2010年12月24日金曜日

お金ってどうやって見分けていますか?

お金ってどうやって見分けていますか?

こんにちは。奈良里紗です。

先日、視覚障がいのある友達から
「お金ってどうやって見分けていますか?」
と聞かれました。

それを聞いて、
「あぁ~私も弱視になったばかりのころは苦労したなぁ~」
ということを思い出しました。

今回は、小銭の見分け方をご紹介します。

弱視の人にとって、小銭で見分けづらいのは、
100円玉と10円玉
50円玉と5円玉
の組み合わせです。

500円玉は、大きさもほかと比べて
明らかに大きいですし、重さもあります。

逆に、1円玉は小さくて軽いです。

なので、これら二つについては比較的見分けが簡単です。

しかし、先ほどあげた
100円玉と10円玉
50円玉と5円玉は
大きさも重さもあまりかわりがありません。

私の場合、
100円玉と10円玉を見分けるときは、
表面を指でスライドさせます。
スライドさせたときに、するっと線が
感じられたら、100円玉の100という部分だと
認識しています。

逆に、このするっと指がとおる漢字がしないものは、
10円玉としています。

とはいっても、瞬時にこれらを見分けるためには
かなりの熟練が必要だと思います。

私もいまだによく小銭を間違えて出してしまうことがあります。

なので、【お財布】に一工夫を加えます。

視覚障がい者用の便利グッズ等をみると、
すべての小銭が小分けしていれられるように
仕切りがついているものもあります。

こういったものを使って、あらかじめ、小銭を分類しておくと
買い物をするときに、小銭を性格に支払うことができます。

ただ、こういった視覚障がい者用の便利グッズは、
使い勝手はよくても、カラーバリエーションやデザインの種類が
あまりありません。

そこで、師範されているお財布の場合は
こんなふうに工夫しています。

小銭を入れるところには仕切りがついていて
2種類に分類できるものにする。
その上で、間違いやすい小銭は入れる場所をかえる。

例えば、
左側には、500円・100円・50円を入れて、
右側には、10円・5円・1円を入れる。

自分なりに使いやすいルールを決めて
あらかじめ分類しておくだけでも随分と使いやすくなります。

皆様のお財布はどのような工夫をしていますか?
また、私はまだ、50円玉と5円玉を見分けることができません。
なので、こうやったら見分けられるよ~なんていう生活の知恵も教えてくださいね。

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