2012年4月7日土曜日

ライブやコンサート、行っても大丈夫?

こんにちは。“viwa”の渡辺です。 皆さんはライブやコンサートに行かれますでしょうか? 私は生で音楽を聴くのが大好きななので、月に1回はライブやコンサートに行っています。 視覚障がい者にとって、ライブやコンサートでの心配事の一つが、自分の席を見つけられるか、ではないでしょうか?座席のどの部分に席番号が書かれているか見つけるのも大変ですし、それを読みとるのも大変です。広い会場、特にアリーナ級の会場やスタジアムなどでは、自分の席のおおよその場所を把握するにも、会場に啓示されたエリアマップを見て探さねばならず、これも大変ですよね。 でも、実際には多くの場合、あまり心配はいりません。 というのは、多くの会場では、チケットを切るゲートや入口近くにいる係員の方に事情を話せば、席まで案内してもらえます。事情を話す際には、弱視の方も「目が悪いので」と言うよりは、「目があまり見えないので」というようにちょっと誇張して伝えた方が、相手に事情がよく伝わり、よりしっかりと案内してもらえると思います。「目が悪い」くらいの言い方ですと、指定された席の近くまでは案内してくれても「この列の、だいたいあの辺です」みたいな説明をされてしまうことがありますので。 もちろん、白杖を持っていると、より係員の方に事情が伝わりやすいです。 私がこれまで案内をしていただいたことがある会場には、東京ドーム、日本武道館、さいたまスーパーアリーナ、横浜アリーナ、NHKホール、渋谷公会堂、サントリーホール、代々木第一体育館、などがあります。(首都圏ばかりで申し訳ありません。) 会場によっては、案内してくれる際に、「終演後にお迎えにまいりましょうか?」といった感じで、帰る時の案内が必要かを聞いてくれる場合もあります。もし聞いてくれなくても、お願いすれば迎えに来てもらえます。 私が帰りの案内をお願いしたことがある会場は、さいたまスーパーアリーナと横浜アリーナです。 このように、会場では席までの案内をしていただけるのですが、それでも、事前にWebで会場の情報を仕入れておくと、より安心ですし、便利です。多くの会場のオフィシャルサイトには、会場内の座席図が載っています。もし地図や図面を見るのが苦手でなければ、会場のおおよそのブロック割、たとえば、自分の席が「南スタンド2階」であれば、それがおおよそどの辺りにあるのか、その近くにトイレはあるのかなど、事前に把握しておくと、会場での行動がよりしやすくなると思います。 会場のオフィシャルサイト以外にも、いろいろな会場の情報がまとめられているサイトもあります。私がよく参考にしているのは、以下のサイトです。トイレの混み具合や、周辺のコンビニ情報などまで載っています。 http://www.livehis.com/house/index.html (こちらも首都圏中心です。首都圏以外の方、申し訳ありません。) さて、これまでスタジアムやアリーナ、ホールといった会場について書いてきましたが、これとちょっと事情が異なるケースがあります。それはライブハウスと、いわゆる“フェス”です。これらについては、また次回、書かせていただこうと思います。

2012年4月6日金曜日

【Staff Diary】英語を読むのってしんどいんです。

※【Staff Diary】では、他の記事よりややカジュアルに当事者の日常を綴っています。


皆様
こんにちは。viwaの奈良里紗です。

今回は、ちょっとした私の弱音を吐きたいと思います。

現在、大学院生である私は、日本語だけではなく、英語の論文も読まないといけないんです。
そもそも、英語が苦手な私にとって、論文を英語で読むというのは本当に大変なことなんです。
日本語の論文であれば、8割程度の内容はパソコン上でスクリーンリーダーを使えば、聞いて理解することができます。

ところが、英語はそうはいきません。
まずは、ピリオドを探すところからはじめます。
論文英語は、一文がとっても長いので、ピリオドを探すだけで一苦労です。
次に、和約をしていきます。
パソコンで画面を切替ながら、辞書を引いたり、本文をみたり、和訳のページをみたり、
そんなことをやっていると、ものの1時間、英語を読んだだけで、ヘトヘト。

私の場合、“something”くらいの長さの単語があったら、
“someth”ぐらいまでしか、画面に入らないほどの拡大率なので、
本当にやっかいなのです。

こういうとき、心底思うのは、点字で英語が読めたらなぁ~と。
英語も点字で読めないことはないのですが、
すでに、英検準2級を点字で受けて落ちているレベルなので、
やっぱり、目で見たほうが効率的かなと・・・。

英語の勉強の時間は、私にとっては、しんどい時間なのです。
やりすぎると、英語が全部、“mmmmmm”の
つながりに見えてきます。苦笑

ちなみに、私は日本語であれば、36ポイント、英語であれば、72ポイントで
高校時代は勉強していました。
そのくらい日本語に比べて読みにくいのです。

耳で聞いて英語が読めるようになる日は果たしてくるのでしょうか???

viwa 奈良里紗

2012年4月1日日曜日

私のオフィス環境変化(1)

みなさま

こんばんは。スタッフの村上です。今日は、私の勤務先であるオフィス環境の変化についてご紹介いたします。一見するとちょっとした変化なのですが、このちょっとが、私にはとても働きやすくなる変化でした。少しずつですが、ご紹介させてください。

【Before】階段が同系色で、段差の場所がわからない。
私のオフィスの階段は、同系色のグレーでした。そのため、階段の段差がどこにあるのかが、よくわかりませんでした。

もちろん、一段ふみだせば、あとは同じ距離感覚で歩けばいいので、問題はありませんでした。ですが、最初の一段目。特に下り階段では、段さを踏み外して、つまずかないかとても不安でした。

そのため、踏み外さないように一段目を降りるときは、すり足をしながら確認していました。

【After】一段目の段差のラバー色を黄色にした。一つ一つの段差の突起部分には、グレーのラバーがついていました。そこで、このラバーの色を黄色に変えたのです。
私の場合は全部を黄色に変えるのではなく、降りるときの一段目(上る時は、一番上)の段差のみ、黄色のラバーに変更していただきました。

一つ目の段差のみ、色を変更することで、私にとっては、踏み外す恐れが減り、安心感をもつことができました。

また一つ目の段差のみ、色を変更することで、全体がグレーの階段のデザインイメージをこわすことがありませんでした。

階段の一段目のみの、ちょっとした【Before】→【After】ですが、とても私には大きな変化でした。
別の変化については、また別途ご紹介しますね。

2012年3月31日土曜日

持ち運べるLEDデスクライト ~視距離が近くても書類を明るく!試験会場などでも!

こんにちは。viwaの渡辺です。
本日は、コンパクトで持ち運べる、LED式のデスクライトをご紹介します。
まずは、どのようなものか下の画像ご覧ください。



手の大きさと比べていただければお解りいただき易いと思いますが、一般的な蛍光灯式のデスクライト(電気スタンド)より、かなりコンパクトになっています。そして、省電力なLED電球を使っているため、単三乾電池4本で使用することができ、コンセントにつなぐ必要がありません。
そのため、持ち運びが簡単ですし、コンセントがない場所でも使用できます。私は資格試験会場や、語学学校などに持ち込んで使用しています。私の場合、明るさで文章の読み易さや読速度がかなり変わるので、資格試験では大活躍しています。

コンパクトで電池使用という点以外にも、もう一つ、大きな特徴があります。
それは、発光部を支えるアームをグニャグニャと曲げることができ、照らす向きや位置をかなり自由に調整できることです。これによって、発光部を書類や冊子ぎりぎりの低い位置まで持ってくることができます。私もそうなのですが、視距離が近く、書類や冊子に目を近づて読む弱視の方は多いと思います。書類や冊子に目を近づけると、書面が頭の影になる、つまり、電気スタンドの光が頭で遮られてしまい、書面が暗くて読みづらくなってしまうケースがよくあります。
でも、発光部を低くして、顔と書面の間から光が入るように調整すれば、頭に光を遮られることなく、書面を明るく照らすことができるのです。実際に使っている様子は以下の画像をご覧ください。


私はTOEIC等の試験を受ける際、問題用紙の拡大をお願いしたうえで、このLEDデスクライトと掛け眼鏡式のルーペを併用しています。

今回ご紹介したLEDデスクライトは、いろいろなメーカーから複数の製品が発売されており、大型の家電量販店やアマゾンなどで購入できます。
私が使っている製品は、サンワサプライと言うメーカーのUSBクリップ式LEDライト「USB-TOY66」という製品です。この製品は以下のような特徴があります。
  • スタンド部分がクリップ式になっていて、デスクに置くことも、クリップで挟むこともどちらもできるようになっている。
  • スタンド部分に電池を入れるので、置いたときに安定している。
  • 発光部を支えるアームがグニャグニャと曲がり、照らす方向や位置を調整しやすい。
  • 明るさを三段階に調節できる。
  • パソコンのUSBポートに付属のケーブルをつなぐことで、電池がなくても使うことができる。
視覚障がい者向けの「補助具」として販売されているもの以外にも、今回ご紹介したLEDデスクライトのように、普通に売られている商品の中に意外な便利グッヅが見つかることがあります。皆様も、これは使える!という商品に出会ったら、ぜひinfo@viwa.jpまでご紹介ください!

障碍者のための就職フォーラムのご案内

こんにちは
viwaスタッフの優希です。

5月に品川にて障碍者のための就職フォーラムが行われます。
以下をご覧ください。

========ここから=========
☆点字JBニュース 第4995号 12/03/26(月)☆

ーー 障害者のための就職面接会 5月東京で ーー
人材サービスを手掛ける株式会社ジェイ・ブロードは、就職・転職を希望する障害者のための合同就職面接会「クローバー就職フォーラムin東京」を5月12日(土)、東京都港区の「品川フロントビル」B1階会議室で開催する。

交通アクセスはJR・京浜急行「品川駅」港南口から200m。時間は13時~17時(受付は12時15分から)。

入退場自由でキャリアカウンセラーによる就職相談コーナーも設ける。参加は無料だが事前予約制。事前予約の上、来場された方にはクオカード500円分をプレゼント。

予約方法は「クローバー事務局」宛に次のいずれかで。

(1)「クローバー就職フォーラム」(http://www.clover-navi.com/forum/)の予約ページから(2)電話0120-309-968(平日9時30分~18時)(3)FAX03-5537-3315(名前とフリガナ、住所、連絡先、5月12日東京会場希望と必ず記入)。

(日盲連)

========ここま========

アイフェスタ2012in横浜のご案内

こんにちは!
viwaスタッフの優希です。

4月15日(日)に横浜で開催されるイベントのご案内です。
最新福祉機器の展示や眼科医による個別の医療相談、注目製品の講習会などを主な内容としています。

詳しくは下記のURLをご参照ください↓

http://www.rp-k.com/eyeFesta/2012/2012top.html

2012年3月24日土曜日

視覚障がい者でも手話ってできますか?

皆様

こんにちは。viwaの奈良里紗です。

さて、本日は「視覚障がい者でも手話ってできるの?」
という質問にお答えしたいと思います。

というのも、先日、私がやっているNPO団体で手話歌を使って交流するイベントに視覚障がいのある方を誘ったところ、

「見えない自分が、聞こえない人のための見る言語を使って歌なんか歌えるわけがないじゃないか!」

といわれてしまったんです。

確かに、私たちは“見て”覚えることはできませんし、
相手の手話を“見て”会話をすることはできませんが、
手話の形を手で触って覚えたり、近くでゆっくり動作を覚えたりすることで、
自分から手話を発信することはできます。
また、ゆっくり、手話をやっているところを触らせてもらえれば、
なんといっているかも触って理解することができるのです。

意外と、視覚障がい者と聴覚障がい者の間に交流がなかったりするのは、
視覚障がい者は音声を頼りにしている半面、
聴覚障がい者は手話等のサインや筆談をメインにコミュニケーションをとっているためなんですよね。

でも、私は聴覚障がいのある友達が何人もいて、
彼らと一緒に行動をしているとけっこう面白いんです。

例えば、前から自転車がきても、
私は見えないのでわかりませんが、
聴覚障がいの友達が見て、教えてくれます。

逆に、後ろから自転車がチャリンチャリン~と音を鳴らせば、
私は自転車がきているということに気づきますが、
聴覚障がいのある友達は気づかないので教えてあげます。

そんなこんなをしているうちに、
本当に自然にgive and takeな関係が成立していて、
実はとっても居心地がよかったりします。

だから、私は手話を覚えることは、
英語を勉強するより、楽しいし、好きです。

見えないからできない
な~んて思っていないで、ぜひとも、
手話を覚えて、聴覚障がいのある方々と交流してみてはいかがでしょうか?

key word 手話 聴覚障がい 視覚障がい 歌

viwa 奈良里紗