2022年4月2日土曜日

第四回ロービジョン・ブラインド川柳コンクールの優秀作品のご紹介

皆様

viwa事務局です。


viwaも協力団体として参加させていただきました


「第四回ロービジョン・ブラインド川柳コンクール」の優秀作品が発表されましたのでご紹介します。


どれも「なるほど!」と共感するものばかり。


短い言葉でこれだけ的確に表現できる作者さまに拍手を送りたいとおもいます。


 


下記、ご紹介文です。

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第四回ロービジョン・ブラインド川柳コンクール優秀賞決定


昨年12月から本年1月末の期間に募集しました「第四回ロービジョン・ブラインド川柳コンクール」の優秀作品が決定しました。


☆最優秀賞   


消毒液声を出してよどこにいる


もぐら圭 様 


見えにくさを感じている方部門 /ブラインド


<作者解説>


コロナ禍でスーパー、病院などを訪問したときに、消毒液がどこにおいてあるかわからず、あたふたしてしまいます。


 


☆NEXT VISION賞


できぬこと認めて観えるできること


たろう 様 


見えにくさを感じている方部門 /ロービジョン


<作者解説>


視ることはできずとも観ることはできる。これもまたその一つ。視えないことは他者と情報を共有できなかったり、劣等感を感じることも、辛いこともあるけれど、それはもう仕方ない。


 


☆見えにくさを感じている方部門賞


曲がり角パン屋の香り鼻印


原久 様  /ブラインド


<作者解説>


パンを焼く良い香りがしてきたらそろそろ曲がり角などと目印ならず鼻印にしています。


 


☆メディカル・トレーナー部門賞


増やしましょできないことよりできること


帰ってきた花子 様 /医師


<作者解説>


視覚障害の女子のおしゃべり会、とても前向きな彼女たちのスローガンです。


 


☆サポーター部門賞


凸凹を覚えた頃にまた工事


テクノボー 様 /一般の方


<作者解説>


年度末間近、道路の掘り返し工事が盛んです。仮復旧で長期間アスファルトのつなぎ目に段差などが見られ、とても危険に思います。


 


以上、ご紹介した受賞作品以外にも、魅力的な入選作品100句が「第四回ロービジョン・ブラインド川柳コンクール」ウェブサイトで公開されていますので、ぜひご覧くださいませ。


https://www.paris-miki.co.jp/lv-senryu/


本コンクールは、“viwa”をはじめ19の協力団体のほか、多くの団体・個人のご協力により、視覚障害の理解啓発を目的に、主催株式会社パリミキ(2022年4月1日株式会社三城より社名変更)後援公益社団法人NEXT VISIONにより開催致しました。ご協力、ご応募くださった皆さまに、御礼を申し上げます。

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