2011年2月9日水曜日
勉強のコツ 私も英語は音読派!
皆様
こんにちは。viwaの奈良里紗です。
渡辺が前回紹介していた英語の勉強法。
私も同じようなやり方でやっていました。
私は高校英語で、分量も多く文法も複雑!
できるだけ、勉強の負荷を軽減したかったのを覚えています。
そこで、英単語は市販されている単語帳ターゲット1300等の受験対策用を購入。
ご存知かと思いますが、英単語帳っていわゆる赤シートで赤い文字を空欄にして暗記する方法が多いのですが、弱視にはあまり向かない方法なんですよね。
なので、私はそもそも単語帳ではなく、付属の英単語CDを目当てに購入していました。
これを何度も何度も繰り返して聞いていました。
朝5分間集中して聞く&発音。
学校にいく途中はBGMとして聞いているだけ。
学校に着いたら5分集中して聞く&発音。
放課後もちょくちょく集中して聞く&発音を繰り返し、
寝る前はタイマーで英単語をBGMにおやすみなさい。
最近では、スピードラーニングという聞いて英語ができるようになるという教材があるように、
集中して聞いて発音をする時間、
特に聞いてないけど、流しておくだけの時間、
この二つの組み合わせでずいぶんと覚えます。
ただ、ここで問題なのはスペリング。
これは手間ですが、ひっつひとつ、自分の見やすい大きさでとにかく丁寧にオリジナル単語帳を作っていました。
健常者がやるように、何度も書いて覚えるのは、
眼も疲れますし、肩こりも悪化します。
なので書くのは最低限にする、
ただし、書くときはあとで自分が見やすいように丁寧に書くことを
心がけていました。
と、えらそうに書いてきましたが、
私は渡辺さんのように英語ができません・・・。涙
いまだに、英語を読むのもしゃべるのも苦手。
でも、人とのコミュニケーション手段としては身に着けたくて仕方ありません!!
私もまた中学生に戻って渡辺さん直伝の勉強法でやり直すこととします。笑
viwa 奈良里紗
2011年2月8日火曜日
NHK番組紹介 視覚障がい者のホーム転落をどう防ぐか?
皆様
こんにちは。viwaの奈良里紗です。
皆様にも記憶に新しい出来事かと思いますが、
1月26日に東京の目白駅にて一人の視覚障がい者が
ホームに転落し亡くなりました。
亡くなった男性は色々な場面で活躍されている方で、
歩行が苦手な方ではありません。
このような方でもホームに転落するということは、
本当に誰の身に起きてもおかしくないことだと私は思います。
今回の事故をきっかけに、
��HKが総力をあげて取材をした番組が
放映されることになりました。
皆様にも関心をもっていただき、
意識を高めていただければと思います。
詳細
番組名: 福祉ネットワーク「ホーム転落事故をどう防ぐか」(NHK教育
テレビ)
放送日時: 2月9日(水曜)20:00~20:29(再放送は16日12:
��0から)
以上です。
viwa 奈良里紗
こんにちは。viwaの奈良里紗です。
皆様にも記憶に新しい出来事かと思いますが、
1月26日に東京の目白駅にて一人の視覚障がい者が
ホームに転落し亡くなりました。
亡くなった男性は色々な場面で活躍されている方で、
歩行が苦手な方ではありません。
このような方でもホームに転落するということは、
本当に誰の身に起きてもおかしくないことだと私は思います。
今回の事故をきっかけに、
��HKが総力をあげて取材をした番組が
放映されることになりました。
皆様にも関心をもっていただき、
意識を高めていただければと思います。
詳細
番組名: 福祉ネットワーク「ホーム転落事故をどう防ぐか」(NHK教育
テレビ)
放送日時: 2月9日(水曜)20:00~20:29(再放送は16日12:
��0から)
以上です。
viwa 奈良里紗
2011年2月6日日曜日
視覚技塾vol.1 障がいの伝え方、いや、私の伝え方って大事!
皆様
viwaの奈良里紗です。
昨日、viwa主催の視覚技塾を無事終えることができました。
ご来場いただいた皆様、
いかがだったでしょうか。
皆さまの「知りたい!」に答えられたでしょうか。
逆に、今回の視覚技塾を通じて、新たに「知りたい!」ということが
生まれてきた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなときには、ぜひ、viwaにご要望をお伝えいただけたらと思います。
さて、昨日を振り返ってみますと、
3人の方にご講演をいただきました。
企画の段階では、
「弱視ならではの工夫」
「全盲ならではの工夫」
がきっとあるのではないか?
と思い、今回は全盲という立場で山川様、
弱視という立場で小澤様にご講演をお願いしました。
ところが、根本にある障がいの伝え方、
コミュニケーションの仕方というのは共通しているのだな~と
改めて感じました。
☆障がいのビジュアル化(映像化)☆
伝えるときの具体的なノウハウとしては、
障がいを相手にわかるように「見せる」ことで、
相手が頭の中でどういうことができて、どういうことができないのかを
イメージしやすくすることが大事。
山川様の場合には、
パソコンの画面読み上げソフトを用いて、
「ワードは使えます。
具体的には、こうやって入力、漢字変換ができ、
こういうふうに読み上げたものを理解しています」
と、デモンストレーションを通じて、障がいを
わかりやすいように見せていました。
おそらく、言葉だけで、
「私は視覚障がいがあって、
パソコンは音声読み上げソフトがあれば、
できますので、ご安心ください」
といわれるより、よほど、理解しやすく、
また、伝わりやすいのだと思います。
☆前向きな思考パターン☆
小澤様のご講演では、物事の考え方、捉え方について
ご説明をいただきました。
たとえば、
あなたの目の前に、あなたの大好きな飲み物の入ったコップがあります。
私だったら、牛乳かな。笑
これがコップにあと半分入っています。
あなたはどのように感じますか。
��.半分も残っている。
��.もう半分しかない。
よくいわれることではありますが、
何事においても、こういう捉え方って
大事ですよね。
どちらに捉えるかによって、
ポジティブにも、ネガティブにもなります。
つい、障がいに注目がいってしまったり、
つい、ネガティブ思考になってしまったりしている方は
ぜひ、前向きな思考パターン作りを心がけてみてはいかがでしょうか。
☆つながりの力☆
最後の山形様のご講演では、
「あなたにとって仕事とは何か」
という問いから始まりました。
仕事をどう考えるか、
仕事をどのように自分の中で位置づけるかを
まずは考えてみることも大切だな~と改めて感じました。
そして、話は「つながり」の話に。
人は時間のつながり
環境とのつながり
人とのつながり
の中で生きています。
その中でも、特に「人とのつながり」は
viwaの活動に通じるところがありました。
さまざまな情報誌もありますし、
インターネットで情報を得ることもできます。
でも、人とのつながりから得られるのは情報だけではありません。
昨日みたいに、具体的なノウハウについて教えてもらったり、
自分がネガティブな状態に陥っているときサポートしてもらったり、
逆に、自分が誰かのサポートをしたり、
そんな関係が「人とのつながり」の仲にはあるのだと思います。
��+
ご講演いただいた内容、
パネルディスカッションの内容は、
少し難しく感じられた方もいらっしゃるかもしれませんが、
わからなかったこと、聞き足りなかったことは、
どんどんviwaに聞いてください!
viwaでは、山川様のように具体的なノウハウを伝えていきたいですし、
小澤様のように前向きになれるようサポートもしていきたいですし、
山形様のおっしゃるような「人とのつながり」も作っていきたいと思っています。
皆様の声で、viwaの活動を作っていきたいと
心から思っています。
今回は初回ということもあり、スタッフ一同、至らぬ点、多々あったと思います。
しかし、viwaスタッフはこの経験を必ず次に活かしていきます。
最後になりましたが、
お忙しいところご講演を引き受けてくださいました
山川様、小澤様、山形様、本当にありがとうございました。
私自身、多くのことを学ばせていただきました。
また、当日、viwaサポーターとして協力してくださいました
3名のボランティアの皆様、ありがとう!!
3人がいてくれたから、本当に助かりました。
そして、いつも適切なご助言をいただき、事前準備、当日準備も
力強くご協力いただきました筑波大学附属視覚特別支援学校の雷坂先生に感謝致します。
それでは、次回は3月26日(土)!!
ぜひ、楽しみにしていてくださいませ。
viwa 奈良里紗
viwaの奈良里紗です。
昨日、viwa主催の視覚技塾を無事終えることができました。
ご来場いただいた皆様、
いかがだったでしょうか。
皆さまの「知りたい!」に答えられたでしょうか。
逆に、今回の視覚技塾を通じて、新たに「知りたい!」ということが
生まれてきた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなときには、ぜひ、viwaにご要望をお伝えいただけたらと思います。
さて、昨日を振り返ってみますと、
3人の方にご講演をいただきました。
企画の段階では、
「弱視ならではの工夫」
「全盲ならではの工夫」
がきっとあるのではないか?
と思い、今回は全盲という立場で山川様、
弱視という立場で小澤様にご講演をお願いしました。
ところが、根本にある障がいの伝え方、
コミュニケーションの仕方というのは共通しているのだな~と
改めて感じました。
☆障がいのビジュアル化(映像化)☆
伝えるときの具体的なノウハウとしては、
障がいを相手にわかるように「見せる」ことで、
相手が頭の中でどういうことができて、どういうことができないのかを
イメージしやすくすることが大事。
山川様の場合には、
パソコンの画面読み上げソフトを用いて、
「ワードは使えます。
具体的には、こうやって入力、漢字変換ができ、
こういうふうに読み上げたものを理解しています」
と、デモンストレーションを通じて、障がいを
わかりやすいように見せていました。
おそらく、言葉だけで、
「私は視覚障がいがあって、
パソコンは音声読み上げソフトがあれば、
できますので、ご安心ください」
といわれるより、よほど、理解しやすく、
また、伝わりやすいのだと思います。
☆前向きな思考パターン☆
小澤様のご講演では、物事の考え方、捉え方について
ご説明をいただきました。
たとえば、
あなたの目の前に、あなたの大好きな飲み物の入ったコップがあります。
私だったら、牛乳かな。笑
これがコップにあと半分入っています。
あなたはどのように感じますか。
��.半分も残っている。
��.もう半分しかない。
よくいわれることではありますが、
何事においても、こういう捉え方って
大事ですよね。
どちらに捉えるかによって、
ポジティブにも、ネガティブにもなります。
つい、障がいに注目がいってしまったり、
つい、ネガティブ思考になってしまったりしている方は
ぜひ、前向きな思考パターン作りを心がけてみてはいかがでしょうか。
☆つながりの力☆
最後の山形様のご講演では、
「あなたにとって仕事とは何か」
という問いから始まりました。
仕事をどう考えるか、
仕事をどのように自分の中で位置づけるかを
まずは考えてみることも大切だな~と改めて感じました。
そして、話は「つながり」の話に。
人は時間のつながり
環境とのつながり
人とのつながり
の中で生きています。
その中でも、特に「人とのつながり」は
viwaの活動に通じるところがありました。
さまざまな情報誌もありますし、
インターネットで情報を得ることもできます。
でも、人とのつながりから得られるのは情報だけではありません。
昨日みたいに、具体的なノウハウについて教えてもらったり、
自分がネガティブな状態に陥っているときサポートしてもらったり、
逆に、自分が誰かのサポートをしたり、
そんな関係が「人とのつながり」の仲にはあるのだと思います。
��+
ご講演いただいた内容、
パネルディスカッションの内容は、
少し難しく感じられた方もいらっしゃるかもしれませんが、
わからなかったこと、聞き足りなかったことは、
どんどんviwaに聞いてください!
viwaでは、山川様のように具体的なノウハウを伝えていきたいですし、
小澤様のように前向きになれるようサポートもしていきたいですし、
山形様のおっしゃるような「人とのつながり」も作っていきたいと思っています。
皆様の声で、viwaの活動を作っていきたいと
心から思っています。
今回は初回ということもあり、スタッフ一同、至らぬ点、多々あったと思います。
しかし、viwaスタッフはこの経験を必ず次に活かしていきます。
最後になりましたが、
お忙しいところご講演を引き受けてくださいました
山川様、小澤様、山形様、本当にありがとうございました。
私自身、多くのことを学ばせていただきました。
また、当日、viwaサポーターとして協力してくださいました
3名のボランティアの皆様、ありがとう!!
3人がいてくれたから、本当に助かりました。
そして、いつも適切なご助言をいただき、事前準備、当日準備も
力強くご協力いただきました筑波大学附属視覚特別支援学校の雷坂先生に感謝致します。
それでは、次回は3月26日(土)!!
ぜひ、楽しみにしていてくださいませ。
viwa 奈良里紗
2011年2月5日土曜日
<御礼>2/5(土)視覚技塾Vol.1「障がいの伝え方」を開催しました!
みなさま
こんにちは。viwaスタッフの村上です。
昨日、視覚技塾Vol.1を無事に開催することができました!
ご案内はコチラ↓↓
視覚技塾Vol.1「障がいの伝え方~就職・就労場面を通じて~」
http://www.viwa.jp/article/178907358.html
当日は、私のつたない司会ではありましたが、
ご講演をされた講演者の方々、
遠いところは仙台からお越しいただいた来場者の皆様、
様々な場面でサポートして頂いたボランティアの方々、
この日のために力を合わせることができたviwaスタッフ、
そして、
このブログを通じて、viwaに何らかのつながりをもって頂いている皆様、
本当にありがとうございました。
会場には、スタッフを含めると50名近い参加者が集まり、
閉会後も、人と人がつながる場面がいろいろな場所で見ることができました。
前半の講演では、
山川様からは、就職活動の具体的なエピソードや障がいに限らず、普段から前向きに活動されている様子を聞くことができました。
小澤様からは、仕事をする上でのコミュニケーションのあり方について、改めて考えさせられる内容でした。
山形様からは、働き続けることの大切さ。そんな力強いメッセージを頂いた気がします。
パネルディスカッションも含めて、
本来ならば、もっと時間をとって話をしていきたい内容でした。
私としては、
ポジティブに、
そして、つながりをもっていくことの大切さを学ぶことができた良い機会だったと感じております。
視覚技塾は、今後も継続的に実施してまいります。
視覚技塾Vol.2は、3/26(土)に開催を予定しております。
今後ともよろしくお願い致します。
本当に、ありがとうございました。
こんにちは。viwaスタッフの村上です。
昨日、視覚技塾Vol.1を無事に開催することができました!
ご案内はコチラ↓↓
視覚技塾Vol.1「障がいの伝え方~就職・就労場面を通じて~」
http://www.viwa.jp/article/178907358.html
当日は、私のつたない司会ではありましたが、
ご講演をされた講演者の方々、
遠いところは仙台からお越しいただいた来場者の皆様、
様々な場面でサポートして頂いたボランティアの方々、
この日のために力を合わせることができたviwaスタッフ、
そして、
このブログを通じて、viwaに何らかのつながりをもって頂いている皆様、
本当にありがとうございました。
会場には、スタッフを含めると50名近い参加者が集まり、
閉会後も、人と人がつながる場面がいろいろな場所で見ることができました。
前半の講演では、
山川様からは、就職活動の具体的なエピソードや障がいに限らず、普段から前向きに活動されている様子を聞くことができました。
小澤様からは、仕事をする上でのコミュニケーションのあり方について、改めて考えさせられる内容でした。
山形様からは、働き続けることの大切さ。そんな力強いメッセージを頂いた気がします。
パネルディスカッションも含めて、
本来ならば、もっと時間をとって話をしていきたい内容でした。
私としては、
ポジティブに、
そして、つながりをもっていくことの大切さを学ぶことができた良い機会だったと感じております。
視覚技塾は、今後も継続的に実施してまいります。
視覚技塾Vol.2は、3/26(土)に開催を予定しております。
今後ともよろしくお願い致します。
本当に、ありがとうございました。
2011年2月4日金曜日
障がいの見せ方 援助依頼でパッと伝える方法
皆様
こんにちは。viwaの奈良です。
��月5日のセミナーが直前となって参りました!
企画者である私も、今からどんなお話が伺えるのか
楽しみです☆
さて、そんな私も日常的に色々な人に障がいを伝えています。
今回は初対面で、かつ、援助依頼場面で、言葉を使わずに障がいを伝える方法を
紹介します。
例
ハンバーガーを買うところです。
あなたはメニューを読んでもらわないと
ハンバーガーとチーズバーガー以外のメニューが
わかりません。
さぁ、あなたは店員さんにどうやってメニューを選びますか?
前提条件
見た目ではわからない弱視を想定しています。
白杖をもっていない状態を想定しています。
解説
��の場合
この中で最も相手が援助しにくい聞き方です。
見た目で障がい者であることがわからない中で、
「メニュー読んでもらえますか」
といわれると、対応がしづらいようです。
��のような聞き方より、Dのような聞き方をすると、
「眼が悪い」ということが伝わるで、まだよいかもしれません。
ただ、これでも、まだ、相手は何をどう読めばよいかわからず、
やや対応に戸惑いが生じる可能性があります。
そこでCのような聞き方をします。
��の場合、眼が悪い等の障がいに関することをまったく伝えなくても
使えます。
��聞かれた人は、新発売の製品について説明をすればよいので答えやすくなります。
たとえば、「こちらにございますviwaバーガーが今月の新商品です」
というふうにいわれたとします。
こちらといわれてもおそらくそのディスプレイは見えないでしょうし、
viwaバーガーって何だよ?!とわからないと思います。
ですので、次に中身の説明がしてもらえるようにします。
「viwaバーガーって何が入っているんですか?」
これで説明を聞いて気に入れば購入。
気に入らなければ、「ほかに何かありますか?」
と聞いていきます。
��のように、障がいのことを伝えずしても、
自分の知りたい情報を相手から聞き出すための
質問術を身に着けると便利です。
さて最後にBの解説です。
��は何もいわずに、ルーペでメニューを読んでいます。
すると、だいたいの場合、店員さんのほうから
「何かお手伝いしましょうか」
と聞いてきてくれます。
これが一番すんなりサポートが受けられ、かつ、簡単!!
自分から上手く伝える方法ももちろん大事ですが、
スピーディに伝えたいというときは、
相手に「察してもらえる伝え方」も有効ですよね。
自分は見えなくても、相手は目が見えるわけですから、
見せることによって気づいてもらえることはよくあります。
わざと、段差が見えなくて困っているようなそぶりをする、
わざと、ゆっくり歩く、
そんなちょっとした行動で周囲が気づいてくれることもあります。
おかげさまで私は日々演技力を磨いています。笑
そしてこれらのノウハウは勝手に身についたのではなく、
どうしたらいいんだろーと悩んでいたとき、
弱視の先輩たちから教わったんです。
障がいのこといいたくない!とか、
いってもいいんだけど、うまく言えない、
なんてもじもじしていた時代に、先輩たちから
こうやれば邯鄲だよ~と教えてもらった方法です。
悩んでいた私にとっては宝のような情報でした。
今となってはそれが日常化し当たり前になっていますが。
そんなわけで、自分はこうしてるな~なんていう工夫があれば
ぜひとも教えてくださいね☆
viwa 奈良里紗
参考:<Q&A>私の見え方紹介カード~私の障がいの伝え方~
http://www.viwa.jp/article/173064173.html
こんにちは。viwaの奈良です。
��月5日のセミナーが直前となって参りました!
企画者である私も、今からどんなお話が伺えるのか
楽しみです☆
さて、そんな私も日常的に色々な人に障がいを伝えています。
今回は初対面で、かつ、援助依頼場面で、言葉を使わずに障がいを伝える方法を
紹介します。
例
ハンバーガーを買うところです。
あなたはメニューを読んでもらわないと
ハンバーガーとチーズバーガー以外のメニューが
わかりません。
さぁ、あなたは店員さんにどうやってメニューを選びますか?
前提条件
見た目ではわからない弱視を想定しています。
白杖をもっていない状態を想定しています。
選択肢
��.「メニュー読んでもらえますか?」
��.ルーペを出して、メニューを読む。
��.「新発売のハンバーガーって何がありますか」
��.「ちょっと、眼が悪いんでメニュー読んでもらえませんか」
解説
��の場合
この中で最も相手が援助しにくい聞き方です。
見た目で障がい者であることがわからない中で、
「メニュー読んでもらえますか」
といわれると、対応がしづらいようです。
��のような聞き方より、Dのような聞き方をすると、
「眼が悪い」ということが伝わるで、まだよいかもしれません。
ただ、これでも、まだ、相手は何をどう読めばよいかわからず、
やや対応に戸惑いが生じる可能性があります。
そこでCのような聞き方をします。
��の場合、眼が悪い等の障がいに関することをまったく伝えなくても
使えます。
��聞かれた人は、新発売の製品について説明をすればよいので答えやすくなります。
たとえば、「こちらにございますviwaバーガーが今月の新商品です」
というふうにいわれたとします。
こちらといわれてもおそらくそのディスプレイは見えないでしょうし、
viwaバーガーって何だよ?!とわからないと思います。
ですので、次に中身の説明がしてもらえるようにします。
「viwaバーガーって何が入っているんですか?」
これで説明を聞いて気に入れば購入。
気に入らなければ、「ほかに何かありますか?」
と聞いていきます。
��のように、障がいのことを伝えずしても、
自分の知りたい情報を相手から聞き出すための
質問術を身に着けると便利です。
さて最後にBの解説です。
��は何もいわずに、ルーペでメニューを読んでいます。
すると、だいたいの場合、店員さんのほうから
「何かお手伝いしましょうか」
と聞いてきてくれます。
これが一番すんなりサポートが受けられ、かつ、簡単!!
自分から上手く伝える方法ももちろん大事ですが、
スピーディに伝えたいというときは、
相手に「察してもらえる伝え方」も有効ですよね。
自分は見えなくても、相手は目が見えるわけですから、
見せることによって気づいてもらえることはよくあります。
わざと、段差が見えなくて困っているようなそぶりをする、
わざと、ゆっくり歩く、
そんなちょっとした行動で周囲が気づいてくれることもあります。
おかげさまで私は日々演技力を磨いています。笑
そしてこれらのノウハウは勝手に身についたのではなく、
どうしたらいいんだろーと悩んでいたとき、
弱視の先輩たちから教わったんです。
障がいのこといいたくない!とか、
いってもいいんだけど、うまく言えない、
なんてもじもじしていた時代に、先輩たちから
こうやれば邯鄲だよ~と教えてもらった方法です。
悩んでいた私にとっては宝のような情報でした。
今となってはそれが日常化し当たり前になっていますが。
そんなわけで、自分はこうしてるな~なんていう工夫があれば
ぜひとも教えてくださいね☆
viwa 奈良里紗
参考:<Q&A>私の見え方紹介カード~私の障がいの伝え方~
http://www.viwa.jp/article/173064173.html
2011年2月3日木曜日
私の障害の伝え方
こんにちは★
山本です。
今回は、私が小さい頃にしていた
障がいの伝え方について紹介させてください。
私は、先天性の弱視です。
記憶にあるのは、幼稚園に通っている頃から母に
「幼稚園で何か困った事があったら先生やお友達に
『私はちょっと目が悪いので教えてください。』って
言うのよ!」と教えられてきました。
正直、その頃は意味などよく分かっていませんでしたし、
自己紹介の1つのようなもの
としか考えていませんでしたので、
抵抗感や恥ずかしさなどは、あまり感じていませんでした。
小学校に入学してからもそれは同じで
初めて会う人、友達にはそんな風に自分の障がいを
伝えていました。
これは後から聞いた話で、私自身全く覚えていないのですが、
別の学区に住んでいた仲の良い友達に連れられて
その子の友達と初めて遊んだ時も私は、
「私、目がちょっと悪いんだけと、お友達になって」
と言っていたようです。
大人になった今思えば、自分の障がいを相手に伝える事って
ちょっと勇気のいる事だと思いますが、
小さい頃から
障がいを相手に伝える事は自然な事と思っていた私は
中学生や高校生の思春期の時期でも
あまり抵抗感や恥ずかしさを感じる事なく
相手に自分の障害を伝える事ができたんだと思います。
社会人になった現在は、学生時代に比べると
会う人誰にでも自分の障がいを伝えるという事はなくなりましたが、
時と場合によっては今でも、
「私、生まれつき目に障がいがあってよく見えずらいんです。」
と伝える事もあります。
私は、「障がい」についてこう考えています。
人は全く同じ人なんていません。
背が高い人もいれば
背が低い人もいる。
太っている人もいれば
痩せている人もいる。
走る事が速い人もいれば
走る事が遅い人もいる。
同じように
目が良い人もいれば
目が悪い人もいる。
こんな風に小さい時から
自分なりに障がいについて
こう考えていました。
時にはどうして私は障がい者なの?
どうして私は皆と違うの?
こんなに普通の子が周りにはたくさんいるのに
私はそうじゃないの?
と考えてしまう時もありましたが、
私は、そんな時いつもポジティブに考えるようにしています。
障がいも含めて私自身だし、
これも1つの個性。
乗り越える事ができる人にしかその試練は与えられないんだ!
だから私は大丈夫!
と考えています。
単純かもしれませんが、
私はこれからも自分の障がいについて
このように考えていくんだと思いますし、
自分の障がいを相手に伝える
この事は自分にとっても伝える相手にとっても
とても重要な事だと思っています。
参考:視覚技塾Vol.1「障がいの伝え方」
http://www.viwa.jp/article/178907358.html
山本です。
今回は、私が小さい頃にしていた
障がいの伝え方について紹介させてください。
私は、先天性の弱視です。
記憶にあるのは、幼稚園に通っている頃から母に
「幼稚園で何か困った事があったら先生やお友達に
『私はちょっと目が悪いので教えてください。』って
言うのよ!」と教えられてきました。
正直、その頃は意味などよく分かっていませんでしたし、
自己紹介の1つのようなもの
としか考えていませんでしたので、
抵抗感や恥ずかしさなどは、あまり感じていませんでした。
小学校に入学してからもそれは同じで
初めて会う人、友達にはそんな風に自分の障がいを
伝えていました。
これは後から聞いた話で、私自身全く覚えていないのですが、
別の学区に住んでいた仲の良い友達に連れられて
その子の友達と初めて遊んだ時も私は、
「私、目がちょっと悪いんだけと、お友達になって」
と言っていたようです。
大人になった今思えば、自分の障がいを相手に伝える事って
ちょっと勇気のいる事だと思いますが、
小さい頃から
障がいを相手に伝える事は自然な事と思っていた私は
中学生や高校生の思春期の時期でも
あまり抵抗感や恥ずかしさを感じる事なく
相手に自分の障害を伝える事ができたんだと思います。
社会人になった現在は、学生時代に比べると
会う人誰にでも自分の障がいを伝えるという事はなくなりましたが、
時と場合によっては今でも、
「私、生まれつき目に障がいがあってよく見えずらいんです。」
と伝える事もあります。
私は、「障がい」についてこう考えています。
人は全く同じ人なんていません。
背が高い人もいれば
背が低い人もいる。
太っている人もいれば
痩せている人もいる。
走る事が速い人もいれば
走る事が遅い人もいる。
同じように
目が良い人もいれば
目が悪い人もいる。
こんな風に小さい時から
自分なりに障がいについて
こう考えていました。
時にはどうして私は障がい者なの?
どうして私は皆と違うの?
こんなに普通の子が周りにはたくさんいるのに
私はそうじゃないの?
と考えてしまう時もありましたが、
私は、そんな時いつもポジティブに考えるようにしています。
障がいも含めて私自身だし、
これも1つの個性。
乗り越える事ができる人にしかその試練は与えられないんだ!
だから私は大丈夫!
と考えています。
単純かもしれませんが、
私はこれからも自分の障がいについて
このように考えていくんだと思いますし、
自分の障がいを相手に伝える
この事は自分にとっても伝える相手にとっても
とても重要な事だと思っています。
参考:視覚技塾Vol.1「障がいの伝え方」
http://www.viwa.jp/article/178907358.html
2011年2月2日水曜日
読速度の検査について教えてください!
こんにちは。viwaの奈良里紗です。
本日の質問は
「読速度の検査」
についてです。
弱視の方にとって、
視力検査
視野検査
なんていうのは親しみがあると思いますが、
読速度(どくそくど)の検査って
受けたことありますか?
医療機関でもロービジョンクリニックがあるようなところでしか、
なかなかやっていない検査だと思います。
この検査は、
1分間にどのくらいの文字数を読むことができるか
を測定します。
拡大読書器やルーペ等の補助具を使って、
どのくらいの速度で文字を読むことができるか、
あなたはご存じですか?
これを知っておくと便利なのは、
・客観的な検査結果をもとに、試験時間の時間延長を要望できる
・何かを読むときに、どのくらいの時間がかかるかあらかじめ予測できる
ことです。
前者は、学校等の試験で、
「ダブルスタンダードはできません」
なんていわれたときに有効的です。
例えば、私の場合はこんなかんじ。
「私は健常者の読み速度に比べて1/3しかありません。
つまり、健常者が300文字読んでいる間、私は100文字しか読めないんです。
なので、物理的に考えると試験時間が3倍は必要です。
でも、そんな長時間の延長は難しいと思うので、せめて、センター試験で認められている1.3倍の時間延長をお願いします」
ただ、一方的に時間延長してくれ!といわれても、
人によっては、それがアンフェアだと感じる場合もあります。
だからこそ、こういった検査をうけて、自分に適切な配慮とは
どのくらいかを知っておくと良いですね。
ちなみに、使用文字を墨字(普通の文字)から点字へと切り替える必要があると判断されるのが
おおよそ1分間180文字~200文字程度です。
これを下回ると学習に耐えうる読み書きの効率の確保が難しいといわれています。
検査してみたい!と思った方は、
ロービジョンクリニックのある国立障害者リハリビテーションセンターや
近隣の視覚特別支援学校(盲学校)に問い合わせてみて、どこで測定可能か聞いてみてくださいね。
余談ですが・・・
検査は複数回行われますので、若干、疲れます。苦笑
私は今まで、読書器とパソコンで読速度の測定をしましたが、
慣れない読書器での測定は非常に疲れました。
つまり、長時間の読書にはどういう補助具が適切かもこの検査で
わかるかもしれませんね。(実感的にですが・・・)
皆様も、何かこういう検査を受けた!とか
この検査は何を測定しているのかわからないーとか
検査にまつわるエピソードやご質問お待ちしております。
viwa 奈良里紗
本日の質問は
「読速度の検査」
についてです。
弱視の方にとって、
視力検査
視野検査
なんていうのは親しみがあると思いますが、
読速度(どくそくど)の検査って
受けたことありますか?
医療機関でもロービジョンクリニックがあるようなところでしか、
なかなかやっていない検査だと思います。
この検査は、
1分間にどのくらいの文字数を読むことができるか
を測定します。
拡大読書器やルーペ等の補助具を使って、
どのくらいの速度で文字を読むことができるか、
あなたはご存じですか?
これを知っておくと便利なのは、
・客観的な検査結果をもとに、試験時間の時間延長を要望できる
・何かを読むときに、どのくらいの時間がかかるかあらかじめ予測できる
ことです。
前者は、学校等の試験で、
「ダブルスタンダードはできません」
なんていわれたときに有効的です。
例えば、私の場合はこんなかんじ。
「私は健常者の読み速度に比べて1/3しかありません。
つまり、健常者が300文字読んでいる間、私は100文字しか読めないんです。
なので、物理的に考えると試験時間が3倍は必要です。
でも、そんな長時間の延長は難しいと思うので、せめて、センター試験で認められている1.3倍の時間延長をお願いします」
ただ、一方的に時間延長してくれ!といわれても、
人によっては、それがアンフェアだと感じる場合もあります。
だからこそ、こういった検査をうけて、自分に適切な配慮とは
どのくらいかを知っておくと良いですね。
ちなみに、使用文字を墨字(普通の文字)から点字へと切り替える必要があると判断されるのが
おおよそ1分間180文字~200文字程度です。
これを下回ると学習に耐えうる読み書きの効率の確保が難しいといわれています。
検査してみたい!と思った方は、
ロービジョンクリニックのある国立障害者リハリビテーションセンターや
近隣の視覚特別支援学校(盲学校)に問い合わせてみて、どこで測定可能か聞いてみてくださいね。
余談ですが・・・
検査は複数回行われますので、若干、疲れます。苦笑
私は今まで、読書器とパソコンで読速度の測定をしましたが、
慣れない読書器での測定は非常に疲れました。
つまり、長時間の読書にはどういう補助具が適切かもこの検査で
わかるかもしれませんね。(実感的にですが・・・)
皆様も、何かこういう検査を受けた!とか
この検査は何を測定しているのかわからないーとか
検査にまつわるエピソードやご質問お待ちしております。
viwa 奈良里紗
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