から覚えていくのが大変ですね。
まだ授業で詳しく習ったわけではないですが、首の痛みを治すために痛みのある部分に直接鍼を刺すだけではなく、一見関係なさそうな腕に刺して治療したりするので興味深いです。
 


Q.地方から東京に出てきて生活が激変したと思うのですが東京での生活はなれましたか?当初はこういう風に想像していたけど、想像以上に○○だったなということがあったら教えてください
A.東京はどこに行っても人がたくさんいてお店もたくさんあるイメージでしたが、地域によって人の数も雰囲気も違ったりお店の感じも違っていろいろな場所に足を運びたくなりましたね。



Q.専攻科で初めての盲学校生活を体験しているわけですが、率直な感想を教えてください
A.健常者との関わりが薄く少し閉鎖的かなと感じることがありますが、人数が少ない分学年を超えた繋がりは多いように思います。



Q.1年生の2学期というのはどんな勉強をしたのですか?鍼灸のことをあまり知らない人でもわかるように教えてもらえますか?
A.2学期というよりは前期の期末と後期の中間といった時期でした。
実技では手足に粉をつけてのマッサージ、ベッドに横になってもらった状態や畳に座ってもらっての状態でそれぞれ腰などのあん摩、鍼実技では生徒同士で足や腕、腰に真っ直ぐ鍼を刺したあとギリギリまで引き抜いて鍼に傾斜をつけて再び刺していくということをしました。
10月の後期からは東洋医学の考え方を学ぶ東洋医学概論という科目も増えましたね。



Q.学校の勉強や試験で大変なところはありますか?また、勉強法で今までと違うところはありますか?
A.勉強法といいますか、11月に教員養成施設の2年生が教育実習生として3週間ほど全科目を入れ替わり立ち替わり教えてくださったのですが、それぞれの先生方の教え方が変わるのは大変でしたね。



Q.3学期に向けて抱負をお聞かせください
A.あっという間に1学年もあと3ヶ月となりました。
1年生のときしかない科目、次の学年の基礎となる科目どちらもしっかり身につくよう頑張りたいと思います。
もちろん国試にはないですが実技も身につけていきたいです。



レポートは以上です。
次回のレポートもお楽しみに。


key word 盲学校 専攻科 鍼灸 勉強 弱視

viwa 奈良 里紗


2017年1月1日日曜日

2017年 新年のご挨拶

皆様

明けましておめでとうございます。
viwaの奈良里紗です。

皆様、お正月はどのようにお過ごしでしょうか?
今年も皆様にとって幸せ多き一年になりますことを心よりお祈り申し上げます。


さて、毎年恒例となっておりますが、2016年を振り返りながら新しい一年のはじまりに思いを馳せることとしたいと思います。
しばし、お付き合いください。


2016年は愛知県立名古屋盲学校と連携して「パパママ会」を実施する記念すべき年となりました。
このパパママ会がなぜ名古屋で行われるようになったのか?
よく聞かれますのでこの機会に経緯をご説明したいと思います。


2015年11月、サイトワールドで視覚技塾を実施する機会をいただきました。
私たちのような未熟な団体にこのような大きな機会をいただいたことが、後に名古屋でパパママ会を実施することに繋がるわけなのですが、このときの私はまだ知る由もありませんでした。


サイトワールドでお世話になった方が名古屋へいらっしゃるというご連絡をいただき、翌月12月頃に再びお会いすることができました。
その時も、視覚障がいに関する話題で大変盛り上がったのですが、この席に仕事終わりに参加くださったのが名古屋盲学校の先生でした。


そして、すぐに熱い視覚障がい教育に対する想いを共有することができ、
「ぜひ、名古屋盲学校でも話しをしてください」
とお誘いいただいたのです。


その後、すぐに名古屋盲学校から冬の集いで話題提供をお願いしたいというお話をいただき、2016年1月、名古屋盲学校デビューに至りました。

しかし、こういう内容は単発ではよくあるのですが、その後も継続的に何かを一緒にやるということは難しいことが多いのです。

ところが、2016年3月に名古屋盲学校の先生方に再び学校へ呼んでいただき、
「名古屋盲学校でもぜひパパママ会をやってみないか?」
というご提案をいただきました。


全ては2015年にサイトワールドでお話をさせていただく機会があったことが、こうやって名古屋での活動へ波及していったのです。

viwaでは、「つなぐ」というキーワードを大切にしています。
これは、人と人、人と情報、情報と情報、色々なものがつながることでよりよい世界ができると信じているからです。


この他にも2016年のviwaは視覚障害リハビリテーション研究発表大会や視覚障がい乳幼児研究大会で活動内容を発表もしました。

そして、2016年10月にまた嬉しい出会いがありました。
それは、慶応義塾大学の中野泰志先生が委員長を務める弱視者の読み書きに関する調査研究事業のヒアリングに参加させていただいたことです。


そこで日本盲人会連合の皆様とお会いすることができ、2016年11月のサイトワールドで行われた「弱視者の読み書きに関するシンポジウム」にパネリストとして参加させていただきました。
このシンポジウムでは、弱視者問題研究会や日本網膜色素変性症協会(JRPS)等、様々な視覚障がい当事者団体の方々とつながりをもつ機会をいただきました。
今後も連携をしながら活動を広げていけたらと思っています。


また、2016年viwaの新しいスタッフは2名増えました。
つながりを作り、このつながりをバトンのようにつないでいくためにも新しいスタッフが入ってくれたことはとても嬉しい出来事でした。


さて、ここまでなが~い2016年の振り返りを読んでくださった皆様、ありがとうございました。
ここで終わりではありません。笑
ここからが本題です!

2017年のviwaはどうなるのか?
成長戦略として3本の矢を掲げております・・・(笑)

その1
パパママ会の活動をより発展させます!


その2
視覚障がい者のマナーをテーマに視覚技塾を実施します!


その3
より多様な活動を実施するための組織強化に取り組みます。


2017年7月10日で8年目を迎えるviwa。
今年も読者の皆様からの温かい応援、サポート、ときにはツッコミも!お待ちしております。



viwa 奈良里紗