2016年11月5日土曜日

「視覚障害者文化を育てる会(4しょく会)秋のイベント」のご案内


こんにちは。
viwaの岩池です。

今回は11月26日(土)に京都で開催される「視覚障害者文化を育てる会(4しょく会)」のご案内です。
以下案内文です↓

**ここから**
「4しょく会」秋のイベント案内
足元を掘り、顔前を彫るーー古代の発掘、未来の彫刻


人はどこから来て、どこへ向かうのか。
この永遠の問いに対する答えを求めて、人間は過去を掘り(発掘)、未来を彫って(彫刻)きました。
足元を深く掘り下げ、顔前の景色を浮き彫りにする。
今回の「視覚障害者文化を育てる会」(4しょく会)のイベントのテーマは、「掘る=彫る」です。
ちなみに、4しょく会では「眼前」(目の前)に代わって、「顔前」(顔の前)という言葉を用います。
いうまでもなく、「顔」は視覚障害者にとって外界を認知する重要なセンサーです。
「眼=点」にとらわれず、「顔=面」で物事を考えよう。
視覚のみに限定せず、五感をフル活用しよう。
「顔前」にはこういった意味が含まれています。
で見ず、顔で感じるイベントが4しょく会の理想です。

秋のイベント会場である京都市考古資料館には、たくさんの考古遺物が収蔵されています。
一般に、貴重な「文化財」として博物館に展示される考古資料には、さわることができません。
しかし、土器や石器などの道具はもともと手で作られ、使われてきたものです。
それらに僕たちが時空を超えて直接触れれば、古代人と握手する感覚を味わうことができるでしょう。
今回のイベントでは土器や石器のみならず、和同開珎などの古銭や瓦にも触れることができます。
縄文土器と弥生土器の手触りはどう違うの?
僕たちの遠いご先祖様はどんな生活をしていたの?

これらの素朴な疑問を手探りで解き明かすために、考古遺物を一つずつじっくり触察してみましょう。
現代を生きる僕たちの手は、古代人との握手を介して、過去を掘り未来を彫ることができるはずです。
考古学者は自らの手で遺跡を発掘し、出土した遺物の触感を確かめます。
そして、さまざまな資料を比較・検討することにより、文字には書き残されていない歴史、古代の深層文化を明らかにしていくのです。
触覚を通じて、目に見えない世界を探究する学問であるという点で、考古学は視覚障害者に適しているのかもしれません。
本イベントの目的は、「手を使う行動力=掘る」「眼前ではなく顔前を意識する想像力=彫る」の二つをキーワードとして、考古学の魅力に触れることです。

「掘る=彫る」を実感していただくために、今回は古代の代表的な装身具である勾玉作りにも挑戦します。
四角い石を丁寧に磨いて、手触りのいい勾玉を完成させましょう。
参加者個々人がオリジナル勾玉を作り上げる行為は、自分自身の「心」を彫刻する作業にもつながります。
世界に一つしかないユニークな「形」ができたら、古代に思いを馳せつつ、それぞれの作品をさわり比べるのも一興でしょう。
勾玉作りが終了するころに、土器で炊いた古代米のおにぎりを食べていただく予定です。

秋の京都で、足元を掘り顔前を彫る。行動力と想像力を発揮し、考古学体験をともに楽しみましょう! 「深く掘り 広く彫ったら 夢ひらく」


 日時 2016年11月26日(土)13:30~17:00
 主催 視覚障害者文化を育てる会(4しょく会)
 協力 公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所
 会場 京都市考古資料館
 住所 〒602-8435 京都市上京区今出川大宮東入ル
 電話 075-432-3245
 URL http://www.kyoto-arc.or.jp/
 参加費 会員および学生300円、非会員500円
 定員 50名(要予約、先着順)


「日程」
 13:00 地下鉄烏丸線「今出川駅」南改札口を出た所に集合(班分け、参加費徴収、徒歩で会場へ移動)
 13:30~13:50 開会の挨拶、趣旨説明
  ①吉崎伸氏(京都市埋蔵文化財研究所)「発掘調査からわかること」
  ②鈴木康二氏(滋賀県文化財保護協会)「さわって楽しむ考古学の魅力」
 13:50~15:20 1班は考古遺物の触察、2班は勾玉作り体験
 15:20~16:50 1班は勾玉作り、2班は考古遺物の触察体験
 16:50~17:00 閉会の挨拶


※当日は勾玉作りをお楽しみいただきます。
 汚れてもいい服装でお越しください(必要と思われる方は、マスク等もご持参ください)。
※イベント終了後、今出川駅近くで懇親会を行いますので、希望者はご参加ください(会費3,500円)。
※イベント参加申し込みは、11月18日(金)までに電話かメールで以下にお願いします。定員に達し次第、受け付けを終了しますので、あらかじめご了承ください。
電話 080-2527-9383(佐木理人、平日の21:00~23:00、または日曜の10:00~23:
00)
メール hirose@idc.minpaku.ac.jp広瀬浩二郎)

※参加申し込みに際して、「かならず」以下の4点についてお知らせください。
1. お名前・ふりがな(フルネームで)
2. 電話番号またはメールアドレス(イベント関係の必要事項の連絡に利用いたします)
3. 視覚障害の有無・程度(班分け時の参考とするので、全盲・弱視・晴眼など、差し支えのない範囲でお書きください)
4. 懇親会の出欠(当日の変更については、キャンセル料をいただく場合があります)


**ここまで**

0 件のコメント:

コメントを投稿